【欧州・海外サッカーニュース】STVVのFW鈴木優磨はヘルタ・ベルリンからのオファーを断ったようだ。
シント=トロイデン(STVV)からのステップアップを目指すFW鈴木優磨はヘルタ・ベルリンからのオファーに断りを入れたようだ。ベルギー『voetbalkrant』が伝えている。
2019年夏に鹿島アントラーズからベルギーのSTVVに渡った鈴木は今季ジュピラー・プロ・リーグで17ゴールを記録し、クラブの年間MVPも受賞。先日、地元メディアで「夢見ているのは最高レベルでプレーすることです。チャンピオンズリーグでプレーすることと、ヨーロッパの主要な大会、できればセリエAで多くの得点を挙げることですね」とステップアップの希望を口にしていた。
そして、26日に25歳の誕生日を迎えたフォワードだが、リーグ・アンのアンジェやサンテテイエンヌ、ブンデスリーガのヘルタからの興味が伝えられている。そんな中、『voetbalkrant』によると、後者がSTVVに具体的なオファーを提示したことが判明するも、「STVVは合意に前向きだったが、スズキはほかのプランを考えている」と鈴木側が断りを入れたという。また、ヘルタは現在残留争いの真っ只中で、鈴木は欧州カップ戦に出場するようなチームへの移籍を希望していることも指摘されている。
ヘルタといえば、フランクフルトのフレディ・ボビッチ氏が来季から強化担当を務めるクラブ。現在はフランクフルトのトップチームで活躍の日本代表MF鎌田大地がSTVVへのレンタル中に覚醒したことも、今回のオファーにつながったのかもしれない。
◆鈴木優磨、ヘルタ・ベルリンからのオファー拒否か…欧州カップ戦出場のチームを希望(GOAL)