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2021年7月30日金曜日

◆【日本代表採点&寸評】フランスに4発!守備・攻撃陣とも平均点以上ズラリ、指揮官采配も高く評価(報知)






◆東京五輪▽サッカー男子1次リーグ最終戦 日本4―0フランス(28日・日産スタジアム)

 日本代表は4―0でフランスに圧勝し、出場16か国中唯一の3戦全勝で決勝トーナメント進出を決めた。MF久保建英の3試合連続ゴールで先制し、酒井宏樹、三好康児、前田大然が追加点。次戦・ニュージーランド戦を見据えて主力を途中交代させる中、代わって入った選手が見事に結果を出し、チーム力の高さを示す勝利となった。

 採点と寸評は以下の通り。

森保一監督【7・5】フランス相手にゴン攻め4発。先発11人の選定、次戦を見越しつつ投入選手が結果を出した交代策、どちらもケチのつけようがない

GK谷晃生【6・5】勇気ある飛び出し、抜群の反射神経で存在感発揮。トーナメント戦はGKの価値がこれまで以上に問われる。このままで、ありのままで

DF酒井宏樹【7・0】A代表通算1得点の男が、なぜそこに?な位置から追加点。累積警告での次節有給取得は誤算だが、準決勝で人一倍働いてもらうとしましょう

DF吉田麻也【6・5】岩のような相手1トップをしっかり封じて無失点勝利。フル出場続くが、やはりいてもらわないと困る存在

DF冨安健洋【6・5】復帰戦。堅実プレーの端々に、スケールやセンスの大きさが感じられる。試合後は「まだ100%ではない」と語るも、ピッチ上では不安要素感じさせず

DF中山雄太【6・5】爆発力こそないが、試合を追うごとに安心・信頼・実績がグーンと急上昇中

MF遠藤航【6・5】息をするようにデュエルに勝つ。フランス指揮官は会見で「特に日本のOA3人は素晴らしかった」と唇を噛んだ

MF田中碧【6・5】縦パスで久保の先制弾起点に。試合展開、流れを見極めたポジショニングの微調整が実に味わい深い

MF堂安律【6・0】決定的な仕事はできなかったが、ボールキープや献身的な守備の貢献度は間違いなく高い

MF久保建英【7・0】3戦連発、しかも全て先制点。すでに銅像が建つレベルだが、決勝トーナメントも引き続き何とぞ。MOM

MF旗手怜央【6・5】アグレッシブでアクティブかつエネルギッシュな動き。アシストをマークした一方、絶好機は枠外。三好にジュース1本驕ってもらう資格はあるが、橋岡には反省を込めてジュース1本驕るべき

FW上田綺世【6・5】GKの手を介して強烈シュートを2アシストに結びつける。前田の速さ、林の献身性も捨てがたいが、やはり彼のパワーは突出している

MF三好康児【6・5】後半開始時IN。試合を決定づける追加点。本人にとってもチームにとっても、1点分以上の価値があるゴール

DF橋岡大樹【6・5】後半10分IN。投入直後に右サイドを抜け出し絶好クロス。肉弾戦が想定される酒井不在のNZ戦、懸かる期待は大きい

MF相馬勇紀【6・5】後半27分IN。途中投入アタッカーのお手本のような速攻で前田弾アシスト

MF板倉滉【6・0】後半27分IN。ボランチで出場。派手さはなかったが、点差を踏まえれば派手である必要は全くなく、十分に及第点

MF前田大然【6・5】後半35分IN。簡単そうで難しい場面をしっかり仕留めて初ゴール

イバン・バルトン主審【6・0】大差を考慮しての後半ロスタイム切り上げはいい判断

※平均は5・5~6・0点。MOMはマン・オブ・ザ・マッチ




◆【日本代表採点&寸評】フランスに4発!守備・攻撃陣とも平均点以上ズラリ、指揮官采配も高く評価(報知)