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2021年5月4日火曜日

◆鹿島相馬直樹監督「目の前の1戦に集中」ルヴァン杯プレオーオフ進出へ決意(ニッカン)






鹿島アントラーズの相馬直樹監督(49)が4日、5日のルヴァン杯・アビスパ福岡戦で勝ち点3を取ってプレオーオフステージへ向かう決意を示した。1次リーグは3勝1分けで首位に立っており、福岡によほどの大差で敗れない限りプレーオフステージ進出は確実。その中でも指揮官は「まずは、目の前の1戦に集中してパワーを出すことが大前提」と勝利へのこだわりを示し「持っているものを思い切り出せば、最終的に次のステージへの進出も決められると思っている」と話した。

ルヴァン杯では、コンサドーレ札幌戦で高卒2年目のMF松村優太(20)、サガン鳥栖戦ではDF杉岡大暉(22)が得点するなど、日替わりヒーローが生まれている。指揮官は「チャンスと感じてエネルギーを出して、結果もついてきた。監督としてはうれしい限り。リーグも含めて勢いを出してくれた大きな要素」と目を細める。

4月14日に監督に就任し、公式戦は無敗が続く。コンパクトな陣形で、各選手が攻守でいい距離感で立ち位置を取り、鹿島の強みである激しい球際の守備も色濃く出てきている。相馬監督が就任時に「サッカー、勝負の本質をどれぐらい(選手、スタッフが)共有できるか」と掲げた課題が、結果に表れている。指揮官も「現場で選手スタッフで共有できたことによって、うまく歯車が回ったかなと思っている」と手ごたえを口にする。その一方で、ベースに枝葉を付けていく段階で、ベースが希薄になりがちになることも挙げ「一番のベースの部分を抜けないようにしながら、上積みをしていけるように、日々工夫しないといけない」とさらなる高みを目指した。




◆鹿島相馬直樹監督「目の前の1戦に集中」ルヴァン杯プレオーオフ進出へ決意(ニッカン)





◆鈴木優磨に「10以上」のクラブが獲得打診か。地元紙はドイツなどへの移籍を確実視(フットボールチャンネル)






 今季ベルギー1部リーグで17得点を挙げる活躍を見せたシント=トロイデン(STVV)のFW鈴木優磨は、来季に向けてステップアップとなる移籍が確実視されている。「10クラブ以上」からの打診が届いているようだ。

 鹿島アントラーズから昨季STVVへ移籍した鈴木は、2年目の今季はエースストライカーとしてゴールを量産。チーム総得点の4割以上となる17ゴールを叩き出し、STVVの1部残留に大きく貢献した。

 ベルギー紙『ヘット・ニュースブラッド』は3日付記事で、鈴木が「来季ベルギーでプレーする可能性は存在しないようだ」と移籍を確実視。ベルギー国内の有力クラブであるヘントも移籍先候補に挙げているが、「おそらくドイツが彼にとって完璧だろう」とブンデスリーガへの移籍を予想している。

 STVVの立石敬之CEOも鈴木の移籍が濃厚であることを認めているようだ。「彼が出ていく可能性は非常に高い」という同CEOのコメントが伝えられており、獲得に関心を示してきたクラブは「10を超えた」とも答えている。

 STVVは鈴木の移籍金を400万ユーロ(約5億2800万円)に設定したとのこと。「今年のコロナによるSTVVの損失を埋めるとすれば鈴木優磨だろう」と、クラブ財政のためにも貴重な収入となることが見込まれている。

 過去にSTVVでプレーした日本人選手選手では、ドイツで鎌田大地や遠藤航、イタリアで冨安健洋などが活躍を見せている。鈴木も彼らに続いて飛躍を遂げることになるのだろうか。

【了】




◆鈴木優磨に「10以上」のクラブが獲得打診か。地元紙はドイツなどへの移籍を確実視(フットボールチャンネル)





◆【鹿島】新加入カイキが決意「パワーとスピード、得点力が武器」。福岡のグローリから日本の情報収集(サカノワ)






経験豊富なウインガー、鹿島の勢いを加速させられるか。「チームとしてやるべきことをまっとうしながら、自分の色を出したい」


 J1リーグ鹿島アントラーズに加入したブラジル人MFアルトゥール・カイキが5月3日、オンラインによる取材に応じ、「僕はパワーとスピード、それに得点力が武器」「チームとしてやるべきことをまっとうしながら、自分の色を出せれば」と意欲を口にした。

 4月7日に来日したカイキは、Jリーグバブル(福島県のJヴィレッジにて宿泊施設と練習を一括管理)での14日間の待期期間と繰り返し実施されたPCR検査を経て合流。チームメイトとともにトレーニングを重ね、次第にコンディションを高めてきた。

「ずっと準備をしてきました。Jリーグバブルにいる間もギリュルメ・フィジカルコーチとオンラインでの個別練習もしてきました。一人なので気持ちの面の問題はありましたが、そこで真剣に取り組んできました。やっとみんなと顔を合わせて一緒に練習できたので、非常に嬉しいです。1日も早くコンディションを戻し、監督から選ばれる選手の一人になっていければと思います」

 5月5日のアウェーでのルヴァンカップ・グループステージ5節、アビスパ福岡戦でのメンバー入りはあるのか。期待も膨らむ。

「監督の話を聞いていて、攻撃の選手であっても守備のサポートをすることが必要だとよく分かり、自分はキャリアの中でもそういった意識をしてプレーしてきました。出場する機会があれば、そういったチームとしてやるべきことをまっとうしながら、自分の色を出せればと思います」

 また、Jリーグでプレーする選手の中で、その福岡に在籍するドウグラス・グローリとはシャペコエンセ、ロンドリーナで元チームメイトだった。今回の移籍に際し、Jリーグについての話を聞いてきたそうだ。

「ちょうど水曜日に対戦するアビスパのグローリー選手からは直接(日本に関する)いろいろな話を聞いてきました。またレオ(・シルバ)との共通の友人もいて情報を得てきました。ブラジルのサッカー選手は日本での生活について、ものすごくいいと耳にします。そういった環境でサッカーができるのは素晴らしく、日本以上に生活が素晴らしい国はないと、みんなほぼ言いますね」

 ちなみに妻は日系三世にあたり、今回、カイキが移籍先を検討していたなか「日本からオファーはないの?」と言われたそう。そんな時、彼のもとに、ちょうど鹿島からの話が届いたそうだ。「私たちは日本との縁もあります」と、鹿島でプレーできることをカイキファミリーとしても喜ぶ。

 28歳のウインガーは「僕はパワーとスピード、それに得点力が武器。それを発揮できればと思います」と意気込む。鹿島の勢いを加速させる、楽しみなアタッカーがデビューに備える。

◆実はイジられキャラ? ヒゲが特徴的な鹿島MFアルトゥール・カイキの武器は「パワーとスピード、そして決定力」(超WORLDサッカー!)






◆「威圧感もあると思う」


そのイジりは、特徴的な風貌のヒゲにも表れている。「2016年からこういったヒゲを生やしていて、1つは奥さんが気に入ってくれているのと、娘に切らないでとも言われています」と家族もお気に入りだとコメント。「でも、今日は他のブラジル人選手に老けて見えるとからかわれていました」と語り、ヒゲについてもイジられるようだ。

そのヒゲを伸ばしている理由は「元々薄くヒゲを生やしていましたが、伸ばしてみようかなという単純なキッカケです」と語り、「伸ばしたら意外に良かったので単純に伸ばしているだけです」と、何か思いを込めているというものではないとのことだ。それでも「風貌がこういう感じだと威圧感もあると思うので」と、相手選手への圧をかける意味もあると明かしてくれた。

今回鹿島への移籍を決めた理由については「パラナ・クルーベでプレーしていた時から色々な打診があったんですが、日本に行く機会はなかったです。バイーアでも日本でプレーした選手から話を聞いて、日本の良い話しか聞いていなかったです」とコメント。日本の良い話を聞くことはあったが、移籍の話はなかったという。

そんな中で日本行きのキッカケを生み出したのは日系3世の奥さんだったとのこと。「奥さんが代理人に日本からのオファーはないの? と言ったら、翌日に日本からオファーがあると言われて、すぐに決めました」とコメント。憧れていた日本行きが決まった経緯を明かしてくれた。

奥さんの祖母が日本人という日本との縁があったアルトゥール・カイキ。日本食についても興味があるようで「もともと奥さんが日系なので、よくブラジルで日本食を食べていました。ブラジルで食べていた日本食が、日本のものを同じかどうかを感じてみたいというのはあります」と語った。

また、Jリーグには知り合いがいると言い。「水曜日に対戦するアビスパの(ドウグラス・)グローリ選手からも直接聞いていますし、レオ(・シルバ)と僕の共通の友人からも聞いています」とコメント。Jリーグや日本のことはよく話に聞いていたという。

日本については「ブラジルにいるサッカー選手は日本の生活のことをみんな良いというので、生活が良ければ、そこでサッカーをする環境はもっともっと良いと僕たちは繋げます」とコメント。「日本以上の生活をする国はないというのはみんなが言っています」と語り、国としての日本が良いことから、日本の良い環境でサッカーがしたいと思うようになったようだ。

そのアルトゥール・カイキは家族の存在もモチベーションになっているとのこと。「ちょうどブラジルとの時差があるので、今頃(19時ごろ)の時間帯から家族と連絡を取り合います」と語り、「今の状況の中でやっていくしかないので、1日でも早くコロナが収まって家族と会えればと思う。ピトゥカやレオ、エヴェラウドも早く家族に会えればと思う」と、ブラジルにいる家族に会える日を待っていると語った。

それでも「僕はサッカーしかプレーできないので、サッカーでチームに良い影響をもたらせて、将来的に娘たちに良い生活をさせてあげるためにプレーしています」と語り、家族のために鹿島で結果を出していきたいと意気込みを語った。


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◆鹿島新助っ人アルトゥール・カイキは「パワー、スピード、決定力」に自信。“守備の手助け”にも意欲的(サッカーダイジェスト)






「みんなと顔を合わせることができて、非常に嬉しい」


 鹿島アントラーズの期待の新助っ人、アルトゥール・カイキが5月3日、オンライン上での取材に応じた。

 新型コロナウイルスの影響で入国できたのは4月8日。その後はJリーグが一括管理する14日間の待機期間(Jリーグバブル)を経て、チームに合流を果たした。

「Jリーグバブルに入っても、ギリェルメ・フィジカルコーチと個別にオンラインでトレーニングしていました。やっとみんなと顔を合わせることができて、非常に嬉しいです。一日でも早くコンディションを戻して、監督に選んでもらえるようになりたい」

 自身の特長は「パワーとスピード。あとは決定力」。チームの印象については「どのポジションにも技術的に高い選手がいて、選手層は厚い」と語る。

 おそらくは2列目での起用が予想されるアタッカーは「監督の話を聞いていると、攻撃の選手でも守備の手助けをしなくてはいけないと思う」とイメージ。もっとも、「自分は元々、そういった意識を持ってプレーしてきました」と攻守両面での貢献に意欲を示す。

 5日にはルヴァンカップのグループステージ第5節のアビスパ福岡戦が控える。「出場する機会があれば、チームとしてやるべきことをちゃんとやりながら、自分の色を出すことができればと思います」。相馬新体制で好調を維持するチームに、またひとり楽しみな戦力が加わった。

構成●サッカーダイジェストweb編集部




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