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2021年8月16日月曜日

◆《明治安田J1》第24節 鹿島3連勝で3位浮上 徳島に3-0 荒木2発(茨城新聞)






明治安田J1第24節の鹿島は15日、カシマスタジアムで徳島と戦い、3-0で快勝し、3位に浮上した。今季2度目の3連勝。鹿島の今季通算成績は12勝5分け7敗の勝ち点41。

鹿島は前半5分、荒木のFKが壁の相手に当たって、そのままゴールに入り先制。荒木は後半35分にもレオ・シルバからの縦パスを受け、右足で決めた。終了間際の後半45分にはCKの流れから町田が右足でシュートを決め、ダメ押した。

鹿島は次節21日、日本代表で、元鹿島のFW大迫勇也が移籍した神戸とノエビアスタジアム神戸で戦う。

▽カシマ(観衆7,139人)
鹿島 12勝5分け7敗(41) 3-0 徳島 6勝5分け13敗(23)
1-0
2-0




◆《明治安田J1》第24節 鹿島3連勝で3位浮上 徳島に3-0 荒木2発(茨城新聞)





◆19歳鹿島荒木3番目の若さでJ1通算2桁得点到達、パリ五輪司令塔へ飛躍(ニッカン)






<明治安田生命J1:鹿島3-0徳島>◇第24節◇15日◇カシマ

鹿島アントラーズがパリ世代の19歳、MF荒木遼太郎の2発などで徳島ヴォルティスに快勝した。

荒木は前半5分、ゴール正面19メートルの自ら獲得したFKを右足で決め、後半35分にはゴール前でMFレオ・シルバの縦パスを受けると、絶妙なトラップから反転して右足を振り抜いた。後半36分にはハットトリックを決めたかと思いきや、VARでオフサイドの判定となり、ハットトリックはお預けとなった。荒木は「(3点目で)いい形で抜けられたと思いましたが、結果的にオフサイドだったので。切り替えて次の試合でまた、点を取れるようにやりたい」と話した。

鹿島で直接FKを決めるのは18年4月の川崎フロンターレ戦でMF永木が決めて以来。3年ぶりの「FK弾」だが「自分の得点ですが、相手に当たっているので。自分でも納得できるフリーキックではなかった。次また自分でもらって、自分で決めたと言えるように練習できれば」と苦笑した。

今季から、背番号「13」を背負う。この日死去した西ドイツ(現ドイツ)代表のゲルト・ミュラー氏が付けていた番号が由来で、柳沢敦氏ら鹿島のストライカーが付けてきた伝統の番号だ。プロ1年目は2得点。今季はこの日の2得点で8点目となり、J1通算10得点と2ケタに到達した。19歳6カ月17日のJ1通算10ゴール到達は、宇佐美貴史(19歳1カ月26日)、城彰二(19歳2カ月0日)に続く3番目の若さになる。

鹿島では2列目が主戦場。絶妙な立ち位置で、ボールを引き出し、高い技術で1タッチやダイレクトパスで決定機を演出する。自身も、チャンスでは積極的にシュートを放ち、今季はチームトップの8得点。19歳にして、司令塔として鹿島の心臓を担っている。3年後のパリオリンピック(五輪)世代。東京五輪は、チームメートのFW上田綺世、DF町田浩樹が出場した。「同世代では久保選手とか、そういう選手が五輪で世界を相手にして戦っていたのを見て、自分もパリ世代になってくるので、そこで自分もパリ世代に絡んでいけるようにいきたいなと思っています」。鹿島で結果を残し、パリ五輪の司令塔へ飛躍する。




◆19歳鹿島荒木3番目の若さでJ1通算2桁得点到達、パリ五輪司令塔へ飛躍(ニッカン)





◆【データが語る】鹿島荒木遼太郎、中田英寿超え「吉兆」10代10発3位(ニッカン)






<明治安田生命J1:鹿島3-0徳島>◇第24節◇15日◇カシマ

鹿島アントラーズの高卒2年目、19歳のMF荒木遼太郎が、2ゴールを挙げてJ1通算10得点に到達した。

19歳6カ月17日での10ゴール達成は、FW宇佐美貴史(G大阪)の19歳1カ月26日、FW城彰二(市原)の19歳2カ月2日に次ぐ歴代3位の年少記録。MF中田英寿(平塚)がマークした19歳7カ月6日を抜いた。

東福岡高から加入した1年目の昨季は26試合に出場し2得点をマーク。今季も開幕から出場機会を得てチーム最多の8ゴールとした。鹿島では背番号13の先輩FW柳沢敦の20歳2カ月20日というクラブ最年少到達記録を塗り替えた。

10代でJ1通算2桁得点は史上7人目。過去6人の達成者うち5人が日本代表としてワールドカップ(W杯)に出場。しかも欧州4大リーグのいずれかでプレー経験があるという「吉兆」の快記録だ。

〈J1通算10ゴール到達の年少記録〉

宇佐美貴史(G大阪)19歳1カ月26日

城  彰二(市 原)19歳2カ月0日

荒木遼太郎(鹿島)19歳6カ月17日

中田 英寿(平 塚)19歳7カ月6日

小野 伸二(浦 和)19歳7カ月18日

松波 正信(G大阪)19歳8カ月30日

稲本 潤一(G大阪)19歳11カ月28日

小川慶治朗(神 戸)20歳2カ月1日

鎌田 大地(鳥 栖)20歳2カ月17日

柳沢  敦(鹿 島)20歳2カ月20日

中村 俊輔(横 浜)20歳2カ月26日

最年少の19歳1カ月でJ1通算10ゴールに到達したFW宇佐美はブンデスリーガの強豪バイエルン・ミュンヘンでプレーし、18年W杯ロシア大会に出場。続く19歳2カ月で達成したFW城は98年W杯フランス大会にエースとして出場し、その後は日本人として初めてスペイン1部リーグ(バリャドリード)でゴールを決めた。

「黄金世代」と呼ばれたMF中田、小野、稲本は02年W杯日韓大会で日本初の16強進出の原動力となり、中田はセリエA、プレミア、小野はオランダ、ブンデス、稲本はプレミア、ブンデスなどでも活躍した。

日本代表MF鎌田大地は10代で10ゴールを逃したものの、鳥栖で20歳2カ月の若さで達成。現在はブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトで主力としてチームの攻撃をけん引する。

J1レベルで若いうちに高い決定力を示した選手はステップアップを遂げるケースが多いだけに、常勝鹿島の19歳アタッカーの今後にも期待がふくらむ。





◆19歳MF荒木が2ゴール!五輪帰りのDF町田もダメ押し弾! 若手躍動の鹿島が3連勝(ゲキサカ)






[8.15 J1第24節 鹿島3-0徳島 カシマ]

 J1リーグは15日、第24節を各地で行い、鹿島アントラーズが徳島ヴォルティスを3-0で下した。19歳のMF荒木遼太郎が今季8ゴール目とする2得点を挙げると、終盤には五輪帰りで戦線復帰したDF町田浩樹がダメ押しの3点目。若手選手たちの活躍で3連勝を達成した。

 試合は早々に動いた。前半5分、鹿島はゴール左斜め前のペナルティエリア際で獲得したFKをファウルを受けた荒木が自ら狙うと、壁に当たったボールの軌道が変わり、そのままゴールイン。躍進のシーズンを過ごす19歳の今季7ゴール目が貴重な先制点となった。

 徳島も後半15分、MF杉森考起の右足シュートが相手に当たってファーに流れると、これにFW西谷和希が反応し、左足でゴールを狙う。しかし、これはGK沖悠哉がファインセーブ。その後も両チームともに多くのシュートチャンスをつくったが、互いにフィニッシュの精度を欠き、鹿島1点リードのままハーフタイムを迎えた。

 後半の立ち上がりは一方的に鹿島が攻め立て、セットプレーからMF三竿健斗、FWエヴェラウド、MFレオ・シルバに立て続けに決定機。それでもクロスバーに阻まれるなどし、なかなか決め切れない。

 ところが鹿島は後半30分、五輪帰りのFW上田綺世を起用するなど、積極的な選手交代で2点目を狙いに行くと、同35分に追加点。カウンター中にレオ・シルバからの縦パスを受けた荒木が右足を振り抜き、コントロールしたグラウンダーシュートでゴール左隅を射抜いた。

 荒木は後半37分にもMF遠藤康のスルーパスに反応し、落ち着いてゴールに流し込んでハットトリックかと思われたが、惜しくもオフサイド。それでも鹿島は同45分、右CKの流れからMF永木亮太のパスを町田がダイレクトで決め、リードを3点に広げる。そのまま無失点で試合を締めた鹿島が3連勝を果たした。


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◆19歳MF荒木が2ゴール!五輪帰りのDF町田もダメ押し弾! 若手躍動の鹿島が3連勝(ゲキサカ)