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2021年11月16日火曜日

◆渋滞緩和へバス専用路 J1公式戦後カシマ-潮来IC 茨城(茨城新聞)






■11月20日・試合終了後、社会実験

茨城県立カシマサッカースタジアム(茨城県鹿嶋市)から東関東自動車道潮来インターチェンジ(IC、潮来市)までの渋滞緩和に向け、国道51号にバス専用レーンを設置する社会実験が11月20日、J1鹿島の公式戦終了後に実施される。バスの定時性を確保することで、公共交通機関の利用推進や県外からの誘客を促していく。

社会実験は、県など地元自治体や鹿島アントラーズFCで組織する「カシマサッカースタジアム周辺渋滞対策協議会」が、昨年3月に実施する予定だった。新型コロナウイルスの感染拡大でJリーグ公式戦が延期となったため先送りしていた。

バス専用レーンは同日の鹿島アントラーズ-大分トリニータ戦終了後、午後5時から約1時間、スタジアムと潮来IC間の約8・2キロ区間で、片側1車線に設置する。東京方面に向かうツアーバスや高速バスの走行を想定し、一般車はスタジアムから約1・2キロの「消防署南交差点」から国道124号方面に迂回(うかい)するよう誘導する。

県道路維持課によると、スタジアム周辺は公式戦後、交通渋滞が毎回発生し、「通常15~20分ほどで通過できる潮来ICまでの区間が、最大2時間かかるケースもある」という。実験は計2回で、来年3月以降にも実施する予定。




◆渋滞緩和へバス専用路 J1公式戦後カシマ-潮来IC 茨城(茨城新聞)