カタールW杯アジア最終予選を控える日本代表の国内組候補合宿は20日、千葉県内で4日目の練習を行う。FW上田綺世(鹿島)がオンライン取材に応じ、意気込みを語った。
17日からの合宿では紅白戦など強度の高い練習が続き、「動き出しのところ、自分の武器を前面に出していきたい」。かつて鹿島で活躍し、尊敬する選手の1人に挙げるFW大迫勇也(現神戸)のプレーには「ポストプレーの質、ボール受ける・引き出すのがすごく抜けてる。そこの精度は、自分にはまだまだ足りない」と明かした。
最終予選・中国戦(27日)、サウジアラビア戦(2月1日)にむけ、「チャンスがもらえれば自分の特長、求められてることを前面に出してパフォーマンスできたらいい。結果として得点という形で貢献できたら」と力を込めた。
上田にとって「小さい頃からテレビで見てた。世界のトップの選手が国を背負って戦う印象が強い」というW杯。今合宿は11月のW杯に向けたアピールの場でもあるが、「そこはつなげて考えてない」とキッパリ言った。
鹿島では昨季、キャリアハイのリーグ14得点と結果を残してA代表入りにつながった。「自分のチームの活動がW杯まである。年始の活動でW杯に直結するとは考えてない。W杯まで時間もあるし、そこでどんなパフォーマンスができるかがW杯にもっとつながってくるのではないかと思う」と、チームの活動の先にW杯があると強調した。
◆日本代表FW上田綺世、大迫勇也の”ハンパなさ”明かす「ポストプレーの質が抜けてる。自分は足りない」(報知)