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2022年4月7日木曜日

◆福岡を下した鹿島、5連勝で首位浮上! 止まらない上田綺世が3試合連続弾(GOAL)









【Jリーグ(J1)最新情報】明治安田生命J1リーグでは第7節が4月6日に開催。ベスト電器スタジアムではアビスパ福岡と鹿島アントラーズが対戦した。

明治安田生命J1リーグ第7節のアビスパ福岡vs鹿島アントラーズが6日にベスト電器スタジアムで開催された。

開幕6戦で勝ち点7の11位福岡と、同6試合で勝ち点15の4位鹿島が相まみえた。試合序盤は、ハイプレッシングから高い位置でボール奪取していった鹿島がペースを握る。しかし、アタッキングサードでの仕掛けの質を欠き、なかなか決定機創出には至らない。

それでも、26分には鹿島が決定機を迎える。右サイドのアルトゥール・カイキが入れたクロスに正面で合わせた鈴木優磨がヘッド。ゴール左を捉えたシュートがGK村上昌謙のファインセーブに遭うと、すかさずルーズボールに安西幸輝が詰める。しかし、ここも素早くリカバリーしたGK村上が好セーブで得点を許さない。

逆に福岡は前半終了間際、カウンターからボックス左でパスを受けた杉本太郎が枠内シュート。ゴール右に飛んだ鋭いボールはGKクォン・スンテのファインセーブに遭い、前半は0-0のまま終了する。

迎えた後半、鹿島は立ち上がりの47分にCKから鈴木が放ったヘディングシュートがクロスバーに直撃。一方、攻撃への手を徐々に強めた福岡は60分に左サイドから田中達也が挙げたクロスに後半頭から出場したルキアンが合わせる。しかし、このヘディングシュートはわずかに枠の右にはずれる。

終盤、鹿島は68分にもCKからカイキが放ったシュートが右ポストに弾かれる。それでも、71分には鹿島がついに均衡を崩す。ペナルティアーク右でボールを受けた上田綺世が放ったシュートがDFにディフレクトしてゴール右に吸い込まれる。上田の3試合連続となる今季5ゴール目で鹿島が一歩前に出る。

その後、75分には金森健志、86分には田中達也にそれぞれ決定的なシュートを浴びた鹿島だが、GKクォン・スンテがいずれもビッグセーブを見せて失点を回避。そのまま1-0で勝ちきった鹿島がリーグ5連勝で首位に浮上した。




◆福岡を下した鹿島、5連勝で首位浮上! 止まらない上田綺世が3試合連続弾(GOAL)


◆上田綺世3戦連発で鹿島5連勝奪首導いた!! 鮮やかミドルで得点ランク単独トップ(スポニチ)






明治安田生命J1第7節最終日   鹿島1―0福岡 ( 2022年4月6日    ベススタ )


 明治安田生命J1リーグは各地で8試合が行われ、鹿島が1―0で福岡を下し、2季ぶりとなる5連勝。勝ち点を18に伸ばして首位に浮上した。後半26分、日本代表FW上田綺世(23)が3試合連続ゴール。今季5点目で得点ランキング単独トップに浮上した。

 上田の勢いが止まらない。後半26分、ペナルティーエリア手前でボールを受けると、振り向きざまに右足を一閃(いっせん)。鮮やかなミドル弾が決勝点となった。3試合連続弾でチーム5連勝に大きく貢献。「タイトルを獲るために点を取り続ければ(個人タイトルは)おのずと付いてくる」と得点王も視野にゴール量産態勢に入った。

 前節清水戦で退場処分を受けた攻撃の要のMFピトゥカ不在という事態もエースの一撃で切り抜けた。上田は「選手ごとに動き方は変えている。何かやりづらいというのはない」と、代役で入ったMF和泉とのワンツーで得点機を演出する適応能力の高さも見せた。

 昨季は2連敗した苦手福岡に、強い時の鹿島を思い起こさせる1―0勝利。ライバルチームが勝ち点を取りこぼす中で首位に立った。そのチームを引っ張る上田は日本代表については「今は鹿島に集中する」とそっけないが、クラブでの活躍が代表に直結するのは明白。若きエースは「もっとチャンスメークして、攻撃のバリエーションを増やしたい」ととどまることを知らない。




◆鹿島5連勝で首位浮上 ビッグセーブ連発のスンテ「少しは役に立てた」殊勝に振り返る(報知)









◆明治安田生命J1リーグ ▽第7節 福岡0―1鹿島(6日・ベスト電器スタジアム)

 鹿島が5連勝で首位に浮上した。後半26分、FW上田がゴールを背にボールを受け、反転。福岡DFの寄せが甘くなったところを見逃さず、右足を振りぬいた。強烈な弾道でゴール右上に決まった。3試合連続得点で今季5得点目。得点ランクでも1位に立った。守備陣も奮闘し、GKクォン・スンテがビッグセーブを連発。後半ロスタイムにはゴールに向かったクロス性のシュートをはじき出し、勝利を手繰り寄せた。

 スンテは「GKとして毎試合無失点の試合を意識してやっています。みんなで守り切った。チームの5連勝に少しは役に立ったのではないかと思っています」と振り返った。誰がどう見ても勝利の立役者だが、「少し」と言うのがスンテらしい。「毎年優勝を狙わなきゃいけないチーム。優勝をしなくちゃいけないチーム。ここ数年はその意識が弱かったと思う。。今年は意識が強くできている」。攻守の軸が躍動したアウェー戦勝利だった。




◆鹿島5連勝で首位浮上 ビッグセーブ連発のスンテ「少しは役に立てた」殊勝に振り返る(報知)


◆「危険な行為」ペットボトルをスタンドへ蹴り飛ばしたピトゥカに計6試合の出場停止処分。「愚かなふるまい」と本人も謝罪(サッカーダイジェスト)






「感情に任せて蹴ってしまいました」

    
 鹿島アントラーズは4月6日、J1リーグ第6節のホームでの清水エスパルス戦でディエゴ・ピトゥカが退場処分を受けた行為について、Jリーグ規律委員会による処分内容が確定したと発表した。

 問題の事例は、2日に行なわれた清水戦の64分に起きた。ピトゥカが途中交代でベンチに下がる際、不満があったのか目の前にあったペットボトルを左足で勢いよく蹴り上げ、これがスタンド方向に飛び、最前列の手すりを直撃。一歩間違えば観客に当たっていたかもしれない危険な行為を受け、谷本涼主審は同選手にレッドカードを提示した。

 鹿島はクラブの公式サイトで、この行為について、Jリーグ規律委員会が「きわめて危険な行為」および「きわめて反スポーツ的な行為」だったとしてピトゥカに対し、J1計4試合の出場停止処分を下したことを報告した。

 またクラブも独自に、ルヴァンカップ・グループステージ計2試合の出場停止処分を科したことも発表している。

 ピトゥカはクラブの公式サイトを通じて、「このたび、私の恥ずべき行為で危険を感じたスタジアムのお客様、ご迷惑をおかけした来場者の方々、ファン、サポーターの皆さま、鹿島アントラーズに関わるすべての関係者に心からお詫びします」と謝罪。続けてこう綴っている。

「一人の人間として、自分の愚かなふるまいを後悔しています。ペットボトルをサポーターに向けて蹴る意図は全く無く、感情に任せて蹴ってしまいました。一歩間違えれば大きな事故につながり、決して許されない行為だと思っています。皆さまの信頼を取り戻せるよう、自分の行動でその気持ちを示していきます。本当に申し訳ありませんでした」

 鹿島も「今回の行為を非常に深刻に受け止め、当該行為により危険が及んだ方々やスタジアムに来場されたお客様、すべてのフットボールファンならびに関係者の皆様へ深くお詫びし、再発防止に向けて選手への指導を徹底してまいります」と再発防止を誓った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部




◆「危険な行為」ペットボトルをスタンドへ蹴り飛ばしたピトゥカに計6試合の出場停止処分。「愚かなふるまい」と本人も謝罪(サッカーダイジェスト)