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2022年5月8日日曜日

◆首位・鹿島が広島に3失点完敗 FW鈴木「結構対策されていたと感じた」(スポニチ)






明治安田生命J1リーグ第12節   鹿島0─3広島 ( 2022年5月7日    エディオンスタジアム広島 )


 首位の鹿島がクラブレジェンドのジーコ氏が見守る“御前試合”を白星で飾ることはできなかった。布陣を変更してきた広島への対応に苦慮して3失点。FW鈴木優磨(26)は「対策されるチームは増えてくる。もっともっと工夫しないといけない」と淡々と語った。

 鹿島が誇る日本代表FW上田綺世(23)、鈴木の強力2トップが完全に抑え込まれた。試合後のミックスゾーンで鈴木は「ここ最近の課題で、自分と(上田)綺世に対して強いCB3枚とウイングバックを下げて5バック気味のチームを相手にすることが多い。そこに対して崩しきるアイデアが出し切れていないのがこの結果につながっていると思う」と冷静に振り返った。






◆首位・鹿島が広島に3失点完敗 FW鈴木「結構対策されていたと感じた」(スポニチ)


◆J1鹿島3失点で完敗 上田と鈴木が不発で無得点「アイデア出せていない」(デイリー)






 「明治安田生命J1、広島3-0鹿島」(7日、エディオンスタジアム広島)

 首位の鹿島は3失点で完敗した。今季2度目の3連勝とはならななかった。消化試合が1試合多い状況で同日に勝利した川崎に勝ち点2差に詰められた。

 前半はペースを握られ押し込まれた。何度もピンチを迎え自陣でのプレー時間が増える中で同38分に右サイドから先制点を奪われた。

 鹿島は、この日も前節2発で現在7得点のFW上田綺世と現在4ゴール4アシストのFW鈴木優磨が先発。ただ、チームとしてもボールを持つ時間が少なく、2人に効果的なボールが供給されることは少なかった。上田は「かみ合わないというか、相性が悪いなと思った。相手も勢いがあったしタフに戦ってきたので、それを押し返すというのがなかなかできなかった」と振り返った。

 広島の布陣は5バックで隙を見つけることはできなかった。鈴木は「ここ最近の課題で5バックで上田綺世に対して強いCB3枚を並べてきて、そこに対して自分たちが崩しきるアイデアとか、そういった部分がなかなか出せていない」。相手のDF佐々木翔らによりエースの上田も完全に抑え込まれ、先発2トップのシュートは2人で1本に終わった。

 後半も主導権は取り返せず2失点を奪われ力尽きた。鹿島は4月10日の横浜M戦以来リーグ4試合ぶりの敗戦。レネ・バイラー監督は「システムうんぬんと言うより相手はデュエルも競り勝って判断のスピード、動作のスピードも速かった。我々がそれに対して遅れていた」と完敗を認めるしかなかった。






◆J1鹿島3失点で完敗 上田と鈴木が不発で無得点「アイデア出せていない」(デイリー)


◆鹿島3失点で完敗 首位キープも鈴木優磨「対策された。アイデアを出し切れていない」(報知)






◆明治安田生命J1リーグ ▽第12節 広島3―0鹿島(7日・エディオンスタジアム広島)

 首位・鹿島が3失点で完敗を喫した。序盤こそチャンスを作ったが、徐々にFW鈴木優磨、上田綺世の強力2トップが5バックで応戦してきた広島に封じられ、攻撃の起点になれなかった。パスが守備網に引っかかり、そこからカウンターを受ける形が続き、前半38分に先制点を献上。後半にも効果的な打開策に至らず、2失点を重ねた。

 広島はこの試合2トップに布陣を変えてきたが、レネ・バイラー監督は「相手のシステムうんぬんよりも、(広島は)デュエルで勝っていたし、判断、動作のスピードも速かったというところが問題だった」と敗因を分析した。また、鈴木は鹿島の武器である2トップに対して、5バックで対応してくるチームが増えてきたことを挙げ、「今日は対策されていた。みんなで崩し切るアイデアを出し切れていない。これからもこういう相手は増えていく。工夫しなきゃいけない」と話した。






◆鹿島3失点で完敗 首位キープも鈴木優磨「対策された。アイデアを出し切れていない」(報知)


◆【鹿島】ジーコ氏観戦試合で敗戦 バイラー監督「メンタルの部分で相手がこの試合にかけていた」(ニッカン)






<明治安田生命J1:広島3-0鹿島>◇第12節◇7日◇Eスタ

首位の鹿島アントラーズがサンフレッチェ広島に完敗した。2日に来日し、今季からクラブアドバイザーに就任したジーコ氏が現地で観戦。

だが、新加入の元スイス代表FWベン・カリファとエースFWジュニオール・サントスが2トップを組む広島に対して、序盤から後手に回った。

セカンドボールが拾えず、中盤やサイドでの1対1でも相手が上回り、FW上田とFW鈴木の鹿島の看板2トップも見せ場がなかった。

鹿島のバイラー監督は試合後、「0-3で負けるような内容な程でもない。前半、何度かチャンスがあった」と前向きな言葉を出した。だが、チームの持ち味の縦に速い攻撃は相手の速い寄せの前に不発で、球際でも競り負けた。指揮官は「セカンドボールを拾う、デュエルの部分で競り負けていた。メンタルの部分で相手がこの試合にかけていたところが、いろんな部分の姿勢、反応でやられていたと思う。自分たちがやろうとしたことがうまく表現できなかった」と振り返った。






◆【鹿島】ジーコ氏観戦試合で敗戦 バイラー監督「メンタルの部分で相手がこの試合にかけていた」(ニッカン)