ルヴァン杯1次リーグ第3節 鹿島1ー0福岡 ( 2023年4月5日 カシマ )
ルヴァン杯1次リーグ第3節が各地で10試合行われ、D組の鹿島は福岡を1―0で下し、昨年8月のリーグ福岡戦以来、カシマスタジアムでは約8カ月ぶりの公式戦白星となった。前半32分、パリ五輪世代のMF荒木遼太郎(21)が約1年1カ月ぶりとなる今季初得点を決め、公式戦の連敗も3でストップ。A組の横浜は札幌を下し3連勝で首位をキープ。B組の湘南は清水に3―0で快勝し、今大会初勝利を挙げるとともに首位に浮上した。
MF荒木がチームワーストのホーム白星なしを7戦で止めた。前半32分、ペナルティーエリア中央手前でボールを受けると、DFをドリブルでかわしながら右足を振り抜いた。昨年3月のリーグ戦以来、約1年1カ月ぶりの得点に「久々だった。自分の得点で勝てたのはうれしかった」と感情を爆発させた。
21年シーズンはリーグ戦36試合10得点でベストヤングプレーヤーに選出された逸材。しかし、昨季は5月に腰椎椎間板ヘルニアを発症。リーグ13試合1得点にとどまった。完全復活を誓う今季は岩政監督からも「荒木が完全復活してくれたら違った鹿島を見せられる」と復調を待ち望まれていた。
今季リーグ戦は先発がないだけに9日のリーグ柏戦に向けて存在感を発揮した。パリ五輪代表入りも狙う荒木は「数字を出すのがアピールになる。もっと結果を出したい」とゴールを貪欲に追い求める。
◆鹿島 8か月ぶりホーム白星!荒木 五輪代表入りアピールする決勝弾「もっと結果を出したい」(スポニチ)
岩政監督『荒木が完全復活してくれたら違った鹿島を見せられる』
— 日刊鹿島アントラーズニュース (@12pointers) April 5, 2023
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