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2024年5月19日日曜日

◆【鹿島】10年間ホームで勝てていない首位神戸戦にポポビッチ監督「昨年の敗戦は関係ない」(ニッカン)






3位の鹿島アントラーズのポポビッチ監督(56)が18日、首位ヴィッセル神戸戦(19日、カシマスタジアム)を前にオンライン取材に応じ、過去のデータにとらわれない強い姿勢を見せた。

カシマスタジアムでの神戸戦は、12年の1-0での勝利を最後に、勝利がなく過去10年は6敗4分け(13年は神戸はJ2)。最後に勝利した試合は、現神戸のFW大迫勇也が決勝点を挙げている。昨季は1-5の歴史的大敗を喫し、FW鈴木優磨(28)がサポーターの前で涙を流した。

その件について問われると、ポポビッチ監督は「メディアの方にそう見られるのは当然」としながらも「昨季ホームで大敗した試合は何月か覚えてますか?」と逆質問。自ら「3月です」と答え「気温が低く雨が降っていたと思います。今は5月で気温も上がっている。うちのとって、昨年の敗戦は関係ない」と言い切った。

神戸に「質が高く海外での経験がある選手がそろっている」と敬意を表し「こういう強い相手に我々のサッカー、ベースで戦うことをピッチで見せたい」と意欲を見せる。

首位神戸との勝ち点差は3で、まさに「6ポイントマッチ」だ。指揮官は「どの試合に勝っても得るものは3ポイント。6ポイントともとらえていない」と冷静で「我々は全力を尽くして、すべてを出し切って勝ちとりに行くことにフォーカスする。勝利にこだわる姿勢を、鹿島として見せ続けること。すべてを出し切った後に、結果がどうなっているか見てみましょう」と自信をのぞかせた。

続けて「試合後、全力を尽くした後に盛り上がる記事を書いてもらえる方がうれしい。そうなる試合にしたいと思っています」と話した。




◆【鹿島】10年間ホームで勝てていない首位神戸戦にポポビッチ監督「昨年の敗戦は関係ない」(ニッカン)