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2015年3月31日火曜日

◆J2第4節ノミネートゴール発表…磐田から2ゴール選出(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?159904-159904-fl

 Jリーグは29日、22日に行われたJ2第4節のノミネートゴールを発表した。

 ジュビロ磐田から2ゴールがノミネートされた。まずは前半36分の先制点。CKのこぼれ球をPA手前にいたDF宮崎智彦が体を横に倒しながら左足ボレーを蹴り込み、バックスピンのかかったシュートがGKの頭上を越えて、ゴールネットにおさまった。さらに1-1とされた後半42分にゴール前でFKを獲得した磐田は、MF小林祐希が直接左足で狙い、華麗な放物線を描いたシュートがゴール右隅に突き刺さり、これが決勝点となった。

 もう一つのノミネートゴールはセレッソ大阪から。先制して迎えた後半26分、左サイドで鋭い切り返しで相手をかわしたFWフォルランが右足でクロスを上げると、ニアに飛び込んだMFパブロが右足で合わせた。これにはこの日、フォルランのPKを止めていたGK南雄太も一歩も動けなかった。C大阪はこれで開幕から4試合負けなしとした。

 以下、ノミネートゴール得点者と得点時間

▽J2
・DF宮崎智彦(ジュビロ磐田)
3月29日 対大分 得点時間:36分

・MF小林祐希(ジュビロ磐田)
3月29日 対大分 得点時間:87分

・MFパブロ(セレッソ大阪)
3月29日 対横浜FC 得点時間:71分

◆大迫、原点の地でインパクトを残す(デイリー)


http://www.daily.co.jp/soccer/2015/03/30/0007867620.shtml



 「日本代表合宿」(29日、都内)

 サッカー日本代表は29日、国際親善試合ウズベキスタン戦に向けて、都内で調整した。センターFWとして起用されることが濃厚なFW大迫勇也(24)=ケルン=はサッカーバレーなどでリラックスした表情。会場の味の素スタジアムはプロ初得点を決めた思い出の場所でもある。昨年9月以来となる代表選出で、ハリルホジッチ監督に強烈な印象を残す覚悟だ。

 原点の地でインパクトを残す。ウズベキスタン戦はセンターFWとして起用されることが濃厚なFW大迫は、3対3のサッカーバレーでMF清武、山口のロンドン世代と組んだ。ゲームの合間にはハリルホジッチ監督も交え、4人でリフティングを楽しむなど、新体制デビューを前にしても気負いはない。

 やるべきことは分かっている。指揮官から直接指導は受けていないと言うが、「練習や試合でどういったプレーをすればいいか頭に入っている」。ベンチから眺めた27日のチュニジア戦を振り返り、「くさびに入った時に一度タメをつくる。裏に抜ける動きも求められる。2つの役割を出せれば」と、イメージを膨らませた。

 味の素スタジアムは、プロ1年目の09年4月12日のFC東京戦で初得点を決めた忘れられない場所。ただ、「覚えていますが昔の事なので」と思い出に浸ることはなかった。

 ブラジルW杯は2試合無得点に終わった。アギーレ体制ではチーム立ち上げ時の9月に選出されるも、先発したベネズエラ戦では前半45分で交代を命じられ、以降は代表から遠ざかった。チュニジア戦ではセンターFWの座を争うFW岡崎が途中出場からゴールを挙げている。新体制での定着を図るためにも、代表戦1年4カ月ぶりの一発を指揮官の脳裏に刻む。

◆大迫 味スタピッチは相性抜群!鹿島時代の“再現”誓う(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/03/31/kiji/K20150331010082730.html

JALチャレンジ杯 日本―ウズベキスタン (3月31日 味スタ)



 日本代表FW大迫が相性の良いピッチでの活躍を誓った。

 ウズベキスタン戦が行われる味の素スタジアムでは鹿島時代の09年4月12日のFC東京戦でJリーグ初得点を決めた。チュニジア戦は出番がなく、今回はチャンスが与えられる可能性は高い。指揮官からはFW全員が「相手のGKを見て届かないところにゴロでシュートを打てと言われている」とあって、思い出の地で期待に応える意気込みを見せた。

◆大迫、指揮官から“基本徹底”指導!「整理しながらやりたい」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20150331/jpn15033105010008-n1.html



 サッカー・日本代表公式練習(30日、味の素スタジアム)31日のJALチャレンジ杯・ウズベキスタン戦に向け、会場の東京・味の素スタジアムで公式練習を行った。

 FW大迫が練習中に、ハリルホジッチ監督から身ぶり手ぶりでの指導を受けた。「『真ん中にいろ』とか『シュートのときはGKをよく見ろ』とか基本的なことでした。いろいろ整理しながらやりたい」。左足首痛で先発出場は微妙だが「ゴール前の集中力を高めていきたい」。鹿島時代の2009年4月にJリーグ初ゴールを決めたゲンのいいスタジアムで、結果にこだわる。

◆昌子 ウズベク戦へ自然体「いい準備出来た。緊張もしてない」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/03/31/kiji/K20150331010082700.html

JALチャレンジ杯 日本―ウズベキスタン (3月31日 味スタ)



 日本代表DF昌子はセンターバックで先発が有力視される中、自然体で臨む。

 「良い準備ができた。緊張もしていない。鹿島を背負うのも代表を背負うのも、どっちも重い」。昨年10月の初招集は右太腿裏痛で辞退。同11月、さらに今年1月のアジア杯も招集されたが、出番はなかった。それでもチュニジア戦では「自分ならこういうプレーをしたかな」とイメージを膨らませた。いまだに名字が「マサコ」と間違えられることがある中、全国に「ショウジ」の名をとどろかせる。

◆昌子、ウズベキスタン戦で代表デビュー濃厚「いい準備をしている」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20150330/jpn15033020200011-n1.html



 サッカー日本代表は31日午後7時25分から、東京・味の素スタジアムでの国際親善試合でウズベキスタン代表と対戦する。ハリルホジッチ監督は30日、記者会見し「内容に満足するのではなく、まず勝利。勝つ、勝つという道を進みたい」と話し、初陣のチュニジア戦に続く勝利を誓った。

 22歳の昌子が代表デビューを飾りそうだ。鹿島で昨季、定位置をつかんだDFは「いい準備をしている。あまり緊張もしていないし、Jリーグと同じ入り方ができればいい」と自然体で話した。

 1月のアジア・カップに続く代表選出で、チームになじんできた様子。吉田(サウサンプトン)らとともにウズベキスタンのプレー映像をチェックしたそうで「テクニックがあるし、いいチーム」と警戒した。(共同)

◆プラチナ世代の共演なるか…宇佐美「若い突き上げ、勢いは大事」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20150330/297026.html


前日練習での宇佐美  [写真]=兼子愼一郎


 日本代表は30日、ウズベキスタン代表と対戦するJAL チャレンジカップ 2015の前日練習を、会場の東京スタジアムで実施。約90分間に渡って汗を流した。

 27日のチュニジア代表戦で代表デビューを飾った宇佐美貴史は練習後、試合を前日に控え、「(途中出場でも)試合見ながら、自分のモチベーションと体の準備は常にしている」と語った。

 今合宿では、プラチナ世代と呼ばれる1992年生まれの選手が宇佐美も含め、4人招集されている。チュニジア戦では、先発出場していた武藤嘉紀と宇佐美が交代して出場したため、共演は実現しなかった。

 しかし、ウズベキスタン戦に向けて、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は先発メンバーの入れ替えを明言している。31日の一戦では、同世代が同時にピッチに立つ可能性も十分あり得る。宇佐美も、ともに2009年のU-17ワールドカップに出場した柴崎岳について、「しっかり出せる選手なので、岳のボールの持ち方とか、置き所を見ながらやりたい。中3ぐらいの時から一緒にやっているので、大体わかる」と語る。

 今回のチームでは最年少の世代となるが、「どういうチームでも若い突き上げ、勢いは大事」と宇佐美。「岳だけではなく、武藤もいますし、昌子(源)もいる。僕らの世代がまた引き上げていく力になっていかないといけない」と、意欲を口にしていた。

◆ハリル監督、“超攻撃的トライアングル”で「ガニエ、ガニエ!」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20150331/jpn15033105050001-n1.html

 日本代表合宿(30日、味の素スタジアム)31日のJALチャレンジ杯・ウズベキスタン戦(東京・味の素スタジアム)に向け、試合会場で約1時間の公式練習を行った。就任2試合目となるバヒド・ハリルホジッチ監督(62)は記者会見で「gagner(ガニエ)=勝つ」と繰り返し、2連勝を力強く宣言。MF柴崎岳(22)=鹿島=らによる“超攻撃的トライアングル”で、6月に開幕する2018年ロシアW杯アジア予選への予行演習を敢行する。

 フランス国籍の名将の辞書は「勝利」の2文字で埋め尽くされていた。ハリルホジッチ監督は、東京の夕闇に明快な哲学を響かせた。

 「われわれ(日本)は前回、ウズベキスタンにホームで負けた。もう一度、彼らに挑戦して勝利したい。内容に満足するのではなく、まず勝利だ。『勝つ、勝つ』という道を進んでいきたい」

 連呼したのはフランス語の「gagner(ガニエ)=勝つ」。1994年10月8日のプロ野球・中日-巨人戦。勝った方が優勝の同率首位対決を前に、巨人の長嶋茂雄監督が発した「勝つ、勝つ、勝つ」を連想させる“勝つ2連発”は、勝利への執念を日本に求める新監督の真骨頂だった。

 「勝利」に意味がある。相手は、ロシアW杯でアジアの出場枠を争うウズベキスタン。ザック・ジャパン時代に1分け1敗と勝てなかった難敵だ。チュニジア戦を振り返り、「攻撃も守備も、前の日本代表より向上したところが見られた」と胸を張った新監督は、結果での“ザック超え”も見据える。

「勝利」は“超攻撃的トライアングル”で引き寄せる。「1試合目と全く違うメンバーになる。違う方法で戦う」と先発の総入れ替えと戦術変更を示唆。W杯本番を想定して中盤の守備力を重視したチュニジア戦と一転、初陣で出番のなかったMF柴崎、MF青山という“縦パス職人”をダブルボランチ、トップ下にMF香川を配した中盤になる可能性が高まった。

 会見では精神論だけではなく、持ち前の緻密さもみせた。「550本程度のパスを通し、そのうち39%がワンタッチだった」と初陣でのデータを明示し、「守備では前回よりリスクを負ってDFラインを1つ上げたい。攻撃では球を奪った瞬間、素早く前の選手につなぐよう言っている」と、より強い前への推進力を選手に要求した。

 アーリークロス、25~30メートルのミドルシュートなど具体的な要求も突きつけたという。W杯アジア予選で必要なのは、自陣に引いた相手をこじ開ける攻撃。ウズベク戦を“仮想W杯予選”と位置付け、同郷のイビチャ・オシム元監督が06年に果たして以来となる初陣からの2連勝を狙う。

 「選手には、勝利への活力を持ち続けるよう言っている」。選手が引き揚げたピッチで、ハリルホジッチ監督は黙々と走り続けた。「勝利」というゴールへ、脇目も振らず突き進む。 (志田健)

◆柴崎に期待「勝って、W杯予選につなげていきたい」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/1454470.html

 日本代表は30日、翌日のウズベキスタン戦に向けて、会場となる味の素スタジアムで公式練習を行った。ランニングやウオーミングアップの後に、ハーフコートを使った実戦形式の練習を行い、約1時間半で終えた。

 MF遠藤の代役として期待がかかるMF柴崎岳(22=鹿島)は「まずは結果が1番。勝って、W杯(アジア2次)予選につなげていきたい」と話した。

◆アジア杯の劇的弾から2カ月…再びレギュラーを狙う柴崎岳の“静かなる闘志”(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20150330/296873.html


ハリルJAPANでレギュラー奪取を目指す柴崎岳 [写真]=瀬藤尚美


文=元川悦子

 ヴァイッド・ハリルホジッチ新監督率いる新生・日本代表の初陣となった27日のチュニジア戦(大分)では、川又堅碁(名古屋)、藤春廣輝(G大阪)らが代表デビューを飾った。が、ボランチは2014年ブラジルワールドカップの主力である長谷部誠(フランクフルト)と山口蛍(C大阪)がコンビを組んだ。

 国際Aマッチ88試合目の長谷部は長い経験に裏打ちされた安定感を前面に押し出し、新指揮官の求める縦に速い攻めにも可能な限り順応。山口蛍もブラジル大会・コロンビア戦(クイアバ)以来の代表戦とは思えない球際と寄せの激しさを披露し、改めて絶大な存在感を示した。

 ハリルホジッチ監督は「31日のウズベキスタン戦(味スタ)ではほとんどのメンバーを入れ替える」と明言しており、異なるボランチがピッチに立つのは確実だ。

 その候補者は32歳の今野泰幸(G大阪)、29歳の青山敏弘(広島)、そして22歳の柴崎岳(鹿島)の3人。

「今は若い世代がさらに出てくる時期なのかなと思いますし、僕らはその中心としてしっかり代表の中心として残っていけるようにしたいなと。まずはロシアという部分もありますけど、さらにその先もあるので、そういったところまで見るのであれば、もっと若い選手が出てきてもいいのかなと思います」

 ボランチ最年少の柴崎は2018年ロシア、2022年カタールの両ワールドカップを視野に入れ、自分たち若い世代が台頭しなければならないという強い自覚を口にした。

 アルベルト・ザッケローニ監督に何度か招集されながら、チャンスを逃してきた若武者にとって、ハビエル・アギーレ監督時代の代表定着は非常に大きな一歩だった。しかしながら、昨年10月のブラジル戦(シンガポール)での惨敗を受け、メキシコ人指揮官がベテランを大量に呼び戻したことで、今年1月のアジアカップ(オーストラリア)の柴崎は再び遠藤保仁(G大阪)の控えに甘んじることになった。その遠藤が連戦の疲れからパフォーマンスを落とした準々決勝・UAE戦(シドニー)で途中出場のチャンスを得て、目の覚めるような同点弾を挙げ、柴崎の存在価値は一気に高まった。だが、日本がまさかのアジア8強止まりに終わり、アギーレ監督もスペイン時代の八百長疑惑によって契約解除され、彼が積み上げたわずかな代表実績は振り出しに戻ってしまった。

 ハリルホジッチ新監督率いる現体制では、全くゼロからのポジション争いを強いられることになった柴崎。しかも競争相手はワールドカップ経験者ばかりだ。新指揮官は若返りを強力に推し進める意向を示しているものの、若い彼だけを特別扱いするはずがない。柴崎が球際や寄せの激しさ、守備面でのアグレッシブさ、縦に速い攻めというコンセプトを理解し、実践しない限り、出番を増やすのは難しいのだ。

「(ハリルホジッチ監督の就任で)競争心、競争力は上がると思います。監督もまだまだ個々のことが分からないのが本心にあるでしょうし。試合に出て選手個々が理解されれば、徐々にチームもできあがってくる。そこに食い込んでいけるかっていうのは選手個人の実力次第かなと思います。そういう競争はあっても、チームが意思統一してやることが一番大切。やっぱりチームあってこそで、個人の特徴はその次。まずはしっかりと11人がチームとして機能することが一番大事だと思います」

 柴崎は熾烈なサバイバルの中でも、チームの一員として献身的にプレーすることの重要性を今一度、心に刻み付けているようだ。

 周りを生かすために、精力的にボールを追いかけ、守備面で貢献し、そのうえで彼の得意とする縦への展開を出せれば、ハリルホジッチ新監督の信頼を勝ち得ることにつながる。しかも、今回はアジアの強力なライバル・ウズベキスタン相手だ。その試合で大きな自信と手ごたえをつかめるか否かは、本人も言うように、自分自身のパフォーマンス次第だろう。

「僕は4年間、岳と一緒にやって、練習で毎日顔合わしてるのに、毎回鳥肌の立つプレーを練習中にする。いまだにどこが自分のマックスなのかっていうのを全然分からん選手やし、正直、恐ろしいなっていうのはすごい感じてるし」と同期の昌子源(鹿島)も柴崎の内に秘めた可能性を絶賛していたが、今こそその底知れぬ才能を前面に押し出す時である。

 コンビを組むのが今野なのか、青山なのか分からないが、誰と出ても新指揮官の求めるスタイルを実践しなければならない。それができて初めて、彼はロシアへの力強い一歩を踏み出すことができる。そういう意味でもウズベキスタン戦が楽しみだ。

◆ハリルJのスタメン抜擢に生き残りを賭ける柴崎、昌子の鹿島コンビ(THE PAGE)


http://thepage.jp/detail/20150331-00000001-wordleafs?pattern=1&utm_expid=90592221-29.uzRA2AXrScmfXlXFfeP6qg.1&utm_referrer=https%3A%2F%2Fwww.google.com%2F


ウズベキスタン戦の予想スタメン


 ヴァイッド・ハリルホジッチ新監督のもとで臨む新生日本代表の第2戦、ウズベキスタン代表との国際親善試合が31日午後7時25分に味の素スタジアムでキックオフを迎える。
 30日の夕方からは試合会場で公式練習を実施。それに先駆けて公式会見に臨んだハリルホジッチ監督は、2対0で快勝した27日のチュニジア代表との初陣に先発したメンバーからほぼ全員を入れ替えることをあらためて明言した。
「ちょっとリスクがありすぎるかもしれないが、すべての選手に対する知識を深めたいと思っているので」
 フォーメーションはおそらく「4‐2‐3‐1」のままで固定。その上でチュニジア戦に途中出場してゴールに絡んだFW本田圭佑(ACミラン)、FW岡崎慎司(マインツ)、MF香川真司(ドルトムント)が先発に名前を連ねる一方で、注目されるのがMF陣とDF陣の最年少選手たちも満を持して出場する点だ。
 MF柴崎岳とDF昌子源。ともに1992年生まれの22歳で、高校卒業後の2011年シーズンから鹿島アントラーズでプレーする同期生でもある2人は、前者がハビエル・アギーレ前監督体制の船出となった昨年9月から、後者も追いかけるように同11月の国際親善試合からA代表に名前を連ねてきた。
 もっとも、柴崎がすでに6試合に出場して2ゴールをあげているのに対し、昌子はベンチで先輩選手たちの戦いを目に焼きつける日々を強いられてきた。
ウズベキスタン戦を前に「今度こその思いがあるのでは」と問われた昌子は、「全然焦りはない」と笑顔で自然体を強調した。
「他の選手が出ているのに自分は、という思いはないですね。常に100%の準備をして、与えられたチャンスをものにすることがいまの自分にとっての仕事。そのチャンスがウズベキスタン戦になるのか、もっと先の戦いになるのかの違いだけだと思っています」
 柴崎は入団2年目の2012年シーズンから、昌子は昨シーズンからアントラーズの主軸を担ってきた。視野の広さと長短の正確なパスで淡々と攻撃を組み立てるボランチの柴崎と、ピッチ全体に響き渡る声と常にポジティブな性格、的確なカバーリングで最終ラインを統率するセンターバックの昌子。プレースタイル同様に性格も対照的だ。
 たとえるならば柴崎がクールな「氷」であり、昌子が真っ赤に燃える「炎」となる。ハリルホジッチ体制への移行に伴い、代表から外れたMF遠藤保仁(ガンバ大阪)の代名詞でもあった背番号「7」を引き継いだ形になっても、柴崎の反応は素っ気ないものだった。
「(背番号に)特にこだわりはないので。何回も質問されていますけど、答えは毎回同じですね」
 ハリルホジッチ監督が選手全員に求める「アグレッシブな守備」を自分の言葉で表現するときも、柴崎と昌子では180度異なるから面白い。
「人によって守備の表現方法が変わってくると思うので、僕なりのアグレッシブさを出してしっかりとボールを奪えるように意識したい」
 柴崎が質問をかわすように淡々と語れば、昌子は指揮官の要求を真正面から受け止める。
「ピッチに立てば、人格を変えるくらいの気持ちでやっていく」
大分市内で行われたミニキャンプ3日目の25日。海外組と国内組とに分かれて、ハリルホジッチ監督によるグループ面談が実施された。海外組に対して「厳しい環境でレギュラーをキープできるように頑張れ」と檄が飛ばされたのに対し、国内組に対してはフィジカルコンタクト、相手との駆け引きにおける狡猾さなどを含めて「ダメ出し」が連発された。
 通訳を介して浴びせられた厳しい言葉の数々。昌子は「なるほどな」と思わずうなずくとともに、意識次第で変えられる、という指揮官からのメッセージをひしひと感じていた。
「外国人の方には日本人の体は細くて弱いと映るだろうし、その上でアジアカップなどの映像などを見た監督は『日本には優しさがあった』と言っていた。要は相手に当たることに対してリスペクトしすぎている、優しく当たりにいって逆にひじ打ちを食らっていると指摘されました。常に強気で、そのなかにリスペクトの精神を持てと言われました」
 球際の激しさを問われたときに、遠慮していたという自覚があったのだろう。指揮官から伝授された「ある言葉」が昌子の脳裏からは離れず、いまでは「ピッチの上では人格を変える」とまで言わしめるまでに大きな支えになっている。
「試合が終わってから相手に謝ればいい。試合中は全員が敵だ」
 新体制になってからの練習では、アギーレ前政権時代とは変わった光景が続いている。開始前に全員が参加するランニングで、常に先頭に立って後続をけん引していたのが柴崎だった。
「先頭でやるやらないは関係ないですし、自分としてはしっかり意欲を持って、高いモチベーションでやりたいとは思っています」
 本音を覆い隠すように務めて冷静に語っても、A代表に対する熱い思いが時折顔をのぞかせる。チームを新陳代謝させていく決意を問われた柴崎は、静かな口調ながらこう語っている。
「若い世代がさらに出てくる時期なのかなと思いますし、僕たちはその中心としてしっかり代表に、それも中心として残っていけるようにしたい」
 アントラーズにおいても、柴崎はMF小笠原満男をはじめとする「黄金世代」からバトンを託される新世代の象徴を担ってきた。今シーズンはキャプテンを務めることの多い柴崎の背中を必死に追いかけ、急成長をとげてきた昌子によれば、クールに映る柴崎の内側にはマグマのような情熱がほとばしっているという。
「岳があそこまで走るから、僕たちも走れる。アイツは鹿島の心臓。アイツがいるから、僕たちも『しんどい』とか『疲れた』と言えないんです」
 ワールドカップ日韓共催大会の日本代表では実に6人を数えたアントラーズの所属選手は、昨夏のブラジル大会ではついに誰もいなくなってしまった。ようやく名前を連ね始めた2人は、アントラーズだけでなく日本代表に生き残り、3年後のロシア大会へ向けた世代交代をも担っていく役目をも背負う。
「地域と国の違いがあるかもしれないけど、鹿島を背負うのも国を背負うのもどちらも重い。出場したら国際試合だということを特に意識せずに、Jリーグと変わらない(試合への)入りができれば」
 昌子の熱い思いは柴崎のそれともシンクロするはずだ。J屈指の名門の屋台骨を支えるプライドと代表戦へかける高揚感とを交錯させながら、22歳のアントラーズコンビはウズベキスタン戦のキックオフを待つ。
(文責・藤江直人/スポーツライター)

2015年3月30日月曜日

◆中島が2得点…U-22日本代表がベトナムに辛勝でリオ五輪予選2連勝(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20150329/296605.html


先制点を挙げた中島翔哉(左) [写真]=Getty Images


 AFC U-23選手権2016予選の第2戦が29日に行われ、グループIではU-22日本代表とU-22ベトナム代表が対戦した。

 2016年に開催するリオデジャネイロ五輪の予選を兼ねている同大会の予選が開幕。各グループ1位および、同2位のチームで成績が上位の5チームに、本戦開催国のカタールを加えた16チームが、2016年1月に開催される決勝大会に進出できる。

 27日に行われた初戦のマカオ戦を7-0の大勝で終え、第2戦を迎えた日本。初戦からは7名を入れ替え、FW南野拓実、FW久保裕也らを先発で起用した。

 この試合、最初にチャンスを得たのはベトナム。8分、先発で起用された西野貴治がペナルティエリア内でボールを奪われかけ、植田直通が慌ててクリア。こぼれ球を拾ったホー・ゴック・タンがミドルシュートを放ったが、櫛引政敏がなんとか抑えた。

 一方の日本は徐々に主導権を握っていく。23分、大島僚太のスルーパスに抜けだした中島翔哉が左足でシュートを放つが、ベトナムGKフィー・ミン・ロンが横っ飛びで防ぎ、得点には至らない。

 その後も終始攻め込みながら、なかなかシュートまで持ち込めない日本。41分、大島の縦パスを受けた南野がペナルティエリア左に侵入し、左足でシュート。しかしボールはわずかに枠の右へ外れた。

 嫌な流れが立ち込み始めた43分、遂に試合が動く。右サイドの久保からのパスを受けた南野がゴール前の中島に縦パス。中島が粘り、ペナルティエリア左に持ち込むと、南野と交錯しながら左足シュート。これがゴールネットを揺らし、日本に待望の先制点が生まれた。

 直後の45分、ベトナムが右サイドでFKを獲得すると、クロスボールにフイン・タン・タイが飛び込んだが、ここは櫛引の好セーブで難を逃れた。このまま1-0で日本がリードして前半を折り返す。

 後半立ち上がり、またしても日本がピンチを迎える。54分、植田がゴール前やや左の位置でFKを与えると、ファム・マイン・フンのクロスにクエ・ゴック・ハイが飛び込む。しかし、シュートはゴール左上に外れた。

 追加点が欲しい日本は、55分に久保を下げて鈴木武蔵を、67分には矢島慎也を下げて豊川雄太を投入する。

 すると74分、山中亮輔が左サイドで倒されて日本がFKを獲得。豊川が上げたクロスボールを西野がボレーシュート。キーパーが弾いたところをもう一度西野が押し込んだが、オフサイドの判定で追加点とはならなかった。

 なかなか追加点が取れなかった日本だが、ラストワンプレーで追加点を奪う。右サイドでボールを受けた途中出場の浅野拓磨が中央へ折り返すと、中島がゴール左に決めて2点目を奪った。

 このまま2-0でU-22日本代表がU-22ベトナム代表を下し、辛くも2連勝を遂げた。

 U-22日本代表は、31日にU-22マレーシア代表と対戦する。

【スコア】
U-22日本代表 2-0 U-22ベトナム代表

【得点者】
1-0 43分 中島翔哉(U-22日本代表)
2-0 90+3分 中島翔哉(U-22日本代表)

◆DF内田が“我流”の勧め(デイリー)


http://www.daily.co.jp/newsflash/soccer/2015/03/29/0007866710.shtml



 「JALチャレンジカップ、日本-ウズベキスタン」(31日、味スタ)

 サッカー日本代表が29日、都内で軽めの調整を行い、DF内田篤人(27)=シャルケ=が“我流”の勧めを説いた。

 内田は「監督がどういうサッカーをしたいかちゃんと理解して」と前置き。そして「監督が代わったからといって、みんなそれぞれスタイルがあるし、それは変えられない。ピッチの中では、指示通りにはいかない。できなければ、怒られるけど、それで(メンバーに)選ばれなければ、仕方ない」と持論を語った。

◆大迫 ポスト役任せろ「タメをつくって裏も取りたい」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/03/30/kiji/K20150330010078270.html

JALチャレンジ杯 日本―ウズベキスタン (3月31日 味スタ)



 日本代表は29日、31日の親善試合ウズベキスタン戦(味スタ)に向けて都内で練習を再開した。

 練習を終え、MF清武、山口とボールを蹴っていたFW大迫の隣にハリルホジッチ監督が近寄り、4人でのリフティングが始まった。右足でボールをピタリと止め、大迫にパスを出す。選手時代にフランスリーグ2度の得点王に輝いた指揮官から“おまえがキーマンだ”と言わんばかりの粋なコミュニケーションだった。

 ウズベキスタン戦はメンバー大幅入れ替えの方針で、大迫は昨年9月9日のベネズエラ戦以来の先発が有力。「FWのくさびが大事になる。裏に抜け出すこともしたいし、タメをつくってワンクッション置くこともしたい」と意気込んだ。

 指揮官が目指すのは縦への速い攻撃。それを体現するには最前線の動きが重要となる。会場の味の素スタジアムは鹿島時代の09年にJ初ゴールを刻んだ場所。「覚えているけど、昔のことだから」。思い出の地から今度はハリルジャパンでのレギュラー奪取を狙う。

◆大迫、ウズベク戦に意欲十分! 出番が「あるといいですね」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20150329/jpn15032921110011-n1.html



 日本代表練習(29日、東京都内)ウズベキスタン戦で先発出場を目指す大迫(ケルン)は「(出番が)あるといいですね」と意欲十分だった。痛めている左足首はアイシングしているが、練習中の動きを見る限りプレーに問題はなさそうだ。

 出番がなかったチュニジア戦は追加招集の川又(名古屋)が先発し、途中投入された岡崎(マインツ)が得点した。3トップの中央の定位置争いで後れを取りたくない大迫は「いい準備はできている」と負けん気をのぞかせた。(共同)

◆「ポスト遠藤」は誰?ハリルJ、ウズベク戦でFKキッカー争奪戦(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20150330/jpn15033005030006-n3.html



 かつて、MF中村俊輔(現横浜M)からFKを奪おうとした本田のような野心家が現れるか-。チュニジア戦は清武が積極的に蹴ったが、ウズベキスタン戦はMF香川、FW宇佐美、MF柴崎らが右の候補となる。

 「アジア杯は優しさで負けたんだ」

 ハリル監督は厳しい言葉を並べ、選手の闘争心をあおる。連覇を目指しながら、8強に沈んだ1月のアジア杯はチーム内の競争のなさ、相手への当たりの弱さが敗因。日本を引っ張る自覚に満ちあふれた、強い個性の出現を待つ。 (浅井武)

★この日の練習

 チュニジア戦で負傷し、右太もも裏の筋挫傷と診断されたDF酒井宏を除く28人が参加。報道陣やファンが見守る中、ランニングや3人1組のサッカーバレーで軽く汗を流した。選手によるとハリルホジッチ監督は「試合の2日後が一番(体力的に)きつい」との考えのようで、一番動いたのは指揮官。精力的にジョギングし、腹筋をこなすなど自身のトレーニングに時間を費やした。30日の公式練習も公開予定。

◆宇佐美、柴崎ら軽めに調整 サッカー日本代表(トーチュウ)


http://www.chunichi.co.jp/s/chuspo/article/2015032901001684.html



 サッカー日本代表は29日、東京都内で国際親善試合のウズベキスタン戦(31日・味の素スタジアム)に備え、リラックスした雰囲気の中で約1時間軽めに調整した。右太もも裏を痛めた酒井宏(ハノーバー)を除く28人が参加し、宇佐美(G大阪)柴崎(鹿島)らがランニングや、頭や足を使ったバレーボールのようなメニューで体を動かした。

 日本はハリルホジッチ監督の初陣だった27日のチュニジア戦を2―0の勝利で飾り、2連勝を目指す。
(共同)

◆7番を背負う柴崎「自分の特徴は攻撃」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?159838-159838-fl



 熾烈な競争を勝ち抜く。27日のチュニジア戦(2-0)ではMF長谷部誠とMF山口蛍がダブルボランチを組み、後半39分からは山口に代わってMF今野泰幸が途中出場した。バヒド・ハリルホジッチ監督は31日のウズベキスタン戦(味スタ)に向けてメンバーの入れ替えを明言しており、チュニジア戦で出場機会のなかったMF柴崎岳(鹿島)とMF青山敏弘(広島)にもチャンスが訪れそうだ。

 ハビエル・アギーレ前監督時代の昨年9月9日に行われたベネズエラ戦(2-2)。先発でA代表デビューを飾った柴崎は後半22分に長い距離を駆け上がり、FW岡崎慎司の左クロスに右足ボレーで合わせて史上28人目のデビュー戦ゴールを記録した。

 衝撃デビューから半年余り。ベスト8敗退に終わった1月のアジア杯でも準々決勝のUAE戦に途中出場し、0-1の後半36分に同点ゴールを決めた。チームはPK戦の末に敗れたが、停滞していた試合の流れをアグレッシブなプレーで活性化させるなど、敗戦の中で数少ない光明となった。

 MF遠藤保仁が招集されなかったこともあり、代表戦では昨年10月以来となる背番号7を付ける柴崎。「自分の特徴は攻撃のほうにあるし、みんな自分のスタイルは分かってくれている。しっかり自分のスタイルと今のサッカーをマッチさせながら表現していきたい」と、新監督の下でアピールを誓った。

(取材・文 西山紘平)

◆柴崎、中心選手としての自覚!背番号「7」継承(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/japan/20150329-OHT1T50286.html



 ハリル・ジャパンの新たな“心臓”とも言えるMF柴崎が、中心選手としての自覚を見せた。31日のウズベキスタン戦では、青山とダブルボランチを組んでの先発が濃厚。「中心としてしっかり代表に残っていけるようにしたい。ロシア(W杯)もあるけど、その先もある。もっともっと若い選手が出てこないといけない」。自らに言い聞かせるように、しっかりとした口調で話した。

 新監督は日本代表最多の国際Aマッチ152試合に出場したベテランのMF遠藤(G大阪)を、招集メンバーから外した。それだけに、柴崎は新チームで中心になる自覚を持っている。「自分の特長は攻撃にある。みんな自分のスタイルは分かってくれている」。背番号も1月のアジア杯で遠藤が背負った「7」を継承。中盤の底からゲームメイクし、ゴールに絡むイメージを持っている。

 この日は3人1組でチームを作るフットバレーでDF吉田、内田と一緒に技術の高さで観客を沸かせた。「自分のスタイルと今のサッカーをマッチさせながらやっていきたい」。遠藤の後継者、すなわち日本の新たな“心臓”になるべく、ピッチで結果を出す。

◆柴崎、宇佐美デビューに刺激「中心選手として残りたい」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/03/30/kiji/K20150330010078300.html

JALチャレンジ杯 日本―ウズベキスタン (3月31日 味スタ)

 日本代表MF柴崎が同世代の活躍に刺激を受けた。27日のチュニジア戦はベンチスタート。全6枠の交代が使われたが、最後まで出場機会はなかった。

 同じ92年生まれの宇佐美が後半27分からの途中出場で見せ場をつくっており「若い世代が出て行く時期。自分も中心選手として残っていけるようにしたい。(18年W杯)ロシア(大会)もあるけど、その先もあるので」と意欲。定位置奪取に向け、昨年10月14日のブラジル戦以来の先発が濃厚なウズベキスタン戦でインパクトを残す。

2015年3月29日日曜日

◆カシマの照明 LED化(読売新聞)


http://www.yomiuri.co.jp/local/ibaraki/news/20150328-OYTNT50374.html?from=ycont_top_photo

 サッカーJ1・鹿島アントラーズの本拠地、県立カシマサッカースタジアム(鹿嶋市)で、一部の照明がLED(発光ダイオード)化された。サッカー専用スタジアムでの導入は初といい、国際試合開催に必要な明るさになった。2004年以来開かれていない日本代表戦開催に期待がかかる。

 導入されたのは、三菱化工機(本社・川崎市)のLED投光器「ライティアメガシリーズML5000」。同社によると、通常より大きな電流を流して照度を上げた特別仕様という。1台の大きさは縦45センチ、横76センチで重さ25キロ。2月25日に行われたアジアチャンピオンズリーグ(ACL)で初めて使われた。

 同スタジアムは1993年に完成し、2002年には日韓W杯の会場となった。ただ、日本代表戦は04年のマレーシア戦を最後に開催されていない。交通の便などの課題もあるが、テレビ映りの良さを追求した結果、国際試合開催に求められる照度が上がり、同スタジアムの照明設備は基準を満たせなくなった。

 同スタジアムではこれまで、水銀灯の一種であるメタルハライドランプと高圧ナトリウムランプの計388台を使ってきた。約4割の164台をLEDに更新し、明るさはJリーグ開催基準の「1500ルクス以上」から、国際試合開催に必要な「2000ルクス以上」となった。消費電力は7%削減できる。

 ピッチやユニホームの色との相性にも気を配り、白色に暖色のLEDを混ぜて、自然な色合いが出せるよう、テストを繰り返した。選手から「まぶしい」といった苦情が出ないよう、アントラーズOBらがボールを高く蹴り上げるなどして、プレーに支障がないか入念に確認したという。

 同スタジアムの内野健一郎副所長は、「県を代表する大規模施設なので、ここでまた代表戦を見たい」と期待を込める。当面はJリーグの試合も2000ルクス以上で行うという。

◆柴崎、自然体 小気味よいパス回し(デイリー)


http://www.daily.co.jp/soccer/2015/03/29/0007864587.shtml



 「日本代表合宿」(28日、大分市内)

 サッカー日本代表は、新体制の第2戦となるウズベキスタン戦(31日)へ向け、大分市内で練習した。

 ウズベキスタン戦での起用が濃厚なMF柴崎は自然体だった。8対8のミニゲームではFW本田らと同じチームに入り、小気味よくパスを回した。ハリルホジッチ監督は縦へ速いサッカーを標榜しており、持ち前のパスセンスに期待が集まるが、「裏へ抜ける動きはサッカーでは普遍的な動き。特別なことではない」と素っ気なかった。

◆柴崎 ウズベク戦では先発有力!キラーパスでアピールだ(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/03/29/kiji/K20150329010071890.html



 日本代表はウズベキスタン戦では先発総取っ換えの可能性が高く、ボランチでの先発が有力視されるMF柴崎は“キラーパス”で生き残りをアピールする。「裏のスペースにパスを出すことはサッカーでは不変のこと。特別じゃない」。そう話したが、ハリルホジッチ監督のカウンター戦術では起点になれる選手が不可欠。遠藤の後継者候補である柴崎に懸かる期待は大きい。

 チュニジア戦は出番がなく、ベンチから戦況を見つめ「監督の形が見えた?まだまだでしょ。そんなに簡単なものじゃない」と分析。「まずはチームの意思統一が大事」と擦り合わせ段階であることを強調した。事実、ハリルホジッチ流はまだ浸透しているわけではない。カウンターのチャンスで横パスをつないだプレーに対し、指揮官は両手を上げて不満のポーズを示した。選手には試合後「不必要なパスが多い。もっとこだわれ」と反省点を述べたという。

 アジア杯準々決勝のUAE戦では、敗れはしたが本田へ絶妙な縦パスを通して自ら得点を決めた。「競争力が高まるのは良いこと。食い込めるかどうかは選手の実力次第」。縦に速い攻撃を演出し、レギュラー定着へ名乗りを上げる。

◇第20回船橋招待U-18サッカー大会が30日開幕、市立船橋・椎橋主将「勝ちにこだわっていきたい」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?159763-159763-fl



 「第20回船橋招待U-18サッカー大会」が30日から4月1日まで千葉県内で開催される。開催地・船橋市の市立船橋高は2回目の参戦となる高円宮杯プレミアリーグ開幕へ向けて準備も終盤の段階。地元チームとして優勝を目指しつつ、プレミアでの勝利に繋がる大会にする。

 船橋招待大会の予選リーグでは名門・東京Vユース、選手権出場校の矢板中央高と中京大中京高、そして法政二高とそれぞれ対戦。朝岡隆蔵監督は結果を残すことはもちろん、同時に「いろいろな選手を試すとか、いろいろなオプションを試すとか、いろいろな不測の事態を想定したトレーニングゲームを組んでいるのでその一環として捉えています。(強豪との戦いによって)自分たちの立ち位置、課題を見つけたい」という目的があることを語った。

 プレミアリーグで4位だった昨年から、MF椎橋慧也やMF古屋誠志郎、FW永藤歩、DF白井達也、DF杉岡大暉、MF高宇洋ら主力が残る今年、市船はプレミアリーグでひとつでも上の順位、優勝を目標にスタートを切る。今大会で手ごたえを掴んでプレミアリーグでの開幕ダッシュを成功させることができるか。

 主将の椎橋は船橋招待大会へ向けて「普段やれないチームとやれると思うので、自分らがどのくらい通じるのか、他と比べて自分らのシーズンへ向けての課題を見つめ直せるところだと思う。勝ちにこだわっていきたいと思います」と宣言。大会後には年末の横山杯優勝で権利を手にしたフランス遠征を行い、欧州勢やアフリカ勢などと戦う。シーズンの本格的な開幕を前に名門・市船をはじめとした強豪チームたちが船橋招待大会でどのような戦いを見せるのか、注目だ。

予選ブロック日程&順位表
【グループA】(グラスポ法典(人工芝))
[順位表]
1.市立船橋高(0)0
1.法政二高(0)0
1.矢板中央高(0)0
1.東京ヴェルディユース(0)0
1.中京大中京高(0)0

(3月30日)
市立船橋高(9:00)法政二高
矢板中央高(10:35)東京Vユース
市立船橋高(12:10)中京大中京高
法政二高(13:45)矢板中央高
東京Vユース(15:20)中京大中京高

(3月31日)
市立船橋高(9:00)矢板中央高
法政二高(10:35)東京Vユース
矢板中央高(12:10)中京大中京高
市立船橋高(13:45)東京Vユース
法政二高(15:20)中京大中京高

【グループB】(明海大(人工芝))
[順位表]
1.明海大(0)0
1.正智深谷高(0)0
1.前橋商高(0)0
1.栃木SCユース(0)0
1.尚志高(0)0

(3月30日)
明海大(9:00)正智深谷高
前橋商高(10:35)栃木ユース
明海大(12:10)尚志高
正智深谷高(13:45)前橋商高
栃木ユース(15:20)尚志高

(3月31日)
明海大(9:00)(10:35)前橋商高
正智深谷高(10:35)栃木ユース
前橋商高(12:10)尚志高
明海大(13:45)栃木ユース
正智深谷高(15:20)尚志高

【グループC】(中央学院大(人工芝))
[順位表]
1.中央学院大(0)0
1.帯広北高(0)0
1.湘南ベルマーレユース(0)0
1.武南高(0)0
1.鹿島学園高(0)0

(3月30日)
中央学院大(9:00)帯広北高
湘南ユース(10:35)武南高
中央学院大(12:10)鹿島学園高
帯広北高(13:45)湘南ユース
武南高(15:20)鹿島学園高

(3月31日)
中央学院大(9:00)湘南ユース
帯広北高(10:35)武南高
湘南ユース(12:10)鹿島学園高
中央学院大(13:45)武南高
帯広北高(15:20)鹿島学園高

【グループD】(城西国際大(人工芝))
[順位表]
1.城西国際大(0)0
1.ジェフユナイテッド千葉U-18(0)0
1.モンテディオ山形ユース(0)0
1.遊学館高(0)0
1.帝京三高(0)0

(3月30日)
城西国際大(9:00)千葉U-18
山形ユース(10:35)遊学館高
城西国際大(12:10)帝京三高
千葉U-18(13:45)山形ユース
遊学館高(15:20)帝京三高

(3月31日)
城西国際大(9:00)山形ユース
千葉U-18(10:35)遊学館高
山形ユース(12:10)帝京三高
城西国際大(13:45)遊学館高
千葉U-18(15:20)帝京三高

※日程は2月現在の予定。大学チームは予選リーグへの順位を決勝リーグ(順位決定戦)へ反映されない

2015年3月28日土曜日

◆27歳バースデー出場の内田「吉田からプレゼントが届いてない」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?159684-159684-fl



[3.27 キリンチャレンジ杯 日本2-0チュニジア 大銀ド]

 2-0とリードした後半39分だった。右膝に故障を抱える影響で出場が危ぶまれていたDF内田篤人(シャルケ)がピッチに姿を現すと、大分銀行ドームは大きな歓声に包まれた。昨年11月14日のホンジュラス戦以来となる国際Aマッチ。DF酒井宏樹と交代で右SBに入り、短い時間ながらそつのないプレーで無失点勝利に貢献した。

「2点取っていたので監督からは『上がらなくていいから失点ゼロで』と言われていた。タイミングが良すぎて(高い位置に)行く場面もあったけど、あとで怒られないようにとは思った。監督は『スタートで勝つ』と言っていたし、怒ったら怖そうですしね」。冗談めかしながらも、新生サムライブルーの初陣勝利を喜んだ。

 この日は27歳の誕生日だった。報道陣から誕生日に国際Aマッチに出たのは初だと言われると「でも、前もあったと思いますよ。確か前半24歳で後半25歳みたいな試合があったぞ」と“反論”。13年3月26日のブラジルW杯予選ヨルダン戦が時差の関係で試合途中に日本時間で27日になっていたことについて触れ、「それも入れてよ」と訴えながら、「まだ吉田からはプレゼントが何も届いていない。吉田と俺の間ではプレゼントとかも面倒くさいので買わないことにしているけど」と言って笑いを誘った。

 19歳で岡田武史監督に抜擢されてから7年と2か月。27歳という年齢について聞かれると「年相応の男になりたいなと思います」と言いつつ、周りを見回し、「まあ、こうやって見るとましかなと思うね」。久々の代表マッチ、そして新監督の下での勝利に舌も滑らか。和やかな笑いを誘っていた。

(取材・文 矢内由美子)

◆新監督初陣は誕生日…27歳になった内田「吉田から何も届いていない」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20150328/295893.html


チュニジア戦で途中出場した内田篤人 [写真]=兼子愼一郎


 キリンチャレンジカップ 2015が27日に行われ、日本代表とチュニジア代表が対戦。日本は岡崎慎司と本田圭佑のゴールで、2-0の勝利を収めた。

 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督新体制の初陣となった同試合で、後半の84分から途中出場した内田篤人は、「もう2点取ってたんで、監督からは上がんなくていいから失点ゼロで的な感じで言ってましたけどね」と、ハリルホジッチ監督からの指示を明かすと、「『あんまり高く行きすぎず、今日は勝つんだ』って言ってましたけどね」と、同監督が勝利を強調していた様子を伝えた。

 また同選手は、「2-0で勝ってて、ディフェンスがゼロで終わらせて勝つって言うのは普通だから。まあ普通ですよ」と監督の指示に理解を示すと、「タイミングがちょっと良すぎたんで、行くは行きましたけど、後で怒られないようにとは思いますけど」と自身がオーバーラップした場面を振り返った。

 試合については、「1点入って向こうもちょっとぬるくなった部分はあったけど、切れた部分がね」と勝因を振り返るが、「もっとやってもいいと思うけどね。でも俺、全然出てないから何も言う気はないけど」とコメントしている。

 この日、誕生日を迎え27歳となった内田。記者がそのことに言及すると「そうですね。ありがとうございます。ありがとうございます」とコメントし、ロッカールームから「おめでとう」の声が聞こえたとの指摘には、「たぶん俺じゃないな。初勝利おめでとうじゃないかな」と返した。また、「まだ何のプレゼントも届いてないです。吉田からは」と暴露するが、「嘘、嘘。吉田とは俺らの間ではそういうのはもう面倒くさいんで、やらないって約束なんで」と語り、吉田麻也との仲を明かしている。

 日本代表は、31日に東京スタジアムで行われるJALチャレンジカップ2015で、ウズベキスタン代表と対戦する。

◆“リアリスト”ハリル監督との共鳴を強調する内田(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?159694-159694-fl



[3.27 キリンチャレンジ杯 日本2-0チュニジア 大銀ド]

「俺は“守ってもいい”と、ずっと思っていた。汚いプレーだってたまには、と思うし、俺もよくやっている。良い悪いは別にして、勝ちに徹してやるというのはやっぱり大事だと思う」

 右膝痛の影響でアジア杯を辞退し、所属するシャルケでもここ数試合はベンチ入りしながら出場機会のなかったDF内田篤人の招集について、バヒド・ハリルホジッチ監督は「今、どんな状態かを知るためにも話していきたい。我々と一緒にいてもらって、我々の目的を彼らにも知ってもらわないといけない。コミュニケーションを取るためにも呼びたい」と話していた。

 チュニジア戦後に内田が話した中身からすれば、指揮官の所期の目的は十分に達成できたようだ。勝ちにこだわる姿を打ち出すハリルホジッチ監督について聞かれた内田は「合うね」と即答した。そして、「合うというか、勝ちに徹するというか、そういう部分は共感する部分がある」と、相づちを打つように言葉を継いだ。

 合宿が始まってから数日間で行った数多くのミーティングで、指揮官は「スタートで勝つ」ということを何度も何度も重ねて言った。球際の強さや声出し、闘争心、テクニックはもちろんのこと、勝つためには狡猾さも必要なのだと説いた。ブンデスリーガや欧州CLでリアルに戦う内田に、その言葉が響いたのだ。

「どうしても代表というのはクリーンな戦い方で、教科書どおりの指導者を求めるという感じになる。だけど、そういうのではなく、勝つためにはPKを誘いに行ってもいいんじゃないかと思う。良い悪いというのは別として、勝ちに徹するのは大事。ズル賢さもそう」

 初陣で勝利を収めたことについては「大事だと思う」と評した。次はW杯アジア予選でも対戦する可能性のあるウズベキスタンとの親善試合が待っている。「もちろん2つ勝って終わりたい。試合をやるからには常に負けたくないし、圧倒もしたい」

 勝ってこそのプロサッカーであり、勝たなければ次がないのもプロサッカー。指揮官が示す哲学に我が意を得た内田の口調は熱を帯びていた。

(取材・文 矢内由美子)

◆U-22日本代表が7得点で勝利…マカオを下しリオ五輪予選は白星発進(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20150327/295803.html


マカオ戦で1ゴールを決めた野津田(左) [写真]=Getty Images


 AFC U-23選手権2016予選の第1戦が27日に行われ、グループIではU-22日本代表とU-22マカオ代表が対戦した。

 2016年に開催するリオデジャネイロ五輪の予選を兼ねている同大会の予選が開幕。各グループ1位および、同2位のチームで成績が上位の5チームに、本戦開催国のカタールを加えた16チームが、2016年1月に開催される決勝大会に進出できる。

 日本は、原川力と遠藤航をボランチに、攻撃陣には鈴木武蔵や野津田岳人らを置いて初戦を迎えた。海外組の久保裕也と南野拓実はベンチスタートとなった。

 試合は立ち上がりから日本が主導権を握る。スコアが動いたのは22分、左CKから豊川雄太が中央へボールを入れると、遠藤がダイビングヘッドで合わせてネットを揺らし、日本が先制に成功した。すると26分、山中亮輔が左サイドからクロスを入れると、豊川がニアサイドに飛び込み、頭で合わせる。シュートは枠の左隅に決まり、日本が追加点を獲得した。

 さらに31分、鈴木からの落としを受けた野津田がエリア手前の右でワントラップから左足を振り抜くと、ゴールに突き刺さった。33分には、松原健が右サイドからアーリークロスを入れると、クリアを試みた相手DFのボールがネットを揺らし、マカオのオウンゴールとなった。

 その後も日本がボールを支配するが、スコアは動かず4点リードで前半を折り返す。

 後半の60分、遠藤に代えて矢島慎也を投入。62分、左CKからの豊川のボールに、野津田がフリーで合わせるが、枠を外れる。そして63分、豊川を下げて、南野をピッチに送り出した。

 66分、ハーフライン付近の矢島が縦にスルーパス。それに反応しエリア内に抜け出した鈴木が、ワントラップから落ち着いて流し込んで、日本がリードを5点に広げた。77分、鈴木に代えて安在和樹を投入した。84分には左サイドからの山中のクロスに、南野が飛び込んで頭で合わせるが、オフサイドの判定となった。

 後半アディショナルに入って、エリア内中央にいた南野の落としを、野津田がダイレクトでシュートを放つと、ゴール右隅に決まり追加点。さらにその直後、浅野拓磨からのパスを受けた南野がエリア内に抜け出して、落ち着いて左隅に流し込んでゴールを決めた。

 試合は直後にタイムアップを迎え、終始主導権を握っていた日本がマカオに7-0で勝利。リオデジャネイロ五輪1次予選は白星スタートとなった。

 U-22日本代表は、29日にベトナムと、31日にマレーシアと対戦する。

【スコア】
日本 7-0 マカオ

【得点者】
1-0 22分 遠藤航(日本)
2-0 27分 豊川雄太(日本)
3-0 31分 野津田岳人(日本)
4-0 33分 オウンゴール(日本)
5-0 66分 鈴木武蔵(日本)
6-0 90+1分 野津田岳人(日本)
7-0 90+3分 南野拓実(日本)

◆勢いもたらす先制点をお膳立て…U-22代表MF豊川「自分たちの流れにできた」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?159675-159675-fl



[3.27 AFC U-23選手権予選(リオ五輪アジア一次予選)第1戦 U-22日本 7-0 U-22マカオ]

 貴重な先制点を導いたのは背番号19の右足だった。序盤からリズムを作りながらも、なかなかU-22マカオ代表ゴールをこじ開けられずにいたU-22日本代表。しかし前半22分にCKのチャンスを得ると、キッカーを務めたMF豊川雄太(鹿島)がピンポイントのボールを送り、MF遠藤航(湘南)の先制点をお膳立てした。

 苦しみながらも奪い取った先制点。この1点が、日本に流れを引き寄せた。それは豊川自身も感じていたようで、「相手が引いてきて、1点目が入るまではなかなかリズムを作れませんでした。ただ、そういう流れの中でセットプレーから点を取って、自分たちの流れにできたのは大きかったと思います」と振り返った。

 前日練習でもプレースキッカーの1人を任されていたこともあり、このアシストには、「ああいう苦しい状況でセットプレーで1点を取れたのは良かったですし、チームとしてもセットプレーから点を取れたのは大きかったと思う」と充実の表情を見せたが、他の場面での自身のプレースキックは得点に結び付かなかったこともあり、「もっとうまく合わせていきたい」とさらなる成長を期している。

 1点を先行して迎えた前半26分にはDF山中亮輔(柏)のクロスに飛び込んでチーム2点目を奪うなど、日本に勢いをもたらして、白星スタートに大きく貢献。自身の得点に「点を取りたかったし、取れたのは良かった」と笑顔を見せると、「個人的にもチャンスを作れていたと思うので、2戦目以降も出場機会を得られたら、そういう部分をもっともっと増やしていきたい」と1得点1アシストには満足せず、残り2試合でもこの日以上の結果を求めていく。

(取材・文 折戸岳彦)

2015年3月27日金曜日

◆北澤豪氏ら出演・母親向けサッカーイベント開催!29日・横浜みなとみらいで(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20150326-OHT1T50123.html



 元日本代表の3人が出演。母親と共にサッカーを学ぶ「soccer MAMA フェスタ in横浜」が29日、神奈川・横浜みなとみらいスポーツパークで行われる。北澤豪氏(46)、福西崇史氏(38)、秋田豊氏(44)の3氏が出演。母親向けサッカーフリーマガジン・サカママ(ソル・メディア発行)の読者が実行委員として企画、運営を行うイベントの3回目。参加は無料で、午前10時から午後6時まで行われる。

 ステージイベントは3部構成。第2部ではスポーツ報知評論家の北澤氏が、「あまたつ」の愛称で親しまれている気象予報士の天達武史氏(39)と登場。未来のサッカー環境についてトークを繰り広げる。また第1部は福西氏がサッカーと勉強の両立、第3部では秋田氏が特別協賛の大塚製薬の担当者と水分補給の重要性について解説する。当日は体験エリアやサッカーゲームコーナーなどを設け、母子で一緒に受講するサッカーレッスンなどが行われる予定となっている。

◆磐田宮崎が完全復活だ 左太もも痛「万全に近い」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1452132.html

磐田宮崎が完全復活だ 左太もも痛「万全に近い」

 J2磐田のボランチ宮崎智彦(28)が完全復活を明言した。29日のホーム大分戦に向け、25日に磐田市内で調整。開幕前の練習試合で左太ももを痛めていた宮崎は1、2戦目に強行出場も、前節讃岐戦では完治を目指して欠場。この1週間は患部のマッサージ、電気、はり治療を受け「今は100%全力でダッシュもいける。万全に近づいている」と自信。太もも周辺の筋力アップメニューも組んでもらい「スタッフが朝から晩まで付き合って、あらゆる治療を施してくれた。感謝したい」と口にした。

 欠場した讃岐戦は、ゴール前を固める相手を崩せず0-1で敗れた。DF伊野波らと「ミドルシュートや、深くえぐってのクロスなど工夫が必要」と課題の克服に向けて意見交換。シュート15本と攻め続けた収穫を口にし「あとは決めるだけ。自分も局面を打開する縦パス、ミドルを打っていきたい」と見据えた。

 中盤の相方でパス配球を担うMF上田康太(28)が下腹部の痛みで別メニュー調整中だが「キャンプからいろんなペアでやってるから、だれと組んでも心配はしていない」と強調する。「前回の敗戦を引きずらないで勝つことが大事」と、ホームでの勝ち点3を誓っていた。【岩田千代巳】

◆内田 右膝痛で出場微妙「いけと言われればいける?さあ…」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/03/27/kiji/K20150327010058990.html

キリンチャレンジカップ2015 日本―チュニジア (3月27日 大銀ド)



 日本代表DF内田はフルメニューをこなしたが、出場の可否については明言を避けた。「痛いけどね…。いけと言われればいける?さあ…」。

 右膝を痛めており、所属するシャルケでは7日のホッフェンハイム戦での途中出場を最後に2試合を欠場。負傷を抱える中での合宿招集はハリルホジッチ監督とのコミュニケーションが主な目的だっただけに、チュニジア戦出場に関しては多くを語らなかった。

2015年3月26日木曜日

◆U-18代表候補、三好の2ゴールなどでJFLに4発勝利(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?159559-159559-fl



 大分合宿中のU-18日本代表候補は25日、JFLのヴェルスパ大分と練習試合を行い、4-2で勝った。

 U-18代表候補は4-4-2の布陣でスタート。GK脇野敦至(東福岡高)、4バックは右からDF岩田智輝(大分U-18)、DF板倉滉(川崎F)、DF中山雄太(柏)、DF浦田樹(千葉)と並んだ。中盤はキャプテンマークを巻いたDF坂井大将(大分)とMF佐々木匠(仙台ユース)のダブルボランチ。右にMF三好康児(川崎F)、左にMF久保田和音(鹿島)が入り、FW小川航基(桐光学園高)とFW邦本宜裕(福岡)が2トップを組んだ。

 前半10分、小川が右足ミドルを狙うと、同15分にも坂井が右足でミドルシュート。いずれもクロスバーの上を越えたが、立ち上がりから積極的な入りを見せたU-18代表候補は前半20分、右サイドから中に入ってきた三好が左足のミドルシュートをゴール左隅に流し込み、先制点を奪った。

 前半26分にも三好が力強いドリブル突破で中央を切り裂き、強引に左足を振り抜いてゴールネットを揺らす追加点。三好の個人技で2-0とリードを広げたが、チームを立ち上げたばかりということもあり、コンビネーションを使って相手の守備ブロックの中に切れ込むような崩しの形はなかなか見られなかった。

 守備では前半30分にサイドを何度も振られると、ゴール前のポジショニングがズレたところで右サイドからのクロスにヘディングで合わされ、失点。前半42分、邦本の左足ミドルはゴール上に外れ、前半は2-1と1点リードで折り返した。

 ハーフタイムに11人を総入れ替えしたU-18代表候補はGKが加藤有輝(大宮ユース)に代わり、4バックは右からMF高木彰人(G大阪ユース)、DF岡野洵(千葉U-18)、DF町田浩樹(鹿島ユース)、DF森下龍矢(磐田U-18)。町田がキャプテンマークを巻いた。中盤はMF末木裕也(甲府U-18)とMF瀬古樹(三菱養和SCユース)のダブルボランチで、右にMF増山朝陽(神戸)、左にMF堂安律(G大阪ユース)。2トップはFW岸本武流(C大阪U-18)とMF長沼洋一(広島ユース)のコンビになった。

 前半はブロックの外からのミドルシュートが目立ったが、後半14分、堂安が瀬古とのワンツーで中央を崩し、堂安のスルーパスに走り込んだ高木が右足でゴール左隅に流し込む追加点。鮮やかな連係から最後は右サイドバックがゴールを決めるという狙いどおりの形で3-1と突き放した。

 後半18分には長沼のスルーパスに反応した岸本が右足で狙うが、ゴール上へ。同23分にも堂安の仕掛けから岸本がシュートを打ったが、DFのブロックに阻まれた。後半24分、堂安の右CKに合わせた岸本のヘディングシュートは枠外。同31分には長沼がスピードに乗ったドリブルからフィニッシュまで持ち込んだが、左足のシュートはGKに弾かれた。

 たびたびゴールに迫るU-18代表候補は後半41分、堂安のPKで4-1とダメ押し。同43分に1点を返されたが、4-2で90分間を終えた。明日26日にも大分トリニータと練習試合を行い、27日にはA代表のキリンチャレンジ杯・チュニジア戦を観戦する予定となっているU-18日本代表候補。5大会ぶりのU-20W杯出場を目指して強化を進め、今秋にはAFC U-19選手権予選に臨む。

(取材・文 西山紘平)

◆【奥野サッカー道】日本チームACL苦戦「言い訳」作らせるな(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20150324-OHT1T50148.html

 今週はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)についてお話しします。今年も日本からは4チームが出場、現在グループリーグ3試合を終え、柏は2勝1分けでグループ2位と奮闘していますが、鹿島、G大阪、浦和の3チームはいずれも最下位。鹿島と浦和は3敗と苦戦を強いられています。

 ACLでは2007年に浦和、翌年にはG大阪が優勝しました。しかしそれ以降、日本のチームは決勝戦にすら駒を進めることができない状況にあります。ACLで苦戦するのは、今年に限った話ではありません。タイや中国など他国のクラブが多額の金銭を費やし、補強に本腰を入れていることや、大会を重要視していることだけでなく、日本チームが苦戦している最も大きな要因のひとつは「言い訳」です。

 「選手に言い訳を作らせないこと」がアジアチャンピオンになるために必要なことです。これは過密日程や時差、移動距離の多さ、悪いピッチコンディション、アウェーの洗礼(練習会場の変更やホームチームに偏った判定など)は当たり前のことと認識させ、平常心で戦わせることです。

 恵まれた環境の国内のリーグ戦と違い、ACLではアクシデントが当たり前です。若年世代から国際経験を積ませて選手の適応能力と柔軟性を鍛えておくことが大切です。日本人の特徴として環境をただ受け入れることも多く、力を発揮できないことが多々あります。力を発揮するためには、環境をしっかり受け止め、相手クラブやAFCに要求すること、交渉することも大切になってきます。そのためにもアカデミー年代のみならず、Jクラブの若手にも海外での試合経験を定期的に積ませることが必要です。選手、クラブの「絶対にクラブW杯に出場する」という信念こそが結果を違うものに導いてくれると信じています。(前山形監督・奥野僚右)

◆指導者として追求する自分の考え 柳沢敦が語るキャリアと未来<後編>(Sportiva)


http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/soccer/jleague/2015/columndtl/201503210003-spnavi

約8年ぶりに鹿島へ復帰



 2014年シーズン終了2日前の12月4日、現役引退が発表された時点で、柳沢敦の今後の身の振り方は一切決まっていなかった。彼自身は「いったんリセットする意味でも頭の中も体も休ませたい」という気持ちが強く、年内は取材活動もほとんど受けずにいた。

 その柳沢が古巣・鹿島アントラーズのトップチームのコーチに就任するという情報が流れたのが1月5日。「まずは約8年ぶりに鹿島アントラーズの一員になれたことに大きな喜びを感じています。19年の選手キャリアを経て、プロとして第一歩を踏み出したクラブに戻り、指導者として新たなキャリアをスタートできることを大変光栄に思います。立場や役割は大きく変わりますが、チームに貢献したいという気持ちは何一つ変わりません。今までの経験を生かし、コーチとして全力でチームをサポートしていきたいと考えていますので、よろしくお願いします」というコメントが鹿島の公式HPで発表されたが、同じタイミングで引退したかつての盟友・中田浩二(現鹿島CRO、クラブ・リレーションズ・オフィサー)とともに恩のあるクラブを支えていけることに新たなエネルギーを感じたことだろう。

 コーチ就任から2カ月半。トニーニョ・セレーゾ監督の下で指導者としての一歩を踏み出した柳沢は、練習中にボールを出したり、メモを取ったり、選手を盛り上げたりと日夜格闘している。そんな現状を本人に聞いた。

自分の時間はほとんどない状態



――コーチ就任後、生活はどう変わりましたか?

 生活面は練習があって、休みがあってという部分は選手と変わらないんですけれど、役割が変わったところは大きな変化。終わった後も少し自分の作業をする感じで、自分の時間は選手の時に比べるとほとんどない状態ですね。慣れるのに少し時間がかかったかなという感じ。いろんなことに気付いていかないといけないし、まだ勉強が始まったところだと思っています。

――選手のデータ管理もしているんですか?

 それはまだです。チームとして管理しているので。コーチにはそれぞれの担当、役割があるんですけれど、僕自身は今は見習いというか、見て勉強する立場ですね。まだスカウティングにも参加していません。スカウティング担当がいるので、話を聞いて、自分の中で整理するくらいです。

――長年、一緒にプレーしていた小笠原満男選手や本山雅志選手らとの距離感は難しいのでは?

 距離感はちゃんと保ちながらやっています。もちろんコーチになったからといって、突然、人間関係がガラッと変わるわけではないし、今までのつき合いとか人間関係もありますから。ただ、選手とコーチの立場というのはお互いに理解しているつもりです。

自分の考えを作っていかないといけない



――今シーズンの鹿島はAFCチャンピオンズリーグ序盤で連敗し、J1も開幕2連敗と苦境が続いています(編注:取材当時)。柳沢コーチはどんな声をかけるのですか?

 具体的な声はかけてないんですけれど、こういう時こそ前向きにしないとどうしようもない。試合が詰まっていて、リセットする時間もない状況で次から次へと試合が来てしまう。本当に難しいと思うんですけれど、終わったことはどうしようもない。次の試合に向けて前向きな気持ちでいけるようにすることはコーチとして大事かなと思います。

――セレーゾ監督はチームが厳しい時、どんなチームマネジメントをするのですか?

 普段と変わらずですね。セレーゾ監督は良い時も悪い時も求めるものが変わらない。勝ってないから何かするってことじゃないのかなと見ていて思います。そのスタンスは自分の選手時代から変わらないですね。

――セレーゾ監督から学ぶことは多いと思いますが?

 セレーゾがどういうことを求めているのかは見ていて一番考えるところかな。選手時代には聞けなかった部分をコーチになってから聞けるようになったのは大きいです。例えば、「選手にはこれはわざと言わなくていい」とか、言っていいこととよくないことの判断がセレーゾの中にあるみたいなので、そこは選手時代は聞けなかった部分。指導者によってその部分は違うと思うので、見ていて勉強になりますね。

――柳沢コーチは今まで富山第一高校の長峰俊之監督や(ヘスス・)ロドリゲスコーチ、鹿島加入当時の監督だったジョアン・カルロス、日本代表の(フィリップ・)トルシエやジーコなど、さまざまな指揮官の下でプレーしました。自分の理想の指導者像をこれからどう追求していくのでしょうか?

 やっぱり選手の時もそうですけれど、まねごとじゃダメなのかなと。自分のしっかりとした考えというのを作っていかないといけないと思いますね。これまで指導を受けた監督はみんなインパクトありましたよ(笑)。選手時代には分からない部分もあったけれど、それぞれに良さがあった。そういう経験を踏まえたうえで、自分っていうものを作っていかなければいけない。指導者として追求していかなければいけない部分があるのかなと思います。

「もう2度と戻れないのかな」と思った



――引退前から指導者になろうと考えていたんですか?

 いや。思ってなかったです。

――引退発表直後は「とにかく休もう」と思っていたんですよね?

 そうですね。だけど、改めて鹿島から話をもらって、そういう気持ちが湧いてきた。コーチをやりたいという気持ちがね。

――強化本部長の鈴木満さんも昨季最終節(12月6日)・サガン鳥栖戦の後に「いずれヤナギ(柳沢)も戻さなきゃいけない」と言っていました。鹿島に帰ることは頭の中で思い描いていましたか?

 いや。出ていく時には「もう2度と戻れないのかな」っていう思いがありました。そのくらいの覚悟を持って自分自身、ここを離れた。そんな自分がこういう形でもう1回、チャンスをもらうことができた。もちろん選手として呼ばれるのが理想でした。それがかなわなかったのは残念なんですけれど、新たなスタートを切るにあたっては、ここ(鹿島)でプロサッカー人生を始めて、良いサッカー人生を送らせてもらったので、次の人生もまたここからスタートできれば最高かなと。それで決めましたね。

――みんな喜んで迎えてくれたのでは?

 そうならいいんですけどね(笑)。でも、戻って来た時には「お帰り」ってみんなが声をかけてくれて、本当にうれしかった。「本当に戻ってきたんだな」って気持ちになりましたね。

指導者として力をつけることが大事



――コーチとしての新たな人生を踏み出したわけですが、この先の自分が目指すところは?

 まず自分自身が第2の人生でしっかりと成長して力をつけることが大事。自分の今までの経験を伝えていけるような存在になれればと思います。

――最終的には監督として勝負したい?

 今はそこまではいかないですけど(苦笑)。とにかく指導する場を与えてもらって自分がどう感じるか……。そういうふうに思えば、監督という方向を目指していくだろうし。鹿島の先輩たちも監督になっている人が多いけれど、まず監督になれたこと自体が僕からしたらすごいなと思う。それだけの能力を持った人たちだというのも間違いない。なおかつ結果を出すことがより一層、大変なことなんだろうなと想像できますね。

――いつか「宮本恒靖監督、柳沢敦ヘッドコーチ」といった02年日韓ワールドカップ経験者がけん引する日本代表チームが見られるんですかね?

 ……(笑)。とにかくしっかり努力して力をつけないと。僕の指導者としての力はまだ初心者レベル。JFAの公認指導者ライセンスは今まだB級で、これからA級、S級とより高いものを取っていかないといけない。今、ここでいろいろ経験して、そこからですね。上のライセンスを取る準備はしていかなければいけないと思っています。

――FWとして紆余(うよ)曲折を経験し、世界レベルを体感してきた人として、優れたFWを育てることが柳沢コーチの重要な仕事になるのでは? 岡崎慎司(マインツ05/ドイツ)選手みたいなFWは1つの完成形ですか?

 彼はオフ・ザ・ボールも素晴らしい。それとゴール前の泥臭さも兼ね備えた素晴らしいFWだと思います。そういう選手を育てられるように僕も頑張ります。

◆W杯で得た喜び、クロアチア戦の悔恨 柳沢敦が語るキャリアと未来<前編>(sportiva)


http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/soccer/jleague/2015/columndtl/201503210002-spnavi

19年間のプロ生活を駆け抜け引退



 2014シーズン限りで19年間のプロ生活にピリオドを打った名ストライカーがいる。鹿島アントラーズの黄金時代を築き、京都サンガF.C.、ベガルタ仙台の成長の礎を作り、02年日韓、06年ドイツと2度のワールドカップ(W杯)に出場した柳沢敦である。

 富山第一高校時代から「超高校級」と言われた若きFWは1996年に鹿島入り。2年目の97年から徐々にレギュラーに定着し、98年元日の天皇杯決勝では増田忠俊、マジーニョと彼のゴールで3−0と横浜フリューゲルスを撃破。初めて自身が原動力となってタイトルを獲ることに成功する。この活躍を買われ、直後には岡田武史監督(現FC今治代表)率いる98年フランスW杯本大会に向けた代表候補に抜てき。98年2月のオーストラリア戦(3−0/アデレード)で国際Aマッチデビューを果たし、一気にスターダムにのし上がる。

 残念ながら98年フランスW杯の出場はかなわなかったが、その後のフィリップ・トルシエ監督率いる日本代表では完全なる主力と位置づけられ、00年シドニー五輪、02年日韓W杯を経験。ロシア戦(1−0/横浜)で稲本潤一(現コンサドーレ札幌)の決勝点をアシストするプレーは柳沢の真骨頂である「オフ・ザ・ボールの動き」の鋭さが如実に出ていた。

 02年までに鹿島で9冠獲得に貢献した彼は03年夏、イタリア・セリエAへの挑戦を決断。サンプドリアで1年、メッシーナで2年と計3シーズンを過ごす。そして06年初めに古巣・鹿島へ復帰し、06年ドイツW杯に挑んだが、勝負の懸かったクロアチア戦(0−0/ニュルンベルク)で決定機を外し、それが代表ラストゲームとなってしまう。

 その後はクラブでの復活を目指したが、07年の鹿島の逆転優勝時には出場機会が激減。本人も去就を考えたという。それでも翌年に加入した京都で華々しい復活を果たす(リーグ戦14ゴール)。さらに11年に赴いた仙台では移籍直後に東日本大震災を経験することになったが、彼は前向きにプレーし続けることを決して忘れなかった。

 まさに華麗かつ怒涛のキャリアを歩んできた男に今、現役生活を振り返ってもらった。

鹿島時代あってのその先



――19年間は早かったけれど、本当にいろんなことがありました。その中の節目だった出来事をいくつか挙げてもらえますか?

 まず一番は、(鹿島に)加入直後のなかなか出場機会を得られなかった時期ですね。そこで良い下積みができた。日本代表選手が何人もいて、ブラジル代表もいて、そこでの下積みですよ。僕にとっては本当に貴重な時期でしたね。それを経て、97年末〜98年正月の天皇杯くらいから徐々に先発で使ってもらえるようになった。プロとしての基礎をしっかり重ねられたことが、その先のいろんな経験を積めた要因だと思うんです。

――90年代後半は日本サッカー界全体に勢いがありましたね。ジーコやジョルジーニョ、レオナルド、ストイコビッチといったスター選手が続々と来日し、日本代表も世界の扉をこじ開けようとしていました。

 本当にそうですよね。2つ目はイタリアでの経験です。結果としては決して満足いくものではないんですけれど、今、選手生活を終えて考えると、人間として非常に良い経験だったなと痛感します。

――その後、Jリーグに復帰しましたが、鹿島が劇的な逆転優勝を収めた07年には出番が減り、本当に苦しみましたね。

 出られない悔しさ、そして自分自身の体の変化というか、思うようなプレーができなくなった自分に対していら立ちがありました。移籍と言うより、辞めることも少しは考えました。最初に引退を考えた時期でもあります。僕はもともと得点で評価される選手じゃなかったし、動き出しやキレといった自分のストロングポイントが薄れてきたのは事実でした。そこで鹿島を離れる決断をしたのが、1つの重要なポイントでした。

――京都へ行くことを決断しました。

 京都の久さん(加藤久=現ジュビロ磐田GM)に声をかけてもらって、「もう一度、サッカー人生に花咲かせろよ」って言葉がすごく心に響きました。そういう強い信頼関係のもとでサッカーができた京都の1年目(08年)は2桁ゴール(14得点)を取って、久々にベストイレブンにも入れてもらいました。それは本当に大きな出来事だったかなと。その歳になってまた新しいサッカーを感じられたし、楽しいサッカーができた。非常に良いシーズンだったのは記憶に残ってます。

――30代になってまた違う自分になれました?

 基本、メンタルの部分だけですが。自分から仕掛けた新しいチャレンジが良い方向に行ったんだと思います。

 京都へ行ってからは本当に「やるんだ」という気持ちでした。鹿島のような常勝チームと、まずJ1に残留しながらクラブとして力をつけていく状況にいる京都のようなチームは、やっぱり求めるものが違う。常勝クラブに長年いて、そこから来た者として、伝えられるものがあるんじゃないかっていう思いは自分の中にありました。それを表現することでまた1つ、ベテランの存在感を発揮できたのかなと感じましたね。

仙台で得た特別な想い




――その京都が在籍3年目の10年にJ2降格となり、柳沢選手自身も契約満了を迎え、次なるチャレンジの場に仙台を選びました。

 その時は誠さん(手倉森=現U−22日本代表監督)に拾ってもらいました。誠さんとは共通の知り合いがいて何度か面識がありました。代表戦の後に食事をさせてもらったり。そういう縁というか、巡り合わせというか、助けてくれる人がありがたいことに僕にはたくさんいた。そのおかげで現役を続行できたのはあります。

――J1定着への確固たる基盤がほしかった仙台にとっては、柳沢選手のような精神的支柱が必要だと監督は考えたんでしょうね。でも仙台へ行った途端に震災が起きた。選手たちもプレーどころではなくなり、避難所での手伝いに駆り出される日々を過ごしました。

 普通にこうやってサッカーができる幸せを改めて感じますし、多くの被災者の人たちがそこで負った傷というのは計り知れないものがある。プロサッカーに関わる以上、自分はそういう人たちに元気になってもらえるような仕事を常にしなければいけないと思うようになりましたね。

――仙台ではけがもあってスタメンでピッチに立てる機会が少なかったけれど、震災の経験も自分を強く支えていたのでは?

 ベンチにいながらチームを支えることと、震災は特別にリンクはしていなかったです。「立場立場でできることを100%でやる」ということは常に言われてきたし、それをやるのは当たり前。ただ、自分が多くの経験をしてきた中で、震災は非常に大きな出来事でしたし、あの時の気持ちを忘れないことはすごく大事だという思いは常にあります。

――選手時代を通して、クラブレベルで一番うれしかったことを1つだけ挙げるとすれば?

 さっきも言いましたけれど、プロになって(試合に)出始めて最初に優勝した98年正月の天皇杯です。事実上、僕の初タイトル。自分が原動力となった優勝。その充実感はいまだに残っている感じがします。

忘れられない代表での経験



――柳沢選手には代表というもう1つの大きな柱がありました。97年ワールドユース(マレーシア)、00年シドニー五輪と年代別世界大会を経て、02年日韓、06年ドイツと2度のW杯に出場しましたね。

 やっぱり02年は大きな出来事。すごい経験だと思います。W杯といっても、ただのW杯じゃなくて自国開催ですからね。これから日本がW杯出場という歴史を積み重ねていくとしても、自国開催の大会に出場した日本人というのはそうそう出てこないと思うので。そういう意味では、本当に良い時期にW杯を経験できたと思います。

――ロシア戦のアシストは永遠に残ります。

 できれば点を取りたかったですけどね(笑)。

――「自分が点を取らなくても周りに取らせることが大事」だと口癖のように言っていた柳沢選手の1つの象徴的なシーンだったのでは?

 結果として勝利につながったり、勝ち点につながっていれば、そういう評価をしてもらえる場合もあるんですけれど、FWというのは難しいもの。チームが勝たなければそういうプレーは評価されないポジションですよね。

――柳沢選手は「FWは点を取るのが仕事じゃないか」とメディアに詰め寄られることも多かったですよね。自分の中では考えや信念が揺れ動いたこともあったのでは?

 グラウンドの中では揺れ動いてはいなかったですよ。ただ、「何て言えば、納得してもらえるのかな」というのは、よく考えました。だけど、結局は理解してもらえないのかなと……。自分の持論は、良い時は評価してもらえるんですけれど、そうじゃない時に納得させるのが難しかった(苦笑)。それでも僕の中では、常に変わらず自分の考えを持ってプレーしていました。

――柳沢選手はメディアから注目され続けてきた選手。周囲との戦いも大変だったのでは?

 自分自身がしっかりとした考えを持っていればそれを貫き通すべきだし、考えが変われば変わったでいい話。そこに強い意志があるかないかが非常に重要なのかなと。周囲によって考えを変えさせられていたら、強い気持ちをサッカーに持って臨めないし、不安や違和感を覚えながらやっても良い結果は出ない。自分が突き進むためにも、しっかりした確信が心の中にあることが重要なのかなと思います。

――ドイツW杯のクロアチア戦で加地(亮=現ファジアーノ岡山)が折り返したクロスを決められずに決定機を逃した件でも、「急にボールが来たから」というコメントが「QBK」とやゆされる事態になりました。柳沢選手自身も驚いたのでは?

 あのプレーに対しての一番の反省は、クロスに対してアウトサイドで足を出してしまったこと。あの時の監督はジーコでしたけれど、鹿島に入ってから常に言われてきたのが「インサイドで確実にやれ」ということだった。それを積み重ねてきたにも関わらず、ああいう大きな舞台で、しかもジーコが監督をしているところで、ああいうプレーをしてしまった。そのことは本当に悔しいというか、残念。積み重ねてきたものがあるだけに悔しさは表面上だけじゃない。なおさら辛いシーンではありますね。

――ドイツW杯は自分自身、チームも含めて悔しさしか残らないのでは?

 そうですね。チームの雰囲気がどうこうとは言われましたけれど、みんなが違う方向を向いてたわけでは決してなかったと思いますし、目標にしてるところも違ったとは思わない。ただ、悔しかったですね。

<後編に続く>

◆昌子、日課の散歩隊は「永嗣君と話し合ってから」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/1451550.html

 サッカー日本代表は24日、大分市内で国際親善試合に向けた合宿2日目を迎えた。

 DF昌子源(22=鹿島)はアジア杯などではGK川島らと“散歩隊”を結成して宿舎周辺を散策するのが日課だった。今回の合宿期間中の散歩について「(川島)永嗣くんが合流したので、これから話し合うことになる」と明かした。ハリルホジッチ監督は外出について、選手から要望を聞き配慮する方針だ。

◆左足首痛の大迫、体調不良の乾が練習を欠席…大事を取って宿舎で静養(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20150325/295151.html

24日の練習には問題なく参加していた大迫 [写真]=兼子愼一郎


文=青山知雄

 日本代表FW大迫勇也(ケルン/ドイツ)と乾貴士(フランクフルト/ドイツ)が、大分県内で行われた25日のトレーニングを急きょ欠席。大迫は左足首痛を、乾は体調不良を訴え、大事を取って宿舎で静養しているという。

 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が当初に発表した日本代表からは、小林悠(川崎フロンターレ)がケガで辞退し、24日には興梠慎三(浦和レッズ)も離脱。川又堅碁(名古屋グランパス)を追加招集したが、大迫と乾が万全でないことで、チュニジア戦を2日後に控えたチームへの影響が懸念される。

◆日本代表の背番号が決定…本田が「4」、遠藤の「7」は柴崎に託される(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20150325/295143.html

練習中、笑顔を見せる柴崎 [写真]=兼子愼一郎


文=青山知雄

 27日にキリンチャレンジカップ2015のチュニジア戦(大分)、31日にJALチャレンジカップのウズベキスタン戦(東京)に臨む日本代表の背番号が発表された。

 多くの選手がこれまでと同じ番号を背負う中、注目は「7」を託されることになった柴崎岳(鹿島アントラーズ)。日本代表で長く遠藤保仁(ガンバ大阪)が着けてきた番号を、新世代のボランチが任されることになった。

 中盤の底でボールを受けてゲームを作りながら、鋭く最前線まで飛び出して決定的な仕事ができる柴崎は、兼ねてから「遠藤の後継者」として評価されてきた。そして今回、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が日本代表に遠藤を選ばなかったことで、背番号「7」が柴崎に受け継がれた形だ。

 今回、大分県内で行われている日本代表合宿では、柴崎はランニングで常に先頭を走る。決して多弁なタイプではないが、自分が率先してやらなければならないという覚悟が伝わってくる。「7」を着けた柴崎は、果たしてピッチでいかなるプレーを披露し、強い思いを表現してくれるのだろうか。

▼GK
1 川島永嗣(スタンダール・リエージュ/ベルギー)
26 東口順昭(ガンバ大阪)
12 西川周作(浦和レッズ)
23 権田修一(FC東京)

▼DF
25 水本裕貴(サンフレッチェ広島)
5 槙野智章(浦和レッズ)
6 森重真人(FC東京)
3 太田宏介(FC東京)
2 内田篤人(シャルケ/ドイツ)
22 吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
27 藤春廣輝(ガンバ大阪)
24 酒井高徳(シュトゥットガルト/ドイツ)
21 酒井宏樹(ハノーファー/ドイツ)
19 昌子源(鹿島アントラーズ)

▼MF
15 今野泰幸(ガンバ大阪)
17 長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)
28 青山敏弘(サンフレッチェ広島)
10 香川真司(ドルトムント/ドイツ)
13 清武弘嗣(ハノーファー/ドイツ)
7 柴崎岳(鹿島アントラーズ)
16 山口蛍(セレッソ大阪)

▼FW
9 岡崎慎司(マインツ/ドイツ)
4 本田圭佑(ミラン/イタリア)
8 乾貴士(フランクフルト/ドイツ)
11 永井謙佑(名古屋グランパス)
20 川又堅碁(名古屋グランパス)
18 大迫勇也(ケルン/ドイツ)
30 宇佐美貴史(ガンバ大阪)
14 武藤嘉紀(FC東京)

◆柴崎 背番“遠藤7”を継承「監督の要求に応えないと」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/03/26/kiji/K20150326010051840.html

キリンチャレンジ杯 日本―チュニジア (3月27日 大銀ドーム)

 日本代表MF柴崎がMF遠藤の“後継者”として再び背番号7をつけることになった。

 「背番号に特にこだわりはない」と話したものの、日本代表デビューを果たした時の縁起の良い番号。「監督の要求に僕たちも応えないといけない。やれることはたくさんある。世界のチームと戦えるレベルまでしっかり持って行きたい」。ハリルホジッチ監督はロシアW杯を目指す上であえて遠藤を代表リストから外したが、その不在を感じさせないゲームメークを見せる。

◆柴崎ハリル日本背番7、遠藤引き継いだ(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/1451902.html

 バヒド・ハリルホジッチ新監督(62)が率いる日本代表の背番号が25日、発表された。

 MF柴崎岳(22=鹿島)は「7」をつける。今年1月のアジア杯までは同じボランチのポジション、MF遠藤がつけていた番号を、引き継ぐことになった。

 FW本田圭佑(28=ACミラン)は「4」、MF香川真司(26=ドルトムント)は「10」を前回から引き続きつける。DF長友が負傷で帰国しなかったため、「5」はDF槙野智章(27=浦和)がつける。

2015年3月25日水曜日

◆[Fリーグ]元J鹿島のFP笠井健太が浜松を退団(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?159479-159479-fl



 Fリーグのアグレミーナ浜松は24日、FP笠井健太が2015年3月31日にをもって退団することを発表した。かつてJリーグの鹿島アントラーズにも所属していた笠井は、フットサル選手として浜松でプレーを続けて来た。2013年末には、フットサル日本代表候補合宿に呼ばれたが、負傷で辞退していた。

 クラブを通じて笠井は「このたび浜松を離れることになりました。僕のフットサル人生の始まりであるこのチームに、何の恩返しもできずに去るのは非常に心苦しいです。また三年間温かく、そして根気よくチームを応援してくれたファンの方々に心から感謝しています。どこにいても浜松の飛躍を願っています。自分の成長を見せるのも、浜松に対しての恩返しになると思っていますので、これからも手を抜くことなく、全力でフットサルに取り組みます。本当にお世話になりました。ありがとうございました」と、今後もプレーを続けることを明言している。

◆約4年ぶり日本代表復帰の興梠が負傷離脱…追加招集はなし(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20150324/294528.html

合宿初日にランニングをした興梠 [写真]=兼子愼一郎


 日本サッカー協会は24日、日本代表から浦和レッズのFW興梠慎三がけがのために離脱することを発表した。

 28歳の興梠は今合宿で、2011年6月以来となる約4年ぶりの代表復帰を果たしていた。なお、興梠に代わる追加招集はしないと、発表されている。

 日本代表は23日からヴァイッド・ハリルホジッチ新体制での合宿を開始していた。27日に大分スポーツ公園総合競技場で行われるキリンチャレンジカップ2015で、チュニジア代表と対戦。31日に東京スタジアムで行われるJALチャレンジカップ2015では、ウズベキスタン代表と対戦する。

◆球際の厳しさを求めるハリル流に「そこは基本」とうなづく内田(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?159498-159498-fl



 ベールに包まれているハリルジャパンの戦術トレーニング。選手の話を総合する中でいくつか浮かび上がってきたポイントの一つが、球際の厳しさだ。

 欧州CLで日本人歴代最多出場数を誇るDF内田篤人(シャルケ)は、バヒド・ハリルホジッチ監督がミーティングでブラジルW杯の日本対コートジボワール戦の映像を使いながら球際の厳しさを要求したことについて聞かれると、「言いたいことは分かるし、言っていることは(今までと)そんなに大きく変わらない。それをどれだけ詰めていけるか」とコメント。「日本人は、ブンデスとかチャンピオンズリーグとかに比べると、自分も含めて差があると思う。そこは基本だから」と、自省も込めながらうなづいた。

 内田によると、ハリルホジッチ監督は「練習から求めるよと言っている」そうで、練習の指導ぶりについては「ピリッとやるところはやる。でも、ピリッとする監督とは今までもやってきたから、怖いということはない」という。

 合宿にどこまで帯同するのかなど、今後については「分からない。試合に出られるか? どうでしょう」と依然として言葉を濁したまま。とはいえ、少なくとも2日目まで参加していることは事実だ。

「膝のことはもう諦めている」と冗談ともつかぬことを言いながらも、「監督が替わったからとか、新しいチームだからとかじゃない。ピッチに立ったら一生懸命にやる。その繰り返しだと思う」と話していた。

(取材・文 矢内由美子)

◆内田篤人、ハリルホジッチ監督の印象語る「怖さとかはない」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20150324/294783.html


負傷を抱えながらの参加となった内田 [写真]=兼子愼一郎


 日本代表は24日、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の初陣に向けた合宿2日目の練習を、大分県内で行った。

 公開された初日とは打って変わって、この日は非公開。練習後に内田篤人は新指揮官の印象について、「ピリッとやるところはやるから。でも、ピリッとしている監督は今までやってきたんで、怖さとかはないですけど」と口にした。

 既にミーティングも行われたといい、球際の激しさについても話は及んだ模様。「日本人はブンデスリーガとかチャンピオンズリーグに比べると、そういうところ(球際など)は差があるなと自分も含めて思うから、言ってることは分かりますけどね」と、長くドイツでプレーする内田も同調していた。

 日本代表は、27日に大分スポーツ公園総合競技場で行われるキリンチャレンジカップ2015でチュニジア代表と対戦。31日に東京スタジアムで行われるJALチャレンジカップ2015では、ウズベキスタン代表と対戦する。

◆元日本代表の田代がC大阪加入「J1昇格のために精一杯プレーしていく」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20150324/jle15032419480004-n1.html

 J2C大阪は24日、元J1神戸で元日本代表FW田代有三(32)が新加入することが決まったと発表した。今オフ、田代は昨季まで所属していた神戸を自ら退団。福岡県出身でJ1通算48得点、J2で9得点のストライカーは「僕の夢である海外へのチャレンジに理解を示していただき、本当に感謝している」などとコメントしていた。

 C大阪入りについて田代はクラブを通じ、「セレッソ大阪でプレーする機会を与えていただき感謝しています。J1昇格のために精一杯プレーしていきますので、宜しくお願いします」とコメントした。

◆C大阪が元日本代表FW田代の加入を発表「J1昇格のために精一杯」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20150324/294799.html


昨年まで神戸でプレーしていた田代 [写真]=Getty Images


 セレッソ大阪は24日、元日本代表FW田代有三が加入したことを発表した。

 田代はクラブを通じて「はじめまして田代有三です。セレッソ大阪でプレーする機会を与えていただき感謝しています。J1昇格のために精一杯プレーしていきますので、宜しくお願いします」と、コメントを発表している。

 現在32歳の同選手は、福岡大学在学中に大分トリニータとサガン鳥栖で特別指定選手として選手登録すると、大学を卒業した2005年からは鹿島アントラーズでプレー。鹿島所属時代の2008年には、日本代表にも招集されていた。2010年はモンテディオ山形へ1年間の期限付き移籍をし、2012年にヴィッセル神戸に加入。今年の1月19日には、神戸と契約を更新しないことが発表されていた。

2015年3月24日火曜日

◆内田 代表合流も故障完治優先「周りは気にせずやります」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/03/24/kiji/K20150324010040120.html

日本代表合宿初日 (3月23日 大分)



 日本代表DF内田は右膝の状態が万全でない中、昨年11月以来となる代表合流。今回は試合欠場がほぼ確定しているが、合宿初日は他のチームメートとともにランニングで汗を流した。

 霜田技術委員長は「スタッフ、ドクターと今後の方向性を決める」と説明。本人は「メンバーには最後まで残っていないと意味がない。周りは気にせずやります」と焦らずに完治を目指す方針を示した。

◆リハビリ中の長友は代表不参加…故障中の内田は「これから方向性を決める」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20150324/294508.html


合宿初日は、スタッフも含めてランニングが行われた [写真]=兼子愼一郎


文=青山知雄

 日本サッカー協会(JFA)は23日、DF長友佑都(インテル/イタリア)の日本代表不参加を発表した。

 この件に関して霜田正浩技術委員長は同日の練習後、「インテルと話をして、最終的にはJFAとして今回は呼ばないことを決めました。ヴァイッド(ハリルホジッチ監督)が『もう少しで復帰できそうなので、クラブでリハビリや回復トレーニングをしたほうが本人のためになるだろう』と判断した」と説明。当初は指揮官の考えを伝えるためにけが人も招集する方向性を示していたが、インテルのロベルト・マンチーニ監督がクラブでのリハビリを優先して帰国拒否の姿勢を打ち出しており、インテル側とコミュニケーションを取ったJFAが判断した形だ。

 また、同じくリハビリ中の内田篤人(シャルケ/ドイツ)に関しても、霜田技術委員長は「今日のランニングは、本人が『走れる』と言ったのでやりましたが、いつまで帯同するかという方向性もこれから決めます」と言及。代表招集期間中にJFAとしてのメディカルチェックも予定しているようで、本人が「ずっといるかもしれないし、帰るかもしれない。分からないです」と話したとおり、検査の結果次第で帯同期間が変わる可能性が出てきた。

◆故障抱える内田は途中離脱も…「ずっといるかもしれないし帰るかも」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?159443-159443-fl



 右膝に故障を抱え、ブンデスリーガではベンチスタートが続いているDF内田篤人(シャルケ)。ハリルジャパンの始動となった合宿初日の練習は約25分間、11周のランニングにフル参加したが、合宿途中で離脱する可能性が出てきた。

 練習後、右膝の具合を聞かれると、「まあ、こんなもんですかね。様子を見ながら? そうですね」と目線を落としながら言い、「(合宿に)ずっといるかもしれないし、帰るかもしれないし、それは分からないです」と言葉を濁した。

 霜田正浩技術委員長が「ランニングはできるという話だったので。これから話をして、方向性を決めます」と説明するように、今後についてはドクターや内田本人と話し合ったうえで、合宿に残るかドイツに戻るかを決めるという。

 今回はバヒド・ハリルホジッチ監督の初陣ということで、故障中を抱える内田やDF長友佑都(インテル)も31人のメンバー入り。指揮官はメンバー発表会見の席で、「彼らが今、どんな状態かを知るためにも話していきたい。我々と一緒にいてもらって、我々の目的を彼らにも知ってもらわないといけない。そういうコミュニケーションを取っていきたいし、その意味を含め、ケガをしていても呼びたいと思っている」と、招集の意図を説明していたが、結局、長友は不参加が決定。内田も状況次第では早々にドイツに戻ることになるかもしれない。

 今回のメンバーにはサイドバックの新顔として左サイドバックのDF藤春廣輝(G大阪)も代表入りした。ただ、内田自身は「周りは気にせずにやります。普通です」と、今までと変わらずマイペースで行くことを強調していた。

(取材・文 矢内由美子)

◆負傷抱える内田、離脱の可能性も「いるかもしれないし、帰るかも」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20150323/294482.html


ランニングを行う内田 [写真]=兼子愼一郎


 日本代表は23日、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の初陣に向けた合宿を、大分県内で開始した。

 負傷を抱えながら合宿に参加している内田篤人は、自身のひざの状態について「まあ、こんなもんかな」とコメント。「ずっといるかもしれないし、帰るかもしれないし。それは分からないですけど」と、途中離脱の可能性も示唆した。

 多くの選手が参加する今合宿だが、「周りは気にせずやります」と語る内田。日本代表は監督も代わって危機的な状況か、と問われた際には「あんまり何とも思ってないですけど。大事な時期だとは思いますけど、危機的とか負けたぐらいで、全然ですよ」と、口にした。

 日本代表は、27日に大分スポーツ公園総合競技場で行われるキリンチャレンジカップ2015でチュニジア代表と対戦。31日に東京スタジアムで行われるJALチャレンジカップ2015では、ウズベキスタン代表と対戦する。

2015年3月23日月曜日

◆U-22日本代表 AFC U-23選手権予選(オリンピック1次予選) 活動レポート(JFA)


http://www.jfa.jp/news/00005779/



U-22日本代表のAFC U-23選手権予選(オリンピック1次予選)に向けたマレーシアでの事前合宿も最後の日を迎えました。
最終日は、マレーシア・スーパーリーグに所属するサイム・ダービーFCとの練習試合。相手チームのホームスタジアムであるセラヤンスタジアムでU-22日本代表は4-2-3-1の布陣で試合に臨みます。

練習試合 vs Sime Darby FC
2015年3月21日(土) キックオフ 17:00 試合時間 90分(45分ハーフ)
Selayang Stadium (マレーシア)

U-22日本代表 4-1(前半1-0、後半3-1)Sime Darby FC

得点
24分 荒野拓馬(U-22日本代表)
48分 失点(Sime Darby FC)
65分 鈴木武蔵(U-22日本代表)
69分 野津田岳人(U-22日本代表)
84分 鈴木武蔵(U-22日本代表)

スターティングメンバー
GK:櫛引政敏
DF:松原健、岩波拓也、植田直通、山中亮輔
MF:荒野拓馬、遠藤航、中島翔哉、大島僚太、豊川雄太
FW:浅野拓磨

サブメンバー
GK:牲川歩見、中村航輔
DF:奈良竜樹
MF:原川力、矢島慎也、野津田岳人、安在和樹
FW:鈴木武蔵

交代
HT 荒野拓馬 → 鈴木武蔵
HT 中島翔哉 → 野津田岳人
HT 遠藤航 → 奈良竜樹
HT 櫛引政敏 → 牲川歩見
HT 山中亮輔 → 安在和樹
HT 大島僚太 → 原川力
HT 豊川雄太 → 矢島慎也
68分 牲川歩見 → 中村航輔



マッチレポート

開始5分、右CKから山中亮輔選手が蹴ったボールを岩波拓也選手が頭で合わせるも、ボールは惜しくもクロスバーで得点ならず。その後は芝が長くボールが転がり難いピッチに加え、体格に勝り激しく体を寄せてくるサイム・ダービーFCに苦戦しますが、植田直通選手、岩波選手を中心にコンパクトな守備で応戦する日本が徐々にペースを掴みます。24分、ゴール前の混戦から浅野拓磨選手、豊川雄太選手が立て続けにシュート、いずれも相手DFに跳ね返されましたが、最後は荒野拓馬選手が冷静に空いているスペースへ蹴り込み日本が先制します。そして、前半を1-0で折り返します。

ハーフタイムから雨雲が目立ち始めたスタジアム上空、昨日のスコールが頭を過ります。日本は一気に7選手を入れ替え、システムも3-4-3に変更し追加点を狙います。しかし、48分、相手のリスタートから一瞬の隙を突かれ、簡単にゴール前まで運ばれ失点。その直後、雷が激しくなってきたため審判が試合を止めます。選手たちはロッカールームへ引き上げ、ポジショニングや戦術の確認を行いました。雷も落ち着き10分間の中断の後、試合が再開されると、3-4-3のシステムが機能し始めた日本に攻撃のリズムが生まれます。65分、鈴木武蔵選手のゴールで勝ち越すと、69分には右サイドを駆け上がった松原健選手からのマイナスのクロスを野津田岳人選手が合わせて3点目。84分にはまたも松原選手から同じクラブに所属する鈴木武蔵選手へホットライン。追加点を挙げると、試合はそのまま4-1で終了しました。
成果と課題が明確になったU-22日本代表は、一日オフを挟み英気を養います。その後大会が指定するホテルに移動し、いよいよ本番モードに突入です。

AFC U-23選手権予選(オリンピック1次予選)初戦のマカオ戦まであと6日。


監督・選手コメント

手倉森誠 U-22日本代表監督
今日の試合は、「攻守の準備・ポジショニングを早く」と選手を送り出しましたが、後半の失点はその準備を怠ったせいで招いた結果だと思います。リスタートを簡単にやらせたことはチーム全体の責任です。しかし、本番に対しては良いシミュレーションになりました。選手全員を起用するために3-4-3というシステムで後半は戦いましたが、十分機能することが分かりました。攻撃の形のバランスが良く、ゲームをコントロールできていましたし、相手のユニットを破るタイミングや、そのための距離感を選手たちも掴めてきたと思います。

GK 18 櫛引政敏 選手(清水エスパルス)
今日の試合は難しいピッチでしたが、ディフェンスは集中して相手の攻撃を潰せていたので、内容としては良かったと思います。チームのコンセプトが浸透し、みんながそれを実践しようとしているという点でチームが成長していると感じています。しかし、世界と戦っていく上では、勝負の部分で必要な厳しさや賢さがもっと必要だと思います。
マレーシアは、最初は暑かったですが体はだいぶ慣れてきました。でも、もっとこの環境に適応していかないといけません。そして、1次予選は絶対に勝たないといけないので、この暑い環境の中で戦い方もこだわりながら勝利したいと思います。今後の自分たちのサッカー人生においても良い経験になる大会です。どういう環境であっても、それにあったプレーができる、そういう選択肢を増やしていきたいです。

MF 19 豊川雄太 選手(鹿島アントラーズ)
マレーシアの暑さはかなり厳しいですが、少しずつ慣れてきました。普段の過ごし方も意識して、より暑熱順化を図っていきたいです。
この代表はメンバーもある程度おなじ顔触れですし、コンビネーションやセットプレーの精度は上がってきていると思います。しかし、世界と戦っていくためにはもっとその質を高めなければいけません。また、ポゼッションはある程度できていると思いますので、繋いで最後に決めきる部分にももっとこだわりたいです。
そして、3連戦は必ず勝って終わらないといけないので、コンビネーションの質を上げていきたいです。試合するのがとても楽しみです。

スケジュール
3月9日(月) PM トレーニング
3月10日(火) PM 公式トレーニング
3月11日(水) 9-0 国際親善試合 vs U-22ミャンマー代表(@フクダ電子アリーナ)
3月17日(火) AM トレーニング
PM トレーニング
3月18日(水) AM/PM トレーニング
3月19日(木) AM/PM トレーニング
3月20日(金) PM トレーニング
3月21日(土) 4-1 トレーニングマッチ vs Sime Darby FC
3月23日(月) AM/PM トレーニング
3月24日(火) AM/PM トレーニング
3月25日(水) PM トレーニング
3月26日(木) PM 公式トレーニング
AFC U-23選手権2016予選
3月27日(金) 16:00 第1戦 vs U-22マカオ代表(@Shah Alam Stadium)
3月28日(土) AM トレーニング
3月29日(日) 20:15 第2戦 vs U-22ベトナム代表(@Shah Alam Stadium)
3月30日(月) PM トレーニング
3月31日(火) 20:45 第3戦 vs U-22マレーシア代表(@Shah Alam Stadium)