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2015年6月30日火曜日
◆[プレミアリーグEAST]鹿島ユース、主力4人欠くも昨年王者とドローで首位キープ(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?166151-166151-fl
[6.27 高円宮杯プレミアリーグEAST第7節 柏U-18 1-1 鹿島ユース 柏]
鹿島がしたたかさを見せつけた。高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯U-18サッカーリーグ2015プレミアリーグEASTは27日に第7節第1日を行い、首位の鹿島アントラーズユース(茨城)は1-1で昨季の王者・柏レイソルU-18(千葉)と引き分け、首位をキープした。
内容では柏が上回ったが、それだけに分け合った勝点1の価値は、鹿島の方が大きかった。鹿島は、得点ランク3位のFW垣田裕暉とSB宮本健太が累積警告で出場停止。守備の中心であるDF町田浩樹もU-18日本代表の中国遠征に参加、GK沖悠哉もU-16日本代表の大会に参戦して不在と主力4人を欠いたが、粘り強い守備と、1チャンスを物にする攻撃で敵地から勝点を持ち帰った。
序盤はMF平戸太貴のロングパスからFW吉岡樹利也のキープ、右MF田中稔也のクロスとつないで、ゴール前にFW武田諒太が飛び込むなど積極性を見せたが、前半の途中からは柏がハッキリと主導権を握る展開となった。柏は23分にMF伊藤達哉が右サイドを突破してクロスを供給。42分には伊藤のキープから攻撃参加した右DF坂本涼斗につないで、クロスにFW白川恵士朗が飛び込む際どいシーンを作り出した。柏も熊川翔、古賀太陽の主力両SBを負傷で欠いたが、左から右に主戦場を移した伊藤と坂本の連係で、右から多くのチャンスを作り出した。しかし、公式記録に残された前半のシュート数はゼロ。主将の下澤悠太は「前半から何度かサイドを崩せていたけど、もっと回数を増やしたかったし、中盤からクロスに入る動きが少し遅れていた」と反省点を挙げた。
得点がないまま迎えた後半には、攻めながらも得点できない展開でありがちなパターンに陥った。15分、鹿島は左CKのこぼれ球をDF戸田拓海がシュート。さらにこぼれたところを町田不在の間、ボランチからCBにポジションを移しているMF松浦航洋が右足でたたき込んで先制点を挙げた。ただし、柏も勢いを落とさなかった。4分後、柏は坂本が下澤とのパス交換で高い位置まで攻め上がって「コースしか見えなかったけど、出せば人が来てくれると思った」という低いマイナス方向のクロスを供給。すると、それまでは中盤でこぼれ球を待っていたというMF山崎海秀が「監督からも1つ前に出て狙えと言われていたし、あの場面は絶対にクロスが入ると思ったので(相手の)前に出た」と相手よりも先にボールへ近付いてフリーになった状態で飛び込み、左足のダイレクトシュートを流し込んで同点とした。その後も柏の猛攻が続き、30分にはFW浮田健誠のシュートが相手DFに当たりながらもポストをたたき、坂本が押し込みに行く場面もあったが、逆転のゴールは奪えなかった。
新旧首位対決でもある注目の対戦カードだったが、柏は伊藤が「相手は首位で、僕らは7位。正直、試合前は引き分けでも良いかなと思った。昨年の王者と言われても、同じメンバーではないし、自分たちが王者という意識は誰も持っていないと思う。むしろ、鹿島の方が昨年から出ているメンバーが多いので、僕たちはチャレンジャーの気持ち」と話したように、今季わずか1勝と苦しんでおり、現実的な下位脱出が当面の目標。下平隆宏監督が「結果が重要。セットプレーでもカウンターでも点を取れるようになっていかないといけない」と話すように、内容面だけでなく勝負強さを身につけることが課題だ。手応えのあったサイド攻撃の活性化をさらに図りたいところだ。
一方、昨年度のJユース杯を2年生中心で制した鹿島の強さは、トーナメント戦の一過性の勢いなどではなく、確実なものになりつつある。昨年の同じカードでは、試合終了間際に追いついたにも関わらず、アディショナルタイムに決勝点を許すという後味の悪い敗戦を喫しただけに、主将の千葉健太は「(主力の)メンバーを欠く中で、本当のチーム力が試されると監督から言われていた。得点直後に失点したことは反省点だけど、アウェーでも勝点を取って帰ることができたのは、良かった。最後に取られてしまった昨年から成長した部分だと思う」と手ごたえを話した。戦力が不足し、内容が伴わない試合でも敵地で勝点を奪った戦いぶりに、首位・鹿島のしたたかさが表れていた一戦だった。
[写真]後半15分、セットプレーのこぼれ球を押し込み、先制点を挙げた鹿島ユースDF松浦航洋
(取材・文 平野貴也)
◆6度目V狙う鹿島、F東京にJ1で7年間無敗もナビスコ杯では…(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?166180-166180-fl
ナビスコ杯の決勝トーナメント組み合わせ抽選会が29日、都内で行われ、ACLに出場していたため決勝トーナメントから参戦する鹿島アントラーズは準々決勝でA組1位のFC東京と対戦することが決まった。
歴代最多5度の優勝を誇り、3年ぶり6度目の頂点を狙う鹿島。一方、6年ぶり3度目の優勝を目指すF東京のDF吉本一謙は抽選会後、報道陣の取材に「鹿島さんには歴史と伝統がある。僕らもそういうチームになっていくために、倒さないといけない相手」と意気込みを語った。
吉本は累積警告で出場停止だったが、今年5月10日のJ1第1ステージ第11節ではアウェーの鹿島が1-0で勝っている。リーグ戦では09年以降、鹿島の7勝4分と相性の良さが目立つが、ナビスコ杯に限ってはF東京が3連勝中。過去2シーズンともにグループリーグで対戦し、13年は4-2、昨年も3-1でF東京が勝利している。
自ら抽選を引いた鹿島MF柴崎岳は「最近はうちのほうが分がいい」としながらも「1試合1試合、どうなるか分からないし、しっかり準備することが大事」と表情を引き締めていた。
(取材・文 西山紘平)
◆柴崎 ナビスコ決勝T初戦に自信「FC東京とは相性がいい」(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/06/30/kiji/K20150630010637730.html
ナビスコ杯決勝T抽選会
FC東京と対戦することになった鹿島の日本代表MF柴崎は「FC東京とは相性がよく、いつもいいゲームをさせてもらっている。しっかりいい試合をしたい」と自信を見せた。
FC東京のDF吉本も「相性は悪いが、そういうものを打ち破って、タイトルを獲りにいきたい」と意欲を見せた。
◆ナビスコ杯準々決勝の4カードが決定…G大阪の丹羽「連覇したい」(サッカーキング)
http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20150629/326561.html
ヤマザキナビスコカップ決勝トーナメントのオープンドローに参加した各クラブの代表メンバー
2015Jリーグヤマザキナビスコカップ決勝トーナメントの抽選会が、6月28日に行われて準々決勝の組み合わせが決定。抽選会に参加していた各クラブの代表が、大会制覇に向けて意気込みを語った。
前大会王者として連覇を狙うガンバ大阪は、名古屋グランパスと対戦。G大阪の丹羽大輝は、「去年、ナビスコカップで優勝して、Jリーグ、天皇杯と勢いがついた。今年も獲れるタイトルは全部獲りたい。そのための一つ目のタイトルだと思うんで、しっかりと勝ち上がって連覇したい」と話した。対する名古屋の川又堅碁は、「ガンバは個人の能力が高いチーム。元同僚のヒガシ(GK東口順昭)もいますしね。警戒したいのは、阿部(浩之)君。理由は、同級生だから(笑)」とコメントした。
2015明治安田生命J1リーグ1stステージ無敗優勝を果たした浦和レッズは、アルビレックス新潟と激突。昨年のナビスコカップでプロデビューを果たした浦和の関根貴大は、「2試合、合わせて勝つことが大事になってくるので、そうした点をしっかりやっていければいいと思います。どこが相手でも自分たちがやるべきことをやれば、いい結果は残せると思う。リーグ戦の調子をシーズンを通して維持するのが大事なので、ここからが本当の勝負だと思います」と力強く語った。クラブ史上初の決勝トーナメント進出を決めた新潟。代表として参列した指宿は「浦和は勝ち上がっていけば、いずれ対戦する可能性の高いチーム。最初に戦って勢いをつけられればいい。もちろん、相手は1stステージで優勝してますし、強いチームなのは間違いない。ただ、僕らに可能性がないわけではない。2試合勝ち切って次に向かいたいですし、もちろん優勝を目指して戦いたい」と決意を口にしている。
ヴィッセル神戸の安田理大は、「スタッフからは柏レイソルがいいな、と言われてきて、なんとなく来そうな雰囲気はあった。ヴィッセル神戸は、これまでにタイトルを獲ったことがない。今、一番近いところにあるのがこのヤマザキナビスコカップなので、数々のタイトルを獲得してきたネルシーニョ監督のもと、チーム一丸となって全力で立ち向かっていきたい」とクラブ初タイトルへの思いを打ち明けた。神戸と対戦する柏レイソルの武富孝介は、「今年はまだ監督の目指すサッカーができていないと思っています。僕たちはここ数年、毎年のように色々なタイトルを獲ってきた。今年も獲れるように、まずはこのヤマザキナビスコカップをしっかり戦って優勝したい」と話している。
FC東京との対戦が決まった鹿島アントラーズの柴崎岳は、「ここ最近はFC東京との相性の良さはあるけれど、一試合一試合わからないですし、しっかりと準備をしたい」。一方、FC東京の吉本一謙は、「しっかりといい準備をして、いい対戦にしたい。そうすれば結果はついてくると思う。絶対に勝ちたいです」とタイトルへの思いを明かした。
準々決勝第1戦は9月2日、第2戦は同6日開催。対戦カードとスタジアムは次のとおり。
▼準々決勝第1戦(9月2日)
柏レイソルvsヴィッセル神戸(柏)
FC東京vs鹿島アントラーズ(味スタ)
アルビレックス新潟vs浦和レッズ(デンカS)
ガンバ大阪vs名古屋グランパス(万博)
▼準々決勝第2戦(9月6日)
ヴィッセル神戸vs柏レイソル(カシマ)
鹿島アントラーズvsFC東京(埼玉)
浦和レッズvsアルビレックス新潟(パロ瑞穂)
名古屋グランパスvsガンバ大阪(ノエスタ)
◆ナビスコカップ決勝トーナメント 組み合わせ決定(オフィシャル)
http://www.so-net.ne.jp/antlers/sp/news/game_info/49694?SmRcid=ant_sns_fb_sp_1506_040
本日行われたヤマザキナビスコカップ オープンドローの結果をもちまして、決勝トーナメントの組み合わせが決定しましたので、お知らせいたします。
9月2日(水)から始まる決勝トーナメントは、予選リーグを勝ち抜いたFC東京、アルビレックス新潟、名古屋グランパス、ヴィッセル神戸と、AFCチャンピオンズリーグ2015出場のため、決勝トーナメントより出場となる鹿島アントラーズ、浦和レッズ、柏レイソル、ガンバ大阪の合計8チームにより、ホーム&アウェイ方式のトーナメント戦で行います。
決勝トーナメント
準々決勝 第1戦
9/2(水) 味の素スタジアム
FC東京 vs 鹿島アントラーズ
準々決勝 第2戦
9/6(日)カシマサッカースタジアム
鹿島アントラーズ vs FC東京
2015年6月29日月曜日
◆カズ決勝弾!J2最年長ゴール更新 J1はジーコ(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1499195.html
<J2:水戸0-1横浜FC>◇20節◇28日◇Ksスタ
J2横浜FCの元日本代表FW三浦知良は28日、ケーズデンキスタジアム水戸で行われた水戸戦の後半ロスタイムにゴールを挙げ、自身のJ2最年長得点記録を48歳4カ月2日に更新した。4月19日の長崎戦以来で今季3点目。
三浦は「ゴールだけを狙ってプレーした」と語った。試合は1-0で勝った。
三浦は右大腿(だいたい)部を痛めて交代した4月26日の徳島戦以来、約2カ月ぶりの復帰だった。後半33分に投入され、シュートのこぼれ球を左足で詰めた。J2最年長出場記録も塗り替えた。J1最年長得点は1994年にジーコ(鹿島)がマークした41歳3カ月12日。
◆鹿島柴崎、左足折れる寸前 当面休養へ(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1498823.html
<J1:鹿島2-3川崎F>◇最終節◇27日◇カシマ
鹿島が01年第1S以来の負け越しとなった。
日本代表MF柴崎岳(23)が今季初の欠場。ベンチ外は12年4月14日の東京戦以来約3年2カ月ぶりで、チームの“心臓”を失っては2点が精いっぱいだった。クラブ幹部は「代表戦(16日シンガポール戦)後、左足第5中足骨の違和感を訴えた。折れる手前の判断が難しい状態」と症状を明かし、当面は休養させる。試合はOBのDF内田が観戦したが勝ち星を届けられなかった。
2015年6月28日日曜日
◆浦和FW興梠、本格復帰後8戦6ゴールの固め打ち(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1498807.html
<J1:浦和5-2新潟>◇最終節◇27日◇埼玉
浦和FW興梠慎三(28)が、ハイペースなゴールラッシュでシーズン前半を終えた。
この日は前半21分に先制PKを決め、後半12分にはMF柏木のパスに抜け出してチーム4点目を挙げた。「試合前のウオームアップの時にふと、ああ、今日はPKが来そうだと思っていた。陽介は今季ボランチに下がったので、ラストパスを受けて決める形が少なかった。そろそろ行こうかという話をしていた」と、ともにもくろみ通りだったことを明かした。
今季はケガで出遅れたが、5月10日の仙台戦で本格復帰して以来、8試合6得点の固め打ち。「ケガしてなかったら、どれだけ取れたのかとも思うけど、それより史上初の無敗優勝のメンバーに名を連ねられてよかった。今日サポーターと喜びを分かち合って、もっとタイトルを取りたいという気持ちが強まった」。リーグ年間制覇、そしてナビスコ杯、天皇杯と、次なるタイトル奪取へ意欲をみせた。
◆仙台野沢V弾、名古屋5戦ぶり黒星/仙-名17節(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1498191.html
<J1:仙台2-0名古屋>◇最終節◇27日◇ユアスタ
前日に梅雨入りした宮城のユアスタで降りしきる雨の中、試合はスタートした。
名古屋はFW川又がベンチスタート、ノバコビッチと永井の2トップ。ホームの仙台は、自慢の堅守で名古屋の攻撃を封じて相手に仕事をさせない。すると前半39分、仙台MF野沢が、今季2号となる先制ゴールを決める。ゴール前でFW奧埜のパスを一閃(いっせん)。リードを奪った。
後半は、名古屋が川又を入れて打開に努め、同9分には永井が左サイドを駆け抜けクロスを上げるなど反撃。しかし仙台が同24分に奧埜の2戦連発となる追加点を押し込んで快勝。名古屋はビックチャンスを決めきれず、5戦ぶりの黒星を喫した。
◆[プレミアリーグEAST]開幕6連敗のJFAアカデミー福島が2位・市立船橋撃破!(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?166041-166041-fl
高円宮杯U-18サッカーリーグ2015 プレミアリーグEAST
高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯U-18サッカーリーグ2015 プレミアリーグEASTは27日、第7節を行った。
5勝1分で首位の鹿島アントラーズユース(茨城)と昨年の優勝チーム、柏レイソルU-18(千葉)との一戦は0-0の後半15分、鹿島MF松浦航洋が先制ゴール。だが柏は4分後の19分にMF山崎海秀が同点ゴールを決めて1-1で引き分けた。
4勝2分で2位の市立船橋高(千葉)はアウェーでJFAアカデミー福島U18(静岡)と対戦。前半20分にMF椎橋慧也のゴールで先制した市立船橋だったが、FW延祐太のゴールで同点に追いかれてしまう。そして後半45分、JFAアカデミー福島MF清水颯人に決勝点を奪われて1-2で敗れた。ここまで開幕6連敗だったJFAアカデミー福島は今季初勝利を飾った。
3位・FC東京U-18と4位・大宮アルディージャユースとの上位対決は前半10分にF東京FW大熊健太が先制ゴール。だが大宮は後半41分にFW川田拳登が同点ゴールを決めて1-1で引き分けている。
残り2試合は28日に開催される。
【プレミアリーグEAST第7節】(6月27日)
[時之栖スポーツセンター時之栖グラウンド]
JFAアカデミー福島U18 2-1 市立船橋高
[ア]延祐太(43分)、清水颯人(90分)
[市]椎橋慧也(20分)
[NTT東日本志木総合グラウンド]
大宮アルディージャユース 1-1 FC東京U-18
[大]川田拳登(86分)
[東]大熊健太(10分)
[日立柏サッカー場]
柏レイソルU-18 1-1 鹿島アントラーズユース
[柏]山崎海秀(64分)
[鹿]松浦航洋(60分)
(6月28日)
[札幌サッカーアミューズメントパーク]
コンサドーレ札幌U-18(11:00)流通経済大柏高
[清水ナショナルトレーニングセンター(J-STEP)]
清水エスパルスユース(11:00)青森山田高
◆柴崎は左足痛で欠場 “骨にストレス”1週間後再検査の予定(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/06/28/kiji/K20150628010626720.html
J1第1S最終節 鹿島2―3川崎F (6月27日 カシマ)
鹿島の日本代表MF柴崎は左足第5中足骨周辺に痛みが出たため欠場した。前日(26日)も全体練習からは離脱していた。
鈴木常務取締役強化部長は「代表戦が終わったぐらいから違和感を感じていた。24日に痛みが増したということで、休ませた。(骨は)折れてはいないが、ストレスが掛かっている状態」と症状を説明。今後は1週間ほど様子を見て、再検査を受ける予定。手術を受けるかなどの方針を決める。
◆U-22日本代表、豊川辞退で小屋松追加招集(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?166040-166040-fl
日本サッカー協会(JFA)は27日、U-22日本代表のメンバー変更を発表した。鹿島アントラーズのFW豊川雄太が怪我のため離脱。代わって名古屋グランパスのMF小屋松知哉が追加招集された。
同代表は7月1日にユアテックスタジアム仙台でU-22コスタリカ代表と国際親善試合を行う。
◆昌子、失点悔やむ「もったいない」観戦の内田に白星贈れず(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/06/28/kiji/K20150628010624490.html
J1第1S最終節 鹿島2―3川崎F (6月27日 カシマ)
鹿島のOBで観戦に訪れたシャルケのDF内田に白星を届けることはできなかった。
立ち上がりの8分に先制を許すと、1―2の後半2分にも失点。前後半の開始直後の失点にDF昌子は「もったいなかったですね。特に後半の失点は簡単にやられすぎた。(内田)篤人さんが見に来てくれた試合でこういう試合をしてしまって悔しい」と声を落とした。
◆鹿島・柴崎、左足痛でベンチ外…20日横浜M戦で痛み増す(サンスポ)
http://www.sanspo.com/soccer/news/20150628/jle15062805010005-n1.html
明治安田J1第1ステージ最終節(27日、鹿島2-3川崎、カシマ)J1鹿島のMF柴崎岳(23)が左足中足骨(甲)に痛みを訴え、27日の川崎戦(ホーム)のベンチを外れた。日本代表として出場した16日のロシアW杯アジア2次予選・シンガポール戦後に違和感を覚え、20日の横浜M戦(アウェー)はフル出場したが痛みが増した。
病院でのMRI(磁気共鳴画像)検査では骨に亀裂はないものの、骨折すれば今季絶望の可能性があるため、第2ステージ開幕までの2週間で回復の様子をみる。柴崎は今季開幕から16試合にフル出場。日本代表戦は6月の2試合に先発した。
◆鹿島、サポーターから強烈なブーイング…OB内田の前で勝利飾れず(サンスポ)
http://www.sanspo.com/soccer/news/20150627/jle15062723140024-n1.html
明治安田J1第1ステージ最終節(27日、鹿島2-3川崎、カシマ)鹿島は立ち上がりが悪すぎた。前半は8分、34分に失点。その後は2点を返すなど持ち直しただけに、セレーゾ監督は「入り方が悪かった。ボールを蹴ることを怖がっていた」と怒り心頭だった。
第1ステージは一度も連勝できずに終え、試合後にはサポーターから強烈なブーイングが飛んだ。クラブOBで日本代表DFの内田(シャルケ)が観戦に訪れた試合で敗れ、昌子は「篤人さんが見に来てくれたのに、こういう試合をしてしまった」とうなだれた。(共同)
◆鹿島01年以来負け越しにブーイング/鹿-川17節(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1498193.html
<J1:鹿島2-3川崎F>◇最終節◇27日◇カシマ
川崎Fが敵地で3点を奪い、今季9勝目を挙げた。
先制はアウェーの川崎Fだった。前半8分、ペナルティーエリアに走り込んだMFエウシーニョが縦パスを受け、相手マークを振り切る。右方向に流れながら右足を振り、ゴールに流し込んだ。
対する鹿島は日本代表MF柴崎が今季初の欠場。ベンチ外でスタンドから戦況を見守った。「心臓」の不在でチームはリズムがつかめず、好機をつくれない。11分にMF金崎がクロスバー直撃シュートを放ったが、それ以外はチャンスがなく攻められ続けた。
すると34分、川崎Fが追加点を奪う。ゴール右でボールを受けたFWレナトが切り込み、ボックスの手前から左足でミドル。得意の形で弾道は美しい軌道を描き、ゴール右上に突き刺さった。
追う鹿島は何とか1点を返す。44分、MF金崎が左足でミドルシュート。レナトの失点と同じような形で意地のゴールを奪い、1点差として前半を終えた。
後半が始まると、早々に川崎Fが得点を加えた。2分、カウンターからFW船山が持ち込み、グラウンダーのアーリークロス。最終DFの奥で受けたFW大久保が右足で冷静に決め、突き放した。この時点で得点ランク1位に並ぶ通算11点目を挙げた。
鹿島も粘る。14分、柴崎に代わってボランチで先発した青木が攻め上がって左クロス。FW赤崎が走り込み、右足の甲でとらえてゴールに押し込んだ。前節横浜戦で左膝の前十字靱帯(じんたい)と半月板を損傷し、全治8カ月の離脱となったFWジネイに代わる男が決め、1点差とした。
その後は一進一退の展開が続いた中、川崎Fが後半32分にFW小林を投入。損傷した右膝半月板の手術を5月11日に受け、前半戦絶望とも言われていたストライカーが第1ステージ最終節で復帰を果たした。
その後は鹿島が攻勢を強めたが、スコアは動かず。川崎Fが3連勝で締めくくり、鹿島は連勝なしで終戦となった。さらに01年の第1ステージ以来となる負け越しも決定。試合後は大ブーイングが響き渡った。
◆鹿島不本意8位 不甲斐ない結果にファン罵声!(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1498781.html
<J1:鹿島2-3川崎F>◇最終節◇27日◇カシマ
鹿島が7敗目を喫し、01年の第1ステージ以来となる負け越しが決まった。
日本代表MF柴崎が今季初の欠場。約3年2カ月ぶりのベンチ外となり、スタンドから戦況を見守った。「心臓」不在のチームはなかなかリズムをつかめず、パスの出どころがない。その中でMF金崎とFW赤崎がゴールを奪うなど健闘したが、守備も乱れて簡単に3点を奪われた。
試合後はブーイングが響き渡り、怒ったサポーターがフェンスの外に集まって罵声を浴びせた。DF昌子は「(柴崎)岳がいないから負けた、と言われるのが悔しい。いなくても鹿島だし、頼ってばかりではないと証明したかった。(松葉づえ姿で観戦したOBのDF内田)篤人さんに勝利を見せられなかったのも悔しい」と言った。
開幕前は優勝候補に挙げられながら6勝4分け7敗。前半戦は8位という不本意な成績となった。
◆2015明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第17節(オフィシャル)
http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51584
J1 1st 第17節 vs川崎フロンターレ
鹿島、悔しい競り負け。川崎Fに敗れ、1stステージは負け越しで終了。
鹿島は、ステージ最終節を悔しい敗戦に終えた。J1 1st 第17節、カシマスタジアムに川崎フロンターレを迎えると、常に先手を取られる苦しい展開を強いられ、金崎と赤崎のゴールも実らず、2-3で敗れた。
鹿島は前節、アウェイでの横浜FM戦で、3-0と快勝。今季初の3点差、今季2回目の完封勝利を果たした。今節は、今季初の連勝、そしてステージ勝ち越しを懸けた一戦となった。1週間前、日産スタジアムで勝利の立役者となった佐藤は「大事なことは、継続すること」と、繰り返し強調していた。2試合連続の快勝を期して、選手たちはトレーニングを積んだ。2日前練習を急きょ非公開とするなど、準備を進めた。
横浜FM戦から、先発メンバーの変更は2選手。前節で負傷交代を強いられ、長期離脱が発表されたジネイに代わり、赤崎が前線に。そして、今季フルタイム出場でチームを牽引していた柴崎が欠場となった。トニーニョ セレーゾ監督は、青木をボランチに配し、最終ラインに、今季2試合目の先発となる山村を指名した。センターバックのパートナーは植田、右サイドバックは西、左サイドバックは昌子。ボランチの一角は小笠原で、久しぶりにキャプテンマークを巻く。2列目は前節と同じ3人、カイオと土居、金崎が並んだ。そして最後尾には、佐藤が立ちはだかる。
開場前、曇り空に覆われていたカシマスタジアム。約1か月ぶりに臨むホームゲーム、ウォーミングアップのピッチに現れた選手たちの頭上には、霧が立ち込めていた。サポーターは熱い声援を送り、勝利への熱い意志を示した。選手たちはアントラーズレッドのスタンドとともに、19時3分、キックオフのホイッスルを聞いた。
ホームで必勝を期す鹿島だが、前半立ち上がりから、川崎Fにボールをキープされる展開となった。押し込まれる中、8分に先制点を奪われてしまう。ペナルティーエリア中央でボールを収められ、エウシーニョにシュートを決められてしまった。
立ち上がりに先制された鹿島は、失点の2分後に金崎が狙いすましたミドルシュートを放ったが、クロスバーを直撃。惜しくも、同点とならなかった。以降も川崎Fがボールポゼッション率を高める展開で、鹿島はなかなかペースを掴めずにいた。
そして34分、鹿島は2失点目を喫してしまう。ペナルティーエリア左手前でボールを持ったレナトへのマークが遅れ、ミドルシュートを決められてしまった。0-2。ホームで2点ビハインドを負う、厳しい展開を強いられた。
それでも、鹿島は反撃を開始する。前半ラスト10分でようやく攻撃の形を作り始めると、44分、ペナルティーエリア右側で縦パスに反応した土居がヒールで落とし、金崎が前を向く。金崎は左足を振り抜き、ゴール左隅を射抜いてみせた。鹿島が前半のうちに1点を返し、1点差でハーフタイムを迎えた。
1-2で迎えた後半、鹿島はまたも先手を取られてしまう。47分、カウンターからグラウンダーのパスでペナルティーエリア内への侵入を許し、大久保にゴールを決められた。再び、2点を追いかける展開となった。
攻めるしかない鹿島は失点直後、ペナルティーエリア内でパスを受けた土居が鋭いドリブルで相手をかわし、左足でループ気味のシュート。惜しくも枠を越えたが、川崎Fゴールへと迫り、反撃の狼煙を上げた。
そして、1点差に迫るゴールは54分に生まれた。左サイド深くまでオーバーラップした青木がニアサイドへクロスを上げると、赤崎が飛び込む。右足で巧みにミートされたシュートが、ゴールネットを揺らした。「継続してチームに貢献しないといけない」と話していた背番号18が、2試合連続でスコアを刻んだ。
残り40分弱、鹿島は同点弾を目指して攻撃を仕掛けた。トニーニョ セレーゾ監督は、62分に中村、68分にJ1初出場となる鈴木隆雅、そして72分に本山と、3選手を投入。配置転換を織り交ぜつつ、攻撃陣の活性化を図った。枚数を割いて守備を固める川崎Fに対して、鹿島は85分に赤崎がドリブルでのカットインから右足シュート。その直後には、小笠原のクロスに反応した植田がヘディングシュート。しかしいずれも、枠を捉えられない。
4分と表示されたアディショナルタイムにも、カイオの強引な突破から、中央へのボールに赤崎が飛び込んだが、これもシュートまで持ち込めない。ラストプレー、右サイド深くから本山が上げたクロスに飛び込んだ赤崎も、相手からのタックルに遭って、ボールに触れることはできなかった。
2-3で、試合終了。鹿島はホームで打ち合いに敗れ、1stステージを終えることとなった。6勝4分け7敗、勝ち点22の8位。連勝は一度もなく、1つ負け越してシーズンの折り返しを迎えた。カシマスタジアムに鳴り響いた怒号とブーイング、この不甲斐ない結果を深く受け止めなければならない。
【この試合のトピックス】
・赤崎が、6月3日のJ1 1st 第10節G大阪戦以来の先発出場。今季初のフル出場を果たし、2試合連続の今季4ゴール目を挙げた。
・鈴木隆雅が途中出場。プロ入り4年目で、J1初出場を果たした。
・山村が、3月14日のJ1 1st 第2節湘南戦以来、今季2試合目の先発出場を果たした。
・本山が2試合ぶりに途中出場した。
・中村が4試合ぶりに途中出場した。
監督コメント
[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・相手に自分たちからチャンスを与えている。集中力を高めていこう。
・試合全体のスピードをあげて、自分たちのペースを創造していこう。
・攻守において個ではなく、チームとして戦わなければいけない。連動しろ!
川崎フロンターレ:風間 八宏
・ボールに顔を出し、自分達の距離、テンポでプレーしていこう。
・自分達のリズムの時は、しっかりつないでいこう。
・大胆に忠実にプレーしていこう。
[試合後]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
Q 0-2から盛り返した試合運びの評価は?
A 試合の入り方、特に25~30分ぐらいまでが特に悪かった。1つは消極的にプレーしていたこと、もう1つはコントロールミス、パスミスが多すぎたことが原因だ。川崎Fはボールを持たせてくれるチームだから慌てる必要はないのに、なぜかそうなってしまった。その理由をこれから分析していきたい。サイドの守備も甘さが出てしまい、失点につながってしまった。今日はうまくかみあわなかった。連動したプレーができなかった。その後盛り返したというか、相手が点を決めたことで下がってくれたことでチャンスを作ることができたということだろう。
Q 柴崎選手がメンバーから外れた理由は?
A メディカル部門から休ませた方がいいという助言を受けた。
Q 1stステージ、ワントップが固定できなかったが、その原因とダヴィ選手の回復具合は?
A ダヴィは昨年からのケガであって、複合的な要素がからんでいる。いつ復帰できると、私が言える問題ではない。外国籍選手の枠が使えていないことが問題だ。3人の枠でコンスタントに試合に出ているのはカイオだけ。アジア枠のファン ソッコもまだアダプトが必要だ。試合中の事故のようなケガはどうしようもない。不運に見舞われた部分もあるが、私は今いる選手で戦っていく覚悟を決めている。今日の後半は気持ちのこもったプレーを見せることができた。これが2ndステージ最低限のベースとなる。2ndステージに向けてしっかり準備して戦っていきたい。
川崎フロンターレ:風間 八宏
(1st ステージを振り返って)リーグ戦ですから、いろいろなことがあるのはわかっていたこと。けが人した選手たちがチームにいればまた違った結果になっていたとは思う。しかし、そこでまた違う選手が試合に出ることで得られるものがあったし、2ndステージにけが人が戻ってくれば、また違ったものを見られるのではないかと思う。
選手コメント
[試合後]
【鈴木 隆雅】
試合に出られたことは良かったが、自分が結果を残して、勝つということを求めていたので、残念に思う。また試合に出られるように、練習を積み重ねて、アピールしていきたい。
【赤崎 秀平】
結果を出し続けなければいけない。ゴールが勝利につながらず、残念に思う。前線からプレスをかけることで、相手のセンターバックが嫌がっていた。満男さんと話して、前から行くようにしてから流れが変わったけど、そういったことに敏感に気付く部分が足りなかった。
【土居 聖真】
前半に、相手にやられすぎた。自分たちが引いても、前からプレスをかけても、相手の前線3枚にボールが収まってしまっていた。
昌子選手のコメントは、アントラーズモバイルをご覧ください。
2015年6月27日土曜日
◆山形の“黒豹”中島2戦連発だ 27日G大阪戦(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1497402.html
山形の“黒豹(ヒョウ)”FW中島裕希(31)が2戦連続弾に意欲を見せた。前節広島戦では0-4の後半23分から途中出場。1分後にFWディエゴとのワンツーからゴールを決めた。「自分が入るときは点が欲しいとき。常に裏を狙っていきたい」。今季途中出場のみ13試合で2得点。日焼けした褐色の肌で、相手を全力疾走で追う姿はまさに黒豹。流れを変えられる存在だ。
24日、山形県総合公園で行われた紅白戦2本目でも、主力組の右シャドーでゴールを決めて好調アピール。27日G大阪戦でもスーパーサブでの起用が濃厚だが「(前の試合の)悔しさをバネに、チャレンジャーの意識でやっていきたい」と言葉に力を込めた。
◆[U-16インターナショナルドリームカップ]要求通りに「最後のところでやらせなかった」U-16日本代表がチリ撃破!優勝へ前進!(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?165962-165962-fl
[6.26 U-16インターナショナルドリームカップ第2節 U-16日本代表 2-0 U-16チリ代表 J-GREEN堺]
U-16日本代表、U-16フランス代表、U-16チリ代表、U-16コスタリカ代表の4チームがリーグ戦(総当たり1回戦)で優勝を争うU-16インターナショナルドリームカップ2015JAPAN Presented by JFAは26日、第2節を行い、日本はMF藤本寛也(東京Vユース)とFW中島元彦(C大阪U-18)のゴールによって2-0で快勝した。日本は2戦2勝で首位。28日の最終節で優勝を懸けて、勝ち点2差の2位・フランスと戦う。
日本は7-0で快勝したコスタリカ戦から先発7人をチェンジ。4-4-2システムのGKは沖悠哉(鹿島ユース)。4バックは右から田中康介(京都U-18)、橋岡大樹(浦和ユース)、塩崎悠司(興國高)、水田和真(関西学院高)。中盤はゲーム主将の齊藤未月(湘南ユース)と品田愛斗(F東京U-18)のダブルボランチ、右MFが藤本、左MFが新井光(長野U-18)。2トップは加藤拓巳(山梨学院高)と中島がコンビを組んだ。
試合前からピッチを濡らしていた雨は前半半ばごろから非常に激しくなった。その中で日本の選手たちが見せたのは「際の強さ」だった。立ち上がりから攻勢に出たのはチリ。6分には左サイドを破って連続シュートを放ち、12分にはバイタルエリアをパス交換で攻略してシュートにまで持ち込んできた。ややミスもあった日本だが、ここで踏ん張りを見せる。森山佳郎監督も「最初、相手がかなりのテンションで来て、もしそれでフワーとしたり、緩んでいたらやられていたと思う」。積極的な出足から相手の攻撃を跳ね返した橋岡を中心にチリの攻撃を封殺。逆に15分ごろからは高い位置でボールを奪って品田のパスなどから立て続けにシュートチャンスをつくった。
16分、中島が自ら獲得したFKを右足で狙うと、18分には品田のミドルシュートがゴールを捉える。そして23分には右サイドへのサイドチェンジから強引に中央へ割って入ってきた田中が左足シュート。そして30分には右サイドからショートパスをつなぎ、最後は品田のラストパスから藤本が左足で狙った。チャンスをつくるものの、決めきることのできない日本は30分過ぎにも加藤がPAで決定機を迎えるが、GKルイス・ウレタの好セーブや最後のところで体を張るチリから1点を奪うことができない。それでも「焦ったらいけないし、ゼロゼロなのに負けているような雰囲気は良くないから、何回も(チャンスを)作れというくらいの感じで」(森山監督)攻め続けた日本は37分、先制点を奪う。
中盤でボールを持った齊藤が斜めのパスを入れると、左中間で受けた新井がPAへ浮き球パス。これをコントロールした加藤がPA内左から中央へ折り返し、最後は藤本が左足ダイレクトでゴールへねじ込んだ。前半14本のシュートを放って1点をもぎ取った日本は後半開始から塩崎、水田、新井、加藤に代えて、CB西山大雅(横浜FMユース)、MF伊藤洋輝(磐田U-18)、左MF堀研太(横浜FMユース)、そしてコスタリカ戦4発のFW中村駿太(柏U-18)を投入する。
その日本は10分、左サイドでボールを持った堀が後半から左SBへ移った田中のオーバーラップを促す。スペースへ抜け出した田中に折り返しのボールを要求した中島がコントロールから狙いすました右足シュート。これがゴールを破って2-0となった。この後、16分に藤本に代えてMF吉田歩未(市立船橋高)を投入した日本だが、我慢の展開が続いた。ギアを上げてきたチリに押し込まれてなかなか攻め返すことができない。それでも、抜かれたり、パスを通されたらピンチになりそうなシーンで齊藤や伊藤が的確な潰し。伊藤は「(ミーティングの)映像で世界の身体を張るプレーを見てきてみんな刺激されているので、そこで身体を張れているのかなと思いました。(映像で見たのは)ワールドカップの一人抜かれても2人目が出てきて止めたりそういうシーン。世界的なプレーヤーがそれくらいやっているのだから、高校生の自分たちもやらなければいけないというのがあります」と説明したように、トレーニング、ミーティングから森山監督の「ゴール前のところは絶対にやらせたくない」という指導を徹底されてきている日本は最後の局面で身体を張って相手にシュートを打たせない。
2-0のまま試合を進める日本は34分に田中をSB中矢裕貴(東海大翔洋高)へスイッチ。カウンターからチャンスをつくる日本は独走した中村がファウルで止められるなど追加点を奪うことはできなかったが、最後まで身体を張ること、ゴールを狙い続けることをやりぬいて2-0で快勝した。森山監督は「一人交わされても次のヤツ次のヤツと出て最後のところでやらせなかった」と納得の表情を見せ、齊藤は「ゴリさん(森山監督)に言われていたのは相手最初からやってくるというのが分かっていたので自分たちもそれを上回るようなアグレッシブなプレーっていうのは前半から意識していて、それが上回ったから勝つことができたのかなと思っている」。厳しい国際試合で何をやらなければならないのか理解して表現した選手たち。そして、フランス戦へ向けて齊藤は、「身体で負けないだったり、球際っていうのは、戦えば負けることはないですし、走ることは日本の選手の方がやれるとわかっているのでそこをやっていけば絶対に勝てます。(球際の部分は)きょう全員できていたと思う。次の試合も継続してできればいいと思う」と力強かった。今年新設されたU-16インターナショナルドリームカップの初代王者へ一歩前進した日本。この日行われたコスタリカ戦の先発平均180.2cmというフランスとの最終節でも、やるべきことをそれぞれが徹底して優勝を勝ち取る。
[写真]前半37分、U-16日本代表は藤本が先制ゴール
(取材・文 吉田太郎)
◆鹿島、ジネイ代役の赤崎、金崎に期待/鹿-川17節(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1498193.html
<J1:鹿島-川崎F>◇最終節◇27日◇カシマ
19時キックオフ。
【鹿島】総力を挙げて勝ち越しにいく。前節20日の横浜戦(3-0)で日本代表MF柴崎が全3点に絡む活躍を見せた一方、1トップの軸として機能し始めていたブラジル人FWジネイが大けが。後半途中の接触プレーで右膝前十字靱帯(じんたい)と半月板を損傷し、全治約8カ月と診断された。
昨年10月に左膝で同様のけがをして、同じく全治8カ月と言われたFWダビも復帰はまだ先。代わって1トップに入るFW赤崎やMF金崎に期待がかかる。
DFファン・ソッコも韓国へ一時帰国中。基礎軍事訓練の申請手続きのため第1ステージ最終節を欠場することになった。センターバックで先発コンビを組む青木とU-22日本代表の植田、出場の可能性が高いロンドン五輪代表DF山村ら守備陣の奮起も必要だ。
◆柴崎 疲労か?グラウンドに姿見せず室内で調整(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/06/27/kiji/K20150627010615630.html
鹿島の日本代表MF柴崎が川崎F戦を欠場する見通しとなった。26日の練習ではグラウンドに姿を現さず室内で調整。鈴木満常務取締役強化部長は「休養になりそう。疲労がたまっているみたい」と、説明した。
柴崎は今季公式戦22試合にフルタイム出場。日本代表として1月のアジア杯にも出場し、3、6月の合宿にも参加していた。柴崎に代わり山村の先発が濃厚。「ポジションはどこになるか分からないが、チームに貢献できるように」と、意気込んでいた。
◆【予想スタメン】好調の要因はチーム全体の守備意識にあり…川崎は鹿島撃破で3連勝を果たせるか(サッカーキング)
http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20150626/325521.html
2連勝中と好調を維持する川崎 [写真]=Getty Images
■鹿島アントラーズ 川崎には最近は2連勝中と相性の良さが際立つ
鹿島は過去、川崎とリーグ戦で22試合を戦い、8勝4分10敗と負け越しているが、ホームでは6勝2分3敗と大きく勝ち越している。最近は2連勝中で、相性の良さが際立つ。
7月1日にユアテックスタジアムで行われる、U-22日本代表とU-22コスタリカ代表との国際親善試合のメンバーに植田直通、伊東幸敏、豊川雄太の3人が選出された。これは、広島と並んでJクラブ最多。植田は川崎戦でも先発が濃厚で、U-22日本代表戦への弾みをつけるためにも、並々ならぬ意気込みで臨む。
カイオは前節の横浜FM戦の前々日に父親がブラジルから来日。その横浜FM戦で今季5得点目を決めた。現在も父親は滞在中。川崎戦は観戦に訪れる予定で、家族の前で勇姿を見せつけるつもりだ。
ただ、横浜FM戦でジネイが右ひざ前十字じん帯断裂、外側半月板を損傷し、全治8カ月と診断された。爆発的な得点力こそ発揮できなかったが、ポストプレーで存在感を見せ始めていただけに、クラブにとって大きな痛手となった。大けがからの復帰を目指すダヴィも全体練習に合流したが、再び患部に水がたまるなど、状態はおもわしくなく、この試合は欠場が濃厚だ。山本脩斗も復帰がかなわなかった。昌子源が左SBに入りることが濃厚だが、彼はCBが本職。守備面では長所を発揮できるが、攻撃面で迫力を欠く可能性が高いと言える。(totoONE編集部)
■鹿島予想スタメン
4-2-3-1
GK
佐藤昭大
DF
西大伍
植田直通
青木剛
昌子源
MF
柴崎岳
小笠原満男
カイオ
土居聖真
金崎夢生
FW
赤﨑秀平
■川崎フロンターレ 切り替えの速さが後半戦巻き返しのカギ
連勝中のため、選手の顔ぶれに入れ替えはない。しかし、試合前々日の練習終盤に森谷賢太郎とレナトが負傷離脱。2人の経過を見ての判断になるが、出場が難しい場合は中村憲剛、大島僚太、杉本健勇からのチョイスになるだろう。
好調の要因を分析すると、選手たちはチーム全体の守備意識を口にする。「球際に激しくいけるようになったし、いって欲しいところでいってくれるようになった」と新井章太は、最後尾から感じるチームの変化を述べる。離脱中だったけが人が少しずつ復帰し、チーム内として活気のある紅白戦ができていることも、その循環を生み出している一因だろう。「練習の密度が濃いし、質もあがっている。これを日常にしていければ」と中村。パスワークと得点力はリーグ屈指のチームだけに、切り替えの早さと球際の強さでボールを奪い返す力を向上させていくことが、後半戦巻き返しのカギといえそうだ。
「残り2試合で勝ち点6を取ることが大事」。逆転勝ちを収めた第15節の湘南戦後に中村が言っていた言葉である。前節の松本山雅戦でも勝利。1stステージを3連勝で締めくくって、2ndステージにつなげたいというのが、チームの思いである。強めるのは球際だけではない。気持ちも緩めず戦うことで、相性の悪いアウェーでの鹿島戦で勝利を収めたい。(いしかわごう)
■川崎予想スタメン
3-4-3
GK
新井章太
DF
武岡優斗
井川祐輔
車屋紳太郎
MF
エウシーニョ
谷口彰悟
森谷賢太郎
山本真希
FW
船山貴之
大久保嘉人
レナト
2015年6月26日金曜日
◆鹿島合同引退試合、参加追加メンバーに横浜FMの中村俊輔や中澤佑二ら(サッカーキング)
http://www.soccer-king.jp/news/japan/japan_other/20150625/325354.html
横浜FMに所属する中村俊輔 [写真]=Getty Images
25日、鹿島アントラーズは7月5日に開催予定の「ENCORE(アンコール) -中田浩二 柳沢敦 新井場徹 合同引退試合-」に向けて、新たな参加メンバーが決定したと発表した。
今回発表されたのは、名古屋グランパスに所属するGK楢崎正剛、湘南ベルマーレに所属するDF坪井慶介、横浜F・マリノスに所属するDF中澤佑二と同MF中村俊輔の4選手。当日は、鹿島OB中心の「ANTLERS LEGENDS」と、3名のサッカー界の仲間たちを中心とした「KAY FRIENDS」が対戦する。
現時点で発表されている参加メンバーは以下のとおり。
▼監督
トニーニョ・セレーゾ(鹿島アントラーズ監督)
鈴木満(鹿島アントラーズ常務取締役強化部長)
▼GK
古川昌明(鹿島アントラーズトップチームGKコーチ)
曽ヶ端準 (鹿島アントラーズ)
佐藤洋平(U-22、U-15日本代表GKコーチ)
楢崎正剛(名古屋グランパス)
▼DF
奥野僚右(サッカー解説者)
秋田豊(サッカー解説者)
大岩剛(鹿島アントラーズトップチームコーチ)
名良橋晃(サッカー解説者)
池内友彦(札幌東海第四高等学校サッカー部コーチ)
中村祥朗(報国FC)
室井市衛(浦和レッズハートフルクラブコーチ)
坪井慶介(湘南ベルマーレ)
中澤佑二(横浜F・マリノス)
▼MF
石井正忠(鹿島アントラーズトップチームコーチ)
本田泰人(サッカー解説者)
増田忠俊(サッカー解説者)
阿部敏之(名古屋経済大学サッカー部監督)
小笠原満男(鹿島アントラーズ)
本山雅志(鹿島アントラーズ)
山口武士(エンフレンテ熊本スポーツクラブ)
鬼木達(川崎フロンターレトップチームコーチ)
本田拓也(清水エスパルス)
中村俊輔(横浜F・マリノス)
▼FW
長谷川祥之(鹿島アントラーズ強化部スカウト)
平瀬智行(ベガルタ仙台アンバサダー)
興梠慎三(浦和レッズ)
田代有三(セレッソ大阪)
2015年6月25日木曜日
◆【奥野サッカー道】「思い」が「確信」に変わった柳沢の笑顔(報知)
http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20150623-OHT1T50193.html
鹿島アントラーズで活躍した中田浩二、柳沢敦、新井場徹(敬称略)の合同引退試合が、7月5日にカシマサッカースタジアムで行われます。今回は私もアントラーズOBとして引退試合に参加させていただくことから、思い出を振り返ります。
柳沢くんが入団1、2年目の頃でした。私はディフェンスラインから、彼に対して「気にするな。次のプレーだ。頑張れ」と、いつも声をかけていました。ところが、わずか数年後には「奥野さん、今、集中。頑張りましょう」と、手を叩きながら励ましてくれました。彼が自分を励ましてくれる存在へと成長した時のうれしさは、今も脳裏に焼き付いています。人情味にも厚く、私の結婚式では涙を流していました。また2000年、私が鹿島から川崎に移籍する際には、涙を流して別れを惜しんでくれたことを今でも鮮明に覚えています。
私が鹿島でコーチを務めていた07年のオフ、彼が京都に移籍することになりました。その際に渡した餞別(せんべつ)を、今も財布に入れてくれているそうです。昨年末に「これを励みにしています」と、屈託のない笑顔で教えてくれました。その時、私がサッカーを通して学んできたチームワークを、次の世代に伝えることができたという「思い」が「確信」に変わりました。
中田くん、新井場くんのいずれも「ワンフォーオール・オールフォーワン」の実践者で、ともにサッカーから学び、喜び、そして数々のタイトルを獲得しました。今後、彼らは様々な形でサッカー界に関わってくれます。サッカーの持つ魅力を、それぞれの分野で世界に発信してくれることを楽しみにしています。(前山形監督・奥野僚右)
◆7月5日に引退試合。日本代表から経営者を目指す中田浩二の現在位置(ハフィントンポスト)
http://www.huffingtonpost.jp/repucom-japan/koji-nakata-company-manager_b_7650432.html?utm_hp_ref=japan
13年前の2002年6月、日本は熱狂の中にいた。FIFAワールドカップ日韓大会で日本は初勝利をあげ、さらにベスト16に進出したのだった。
当時のフィリップ・トルシエ監督が採用した戦術は「フラットスリー」。そして、その左センターバックにはいつも中田浩二選手の姿があった。
中田選手は昨年、34歳で現役を引退。その後、プロのキャリアをスタートし、また最後となった鹿島アントラーズで「クラブ・リレーションズ・オフィサー」(C.R.O)に就任していた。
仕事内容は「スポンサー企業・団体や地元行政などのステークホルダーと連携を取る役割です。普段から、いろいろな人に関わって、アントラーズを知ってもらう、より良くしていくために活動をしています」と中田C.R.O。
「引退時には指導者も考えていて、現役時代に指導者のライセンスも取りに行きました」。そんな中田C.R.Oに、アントラーズは今のポジションを打診したのだった。
「一度現場を離れるのもおもしろいのかなと。選手をずっとやってきましたが、どうやって試合が成り立っているのか興味が出てきて、そこを学んでからもう一度自分の進路を考えようと思いました」。
毎日9時にはクラブのオフィスに出社して業務。現在は研修中だが、「選手時代は自分中心で、試合をするためにどれだけの人が動いているのか、どれだけ大変かを知らなかった」。
このことは中田C.R.Oに大きな影響を与え、「今後どうなるかは分からないですが、選手を支える側に回ることを目指してみる気持ちも強くなった」。
欧州では代表経験のある選手が、経営に携わっている例は多く、バイエルン・ミュンヘンの代表取締役はワールドカップに3回出場したOBのルンメニゲ氏、そして、欧州サッカー連盟の会長はフランス代表のエースだったプラティニ氏だ。
クラブの経営に関わることも視野に入れた中田C.R.Oは、5月14日からTwitter(@nakata_cro)を立ち上げた。今年2月からレピュコムも協力し、スタートした鹿島アントラーズの公式SNS(Twitter、Facebook)と同じく、サポーターとの関わりを強化することを目指し、中田C.R.O自らの発案で取り組みを開始したのだった。
「Twitterは難しいですが楽しい。反応がダイレクトですごいし、まだ慣れてないので、つぶやくのが怖い(笑)」とのこと。それでも「手応えはあります。サポーターとうまく関わって、声が聞けるよう、もっとチャレンジしたい」と意欲を見せている。
そのTwitterをうまく使いたいと考えているのが、7月5日(日)に行われ、自らも主役の一人である「ENCORE(アンコール) ~中田浩二、柳沢敦、新井場徹 合同引退試合」。
中田C.R.Oは立ち上げの会議から参加。「僕ら3人だけでなく、参加してくれた選手、サポーターが一体となって楽しめるように」。自身のTwitterでサポーターへ引退試合のアイデアを聞いている。
試合は稲本潤一、森島寛晃、小野伸二、戸田和幸選手ら、2002年ワールドカップを共に戦った代表メンバーが中田C.R.O自身も含め、12名参加する予定(6月20日現在)。
2002年のことを聞くと「日本代表は刺激しあえて、一体感があって、楽しかったし、いいグループだった。そういうメンバーと、もう一度、一緒にやれるのが楽しみ」。
選手という立場を昨年で終えた中田C.R.Oが「アンコール」で、束の間だけ選手に戻る。サッカー界で次の役割を模索する彼の目に、それはどのように映るのだろうか。
Photo:(C)Kashima Antlers
2015年6月24日水曜日
◆ファン ソッコ選手の一時帰国について(オフィシャル)
http://www.so-net.ne.jp/antlers/news/team_info/49485
ファン ソッコ選手が大韓民国での基礎軍事訓練の申請手続きのため一時帰国しましたのでお知らせいたします。なお、ソッコ選手は6月29日(月)の練習からチームに合流する予定です。
◆契約断念、5月加入、わずか4試合…鹿島ジネイが右ひざ損傷で今季終了(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?165799-165799-fl
[故障者情報]
鹿島アントラーズは23日、FWジネイが都内の病院で検査を受けた結果、右ひざ十字靱帯および右ひざ半月板の損傷と診断されたと発表した。復帰まで8か月を要する見込み。20日に行った横浜FM戦で負傷した。治療方法や手術については現時点では未定だという。
同選手は当初、今年1月に加入が発表されたが、メディカルチェックで右ひざ半月板の損傷が判明。契約断念となっていたが、負傷が完治したことから、今年5月に改めて契約。5月16日のJデビュー戦となった広島戦でゴールを記録するなどしていたが、わずか出場4試合で今季の戦いを終えることになった。
◆鹿島FWジネイ、右ひざ十字じん帯および半月板損傷で全治8カ月の重傷(サッカーキング)
http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20150623/324844.html
負傷による長期離脱が決まったジネイ [写真]=Getty Images
鹿島アントラーズは23日、ブラジル人FWジネイが右ひざ十字じん帯および、右ひざ半月板損傷により、復帰まで約8カ月を要することになったと発表した。
ジネイは20日に行われた明治安田生命J1リーグ第16節の横浜F・マリノス戦で負傷。東京都内の病院で診察を受け、長期離脱が確定した。治療方法や手術については現時点で未定のため、追って発表するとしている。
ジネイは今年1月、鹿島への入団が合意していたが、メディカルチェックで右ひざ半月板の損傷が確認されたため、加入が見送られていた。しかし、4月に母国でのけがの治療を終えて再び来日し、5月1日に加入していた。
◆ジネイ選手の負傷について(オフィシャル)
http://www.so-net.ne.jp/antlers/news/team_info/49486
6月20日(土)横浜F・マリノス戦で負傷したジネイ選手が、東京都内の病院において精密検査を受け、右膝前十字靭帯および、右膝半月板損傷と診断されましたのでお知らせいたします。
■受傷名:
右膝前十字靭帯と右膝半月板の損傷(※)
■全治等:
復帰まで約8か月
■負傷状況:
6月20日(土)J1リーグ横浜F・マリノス戦にて相手選手と接触した際に負傷
※治療方法や手術については現時点で未定のため、確定次第、追ってお知らせいたします。
2015年6月23日火曜日
◆マラドーナ氏 ジーコ氏も出馬予定、次期FIFA会長選に意欲(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/06/23/kiji/K20150623010591660.html
元アルゼンチン代表のスーパースター、ディエゴ・マラドーナ氏(54)が次期FIFA会長選に立候補する意向を持っていることが分かった。親しいウルグアイ人ジャーナリストが21日、マラドーナ氏に出馬の意思を伝えられたとツイッターで明かした。
ブラッター現会長の辞意表明を受けて行われる会長選は今年12月から来年2月の間に予定されており、元日本代表監督のジーコ氏(62)も出馬の意向を示している。
◆コスタリカ戦に臨むU-22日本代表が発表…浅野、野津田、植田ら21名(サッカーキング)
http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20150622/324545.html
U-22日本代表に選出された浅野拓磨 [写真]=Getty Images
U-22日本代表を率いる手倉森誠監督は、7月1日にユアテックスタジアム仙台で開催されるU-22コスタリカ代表との国際親善試合に臨むメンバーを発表した。
リオデジャネイロ・オリンピック出場を目指す同世代。メンバーにはサンフレッチェ広島所属のFW浅野拓磨、MF野津田岳人、鹿島アントラーズ所属のDF植田直通、湘南ベルマーレ所属のMF遠藤航などが選出された。
■U-22日本代表メンバー(数字は背番号)
▼GK
18 櫛引政敏(清水エスパルス)
1 牲川歩見(ジュビロ磐田)
21 山田元気(京都サンガF.C.)
▼DF
15 櫛引一紀(コンサドーレ札幌)
6 亀川諒史(アビスパ福岡)
2 伊東幸敏(鹿島アントラーズ)
23 奈良竜樹(FC東京)
17 川口尚紀(アルビレックス新潟)
4 岩波拓也(ヴィッセル神戸)
5 植田直通(鹿島アントラーズ)
22 高橋壮也(サンフレッチェ広島)
▼MF
3 遠藤航(湘南ベルマーレ)
12 矢島慎也(ファジアーノ岡山)
8 野津田岳人(サンフレッチェ広島)
13 喜田拓也(横浜F・マリノス)
10 中島翔哉(FC東京)
11 前田直輝(松本山雅FC)
20 井手口陽介(ガンバ大阪)
▼FW
14 金森健志(アビスパ福岡)
19 豊川雄太(鹿島アントラーズ)
16 浅野拓磨(サンフレッチェ広島)
◆柴崎選手とパス交換 J1鹿島選手ら招き教室(河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150622_23051.html
サッカーJ1鹿島の選手らを招いた少年サッカー教室が21日、むつ市のしもきた克雪ドームであった。青森県内の小学生ら約250人が、日本代表の柴崎岳選手(青森山田高出)ら一流プロの技術を学んだ。
同市主催で8回目。柴崎選手のほか、土居聖真選手(山形市出身)、本山雅志選手ら豪華な顔ぶれが子どもたちを指導した。選手らは参加者と一緒にパスやドリブルの練習、ミニゲームなどをこなし、プロの技を披露した。
参加した苫生小2年の奥野礼凰君(8)は「プロの選手は遠くまで蹴ることができて、すごかった。将来はサッカー選手になりたい」と話した。
柴崎選手は取材に「たくさん練習をして、プロの選手を目指してほしい。青森から日本代表になるような選手が出てほしい」と子どもたちにエールを送った。
◆豊川選手、植田選手、伊東選手 U-22日本代表選出のお知らせ(オフィシャル)
http://www.so-net.ne.jp/antlers/news/team_info/49462
本日、国際親善試合 vsU-22コスタリカ代表(7/1@ユアスタ)に向けて、U-22日本代表メンバーが発表されました。
鹿島アントラーズからは、豊川選手、植田選手、伊東選手が選出されました。
詳細はこちら(日本サッカー協会公式サイト)をご覧ください。
2015年6月21日日曜日
◆2ステージ制に疑問(サンスポ)
http://www.sanspo.com/soccer/news/20150621/jle15062105000006-n1.html
ペトロビッチ監督のポゼッション(ボール保持)サッカーという土台は同じだが、守る意識が強くなったことが優勝の大きな要因だろう。昨季まではボールを奪われた後に悔しがったり、転んだままの選手が目についたが、今季はすぐ守備に切り替えるようになった。2ステージ制は負けないことが重要。「攻撃が持ち味」と話していたDF槙野も、無理な攻撃参加が減った。
日本代表レベルの選手が多いと、アピールのため個人プレーに走りがちになる。特に毎年積極的な補強を繰り返す浦和が、チームとしてまとまるのは難しかったと思う。それでも選手からは「チームの状況は悪くない」という話を個人的に何度も聞いた。目標に向かって一致団結し、成熟した、大人のチームになった。
第1ステージは優勝したが、第2ステージもこのままいけるとは限らない。昨季は終盤に失速して優勝を逃しており、第2の黄金時代を迎えられるかの正念場になりそうだ。もし大失速でもすれば、第1ステージ優勝の意義も問われかねない。本来、リーグ戦は長い期間をかけてチームを作るもの。個人的には本当にこの制度でいいのか、という疑問は残る。 (サンケイスポーツ専属評論家)
(紙面から)
◆興梠 “喜び半減”複雑も「優勝は優勝。このまま年間獲る」(サンスポ)
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/06/21/kiji/K20150621010579170.html
J1第1S第16節 浦和1―1神戸 (6月20日 ノエスタ)
浦和のFW興梠は第1ステージ優勝に「年間優勝したときより、トロフィーの重みも喜びも半減というか…、どう喜んでいいか分からなかった」と複雑な表情を浮かべた。
今季序盤は首痛、右すね打撲などで離脱が続いたが5月に復帰し、エースとして5得点。「優勝は優勝ですから、ミシャにタイトルをあげられたのは良かった。(このまま)負けずに年間(優勝)を獲りたい」と話した。
◆【鹿島】ジネイ、右ひざ故障か?精密検査の結果で長期離脱の可能性(報知)
http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20150620-OHT1T50164.html
◆J1第1S第16節 横浜M0―3鹿島(20日・日産スタジアム)
鹿島FWジネイ(31)が長期離脱する可能性が出てきた。20日の横浜M戦(日産ス)で右ひざを負傷し、後半22分に途中交代。鹿島の関純チームドクターによると、右ひざ前十字じん帯損傷、半月板損傷の疑いがもたれており、22日に精密検査を受ける予定だという。
ジネイは今年1月、鹿島加入で合意していたが、正式契約直前のメディカルチェックで右ひざ半月に損傷が見つかり、契約を断念。完治した5月に契約し、この日がJリーグ4試合目(1得点)の出場だった。
第1Sで7位につけるチームは第2Sの巻き返しへ向け、ジネイに大きな期待を寄せていただけに、この日の快勝(3―0)も素直に喜ぶことができなかった。
◆柴崎、全3得点演出 代表戦悔しさ胸に「決めやすい球を」(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/06/21/kiji/K20150621010578790.html
J1第1S第16節 鹿島3―0横浜 (6月20日 日産ス)
鹿島のMF柴崎が全3得点に絡んだ。前半8分、右CKからカイオの得点の起点となる。同40分には追加点を、後半28分にボランチからトップ下に移ると、同39分にダメ押し弾をアシストした。日本代表として出場したシンガポール戦で先発したが、スコアレスドローに終わり悔しい思いをした。「より決めやすいボールを供給できるように」と、意識して臨んだこの試合。結果を出し「これだけできるということを示せた」と、胸を張った。トニーニョ・セレーゾ監督も「彼以上の選手がいたら教えてほしい」と絶賛した。
◆鹿島・柴崎、2アシストの活躍「二つのポジションでいい結果出せた」(サンスポ)
http://www.sanspo.com/soccer/news/20150620/jle15062020050010-n1.html
明治安田J1第1ステージ第16節(20日、横浜M0-3鹿島、日産ス)鹿島の日本代表MF柴崎が、2アシストの活躍で快勝に貢献した。中盤の底から前半40分は土居へのスルーパスでチーム2点目を演出。トップ下に位置を上げた後半39分は、自らと入れ替わるようにゴール前へと抜けた赤崎へ絶妙なパス。「二つのポジションでいい結果を出せてよかった」と納得顔だった。
日本代表は16日のワールドカップ(W杯)予選のシンガポール戦で無得点に終わり「よりゴールを決めやすいボールを出すことが大事」との反省をクラブで生かした。同期の土居は「いい動きだしをすれば、いいパスが出てくる」と感謝した。(共同)
◆柴崎が2アシスト含む全3得点演出、鹿島が横浜FMに完勝(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?165563-165563-fl
[6.20 J1第1ステージ第16節 横浜FM0-3鹿島 日産ス]
鹿島アントラーズはアウェーで横浜F・マリノスに3-0で快勝し、3試合ぶりの白星を飾った。横浜FMは開幕戦以来となる1試合3失点。7試合ぶりの黒星を喫している。
鹿島は前半8分、右CKからMF柴崎岳がショートコーナーでDF西大伍につなぐと、西がマイナスに入れたボールをフリーのMFカイオが右足で蹴り込み、先制点を奪った。
試合の主導権を握る鹿島は前半28分、左サイドを突破したMF金崎夢生の折り返しにMF土居聖真が右足で合わせるが、クロスバーの上へ。それでも同40分、柴崎のスルーパスに反応した土居は鋭い切り返しでDF中澤佑二を振り切り、左足でゴールに流し込んだ。
2点ビハインドで前半を折り返した横浜FMは後半8分、MF兵藤慎剛の左FKのこぼれ球を中澤が狙うが、GK佐藤昭大が好セーブ。鹿島は後半15分、柴崎の左クロスに合わせたFWジネイのヘディングシュートがクロスバーを叩く好機をつくった。
試合を決定づけたのは後半39分だった。鹿島は途中出場のFW赤崎秀平が高い位置でボールをカット。MF小笠原満男、カイオと素早くつないで柴崎の絶妙なスルーパスに赤崎が抜け出し、右足でゴールに流し込んだ。柴崎が2アシストを含む全3得点を演出。守備陣も6試合ぶり今季2度目の完封に抑え、攻守がかみ合っての完勝をおさめた。
◆2015明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第16節(オフィシャル)
http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51581
J1 1st 第16節 vs横浜F・マリノス
カイオと土居、赤崎が決めた!鹿島がアウェイでゴールラッシュ!横浜FMを粉砕!
鹿島が、アウェイの地で力強く再スタートを切った。2週間の準備期間を経て迎えた、J1 1st 第16節。日産スタジアムで横浜F・マリノスと対戦すると、前半にカイオと土居のゴールが決まり、2点リードでハーフタイムへ。終盤には赤崎が加点し、リードを広げた。鹿島が3-0で快勝し、3試合ぶりの勝利を挙げた。
鹿島は6月に入って、アウェイでの2試合を1分け1敗で終え、勝利から遠ざかっていた。代表ウィークによるインターバルを経て、再起を期す一戦。アウェイ3連戦のラストを勝利で締めるべく、選手たちは横浜の地に乗り込んだ。土居は2週間の準備期間を振り返って、「実戦形式のトレーニングが多かった。良いイメージを持って試合に入れると思う」と、手応えを掴んでいた。
前節の山形戦から、先発メンバーの変更は4選手。最終ラインに植田が入り、青木とセンターバックコンビを組む。昌子は再び左サイドバックとして先発し、右は西。ボランチの一角には小笠原が復帰し、柴崎とチームの舵を取る。2列目には遠藤に代わってカイオが先発メンバーに名を連ね、土居、金崎と並んだ。そして前線には、ジネイが帰ってきた。最後尾には、佐藤が立ちはだかる。
梅雨の合間の晴天に恵まれた、日産スタジアム。気温が上がり、暑くなる中で、サポーターは開場前から長蛇の列を成して、スタジアムへの入場を待っていた。選手たちは、大きな声援を背中に受け、ウォーミングアップのピッチへと足を踏み入れた。
前半立ち上がりから、鹿島は積極的に攻勢をかけた。昨季、日産スタジアムでゴールを決めた土居は、「前回よりはマークが厳しくなると思うし、それをかいくぐってでもゴールに向かっていかないと」と、意気込んでいた。その言葉通り、背番号8は中盤で鋭い突破を連発。常にゴールを見据えたドリブルで、チームに推進力をもたらした。カイオと金崎も、盛んにポジションチェンジを繰り返し、敵陣深くへとドリブル突破を仕掛けた。
そして、待望の先制点は8分に生まれた。カイオのクロスが相手DFに当たって得た右CK。柴崎がショートコーナーでリスタートすると、パスを受けた西がグラウンダーで中央へ折り返す。走り込んでいたのはカイオだった。背番号7は迷わず右足を振り抜き、相手GKの手を弾く強烈なシュートでゴールネットを揺らした。
その後も、鹿島は攻勢をかける。15分、17分と、土居がミドルシュートを放ってゴールへの意欲を示すと、5月30日の松本戦以来の出場となったジネイも、巧みなポストプレーで前線に落ち着きと秩序を与えた。
鹿島は22分に中央突破を許してピンチを迎えたが、至近距離からのシュートを佐藤がブロック。「とにかく、結果を出したい」と、強調していた佐藤が、ビッグセーブでチームを救った。そして、鹿島の次の決定機は28分、金崎が左サイドからグラウンダーのパスをペナルティーエリア内へ通すと、土居がスライディングシュートで狙ったものの、惜しくも枠を越えてしまう。1-0のまま、前半は終盤へ突入した。
拮抗した展開で、次にスコアを刻んだのは、鹿島の背番号8だった。40分、敵陣でのインターセプトからカウンターを仕掛け、柴崎がパスを出すと、土居が反応。ペナルティーエリア右側から鋭い切り返しで相手のマークを外し、シュートコースを作り出すと、左足を振り抜く。鮮やかにゴールネットを揺らし、鹿島がリードを広げた。2-0。前半は2点リードで終了した。
後半立ち上がりは、2点を追う横浜FMに押し込まれる時間が続いた。後半最大のピンチは53分、FKからゴール前で混戦となり、振り向きざまに打たれたシュートだった。枠を捉えたボールに、再び佐藤が立ちはだかる。渾身のファインセーブで、失点を許さなかった。以降も守勢に回る展開が続いたが、しっかりと集中力を保って応戦。小笠原が的確な読みと力強いプレスで、中盤でのフィルターとして存在感を見せた。
後半最初の決定機は60分、ジネイが右サイドで相手DFのマークを振り切り、中央へラストパス。飛び込んだ土居は相手のブロックに遭ってシュートを打てなかったが、ファーサイドへ流れたボールを柴崎が拾い、中央へクロスを送る。飛び込んだのは、ジネイだった。ダイビングヘッドは枠を捉えたが、惜しくもクロスバーを直撃し、枠を越えてしまった。
追加点こそ奪えずにいたが、2点リードを保ったまま、時計の針を進めていた鹿島。しかし67分、アクシデントに見舞われる。センターサークル内での競り合いで、ジネイが負傷。膝を押さえ、苦悶の表情のまま倒れ込んだジネイは、そのまま担架で運び出され、遠藤と交代することとなった。前線で存在感を示し続けたジネイの離脱に、ピッチには少なくない動揺が走った。
それでも、選手たちがリズムを崩すことはなかった。トニーニョ セレーゾ監督は、73分に山村を投入し、青木をボランチ、柴崎をトップ下へと配置変更。さらに75分には、赤崎を前線に送り出した。選手交代枠を使い切り、試合はラスト15分へと突入した。
勝利を決定づけたのは、赤崎だった。84分、「あえて空けていたところへ、相手のパスを誘い出せた」という、頭脳的な守備からスライディングでボールを奪い、カウンターの起点に。敵陣でのインターセプトから立ち上がった赤崎は、動き直してゴール前へポジションを取る。そこへ、柴崎からのラストパスが通った。ペナルティーエリア内、左側でボールを受けた赤崎は、右足シュートを冷静に突き刺し、サポーターの待つゴール裏へと駆け出して行った。
3-0。今季初の3点差、今季2回目の完封で、鹿島が快勝を収めた。歓喜のホイッスルの後、完封劇の立役者となった佐藤を称える声が、アウェイスタンドから鳴り響いた。スコアを刻んだ3選手へのコールも、もちろん飛んだ。3試合ぶりの勝利を喜ぶ声が、日産スタジアムにこだましていた。
アウェイでしっかりと勝ち点3を掴んだ鹿島は1週間後、J1 1st 最終節で川崎Fと対戦する。約1か月ぶりにカシマスタジアムへ戻り、ステージ勝ち越し、そして今季初の連勝を懸けて、大事な一戦に臨む。
【この試合のトピックス】
・横浜FMとのリーグでの対戦は、今日の勝利で5戦連続負けなし、4連勝となった。2013年5月3日のJ1第9節で1-1と引き分けて以降は負けなしで、2013年8月24日のJ1第22節での2-1の勝利以来、4連勝となった。
・日産スタジアムでの横浜FMとのリーグでの対戦は、2010年から6シーズン連続負けなし(2勝3分け)となった。
・カイオが2試合連続となる、今季リーグ5ゴール目を挙げた。
・土居が、5月10日のJ1 1st 第12節FC東京戦以来、6試合ぶりのゴール。今季リーグで4ゴール目だった。
・赤崎が、今季リーグ3ゴール目を記録。2ゴールを挙げた、5月30日のJ1 1st 第14節の松本戦以来のゴールだった。
・ジネイが先発復帰。5月30日のJ1 1st 第14節の松本戦以来の出場を果たした。
・山村が途中出場。5月2日のJ1 1st 第9節甲府戦以来の出場を果たした。
監督コメント
[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・自分たちが攻めている時こそ、リスクコントロールをしっかりしよう。
・ゴールへの執着心を持ってフィニッシュの精度を高めていこう。
・慌てず、自分たちのサッカーを最後まで表現し続けること。
横浜F・マリノス:エリク モンバエルツ
・1対1をもっとアグレッシブに。
・前へ積極的に仕掛けていこう。
[試合後]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
Q.柴崎選手が日本代表に選出、定着する中で、アントラーズでのプレーに変化はあるか?
A.代表には、見た目や外見で呼ばれるわけではない。仮に、彼以上に運動量があって視野が広くて、両足の技術も使っていて、落ち着きもある、という選手がいるのであれば、教えてほしいくらいだ。実力で日本代表に行っていると思う。当然ながら、今は成長過程であるし、そのことを忘れてはいけないが、段階を踏まえて成長してきているので、引き続き、成長していってほしい。
A.Jリーグ、ACL、代表というタイトな日程の中で活動をしているし、これだけの試合数を経験していれば成長していく。それと同時に、疲労も溜まっていく。体力的にも、メンタルの部分もそうだ。今、最もやらなければいけないトレーニングは、休むことだと思う。家族と過ごす時間があれば、そこでリセットしたり、そういったことが一番の薬なので、そうしなければいけないと思う。
Q.年間勝ち点を考えていかないといけないと言う選手や監督が多い中で、今日、浦和の1stステージ優勝が決まった。どのような感想を持つか?
A.まずは、おめでとうと言いたい。勝ち点を見れば、それだけの実力を持って、出した結果だと思う。我々にも力がないということではなく、状況が変わっていく中でうまくいかなかったという部分はある。現場とクラブとして、チャンピオンシップの出場権を得ることが、最初の目的になる。勝ち点を積み重ねることを、まず先にやっていかないといけない。1stステージ、2ndステージと考えるよりも、まずは目の前の試合にしっかりと勝っていかなければならない。それをしたうえで、最後にどのくらいの勝ち点に到達しているか、ということになる。ただ、簡単なリーグではない。今日の対戦相手も、見ての通り、質の高い選手がたくさんいる。その中で、勝ち抜いていかなければならない。そのプラスアルファという部分、チームの伝統を発揮しなければいけない。簡単に達成できるわけではないということは、認識している。その中で地道な作業をして選手を送り出して、良い成果を得られるように努力していきたい。
Q.今日の試合におけるパフォーマンスへの評価は、今季の試合の中でどのくらいの位置になるか?
A.確かに、良い時も悪い時もあって、内容が良くてもセットプレーから失点して負けてしまった時もあった。ただ、今日に関しては、守備の部分の組織的なところは良かったと思う。1位か2位か、というのはなかなか難しいが、良い内容で負けた試合、悪い内容で勝った試合もある。セットプレーはまだ改善できていない。一瞬の不注意や、駆け引きでの位置取りの未熟さでやられてしまっていることもある。70mのボールが飛んできた時、落下点や位置取りを確認すれば競り勝つことができると思うが、日本の場合はなかなか、我々だけでなく、不思議な失点の仕方を見ることがある。世界ではありえない、事故のようなゴールがある。まだ、成長過程だと思う。チームとしては、所属している人材を少しでも向上させて、経験が浅い部分を補っていきたい。今日、勝ったから良しとはできないし、来週末には、日本で1位、2位を争うくらいのサッカーを見せているチームと対戦することになる。また、大変な作業になる。チーム間の力量差もほとんどないし、違いがあるとしたら、それは外国籍選手だ。今日の試合はジネイ選手が、タメを作ったり、攻撃をスムーズにする役割を果たした。カイオ選手はここ数試合、非常に良いパフォーマンスを持続できている。一瞬での違いを示せるという意味では、外国籍選手や、あるいは日本人選手の経験という部分が出てくる。そういうリーグになっていると思う。
A.悲観的な捉え方をしないでほしいが、うちのチームは、まだ6名くらいは、まだ試合をできる状態ではない。体力や技術、駆け引きなどの部分で、すぐに試合で使える状態ではないし、磨くためには時間がかかる。残るのは、18名ほどの選手だ。そこで累積警告や負傷で抜けることになると、とんでもない状況になる。ただ、悲観的な意味ではなく、大半のチームがそういった状況なので、いかに早くバックアップの選手を育てるかが重要だし、外国籍選手枠を活用しないといけない。
横浜F・マリノス:エリク モンバエルツ
今日は、相手が非常に良いチームで、そこに負けた。先に、早い時間帯に失点をして、難しい試合にしてしまった。アントラーズは、前線にスピードがあって、カウンターが非常に良いチームだった。それをコントロールすることができなかった。
選手コメント
[試合後]
【昌子 源】
3点差がついたけど、苦しい試合だった。1点を取ってから守備的になってしまって、なかなか攻めることができなかった。後半は持ち直したけど、1点を取ってからの試合運びを、もっと良くしないといけない。
【赤崎 秀平】
オープンな試合展開になっていたので、チャンスはあると思ってベンチから観ていた。ゴールの場面では、相手のパスをうまく誘い出せたと思う。あえて空けていたところだったので、うまく狙ってボールを奪うことができた。岳が、シュートを決めるだけというパスをくれた。
【カイオ】
ゴールは、練習の成果だと思う。(おととい来日した)父親も、嬉しいと思ってくれているはず。これからも、チームのためにゴールを決めたい。
土居選手、柴崎選手、佐藤選手のコメントは、アントラーズモバイルをご覧ください。