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2015年3月12日木曜日

◆植田無失点での快勝も「自分のミスも多かった」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/1445394.html

植田無失点での快勝も「自分のミスも多かった」

<国際親善試合:U-22日本9-0U-22ミャンマー>◇11日◇フクアリ

 DF植田直通(20=鹿島)はセンターバックでフル出場し、無失点での快勝に貢献した。

 前半45分には、ミャンマーにDFラインの裏を突かれたが、足を伸ばしてクリア。ピンチを防いだ。

 ミャンマーには大勝したが「自分のミスも多かった。相手のレベルが高くなれば、そこからやられると思う」とリオデジャネイロ五輪1次予選に向けて警戒していた。

 また「チームはこれだけ点がとれたけど、自分としてはまだまだです。もっと練習して(1次予選に)臨みたい」と話していた。

◆植田に触発、「アイツに負けじと」半袖で奮闘のU-22代表DF岩波がヘディング弾(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?158682-158682-fl



[3.11 国際親善試合 U-22日本9-0U-22ミャンマー フクアリ]

 盟友の心意気に感化された。寒空の下、半袖姿でプレーしたU-22日本代表DF岩波拓也(神戸)は「アイツは絶対に半袖。だから負けじと着てやろうかなと」とその理由を明かした。

 先発した11人中、岩波とDF植田直通(鹿島)、MF中島翔哉(F東京)だけが半袖姿。どんなときも半袖でプレーする“CBの相棒”植田へ触発されたという岩波だったが、試合後は「ちょっと寒かった」と苦笑。後半からはキャプテンマークを巻くと同時に「今までああいうアンダーシャツを着たことがなかったので、一度はしておこうかな」と長袖となったが、「いらなかったっすね」と笑いながら振り返る。

 岩波と植田は世界8強入りしたU-17W杯メキシコ大会など、いくつもの大舞台をともに戦ってきた。この日も慣れ親しんだCBコンビでU-22ミャンマー代表を完封。その関係性については「16歳からやっている。お互いを分かった中でプレーしているので。特長を理解して、いい関係でやれているのかな」と話すとおりだ。

 しかし、この日の試合では「僕も植田もヘディングが強いし、それを武器にしている。今日はいいクロスが入ってきたなかで相手の守備がルーズだった。あと1、2点は取れたので、それは課題」と反省も忘れなかった。

 とはいえ、植田との好守で完封勝利へ貢献した岩波は、この日はゴールも記録。前半21分にDF山中亮輔(柏)の右CKから打点の高いヘディングシュートをゴール正面へ叩き込んだ。試合前から「1点は取りたい」と意気込んでいた岩波は「あの1点で自分が落ち着いたというか、前半をいい形で終われた」と振り返り、家族も見に来ていた一戦での得点を喜んだ。

 今後の目標について、「1次予選がもちろん大事。確実に突破しないと」と表情を引き締めたDFだったが、一息ついて語気を強めると「今年中にもう一つ上の代表へ入れればと思ってます」と言い切った。A代表入りは「まだまだすべての質を上げていかないと」と簡単なことではないのは承知の上だ。それでも「いつA代表へ呼ばれてもやれるように準備をして、まずはJで結果を残したい」と誓う。

 後半からはキャプテンマークを巻くなど、チームの主力として、なくてはならない存在となっている岩波。「年は下ですけど、いい意味で年は関係なく。チームを引っ張っていきたい」。Jの開幕戦では思うようなプレーを見せることはできなかったが、この日は「久しぶりにいいパスも通せて、自分自身もノってきたのかな」と手応えも感じた。好プレーを続け、その先にはA代表入りも……。明確な目標を掲げたDFが、まずはU-22代表を予選突破へ牽引する。

(取材・文 片岡涼)

◆途中出場のシャルケ内田がレアル称賛「結果を残すのは素晴らしい」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/cl/20150311/289776.html


負傷の影響もあった内田は後半残り僅かな時間のプレーにとどまった [写真]=ムツ カワモリ


 シャルケに所属する日本代表DF内田篤人が、10日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグのレアル・マドリード戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えている。

 ホームで行われたファーストレグを0-2で落としていたシャルケは、敵地での一戦に4-3で勝利。しかし、2戦合計4-5でチャンピオンズリーグ敗退が決まった。

 ベンチスタートとなった内田は81分から出場。試合後、同選手は「時間が少なかったし、アウェーゴールを考えれば得点が必要なのは分かっていました」とコメント。さらに「最後の10分だけだったから、全力を出していこうと思っていました」と述べた。

 また、右ひざにテーピングを巻いてプレーしていることについて、内田は「けがはサッカー選手につきもの。その中で、ごまかしながらやっていくのは仕方のないことです」と語った。

 対戦相手のレアル・マドリードに関しては「2試合を終えて勝っているのだから、さすがです」と主張。「ファンの厳しい目がある中で、結果を残すのは素晴らしいです。速さや技術、高さ、強さを持っているので、どう対応するか考えてやっていますけど、簡単ではないです」と称賛していた。

◆内田、次期代表監督に求めるのは「モチベーションを上げてくれること」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20150311/289836.html


日本代表について言及した内田篤人 [写真]=Bongarts/Getty Images


 シャルケに所属する日本代表DF内田篤人が、12日に発売される『ワールドサッカーキング2015年4月号 シャルケ魂』内のインタビューにて、日本代表について語った。

 日本代表として72試合に出場している内田。負傷により欠場した1月のアジアカップについては「結果がすべてですから、そう言われてしまうのは仕方ない。やっているサッカーは悪くない、だけど負けてしまうというのは、ずっと言われてきたことですし。ただ、個人的にはそんなに悲観的に考えず、無心でやればいいと思いますけどね」と、ベスト8に終わったチームを擁護している。

 また、ハビエル・アギーレ前日本代表監督について「良い監督だと感じましたね。練習でもみんなすごく楽しそうにやっていましたし。いや『楽しく』と言うと語弊があるかな。激しく、ガツガツとやって、声も出ていて、とにかく活気があって盛り上がってましたね」と、振り返った。

 次期日本代表監督にはヴァヒド・ハリルホジッチ氏が内定したとされている。内田はインタビュー時、後任監督には、「もしかしたら日本人には戦術に秀でている監督よりも、モチベーションを上げてくれるタイプの監督のほうが合っているのかもしれない」と持論を展開している。

 その理由については「日本人は戦術について指示されると、どうしてもそのことばかり考えてしまうから。もちろん、これまでの監督が悪いというわけではないけど、モチベーションを上げてくれるような人が来たら、良い結果につながるんじゃないかな」と説明した。

 12日に発売される『ワールドサッカーキング2015年4月号 シャルケ魂』内のインタビューでは、自身が抱えるけがや今シーズンのチームについて言及。また、ファンから寄せられた質問に対する一問一答も紹介している。

◆内田「もうごまかせない」レアル戦途中出場も右膝状態は限界に…(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/03/12/kiji/K20150312009962030.html



 欧州CL決勝トーナメント1回戦第2戦の2試合が10日に行われ、DF内田篤人(26)のシャルケは敵地で昨季王者のレアル・マドリードに4―3で勝ったが、2戦合計4―5で敗退した。内田は後半36分から出場した。

 シャルケはRマドリードの緩慢な守備を突き、敵地で4―3で勝った。だが、2戦合計での敗退に内田は「結局、負けてるから」と肩を落とした。

 痛めている右膝は状態が悪く後半36分からの出場。「もうごまかせないところまで来ちゃってる。俺は残り2カ月、根性で何とかしようと思ってたけど。痛いのはもうしようがなくて諦めてるんだけど、動かなくなっちゃうのがちょっと困る。だから正直に100%の状態ではないと言った」とディマッテオ監督に伝えたことを明かした。

 月末には、ハリルホジッチ新監督を迎え、新生日本代表が始動。日本にとっても内田の右膝の状態は気掛かりだ。

◆鹿島昌子もう走る、6日に手術受けたばかり(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1444978.html

 鹿島の日本代表DF昌子源(22)が10日、別メニューで調整した。

 2月のプレシーズンマッチで左手舟状骨を骨折し、6日にボルトを入れ、経皮的骨接合の手術を受けたばかり。まだ痛みはあるが、患部は装具で固定してランニングを行い、ボールの感触を確かめるように蹴る場面もあった。Jリーグ開幕戦のアウェー清水戦(8日・1●3)について「DFにとっては最悪なスタートだった。小笠原さんや曽ケ端さんがいなくても、堂々と戦えるようになりたい」と巻き返しを誓った。

◆清水―鹿島戦などの微妙判定で意見交換 審判委はハンドの見解(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20150311-OHT1T50094.html

 Jリーグの村井チェアマンは11日、J1開幕節での審判員の微妙な判定について日本サッカー協会の上川審判委員長と意見交換したことを明らかにした。清水―鹿島で、犬飼(清水)がゴール前で相手のシュートを止めた場面について、村井チェアマンによれば、審判委員会は「完全にハンドでPKだった」との見解を示したという。

 G大阪―F東京のゴールライン際での宇佐美(G大阪)のプレーについても審判委はラインを割っていた可能性が高いとの認識だったという。

◆鹿島小笠原、復興支援&現役ピッチ 継続の意義(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1444979.html

 気持ちがある限り、支援を続ける。岩手県出身で、「東北人魂を持つJ選手の会」の発起人でもある鹿島MF小笠原満男(35)は10日、復興支援への思いを明かした。今年1月には、岩手県釜石市で「小笠原満男CUP」を開催。遠征費を捻出できない被災地の子どもたちがいることから、茨城、千葉、埼玉の高校3チームを呼び、遠征チームは大船渡市に宿泊し、被災地を見学した。「被災地をテレビで見ていた関東の子たちが、実際に自分の目で見て学ぶ有意義な機会だった。タイミングや規模はこれから話し合うけど、これからも続けていきたい」。

 支援を続けていく上で、金銭面の苦労もある。その中でも、イベントに参加した子どもの母親から感謝の手紙を受け取ると、「やってきてよかった。喜んでくれる以上、続けていきたい」と、継続の意義をかみしめた。

 リーグ開幕戦のアウェー清水戦(1●3)では、メンバー外だった。「力になれなくて悔しく、複雑な気持ちだった。何歳でも、連戦でも、ピッチに立てるようにしたい」。鹿島のレジェンド、ジーコ氏は40歳で迎えた93年のJリーグ開幕戦で、ハットトリックを達成した。「自分としては追いつき、追い越せるようにやっていきたい。さすがにカズさん(横浜FCのFW三浦)は別格です(笑い)」。被災地への思いを背負いながら、ピッチに立ち続ける。【保坂恭子】

◆復興活動を続ける小笠原の新たな夢/サッカーコラム(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20150311/jle15031119480008-n1.html



【No Ball,No Life(15)】 

 2011年3月11日に発生した東日本大震災から4年。Jリーガーの先頭に立って復興活動に力を注いできた鹿島のMF小笠原満男が、今の思いを語った。

 「復興はまだまだ。仮説住宅にもまだ何万人もの人が住んでいる。これからも伝えていかないといけない」。被災した岩手・盛岡市出身。高校時代を過ごした大船渡市は津波で大きな被害を受けた。鹿島の本拠地も被災し、カシマスタジアムは3カ月ほど使用できなくなった。

 いてもたってもいられず、小笠原は車で東北に物資を届ける活動を開始。現地の店が営業できるまでになると、サッカー教室などで子供たちと触れ合う機会を増やした。東北にゆかりのあるJリーガーとともに「東北人魂を持つJ選手の会」(東北人魂)を発足させ、東北地方のサッカーの復興を目指す活動の体制も整えた。

 このオフには、岩手に関東の高校生を招待してサッカーフェスティバルを開催。当初は関東で行われる予定だったが、遠征費の負担などを考えて開催地を変更した。「東北の高校生には強化にもつながるし、関東の子どもたちには被災地を見てもらうこともできた。意義のあることだったと思う」と振り返った。新たな取り組みへの手応えは上々のようだ。将来的には参加チーム数を増やして活動を継続させていきたいと、小笠原は語る。

 被災地の学校には依然として仮設住宅が立ち並び、子供たちが運動できる場所が少ない現状がある。「自分にも子供がいるのでわかりますけど、4年間も運動ができないというのは大変なことだと思う」。体を動かせなければ健康な体と心の育成に大きく影響してくる。被災地を訪れると、運動不足でぽっちゃりした体形の子供が目につき、小学校の教員からは、授業中に奇声をあげてしまう子供の存在も聞かされた。

 アスファルトの駐車場で中学のサッカー部の練習を3年間続けた子供もいたという。それでも「サッカーをしているときは、子供たちは本当に楽しそうにしている」。被災地に行くたびに、サッカーが子供たちの力になるという思いを強くしている。「岩手グラウンドプロジェクト」では、資金を集めて大船渡市の小学校の跡地にグラウンドを建設。現在はサッカーだけにとどまらず、野球や陸上など多岐にわたって利用されているという。こうした取り組みも、まだまだ必要だと感じている。

 活動を続けていると、子供たちがすごく成長しているのを感じることができてうれしいと話す。「4年間って子供にとってはすごく大きい。早く走れるようになったり、ボールの扱いがうまくなったり」。顔付きが変わって誰かわからなかったのに、プレーを見て気付くこともあるという。「あの時、10番を付けていた子だよな?」と声をかけると、うれしそうにうなずく子供もいた。

 新たな夢もできた。「中にはすごくうまい子もいて、『Jリーガーになりたい』という話も聞く。これからは東北地方のサッカーの復興だけじゃなくて、強化もやっていきたい。東北出身のJリーガーが出てきてほしい」。自分も、東北のいち高校生からプロへ巣立ったという思いがある。今は子供たちに未来を見てほしい。小笠原はそう願っている。(伊藤昇)

伊藤 昇(いとう・のぼる)

 2009年入社。2012年ロンドン五輪で水泳やバレーボールを担当し、その後サッカー担当に。J1鹿島、日本代表、なでしこジャパン、五輪世代の代表などを担当する。食べ歩きと雪山をこよなく愛すが、増え続ける体重が今の悩み。

◆震災4年、小笠原「思い出してほしい」(デイリー)


http://www.daily.co.jp/soccer/2015/03/11/0007807991.shtml



 J1鹿島の元日本代表MFで、サッカーを通じて東日本大震災の復興支援活動に取り組む小笠原満男(35)=岩手県出身=が10日、茨城県鹿嶋市で震災発生から4年の思いを語り「こういう機会に、まだ大変な思いをしている人がいることを思い出してほしい」と訴えた。

 サッカー教室や新たなグラウンドを整備する活動で、東北の被災地の子どもと交流を続けてきた。今も仮設住宅が並ぶ校庭を使えず、駐車場の一角で3年間競技を続けた中学生の体験に心を痛め「早く何とかして」と環境改善を願った。

 1月には岩手県に関東の高校生を招いて大会を新たに実施。「好評だったので続けようと思う。復興とともに東北のサッカーも強化できれば。僕らに続く東北出身のJリーガーを育てたい」と夢を描いた。

◆アントラーズ X 東北人魂 3.11 今、伝えたいこと(アントラーズチャンネル)