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2016年7月2日土曜日
◆第2S開幕 G大阪遠藤「鹿島をたたいて勢いを」(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1671519.html
G大阪の元日本代表MF遠藤保仁(36)が、巻き返しを誓った。
明日2日の第2ステージ開幕鹿島戦(アウェー)に向け、6月30日は万博練習場で調整。第1Sを制した鹿島との対戦に、遠藤は「ここまでは思った成績を残せなかったので、第2Sはスタートが肝心。しっかり鹿島をたたいて、勢いに乗りたい」と開幕ダッシュをもくろんだ。
宇佐美がアウクスブルクに移籍したことで、U-23日本代表のMF井手口は刺激を受ける。6月に長女が誕生した19歳の新米パパは、宇佐美から「子育てを頑張れ」と“珍エール”を受けた。オムツと子供服をもらったことを明かし「僕も海外に行きたいし、そのためには毎試合先発で出る」と気合十分。第1Sの6位から、優勝争い参戦を狙う。
◆C大阪復帰山口蛍や鳥栖移籍青木剛らの登録が完了(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?193052-193052-fl
Jリーグは1日、追加登録選手を発表した。夏の移籍ウインドーが開いたことで、多くの選手の登録が完了している。
J1では甲府から柏レイソルに復帰したFWクリスティアーノや鹿島からサガン鳥栖に移籍したDF青木剛の登録が完了。J2ではG大阪から東京ヴェルディに移籍したMF二川孝広、ハノーファーからセレッソ大阪に復帰したMF山口蛍が出場可能となった。
■J1
▽浦和
GK山田晃士(2種)
▽大宮
6 DF河面旺成(特別指定)
▽柏
37 FWクリスティアーノ
▽湘南
29 FWウェズレー
▽名古屋
8 MFハ・デソン
36 DF酒井隆介
▽福岡
4 MF三門雄大
▽鳥栖
35 DF青木剛
■J2
▽札幌
39 GK櫻庭立樹(2種)
▽水戸
33 DF福井諒司
▽群馬
8 MFパク・ゴン
33 FW田代容輔
▽千葉
33 DF丹羽竜平
▽東京V
32 MF二川孝広
▽松本
14 MFパウリーニョ
▽金沢
38 MF中美慶哉
▽C大阪
41 MF山口蛍
▽山口
15 MF幸野志有人
▽愛媛
32 GKパク・ソンス
▽長崎
2 DF坂井達弥
■J3
▽藤枝
28 FW加賀美翔
▽鳥取
39 GK福島春樹
◆金メダルしか視界にない 植田&櫛引「優勝」と即答(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/07/02/kiji/K20160702012884680.html
リオ五輪代表メンバー発表
金メダルしか視界にない。順当に選出されたDF植田とGK櫛引の鹿島コンビは本拠・カシマスタジアムで会見。「優勝です」と目標を即答した植田は選出外のメンバーと被災地の地元・熊本への2つの思いを背負って戦う。「僕が一番戦わないといけないと思っている」。
ブラジルには、知り合いからもらったというお守りを持参する予定。「今の自分がどこまで世界を相手にしてできるのか、確かめたい」と気合を入れ、櫛引も「優勝を目指していく」と夢舞台を見据えた。
▼DF亀川 五輪出場は目標の一つに掲げていた。その夢をつかみ取ることができて、本当にうれしく思う。持っている力を全て出し切り、勝利のために全力で戦う。
◆鹿島植田、目標は「優勝」GK櫛引とリオ代表選出(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/1671644.html
鹿島DF植田直通(21)とGK櫛引政敏(23)が1日、リオデジャネイロ五輪のメンバー選出を受けて、鹿島市内で会見を行った。
手倉森ジャパンで35試合中、最多32試合出場の植田と1月のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選で5試合出場し、正GKとしてゴールマウスを守ってきた櫛引が順当に選出された。
植田は「すごく光栄なことですし、選ばれたと聞いた瞬間はうれしかった」と喜びを語った。目標についても「優勝っす」と端的に言い切った。
櫛引は「今までやってきたことを出せればいいし、大会を通じて日本の代表として勇気や良い影響を与えられたらと思います」と胸を張った。
1次リーグで戦う3カ国(ナイジェリア、スウェーデン、コロンビア)の印象について問われると、植田は「今のところないですね」とキッパリ。続く櫛引は「ナイジェリアはそれこそ南アフリカとやったし、独特な間合いがあるので、やってきたことをやること。スウェーデンはヨーロッパの予選を見て、レベルが高くてうまい選手がいるけど日本の組織力でしっかり戦っていければ」と話した。
◆J1・第2Sを前に激震…鹿島・カイオがUAE移籍へ(サンスポ)
http://www.sanspo.com/soccer/news/20160702/jle16070205010002-n1.html
J1は2日から第2ステージ(S)が始まる。S優勝と年間勝ち点3位までが出場できるチャンピオンシップを目指し、各チームが仕切り直す。
第1Sを制し、第2Sでも優位とみられた鹿島だが、出場16試合で5得点を挙げたブラジル出身MFカイオ(22)のアルアイン(アラブ首長国連邦)への移籍が秒読みであることが1日、判明。5億円ともされる移籍金でカイオも「移籍させてほしい」と熱望し、容認した。その穴をいかに埋めるかが課題になる。
第1S勝ち点1差で2位の川崎は、取りこぼしを減らせばステージ優勝や年間勝ち点1位に近づく。終盤の連戦で失速した浦和も復調の気配。昨季覇者の広島も上昇気流に乗っている。8月のリオ五輪へ主力選手を送り出す各クラブが、夏場をどう乗り切れるかも行方を左右しそうだ。
◆カイオ、拒否から一転UAE移籍へ。アル・アインは数日中に記者会見を予定(フットボールチャンネル)
http://www.footballchannel.jp/2016/07/01/post161477/
鹿島アントラーズに所属するブラジル人MFカイオのアル・アイン移籍が近づいているようだ。UAEリーグの移籍情報などを発信しているエジプトメディア『カラマリオン』が先月30日に報じた。
約1週間前にUAEリーグのアル・アインからオファーがあったものの、鹿島もカイオ本人も一度は移籍を拒否した。このことはUAEでも報じられ、同選手に対しては依然関心を持ち続けているとされていた。
そして今回の報道によれば、カイオはアル・アイン移籍を決断しUAEへ渡っており、まもなく正式契約を締結して加入が発表されるという。
またアル・アインはクラブ公式ツイッターで数日中にトップチームに関する記者会見を行うことを示唆しており、これがカイオ加入発表の場になる可能性もある。将来的な日本への帰化と日本代表入りを希望していると言われていたカイオは、その夢を断念し中東へと向かってしまうのだろうか。
【了】
◆鹿島MFカイオ 急転UAE強豪アルアインへ移籍決定的(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/07/02/kiji/K20160702012887560.html
鹿島のMFカイオ(22)がUAEの強豪アルアインへ移籍することが決定的となった。既に30日の夜にUAEへ出発した。6月中旬に打診があった時は本人が残留する意思をクラブに伝えていたが、第1ステージを制した同25日の午後11時にオファーの電話があった。
鹿島は本人が望まなければ金額を積まれても放出しない方針だったが、話し合いの結果、移籍へと急転。移籍金は400万ドル(約4億円)という。選手にはクラブ幹部から「カイオが抜けた穴は大きいので頑張ってほしい。こういう世界だから悔やんでも仕方がない」と話があったという。
◆五輪で選手抜ける影響大も…層厚い鹿島がV本命(サンスポ)
http://www.sanspo.com/soccer/news/20160702/jle16070205000001-n1.html
第1ステージ(S)で日程が厳しかったアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場チームが、他チームと同じ日程で戦える。広島やG大阪が逆襲するように思う。ただ、リオ五輪で選手が抜かれる影響は大きい。17試合中5試合に出られないわけだからね。
上位候補は鹿島、川崎、浦和、広島、そしてG大阪の5チーム。川崎は大島、原川、浦和は興梠、遠藤、広島も塩谷と浅野、G大阪も藤春が五輪で抜ける。植田が不在となる鹿島は選手層が厚く、穴は比較的浅いとみる。鹿島が優勝候補筆頭だろう。
ダークホースは柏。メンデス監督が第3節で解任されたが、後任の下平監督が5連勝するなどチームを立て直した。スタートダッシュの可能性もある。ただ、ここも守護神の中村が抜かれる影響は大きいだろう。 (サンケイスポーツ専属評論家)
◆平畠啓史さんが選ぶ、J1 1stステージベストイレブン。優勝の鹿島からは最多4人を選出!【編集部フォーカス】(フットボールチャンネル)
http://www.footballchannel.jp/2016/07/01/post161308/
ウェブ番組『FChan TV』とのコラボ企画。Jリーグサポーターにはおなじみ、平畠啓史さんが、2016Jリーグ ファーストステージのベストイレブンを選出! システムは優勝した鹿島アントラーズの4-4-2を採用。いったい誰が選ばれるのか!(選定:平畠啓史/取材・構成:中山佑輔)
GK:曽ヶ端準(鹿島)
GKはやっぱり曽ヶ端さんかなぁ。(17試合で)失点10なんで、曽ヶ端さんでいいと思うんです。後ろがしっかりしてるところで、昌子選手、植田選手っていう若いセンターバックに安心感を与えてるところもあるだろうし。
若いキーパーだったら、もうちょっと失点があったかもしれない。チョン・ソンリョン選手を入れるっていう考えもあるんでしょうけど、失点の少なさを見たら曽ヶ端さんなのかなぁという気はしますね。
CB:千葉和彦(広島)
色々選んであげたい気持ちもあるけど、センターバック……、ベストイレブンですもんね。広島の千葉選手ですかね。この人の安定感というか、後ろでボールを回すときのあの落着き。スタジアムで見ると、思った以上に存在感があるんですよね。言い方はおかしいですけど、「真ん中でどっしりする」っていうか。
もちろんフィードの正確さとか、前にボールを持ち出すタイミングとか、相手の隙を見つけるところは、非凡な感じがしますね。いわゆる古いCBじゃなくて、現代のCBに必要なものを持ってるなぁという感じがして。僕は結構好きですね。
CB:エドゥアルド(川崎F)
千葉選手の相方……誰にしようかなぁ。川崎フロンターレのエドゥアルド選手にします。今年ここまで1敗で2位に来ている成績のなかで、この人の加入はすごい大きかったなぁっていう。残念ながら肉離れをやっちゃいましたけど。
この人もやっぱり足元の確かさは本当にすごいですし、サイズも186cmあって大きいんです。僕は、フィードの面もあるんですけど、基本的に左利きのCBってすごく大事だと思ってて、その意味でもいいなぁと。フロンターレでCBをやるならパスを出せないと使ってもらえないっていうのはあると思うんで、そういう意味でも効いていたなという気はしますね。もちろん守備もしっかりしてるし。
奈良選手も怪我さえなければ今年のパフォーマンスはすっごい良かったんで、オリンピックも行けただろうし、ベストイレブンにも入れたいくらいです。今年のフロンターレの目の付け所というか、新加入の選手たちはすごい良いかなと思います。
右SB:塩谷司(広島)
僕はそこに塩谷選手を入れたいですね。今までの広島が持っていた守備の堅さみたいなところは、もしかしたら今年は若干失われているかもしれないですけど、やっぱり浦和戦の2ゴールとか、甲府戦のゴールとか、もうハンパないですよね、やっぱり。
攻撃もそうですけど、身体の強さというか、対人の1対1のところで、ゴチャゴチャしたところで取りきったりとか、そういう強さもある。どうしてもゴールを取ったりっていうところが目立つので、そういうところに目がいきがちですけど、守備の部分でもしっかりしてるんで。
僕、塩谷選手が水戸に入ったとき、最初はそのすごさに気付けなかったんですよね。その時には市川大祐選手が水戸で塩谷選手と一緒にやってたんですけど、彼から「塩谷は化け物や」って聞いて。そしたらやっぱり見てるうちにメキメキと伸びてきて。
広島のやり方なんで、今は3バックの右をやってますけど、僕は右SBとして4バックの右とかでやっても、もしかしたらおもしろいかなっていう気はすごいしてます。
オリンピックも選ばれて、どういう使い方されるのかわからないんですけど、楽しみですね。
左SB:山本脩斗(鹿島)
左ねぇ……左、左。そうやなぁ、僕は前から山本脩斗選手がすごい良いと思ってるんですよ。今シーズンはちょっと怪我があって、フルでは出てないですけど、ベースとするところの左サイドの仕事をしっかりするじゃないですか。
で、なおかつ攻撃に出るタイミングも良くて、攻撃に出た時にはしっかり仕事をして終わるみたいな。そういうところの役割で言うと、この人の左サイドって替えがきかない。そんなに派手じゃないですけど、安定感を生み出す人かなぁっていう気はしますね。
右サイドの西選手はがっつり守るっていうよりも攻撃でアクセントをつける感じなので、左サイドはバランスを取らないといけないポジションだと思うんですよね。
そういう意味では目立たないけどすごく重要な役割をしてる気はする。僕個人的には昔から、ジュビロのときとかも、もっと評価されてもええんちゃうかなって勝手に思ってたところはあるんですけど。
ボランチ:小笠原満男(鹿島)
浦和の阿部選手と迷ったんですけど、小笠原選手ですね、やっぱり。一番すごいと思ったのはレッズ戦ですかね。守備のところですっごい仕事してたっていうイメージがあるんですよ。「危ないところでの小笠原」みたいな感じの雰囲気があって。勝負という面で必要なことをする人っていうイメージがありますね。
今までずっと流れてきている鹿島イズムみたいなところの正統な後継者っていう感じもするし。もちろん交代する時間とかは早くなってますけど、やっぱり優勝っていう部分でいうと、この人の存在は大きいかなっていう気はしますよね。
この人、気遣いもすごいんですよ。優勝セレモニーのときも、植田選手にトロフィーを渡してて。なんでなのか聞いたら「熊本の人が見てくれてて、これを見て元気になってくれたらうれしいから」って。
さらに言うと、優勝セレモニーでは結構若手から水かけられたりして、うれしそうな顔してるんですよ。近寄りがたいというか、そういう感じだけじゃなくて、チームとしてコミュニケーションを取ったりとかしてる。
被災地に植田選手と一緒に行ったりとかもしてるし。サポーターからしたら「そんなことしても負けたら意味あらへんがな」ってなるかもしれないけど、そこでしっかり結果も出すし。「背中見てください」っていうの、日本人的かな、好きかなぁって思いますね。
ボランチ:エドゥアルド・ネット(川崎F)
うまいですね。実際見てもやっぱりうまいですね。フロンターレのある種特殊なサッカー、どっちかっていうと細かくつなぐイメージのあるサッカーのなかで、エドゥアルド・ネット選手はちょっと長めのパスも出せるというか。
大島選手が本当に気を利かせて細かくつなぐ部分と、エドゥアルド・ネット選手のもうちょっと足の長い、ロングボールではないけど10m、20mぐらいのパスが結構効いてるかなっていう。真ん中であの人がパス出すと、相手の陣形が崩れたりしますし。
あと守備でもすごいバランスとって、スペース埋めたりっていうのも見ますし。この選手のおかげで憲剛さんがちょっと攻撃的なところにいけたりとか、他の選手にも好影響みたいなんがあるのかなっていう気がします。
右MF:中村憲剛
右には憲剛さんかなと。いや、まぁでもすごいですね、存在感というか。なんか衰えないっていうか、年々凄さが増してる感じがするんですよね。
僕会うたびにいっつも言ってますけど、サポーターを煽るタイミングが絶妙なんですよね。だいたいコーナーを蹴りにいくときとかですけど、サポーターももう一段盛り上がりたいなってタイミングで煽るんですよ。
ただ単にパスつなぐのがうまいとか、シュート打つのがうまいとかじゃなくて、スタジアム全体とか、90分全体を俯瞰で見てるっていうか。その感覚はすごいですね。練習をちゃんと見たことはないけど、キック一つにしても、一回ボールを蹴るっていうのにこだわって蹴ってるんだろうなって想像できる感じがするんですよね。
あとこの人、表情豊かなんですよね。腹立つときは腹立つ顔してるし、嬉しいとき嬉しい顔してるし、喜ぶとき思いっきしはしゃぐし。そこはなんかいいっすねぇ。
これもいっつも言ってますけど、フロンターレはこれからずっと続いていって、いつかは絶対タイトルとると思うんです。でもやっぱ、憲剛さんがいるうちに、やっぱり何かしらのタイトル取ってくれればなぁって思ってます。
左MF:家長昭博
そこに家長選手を入れさせてもらいましょう。もう別格ですね。ボール持ってピッチ上で止まるのって、ほんっとに何をもっても上手い人じゃないとできないんで、すごいなって思いますね。
後ろにディフェンスおるのにボールを「出せ」って要求して、来ても止めて、耐えれるっていう。ピッチに22人おる中でも1人だけ違う空気を作れる選手ってそうはいないと思うんです。
みんな体幹が強いって言うんですけど、身体ムキムキじゃないのにあたられてもびくともしない。全然こたえないっていうか。相手と身体ぶつけることを厭わないのもいいなって思いますね。
僕個人的には家長選手が左に流れて泉澤選手とのコンビネーションで崩すのがすっごい好きなんですよ。家長選手は自在に動いてポジションとかあってないような選手ですけど、それを可能にしうる技術とか、身体の強さとか、けっこう強いシュートも持ってる。
去年よりもチームとして、あまり攻撃に人数や時間がかけられない思うんですけど、その中でも存在感が薄れていないのはすごいなって思います。
FW:金崎夢生
なんかもう前に進むのがわかってても止められないっていうか、そこの獰猛さって今日本でやっぱナンバーワンじゃないですかね。
この人もぶつかることを嫌がらないっていうか。ある種ケンカできるFWじゃないですけど、相手DFにとっては嫌な選手でしょうね。あとやっぱ守備でもサボんないですよね。
あと、鹿島の他のFWに与える影響力があるんかなと思いますね。それこそ鈴木優磨選手であったりとか、土居選手であったりとかに与える影響力。なんか鹿島っていうチームで見ると「異物」みたいに見えるけど、きれいにハマってるってところはすごいなって思う。
僕、金崎選手にはもっと突き抜けてほしいって思ってます。金崎選手に関しては、ある種優等生的なマスコミ対応を求めるマスコミ関係者の人もいますが(笑)、僕は日本でいう優等生的な人にはもう全然なってほしくないなって思ってます(笑)。
FW:ピーター・ウタカ
ウタカ入れなあかんなぁ……ウタカですね。やっぱりうまいですし、実際スタジアムで見ても、前に進んでいく勢いとか、1人だけ違うなっていう。
得点も取りますけど、得点だけじゃなくてアシストもありますし、加入1年目でこれだけフィットして。最初は、トップなのか、シャドーなのかっていうのはありましたけど、トップにスポッとはまって。
逆にあの人があそこにハマってなかったらどうなってたかなって感じもするぐらいですけど。決めきる力はすごくありますけど、そんなにエゴは見えないじゃないですか。いろんな国でプレーしてきた経験でそうなってるんだとは思うんですけど、そういうところは広島に合ってるなと思いますね。
あとは森保さんとか、広島っていうチームの、ある種今までと違うものが入ってきたときの受け入れる許容量っていうんですかね、そういうのはすごいなぁって思いますね。
広島にとっては、ドウグラス選手がいなくなったことが一番の懸案事項っていうところで。ウタカ選手がハマってへんかったら「ドグおらんくなってダメだね」って話になるけど、その話はあんまり出てない。それだけウタカ選手が活躍したってことじゃないですかね。
平畠さんが選んだ11人
これどっちにしても答え出ないですよね(笑)。今回選べなかったけど、他に入れたかった選手も名前挙げさせてもらっていいですか。
たとえば右SBだったら大宮の奥井選手とかは、ちょっとおもしろいかなぁって。アグレッシブですし。あとは左利きのセンターバックとして、FC東京の丸山選手とか結構いいかな。フリーキックも蹴れるし。
あとは遠藤航選手ですね。浦和へのフィットも早くて、守備のポテンシャルを見せてくれたっていうか。「意外とヘディングが強い」ってよく言われますけど、ヘディング、強いんですよ。身長が大きくないんで「意外と」っていう枕詞が付いたりするんですけど(笑)。
フィードも正確ですし、ちょっと長めのボールが後ろから蹴れる。若いですけど精神的に落ち着いていて浮かれたところもあんまり見たことがないし、後ろの選手に必要な素養みたいなものを全部持ってる選手なんかなって。今回は入れられなかったですけど、期待もしてるし、やっぱり入れたかったですね。
(選定:平畠啓史/取材・構成:中山佑輔)
◆【鹿島 vs G大阪】 ウォーミングアップコラム:1stステージ優勝から、うまく切り替えた石井正忠監督と鹿島の選手たち(J's GOAL)
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/n-00014386/
優勝を決めた福岡戦後の記者会見でも「サンフレッチェ広島さんが積み重ねた74点を上まわりたいと思います」と話していた石井監督。改めて「失点でも、得点でも、勝点でもしっかり上まわりたい」と、すべての数字を上まわることを狙うという。
1stステージ制覇からわずか1週間で2ndステージが開幕。気が休まる暇もないが、監督は2日間のオフで東京ディズニーランドに足を伸ばすなど、しっかりリフレッシュした。しかし、仕事が続いても少しサッカーから離れるだけでリフレッシュできるらしく、庭の草刈りなどに没頭するだけで気持ちを切り替えられるそうだ。
「やっていくと、この草はこうやって抜いた方がうまく抜ける、とかわかってくるじゃないですか。そういうのが楽しみでリフレッシュされます」
チームもうまく切り替えてきたと監督は感じていた。
「この前の試合の反省のミーティング、2ndステージに向けてのミーティング、相手の分析に対するミーティングと、3日続けてやったんですけど、最初のミーティングから非常にすっきりした感じに見えました。あと、初日の練習から取り組み方を見ても非常に高い意識を持っていた。うまく切り替えてくれたのかな、と思います」
2ndステージはどのチームも打倒鹿島という姿勢で向かってくるだろう。まずは、開幕戦のG大阪。1stステージの対戦では鹿島が勝利しているだけに、もう一度勝っていいスタートを切りたい。
文:田中滋(鹿島担当)
明治安田生命J1リーグ 2nd 第1節
7月2日(土)18:30KO カシマ
鹿島アントラーズ vs ガンバ大阪
◆【予想スタメン】1stステージ王者の鹿島、勢いを継続できるか…G大阪は宇佐美の代役に注目(サッカーキング)
http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20160701/462979.html
2016明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第1節
7月2日 18:30 鹿島アントラーズ vs ガンバ大阪(@県立カシマサッカースタジアム)
■鹿島アントラーズ 1stステージ制覇で勢い十分、狙うは年間優勝だ
鹿島は1stステージ最終節のアビスパ福岡戦を2-0で勝利し、優勝を決めた。終盤の6連勝を見てみると、相手の出来が特に悪かった試合は少なく、チーム力で上回り、勝利を手繰り寄せる内容が多かった。優勝に値する戦いができていた。2ndステージも継続できれば、年間優勝に大きく近づく。
2ndステージの開幕戦は、ホームでG大阪を迎え撃つ。福岡戦で出場停止だった昌子源が先発に復帰する見込み。優勝を決めた試合こそピッチに立つことができなかったが、1stステージの堅守を支えた昌子の復帰は、チームにプラスをもたらすだろう。
好調の2トップ、バランスの取れた中盤、屈指のディフェンスラインとチームに死角は見当たらない。ただ、落とし穴がどこに潜んでいるか分からない。実際、直近2試合は立ち上がりの入り方が「良くない」(柴崎岳)という状況もある。
柴崎が「年間勝ち点のアドバンテージはあるけど、2ndステージはゼロからのスタート。アドバンテージを考えずに、ゼロからのつもりで戦っていく」と話すように、もう一度、原点を意識する気持ちを持てるか。チーム力に疑いの余地はないだけに、この点が中断期間なしという日程で迎えるG大阪戦を左右するポイントに挙げられるだろう。(totoONE編集部)
■鹿島予想スタメン
4-4-2
GK
曽ヶ端準
DF
西大伍
植田直通
昌子源
山本脩斗
MF
遠藤康
小笠原満男
柴崎岳
中村充孝
FW
金崎夢生
土居聖真
■ガンバ大阪 宇佐美の代役は同期の大森が濃厚、失点増加中の守備面は課題が多い
宇佐美貴史がアウクスブルグに移籍し、初めて行われるJ1リーグ戦。彼の抜けた穴は決して小さくはないはずだが「貴史がいなくなった分、今いる選手たちが強い気持ちでぶつかってくれるはず」と長谷川健太監督。最近は遠藤保仁がトップ下を担うことも含め、前線の層には不安がないだけに、あとはいかにそれを組織として完成させ、結果につなげていくかだろう。
その宇佐美のいた左MFには、彼と同期の大森晃太郎をスタメンに据えた。ここまでは宇佐美にポジションを奪われることが多かったとはいえ、大森の攻撃力や前線からの守備力は宇佐美と比べても遜色ない。ポジション奪回のチャンスに奮起することだろう。
一方、不安なのがここ最近、失点が増えている守備陣。岩下敬輔がけがで離脱中のため、前節に続きセンターバックは丹羽大輝と金正也が預かるはずだが、前節の名古屋戦然り、中央の守備が個の寄せの甘さなどによってやや脆くなっている感が否めない。一時は停滞が見られた攻撃力が加速しつつある今だからこそ、不用意な失点で自ら勢いを削ぐことのないよう、いま一度、一対一や球際の寄せといった原点に立ち返りたい。
今季の開幕戦ではホームの地で敗れたが、県立カシマサッカースタジアムでのアウェー戦は2年連続で接戦を制して、白星を挙げている。2ndステージの巻き返しを図るためにも、1stステージの覇者から勝利を奪い、好発進を切りたい。(totoONE編集部)
■G大阪予想スタメン
4-5-1
GK
東口順昭
DF
米倉恒貴
丹羽大輝
金正也
藤春廣輝
MF
今野泰幸
倉田秋
阿部浩之
遠藤保仁
大森晃太郎
FW
アデミウソン