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2018年4月14日土曜日

◆FWダヴィが加入2戦目でJ3初ゴール! 北九州はFC東京U-23に完封勝利(ゲキサカ)





[4.14 J3第7節 F東23 0-1 北九州 夢の島]

 J3第7節が14日に開催され、ギラヴァンツ北九州は敵地でFC東京U-23に1-0で勝利した。4試合ぶりに白星を挙げ、暫定11位に浮上。FC東京U-23は2連敗で最下位のままとなっている。

 試合が動いたのは後半29分だった。北九州が右サイド後方でFKを獲得すると、キッカーのDF川上竜が右足で高い弾道のクロスを供給。ファーから飛び込んだFWダヴィが頭でうまく合わせ、ゴール左に決めた。

 今月6日に加入が発表されたダヴィは、8日に行われた第6節のホーム相模原戦(0-4)で新天地デビュー。自身初挑戦となるJ3の2戦目で早くも初ゴールを奪ってみせた。

 北九州はこの1点を守り切り、今季初の無失点を達成。次節は29日に行われ、ホームで群馬と対戦する。


FWダヴィが加入2戦目でJ3初ゴール! 北九州はFC東京U-23に完封勝利




◆【鹿島】内田、小笠原が2901日ぶり共演へ(報知)





 リーグ戦13位に沈む鹿島は13日、茨城・鹿嶋市内のクラブハウスで14日の名古屋戦(カシマ)に向けた前日調整を行った。右太もも裏痛で実戦から約1か月半遠ざかっているDF内田篤人(30)、主将のMF小笠原満男(39)が、ともに主力組でプレーし、先発出場が濃厚になった。

 内田が「あの人以上の中盤はいない。ボールをとるのも、パスを出すのも、気持ちも」と話せば、小笠原も「あれだけの経験を持っている選手はいない」と絶賛する間柄。2007~09年のリーグ3連覇など常勝・鹿島を支えた2人の共演は、10年5月5日のC大阪戦以来、2901日ぶりとなる。

 公式戦4戦勝ちなしで、3戦連続で試合後にサポーターからブーイングを浴びるなど苦境に立つ鹿島。内田は「選手の質は高い。もう少しシンプルにプレーすれば面白くなる」と分析し、復帰戦を思い描いた。勝ち方を知る黄金コンビの力で浮上のキッカケをつかむ。


【鹿島】内田、小笠原が2901日ぶり共演へ




◆「監督、代わったらしいし」48日ぶり復帰の内田篤人が語る日本代表との“距離”(ゲキサカ)





[4.14 J1第8節 鹿島2-0名古屋 カシマ]

 開幕戦以来のピッチでチームの連敗ストップに貢献した。右太腿裏痛で離脱していた鹿島アントラーズDF内田篤人が2月25日の清水戦(0-0)以来、7試合ぶりに復帰。右サイドバックで先発すると、序盤の積極的な姿勢がチームに先制点をもたらした。

 2連敗で3試合勝利から遠ざかっていたチーム状況について「立ち上がりが良くないのは知っていた」からこそ、「押し込むために俺も上がった。きれいな形でなくてもいいからゴリゴリ押し込むことが立ち上がりは大事」と果敢に攻撃参加。前半5分、MF中村充孝がボールをキープしている間に背後を駆け上がり、パスを受けると、マイナスに折り返して中村がシュートを打った。

 前半9分にもオーバーラップした内田がゴール前にクロス。これはGKに直接キャッチされたが、その1分後にFW金崎夢生が先制点。1点をリードすると、今度は守備で粘り強く対応し、後半16分にはファウル覚悟のスライディングタックルでイエローカードを受けた。

 後半32分に交代したが、2枚目のイエローカードを避けるために自らベンチに要求したという。「ケガをしたとか、体力がないとかではなく、イエローをもらっていたから。(退場で)DFラインが削れるのは良くない」と、その意図を説明した。

 7年半ぶりに鹿島に復帰した今季は2月14日のACL開幕節・上海申花戦(1-1)にフル出場。2月25日のJ1開幕節・清水戦も先発し、後半39分までプレーした。しかし、その後は右太腿裏の張りを訴え、戦線離脱。48日ぶりの復帰戦が今季公式戦3試合目の出場で、自身の出場試合では初勝利となった。

「久しぶりの勝利給だね」。冗談めかして語った内田は自分自身のプレーについて「そんなに良くはなかったけど、DFは(チームが)勝って評価される」と指摘。5月中旬まで過密日程が続くが、「キャンプもできているし、最後は根性というか、コンディションは問題ない」と、連戦での出場も辞さない構えだ。

 その頭には代表への思いもある。「監督、代わったらしいし」。日本代表はバヒド・ハリルホジッチ前監督が解任され、西野朗新監督が就任。監督交代については「俺は呼ばれていたわけでもないし、協会の人の判断。俺がどうこう言う話じゃない」と言及を避けたが、西野監督は就任会見で「過去の経験、実績、プラスここ1か月の状況を正確に見極めたい」と選手選考の基準を語っている。

 内田の経験、実績は申し分ない。あとはコンディション。鹿島で試合に出て、どんなプレーを見せるかにかかっている。「俺は試合に出ないと話にならない。それで見てくれれば」。そのことは内田自身が一番理解している。「やれるってことが分かれば、気にはなってくると思う」。大逆転のメンバー入りへ。過酷な連戦も、アピールには絶好のチャンスになる。

(取材・文 西山紘平)


「監督、代わったらしいし」48日ぶり復帰の内田篤人が語る日本代表との“距離”




◆久しぶりの出場となった内田篤人、代表復帰の可能性は「あるでしょ」(サッカーキング)





2018.04.14 14:00
県立カシマサッカースタジアム
鹿島アントラーズ 2 終了 0 名古屋グランパス 

 明治安田生命J1リーグ第8節が14日に行われ、鹿島アントラーズは名古屋グランパスと対戦。鹿島に所属する内田篤人が試合後インタビューに応じた。

 2連敗で今節を迎えた鹿島は、金崎夢生の2ゴールでリーグ戦4試合ぶりの白星を挙げた。開幕以来のスタメン復帰となった内田は自身のパフォーマンスを振り返り「そんなよくはなかったけど、勝ってディフェンスは評価される」とチームの勝利が重要だと語った。

 続けて、試合感覚については「練習でもやれてるし、紅白戦も出れてる」と問題がないことを強調。さらに、77分で途中交代した内田だが、交代は試合前から決まってたわけではなく、自ら要求していたことを明かした。

「全然そんなことはない。別にケガしたとか、体力がないからではなく、交代する一個前のプレーで、カウンターを止めようと思ったけどイエローをもらってたから辞めた。そこで自分から言った。今日は戦術的な感じ」

 また、この時期に日本代表監督が変わったことで選手に与える影響について聞かれると「どうだろうね。呼ばれてたわけではないから。協会の人の判断だし、俺がどうこう言える話ではない」と明言は避けた。

 一方で、自身が代表選出される可能性については「あるでしょ」と断言したが、他の選手とは違う立場であることを強調した。「俺はどっちかっていうと試合に出ないと話にならない。みんなとは違う。見てくれてやれるってことが分かれば、気にはなってくれると思う」


久しぶりの出場となった内田篤人、代表復帰の可能性は「あるでしょ」




◆期待のルーキーがJデビュー戦でアシスト、鹿島FW山口一真「簡単なアシストだった」(ゲキサカ)






[4.14 J1第8節 鹿島2-0名古屋 カシマ]

 J1デビュー戦で一つの結果を残した。今季、阪南大から鹿島アントラーズに入団したFW山口一真が1-0の後半30分からFW鈴木優磨に代わってピッチに入る。ここまでACLで2試合に途中出場している大卒ルーキーだが、リーグ戦はこれが待望の初出場だった。

「監督からは『裏に抜けろ』という指示だった。走ることを意識して試合に入った」。投入直後から前線を駆け回り、精力的にプレー。後半34分には相手のミスからボールを奪った山口が自らドリブルで持ち込み、右足でミドルシュートを打ったが、ゴール右に外れた。

 すると後半43分、敵陣で相手の最終ラインにプレッシャーをかけたFW金崎夢生がスライディングタックルでボールをカット。こぼれ球に反応した山口が素早くスルーパスを通し、ゴール前に抜け出した金崎が相手GKの動きをよく見て右足で流し込んだ。

 勝利を決定づけるダメ押しゴールを演出し、プロ初アシストを記録。「こぼれてきて、あそこにパスを出す技術には自信がある。簡単なアシストだった」。チームは連敗を2でストップし、4試合ぶりの白星。「チームが苦しいときこそ、試合に絡んでいない選手がチームを底上げすることが大事」と胸を張った。

(取材・文 西山紘平)


期待のルーキーがJデビュー戦でアシスト、鹿島FW山口一真「簡単なアシストだった」




◆味方を怒鳴り、味方に叱咤された昌子「試合中は喧嘩したっていい」(ゲキサカ)





[4.14 J1第8節 鹿島2-0名古屋 カシマ]

 気持ちを前面に押し出した。鹿島アントラーズのDF昌子源は3試合ぶりに復帰。チームの連敗を2で止める完封勝利に貢献し、「自分が出ていないときの試合も見て、どうすれば良くなるのかは(チームメイトに)伝えたつもり。勝てて良かった」と胸を撫で下ろした。

 鬼気迫る表情で味方にゲキを飛ばしたと思えば、自分のミスをMF三竿健斗がカバーしたときには厳しい口調で叱咤された。「(チームメイトが)不用意なミスをすれば怒ったし、俺が不用意なミスをすれば(三竿)健斗が怒った。今のチームに足りなかったのはそこ。試合中は喧嘩したっていい。試合になれば関係ない」。昌子の戦う姿勢がチーム全体に伝染。嫌な流れを断ち切った。

 試合2日前の12日には選手だけでミーティングをしたのだという。MF小笠原満男が口火を切り、次に発言したのがDF内田篤人。3番目が昌子だった。「チームをまとめる年齢になったんだなと」。そう苦笑いした昌子だが、開幕戦以来、7試合ぶりの復帰戦だった内田については「僕より休んでいたから試合勘とかどうなのかなと思ったけど、経験値ですんなり入っていた」と脱帽。「体一人分抜かれていてもスライディングで足が届いたり、執念を見せてくれた。この復帰はかなりデカいと思う」と指摘した。

 日本代表はバヒド・ハリルホジッチ前監督が解任され、西野朗新監督が就任した。「結局、やるのは選手だし、勝てなかったのは選手。選手の感じる責任は重い」と神妙に話す一方、「引きずっていても良くない」と前を向く。西野新監督については「日本人監督なので、コミュニケーションは通訳を挟まない形で取りやすい」と指摘。「選手はやるだけ。鹿島で結果を残さないと俺も選ばれない。残り全部勝つつもりで、いい結果を残すだけだと思う」と力を込めた。

(取材・文 西山紘平)


味方を怒鳴り、味方に叱咤された昌子「試合中は喧嘩したっていい」




◆鹿島昌子「もっとやれや」勝利へ厳しさ追求し強烈檄(ニッカン)





<J1:鹿島2-0名古屋>◇第8節◇14日◇カシマ

 鹿島アントラーズDF昌子源の声は枯れていた。「久々にのどが痛い。久々にいっぱい声を出した気がする」。それだけ必死だった。思いはプレーに乗り移っていた。

 公式戦で4試合ぶりに復帰した守備の大黒柱は、ブラジル代表の名古屋FWジョーを決して、自由にはさせなかった。許したシュートは1本だけ。名古屋自体にも4本だけしか許さなかった。

 では、どんな声をかけ続けていたのか。「励ましの声よりも『もっと行けよ』と。シュートを外して『あぁっ』となっている声なんていらんから、もっとやれやって、ちょっと厳しい声をかけていました」。

 リーグ戦で2連敗、3試合勝ちがない状況のチームに、足りないのは厳しさだと判断した。「誰かの不用意なミスを怒りましたし、自分が不用意なミスをしたときは(MF三竿)健斗が怒りました。健斗には常に言っている。『もっとオレに怒っていい。その声で集中力を維持するから』と。今のチームに足りないことは、そうだったんじゃないかと思う」。決して、けんか腰などではない。勝利を追求する思いを引き出す声だ。その声が、鹿島に強さをもたらして、リーグ4試合ぶりの勝利が生まれた。


鹿島昌子「もっとやれや」勝利へ厳しさ追求し強烈檄



◆鹿島が4戦ぶり白星 夢生2発でW杯メンバー入り猛アピール(スポニチ)


明治安田生命J1第8節第1日 鹿島2―0名古屋 ( 2018年4月14日 カシマ )





 FW金崎が前半10分と後半43分に2ゴールを挙げ、チームの4戦ぶり勝利に貢献した。

 3月3日のG大阪戦以来6試合ぶりとなるホームでの勝利に「結果が出ていなかったので、きょうはしっかり勝つことができて良かったと思います」とホッとした表情の金崎。

 1点目は鈴木の折り返しにゴール前で相手ともつれ合いながら泥臭く押し込み、2点目はリーグ戦初出場だった新人FW山口のラストパスを受けてGKとの1対1を冷静に決めたが、「どっちも優磨(鈴木)や一真(山口)のいいパスがありましたし、その前のディフェンスの選手が体張って守ってくれてたんでね、そういうのをしっかりチャンスの時に決めれて良かったと思います」とチームメートに感謝した。

 2試合連続ゴールの金崎はこれで今季通算5得点。自身初となるワールドカップ(W杯)のメンバー入りへ、日本代表の西野新監督に向けてもいいアピールとなった。


鹿島が4戦ぶり白星 夢生2発でW杯メンバー入り猛アピール




◆得点不足の鹿島を救った金崎「周りの選手に感謝」(ニッカン)






<J1:鹿島2-0名古屋>◇第8節◇14日◇カシマ

 点が取れなかった鹿島アントラーズに、今季初の複数得点をもたらしたのはエースだった。

 前半10分、FW鈴木優磨の左からのクロスにFW金崎夢生が飛び込み先制。後半43分には自らの猛チャージでこぼれたボールをFW山口一真が拾い、再びボールを受けてゴール左に突き刺した。今季5点目。「1点目も2点目も、周りの選手に生かされて自分の良さが出たので、周りの選手に感謝したい」と話した。

 前節の東京戦で、自らゴールを決めた試合の不敗神話が「33」で止まった。だが、そんなことはどうでもよかった。チームが勝てなかった。そのことだけに責任を感じていた。それだけに、この日の得点後の喜びようはいずれも、今まで以上に激しかった。「自分が点を決めたっていうより、チームが勝ったことが今は一番大きい」と喜んだ。

 日本代表監督が代わってから、2試合で3発。決死のアピールは続く。「もうちょっと早い時間帯に取れれば、DF陣とかチームメートがもっと楽にできた。もうちょっと早めの追加点が取れるように頑張りたい」と話した。


得点不足の鹿島を救った金崎「周りの選手に感謝」




◆内田復帰の鹿島が金崎2発で連敗止める、名古屋は失速5連敗(ゲキサカ)





[4.14 J1第8節 鹿島2-0名古屋 カシマ]

 2連敗中の鹿島アントラーズと4連敗中の名古屋グランパスという連敗チーム同士の一戦は鹿島が2-0で勝った。連敗を2で止めた鹿島は4試合ぶりの白星。一方の名古屋は5連敗で6試合勝ちなし(1分5敗)となった。

 鹿島は前節11日のFC東京戦(1-2)から先発5人を変更。MF小笠原満男が2試合ぶり、DF昌子源が3試合ぶり、MF中村充孝が5試合ぶりの先発となったほか、右太腿裏痛で離脱していたDF内田篤人も2月25日の開幕節・清水戦(0-0)以来、7試合ぶりに復帰した。前節のFC東京戦で左膝後十字靱帯損傷の重傷を負ったDF山本脩斗に代わる左サイドバックではJ1デビューとなるDF小田逸稀が先発。3月13日のACLシドニーFC戦(1-1)で公式戦初先発を飾ったプロ2年目の19歳が待望のリーグ戦初出場となった。一方の名古屋は前節11日の仙台戦(2-3)から先発2人を入れ替え、FWジョーとMFワシントンがともに2試合ぶりの先発となった。[スタメン&布陣はコチラ]

 序盤から鹿島が攻勢に出る。前半5分、ボールをキープした中村が内田のオーバーラップを待ってパスを出し、右サイドを駆け上がってきた内田はマイナスのパス。ワンツーの形で中村がシュートを放つと、ゴール前のMF土居聖真が反応したが、オフサイドポジションだった。

 立ち上がりの勢いのまま鹿島が先制に成功する。前半10分、自陣から昌子が縦パス。これを土居がフリックすると、FW鈴木優磨が最終ラインの背後を取った。ドリブルでPA内左に持ち込み、縦に仕掛けてグラウンダーのクロス。ゴール前に飛び込んだFW金崎夢生がDF秋山陽介ともつれ合いながら体ごと押し込んだ。

 金崎の2戦連発となる今季4得点目でリードを奪った鹿島に対し、名古屋もパスをつないで反撃をうかがうが、なかなか鹿島守備陣を崩せない。鹿島は前半16分、土居の縦パスを受けた鈴木が自らフィニッシュまで持ち込んだが、左足の強烈なシュートはクロスバーの上へ。その後、試合は膠着状態となり、両チームともにチャンスの少ない展開のまま前半を折り返した。

 後半も一進一退の攻防が続く。鹿島は後半5分、金崎が鈴木とワンツーの形でゴール前に抜け出し、前に出てきた相手GKの頭上を越すループシュートを狙ったが、ゴール上へ。名古屋は同12分、秋山から横パスを受けたMF長谷川アーリアジャスールがPA左角の位置から右足でシュートを打ったが、ゴール右に外れた。

 鹿島1点リードのまま試合は推移。後半23分、鹿島は金崎の右クロスにフリーの鈴木が頭で合わせる決定機を迎えたが、ヘディングシュートはわずかにゴール右へ。勝ち越しの絶好機を逃し、同30分、鈴木に代わってFW山口一真がピッチに入った。同32分には内田に代えてDF伊東幸敏を投入。名古屋も後半35分、最初の交代カードでFW和泉竜司に代えてFW佐藤寿人を投入した。

 途中出場の山口が積極的なプレーを見せる鹿島は名古屋の反撃にも守備陣が粘り強く対応。すると後半43分、前線から金崎が猛然とプレッシャーをかけ、こぼれ球に反応した山口がスルーパス。フリーで抜け出した金崎がGKの動きをよく見て右足で流し込んだ。金崎の2ゴール目で2-0と勝利を決定づけた鹿島。3月18日の鳥栖戦(1-0)以来、約1か月ぶりの勝利を飾った。

(取材・文 西山紘平)


内田復帰の鹿島が金崎2発で連敗止める、名古屋は失速5連敗




◆2018明治安田生命J1リーグ 第8節(オフィシャル)




明治安田J1 第8節

金崎の2発で連敗脱出!鹿島が名古屋を撃破、公式戦5試合ぶりの勝利!

4試合ぶりに帰還した聖地で、鹿島が力強く再出発を宣言してみせた。J1第8節、名古屋グランパスをカシマスタジアムに迎え撃つと、鈴木のアシストから金崎が押し込んで先制に成功。終了間際には山口のパスを受けた金崎が2点目を決めた。2-0。連敗を止め、3月18日以来の勝利を収めた。

3月31日の公式戦再開から、公式戦4試合勝ちなし。不甲斐なきスコアレスドローに終わった札幌戦、そして敵地での上海申花戦では課題を露呈しながらも1ポイントを掴み取ることができたが、ここ2試合はただただ失意に包まれた。ラストプレーで決勝弾を奪われた湘南戦、そして逆転を許したFC東京戦。アウェイゲームで連敗を喫し、さらに負傷者が続出。安部と山本が戦列を離れることとなってしまった。

暗闇に迷い込み、苦しい日々が続く。だが、下を向く時間はない。次なる戦いは中2日、2週間ぶりに帰還するホームゲームだ。選手たちはFC東京戦の翌日、話し合いの場を設けた。苦境を打開するために、そして勝利の日々を取り戻すために――。全12試合に出場し、前線で戦い続ける鈴木は「みんなが頑張っているけど、噛み合っていないと感じていたので話をした」と明かし、永木も「全員が勝とうと思ってやっている。方向は間違っていない」と頷いていた。改めて意思を統一し、チームのベクトルを強く太くする。ピッチに立つ者だけでなく、全員で戦わなければ勝利を掴むことなどできないのだから。

準備期間は2日間。リカバリーメニューを経て迎えた試合前日には、長時間に及ぶミーティングを実施した。集中力を高め、選手たちはグラウンドへ向かう。負傷者続出の苦境にあって、内田や遠藤の練習合流という朗報もあった。3試合に渡ってピッチから遠ざかっていた昌子のコンディションも回復。「外から試合を観て、わかったこともある」と言うチームリーダーは「チームとして軽いプレーが出たとして、それに対して言うことが悪いとは思わない。勝ちたいから言い合う。技術だけでは勝てない」と、互いに要求し合って高みを目指すと誓っていた。

「この状況はみんなで乗り越えるしかない」と決意を語った指揮官は、限られた準備期間で臨むホームゲームへ「細かい部分でやるべきことをやる」と、基本に立ち返る意識を強調。FC東京戦から5名の先発変更を施し、聖地での90分に臨む。内田がJ1第1節以来の先発出場を果たし、2年目にしてJ1初先発初出場となった小田が左サイドバックを務める。センターバックの一角には昌子が復帰。ボランチの一角には小笠原、2列目には中村が起用された。その他、ゴールマウスに立ちはだかるのはクォン スンテ、昌子とペアを組むのは植田、ボランチには三竿健斗。攻撃陣は中村とともに土居、鈴木、金崎が並んでゴールを狙う。またベンチには、GKの曽ケ端、犬飼、伊東、今季初のメンバー入りとなった三竿雄斗、永木、金森、山口が座る。

湘南戦とFC東京戦、ビジタースタンドを埋め尽くしたアントラーズレッドの情熱はホームチームを凌駕していた。そして今日は、聖地で戦う90分だ。カシマスタジアムに駆け付けた背番号12、その存在ほど心強いものはない。今日こそ、今度こそ、ともに勝利を――。GK陣がウォーミングアップへ向かうと、サポーターズシートにはジーコのビッグフラッグが掲げられた。キックオフが迫るにつれて、聖地はボルテージを高めていく。復帰を果たした内田を呼ぶ声、そしてJ1初先発の小田へ勇気を注入する「逸稀」コールもまた、聖地の空に響いていた。





14時2分、キックオフ。自陣から細かいパスを連ねた攻撃を狙ってくる名古屋に対し、鹿島の2トップは献身的なプレスで応戦していく。最初のチャンスは5分だった。ペナルティーエリア右手前でボールを持った中村が右前方のスペースへスルーパス。絶妙なタイミングで走り込んだ内田がゴールライン際からワンタッチで戻すと、待っていた中村が右足ダイレクトで狙う。ゴール前で反応した土居はオフサイドとなってしまったが、鮮やかな連係からチャンスを演出した。





そして、待望の先制弾は10分に生まれた。昌子の縦パスを土居が中盤左サイドで受けると、瞬時の判断でスルー。背後へ走り込んでいた鈴木がスペースで前を向き、ペナルティーエリア左側から縦へ突破する。マークを外し、グラウンダーのクロス。走り込んでいたのは金崎だった。相手DFと競り合いながらスライディングで押し込み、ゴールネットを揺らした。1-0。金崎の今季4得点目で、鹿島がリードを奪った。







幸先の良いスタートを切った鹿島は12分、自陣右サイドで起点を作られると、ペナルティーエリア左側にラストパスを通される。トラップからシュートを打たれたが、寸前でブロックに入ったのが小田だった。体に当ててコースを変え、ピンチの芽を摘んだ。J1初出場の若き左サイドバックは立ち上がりこそ不安定なプレーも散見されたものの、時間の経過とともに本領を発揮。攻守においてアグレッシブな姿勢を見せ、対人戦で粘り強い応対を繰り返した。同サイドでプレーした小笠原や土居も献身的にカバーへ戻り、J1初先発の若武者を支えていた。

名古屋にボールを持たれる時間が長くなったものの、鹿島は狙い済ましたプレスとカウンターで応戦。16分には自陣左サイドでのボール奪取から土居が前を向き、敵陣左サイドのスペースへ糸を引くような縦パスを通す。待っていた鈴木がトラップから前を向き、ペナルティーエリア左側に入って左足を一閃。惜しくも枠を越えてしまったが、流動的かつスピーディーな攻撃で決定機を作り出してみせた。









20分経過後も、鹿島は名古屋にボールポゼッションを許した。だが、危険なエリアへ入ってくる縦パスには小笠原と健斗が的確に対応。鋭いプレスでパス交換のリズムを寸断し、時にペナルティーエリア内への進出を許しても、昌子と植田が激しく冷静なボディコンタクトを繰り返した。ボール奪取からのカウンターでシュートまで至る回数は少なかったものの、鹿島は集中力を切らすことなく、着実に時計の針を進めていった。前半は1-0。リードを保ったまま、ハーフタイムを迎えた。



追加点を目指す後半も、名古屋にパスを回される時間が続いていく。それでも鹿島は動じることなく、虎視眈々と追加点を狙っていった。50分には敵陣左サイドから鈴木が最終ラインの背後へ浮き球を供給。金崎がいち早く反応すると、飛び出してきた相手GKの前でボールに触ってゴールを狙う。シュートは惜しくも枠を越えたが、一瞬の隙を突いたカウンターでゴールを脅かした。





60分経過後は次第にスペースが増え、ペナルティーエリア内での場面が多く生まれるようになった。68分には金崎が右サイド深くからピンポイントのクロスを上げ、鈴木がヘディングシュート。フリーだったが、わずかに枠の外へ逸れてしまう。71分には細かいパス交換でエリア内に進出し、中村が左足で狙ったものの、相手DFにブロックされてしまった。









大岩監督は75分、ルーキーの山口を前線に送り出す。さらに77分には内田に代えて伊東を投入し、右サイドに活力を注入した。J1デビュー戦となった山口は全速力でのハイプレスを繰り返し、名古屋に脅威を与えていた。

そして、88分。聖地に待望の瞬間が訪れた。金崎が相手の最終ラインにプレスをかけると、こぼれ球に山口が反応。右足アウトサイドでスルーパスを通すと、金崎は広大なスペースを得て前を向く。相手GKの位置を見極め、右足を一閃。エースの一撃がゴールネットを揺らす。アントラーズレッドのスタンドが揺れる。2-0。J1では今季初の複数得点で、鹿島が勝利を決定付けた。















聖地に歓喜が響き渡るのは、3月3日以来だ。待ちわびた瞬間を分かち合い、そして次なる戦いへの燃料として突き進む。初代スタジアムDJダニー石尾氏の5回忌を翌日に控えたホームゲームで、鹿島が再出発を遂げた。



5月20日まで続く怒涛の連戦、次戦は再び中2日でのホームゲームだ。17日、ACLグループステージ最終節の水原三星戦。ラウンド16へ首位で向かうために、そして連勝街道を突き進むために。準備は今この時から始まっている。



【この試合のトピックス】
・J1での名古屋戦は2014年の第19節以来6試合負けなしで、2015年の2nd 第17節から4連勝。ホームでは2015年、2016年に続いて3連勝となった。
・J1の試合における複数得点は昨年10月29日に行われた第30節札幌戦以来11試合ぶりだった。
・金崎が2得点を記録。2試合連続得点で、今季のJ1での得点数を5に伸ばした。
・加入2年目の小田がJ1初先発初出場を果たし、フル出場で勝利に貢献した。
・ルーキーの山口が途中出場。J1デビューを果たした。
・内田がJ1第1節以来の先発復帰。J1の試合でカシマスタジアムのピッチに立つのは、2010年4月18日の第7節広島戦以来約8年ぶりだった。


監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
・相手にボールを持たれているとき、一人一人の守備のマークをはっきりさせること。
・ボールを奪ったあと、もっと精度の高い攻撃を仕掛けていこう。
・ビルドアップのとき、もっとボールを引き出し、自信をもってつないでいこう。

名古屋グランパス:風間 八宏
・悪くない。もっと良くしよう。
・シュートをしっかり狙おう。
・後半もやり続けよう。


[試合後]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
いろいろなことがあるなかで、今日の試合の重要性を選手に伝えて試合に臨んだ。気持ちの面も含めて、選手たちがピッチで示したプレーがすべてを物語っている。サポーターの皆さんもあれだけの応援をしてくれ、勝利を届けることができてよかった。

Q. リーグ戦で初の複数得点となったが、攻撃面の評価は?

A. チャンスを多く作れたことを第一に評価したい。金崎が得点をする機会が多いが、その他の選手の動き出しや、3人目の動き、敵を引き付ける動きもできていた。それが得点につながっているところも見逃せない。これを続けること。次のACL、リーグ戦につなげていきたい。

Q. 若い小田、山口選手にどのような期待をして送り出したか? また、その評価は?

A. 小田はACLで一度先発の機会があり、そのときのプレーも評価していた。自信を持って送り出した。思い切って、ミスを恐れずプレーしてほしいと思っていた。今日のプレーも非常によかった。途中出場した一真(山口選手)もいいプレーをしていた。けが人が多いなかでも、チーム力が上がっていく手応えを感じている。

Q. 次のACL、リーグの川崎戦に向けた意気込みは?

A. 今は次のACL水原戦のことしか頭にない。選手の回復、選手のチョイスをしっかり見極めて準備したい。リーグ戦のことはまだ考えていない。しっかり準備して臨みたい。

名古屋グランパス:風間 八宏



選手コメント

[試合後]

【金崎 夢生】
自分が点を取ったことより、チームが勝てたことが大きい。2点とも周りの選手に活かされて自分の良さが出た。感謝したい。気持ちが入ったプレーが多かったと思う。

【小田 逸稀】
相手の攻撃の形についての共通理解を徹底して、入れ替わられて背後を取られないように意識していた。自分が試合に出て勝つことができれば、評価につながると思っていた。勝つことができて本当に良かった。

【山口 一真】
苦しい時こそ、試合に絡んでいなかった選手が良いプレーをすれば底上げになると思っていた。出られない選手の分も頑張ろうと思っていた。次もチャンスが来たら、がむしゃらにプレーする。

【内田 篤人】
結果が出て良かった。前線の選手がよく頑張って走っていたと思う。ここで一つ結果が出た。次は中2日でACLがあって、すぐに川崎F戦が来る。気を緩めずにやっていきたい。

【昌子 源】
個人的には、気持ちを出そうと思っていた。ミスはあったが、プレーで示せたと思う。前の選手にとってはきつかったと思うが、前からのチェイシングをやめないでほしいとお願いした。(その結果)チャンスも作られずにできた。前の選手含め全員が追えたからだと思う。

【土居 聖真】
もう一回、みんなが気を引き締めてやっていこうという意味で、よくできた試合だったと思う。この試合をきっかけに連勝していきたい。


2018明治安田生命J1リーグ 第8節

◆また差別発言…浦和MFマルティノスがSNSで怒り。クラブは「容認できない」と声明(GOAL)





なくならない人種差別問題。浦和レッズMFマルティノスがまた差別的な発言を受けた。

浦和レッズMFマルティノスが12日にインスタグラムを更新し、自身に対する差別的な発言を「許せない」と綴った。

マルティノスに対しては、横浜F・マリノス在籍時代の昨年9月にも、一部の人間による「肌の色」に関する差別的な発言があった。今回も同様にマルティノスの「肌の色」を差別するアカウント名で、誹謗中傷のツイートが投稿されている。

また起こった差別発言。マルティノスは「このような差別的な発言は絶対許せないし、非常に残念だと思っています」と悲痛な思いを綴っている。



これを受けてか、浦和レッズは12日、特定の選手へのSNSでの差別発言について「容認できない」との声明を発表している。

「日ごろより、浦和レッドダイヤモンズをサポートいただき、ありがとうございます。ここ最近、TwitterなどのSNSで、選手のなりすましアカウントなどによる、特定選手に対する差別や誹謗中傷を行う看過できない発言が、日常的に見受けられるようになっています」

「浦和レッズは、2014年に国際サッカー連盟(FIFA)総会の決議を尊重し『人種、肌の色、性別、言語、宗教、または出自などに関する差別的あるいは侮辱的な発言または行為を認めない』とする差別撲滅宣言をしており、上記のようなSNSなどの発言を容認することはできません」

「ぜひ、みなさまにおかれましても、上記のような発言は許さず、私たちサッカーファミリーの力で差別を撲滅できるよう共に戦っていただければと思います。よろしくお願い申し上げます」

■過去に起きたJリーグでの人種差別問題

2015年:FWパトリック(当時ガンバ大阪/現サンフレッチェ広島)
年1~2回埼スタで浦和の試合を観戦する高校生からツイッターで差別的な発言を受けた。

2016年:FWカイオ(当時鹿島アントラーズ/現アル・アイン)
浦和サポーターを名乗る男性からツイッターで差別的な発言を受けた。

2017年:FWラファエル・シルバ(当時浦和レッズ/現武漢卓爾)
R・シルバのインスタグラムに、サルや中指を立てる絵文字や黒い色の足跡、バナナなどといった差別的なコメントが相次いで投稿された。


また差別発言…浦和MFマルティノスがSNSで怒り。クラブは「容認できない」と声明


◆徳島愛 アウェーに咲く ヴォルティス戦 徳島出身者ら詰め掛け声援(徳島新聞)


J2徳島ヴォルティス

栃木とのアウェー戦で応援する徳島ヴォルティスのサポーターたち=宇都宮市の栃木県グリーンスタジアム


サッカーJ2徳島ヴォルティスのアウェー戦に、徳島県の出身者やゆかりの人たちが詰め掛け、熱烈なサポーターに交じって懸命に声援を送っている。足を運ばせているのは、徳島への思い。「古里と関われる貴重な機会」「少しでも力になりたい」。”おらがチーム“の転戦は、全国各地の徳島人を熱くさせている。

取材したのは、4月8日に宇都宮市の栃木県グリーンスタジアムで行われた栃木SC戦。黄色い栃木のユニホームを着たサポーターであふれる中、徳島ヴォルティスの青のユニホーム姿も目立った。

グルメスペースで昼食を囲んでいたのは、家族5人組。鳴門市出身で長野県佐久市に住む磯部明弘さん(38)=会社員=と妻、子ども2人に加えて、磯部さんの母明美さん(65)=鳴門市撫養町立岩=で、現地で合流した。

磯部さん親子が熱心に応援し始めたのは、徳島ヴォルティスがJ1入りを決めた2013年12月の国立競技場(東京)でのJ2プレーオフ決勝。以来、磯部さんは東日本のアウェー戦に出向くようになり、明美さんは自宅に近いホーム戦のほかアウェー戦も半分ほど観戦している。

明美さんは「スタジアムの雰囲気が好き。アウェーでは孫に会えるのも楽しみですね」と話す。

アウェーチームのサポーターが集まる「ビジターゴール裏席」には223人の観客が詰め掛けた。応援歌が絶え間なく続き、プレーに応じて歓声とため息が交錯する。

那賀町出身の坂本一仁さん(67)=自営業=は仙台市から駆け付けた。「一言で言って郷土愛ですね。仙台に来てほぼ50年になりますが、やはり大切な存在です」と言う。石川啄木の歌「ふるさとの 訛(なまり)なつかし 停車場の 人ごみの中に そを聴きにゆく」を引き合いに、「そんな心境ですかね」。スタンドで飛び交う阿波弁を懐かしみ「県人会みたいなもんやね」と言う。

声援を送っていたのは、徳島の在住者や出身者だけではない。福島県郡山市から家族5人で訪れていたのは前山直人さん(39)=会社員。出身は北九州市で転勤族。04年から09年まで徳島に赴任し、J1を目指す県民の一体感に引き付けられた。東京、大阪と勤務地は変わっても観戦は続け、郡山市に移り住んだのは4月。「アウェーはサポーターが少ない。できるだけ足を運び声を出して盛り上げたい」と力を込めた。

栃木県那須塩原市の仁木良祐さん(30)=団体職員=は、東京生まれの東京育ち。父が那賀町出身で、試合に連れられたことがきっかけで応援するようになった。一昨年4月に転勤し、今季から栃木がJ2に昇格したため対戦が実現。迷わず向かい、「小さい頃から徳島でよく遊んだし、僕にとっても古里のようなものですね」。

「J1へ導け」の応援幕を掲げていた栃木県真岡市の青柳正巳さん(51)=会社員=は、J1鹿島アントラーズのサポーター。好きだった選手が徳島に移籍したため応援しているという。「それに」と続け「徳島がJ1だった時、大杉漣さんが鹿島戦を観戦したことがある。鹿島との縁もある大杉さんが亡くなったということもありまして・・・」と、追悼の思いを口にした。

多くの人が集うアウェー戦のスタンド。ホームにも劣らない徳島愛に包まれている。


【応援に行こう!】エアトラベル徳島がツアー

徳島ヴォルティスのアウェー戦は、エアトラベル徳島が応援ツアーを企画している。
4月15日に岐阜メモリアルセンター長良川競技場であるFC岐阜戦は、バス2台分が満席となっているほか、5月20日の石川県西部緑地公園陸上競技場でのツエーゲン金沢戦は残席わずかとなっている。6月2日にレベルファイブスタジアムであるアビスパ福岡戦も募集している。以降の試合については今後、ツアー日程が確定後、募集を始める。
問い合わせはエアトラベル徳島<電088(625)0220>。


徳島愛 アウェーに咲く ヴォルティス戦 徳島出身者ら詰め掛け声援