2011Jリーグヤマザキナビスコカップ 鹿島アントラーズ カップウィナーズ [D...
◆明治安田生命J1リーグ▽第30節 鹿島1―0浦和(1日・カシマスタジアム)
首位の鹿島はMFセルジーニョの今季12得点目を決勝点とし、浦和を1―0で破った。2日に試合を行う2位F東京、3位横浜Mに重圧をかける勝ち点3を奪った。
採点と寸評は以下の通り。
大岩剛監督【6・5】相手のシステム変更もベンチ主導で素早く対応。交錯しかけた宇賀神は突き飛ばさずにハグで包み込む
GKクォンスンテ【6・0】キックは不安定だったがパンチは安定。ピンチは少なかったがその全てで貢献
DF永木亮太【6・0】内田、伊東、小泉ら本職勢を差し置いて先発。思わぬ張り手を食らいつつも起用に応えた
DFブエノ【6・5】ピンチになる前に飛び出してピンチを作らせない。スタンドはもっと沸いていい
DFチョンスンヒョン【6・5】前半は気合い空回りも試合が進むにつれて徐々に冷静沈着
DF町田浩樹【6・0】毎試合1度はサイドチェンジが引っかかるが、プレー全般に余裕が出てきた。クロスの軌道(回転)も実は綺麗
MF三竿健斗【6・5】五分五分を八分二分にする男、帰還。視野も広くなって戻ってきた印象
MFレオシルバ【7・0】五分五分を八分二分にする男、帰還その2。ボディーフェイントでボールに触れずとも相手を転かす魔法を2度使う
MF遠藤康【5・5】関根をサイドバックにしてしまう神出鬼没なポジショニングも最後のフィニッシュはあれれれ
MF白崎凌兵【6・5】速攻よし、遅攻よし、速守よし、遅守よし。最近は分断気味だったボランチとFWをうまくつなぐ
FW土居聖真【6・5】3バックの外側に急所を見い出す。セルジ弾も強烈シュートでお膳立て
FW伊藤翔【6・0】味わい深いポジショニングとダッシュの向きで土居も遠藤も白崎もコントロール
MFセルジーニョ【7・0】仕留めて決勝点。ビハインドにも関わらず負傷者発生でボールを外に出した宇賀神に握手で感謝伝えるナイスガイ。MOM
FW上田綺世【6・5】後半28分IN。ガツガツとあくせくのバランスが絶妙。相手が嫌がっていた
MF小泉慶【6・5】後半49分IN。出場わずか1分で293m(90分換算26・37km)走り、上田との連携キープで時計の針を15秒(90分換算22・5分)進める。出場時間短すぎるけど採点あり
荒木友輔主審【5・0】吹きすぎずに流す傾向には賛成だが、自信なさげな所作で流してしまうため不信感を買い制御不能に
※平均は5・5~6・0点。MOMはマン・オブ・ザ・マッチ
◆【鹿島】採点&寸評 相手指揮官退場“荒れ試合”もしっかり勝ち点3 浦和下し首位キープ(報知)