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2019年1月4日金曜日

◆【二宮寿朗の週刊文蹴】小笠原の鹿島プライド…プレー、振る舞い、生き様伝わった(報知)



小笠原満男 Mitsuo.Ogasawara


 小笠原満男の生きざま、プレー、立ち居振る舞いからそれは伝わってくる。21年のプロキャリアの中で、1度だけ鹿島を離れたセリエAメッシーナでもそうだった。06年ドイツW杯を終えて満を持して欧州に挑んだものの、1シーズン通してリーグ戦は6試合の出場にとどまった。ボランチに適性を見いだされて先発2戦目で初ゴールを奪いながら、主力がけがから戻ってくるとベンチ入りすることすらままならなかった。

 それでも諦めなかった。歯を食いしばった。「ベンチにも入れないわけだから気持ちを落とさずにやるのって簡単じゃなかったし、ギリギリでしたよ。でも自分はアントラーズに育ててもらって、試合に出ようが出まいが一生懸命やる人たちをずっと見てきた。そういう姿勢を自分の目で見てきたから、腐ったらもったいないなと思えた。歯を食いしばれるかどうかは自分次第だった」

 安っぽいプライドじゃない。ここで腐ったら、鹿島での日々を否定することにもなりかねない。「紅白戦が俺にとってのセリエA」―。つかみ合い、削り合いは当たり前。本番さながらに激しく体を当ててボールを奪い切ることに執念を燃やした。練習から100%でぶつかり合うのも、鹿島プライド。ベースにそれがあったからこそ、ひるむことは一切なかった。出場機会に恵まれなかったとはいえ、充実した日々が小笠原を心身ともにひと回り成長させた。

 欧州で活躍できなかったら「失敗」になるのか。それは違う。小笠原を見ればいい。リーグ3連覇を遂げ、MVPにも輝いた。「その後」が大事だと教えてくれる。イタリア仕込みの守備が加わった勝負の鬼は、ずっと鹿島プライドの象徴であり続けた。まだトップレベルでやれるのに彼は引退を決断した。鹿島で始まり、鹿島で終える。それこそが小笠原のプライドなのだろう。(スポーツライター)


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◆【二宮寿朗の週刊文蹴】小笠原の鹿島プライド…プレー、振る舞い、生き様伝わった(報知)




◆日本代表が現地で初練習、大迫は別メニュー調整(ニッカン)



大迫勇也 Yuya.Osako


5日開幕のアジア杯(UAE)で2大会ぶりの優勝を狙う日本代表が3日、初めて現地で練習を行った。

1次リーグ初戦トルクメニスタン戦(9日)が行われるアブダビで、発熱のMF遠藤、4日から合流するDF吉田、MF中島、FW武藤をのぞいた選手19人がランニングなど軽めの調整をした。

昨年12月のリーグ戦で右臀部(でんぶ)を打撲し、同30日の練習試合を欠場していたFW大迫は冒頭から合流していたが、残り7分間だけ別メニューで確認。約50分間で初日の練習を終えた。




◆日本代表が現地で初練習、大迫は別メニュー調整(ニッカン)



◆流通経大柏が8強進出 鹿島内定のDF関川が決勝弾(ニッカン)


関川郁万 Ikuma.Sekigawa



<全国高校サッカー選手権:流通経大柏1-0星稜>◇3回戦◇3日◇フクアリ

流通経大柏(千葉)はJ1鹿島アントラーズ加入が内定しているDF関川郁万(3年)がCKから得意のヘディングで決勝点を挙げ、8強進出を決めた。

前半5分の右CK。MF芹田悠真(3年)がゴール前へボールを送ると、競り合いから頭ひとつ抜け出した関川が合わせて豪快にネットを揺らした。頭での得点は今季の公式戦では初だといい「選手権でヘディングで決めるのが目標だった。練習通りにできた」と笑顔をみせた。

この得点で波に乗ると、後半5分にも左CKでニアに走り込んで頭を合わせた。これは惜しくもGKにキャッチされたが「得点に対する気持ちの表れは今日示せたと思う」。守ってもゴール前へ蹴り込んでくる相手のロングボールを何度もはね返し、完封勝利に貢献した。

大会後には15日から始動する鹿島へ合流予定で、今冬に仏1部トゥールーズへ移籍した日本代表DF昌子の穴埋めも期待される逸材だ。同校では1年からレギュラーとして起用されてきたが、17年8月に右膝半月板を痛め、準優勝した昨年1月の高校選手権後に手術に踏み切った。約半年間離脱し、その間は鹿島の施設でもリハビリを行うなど、来季から共に戦う先輩たちと一足早く対面。練習後に入念に体のケアを行ったり、自主練習に励む先輩の姿を目の当たりにし、大きな刺激を受けた。「(プロは)練習に対する意欲も違った。(歴代の)鹿島のセンターバック(CB)は日本を代表するCBなので、自分ももっと成長しないといけない」。厳しい筋力トレーニングで体も一回り大きくなり、心身共にパワーアップしてチームへと帰還。夏の全国高校総体出場を逃したチームをけん引し、冬の選手権の舞台に戻ってきた。

サッカー選手としての最大の目標は「W杯に出ること」。まずはその前に、高校サッカー最高峰の舞台で結果を残す。「選手権で流経としてのタイトルを目指していきたい」。決勝で敗れた昨年の悔しさを忘れた日はない。高校ラストの大舞台で、関川にエンジンがかかってきた。




◆流通経大柏が8強進出 鹿島内定のDF関川が決勝弾(ニッカン)




◆[MOM2791]流通経済大柏DF関川郁万(3年)_ついに出た! 超高校級CBの「目標だった」選手権初ヘッド(ゲキサカ)



関川郁万 Ikuma.Sekigawa


[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[1.3 選手権3回戦 星稜高0-1流通経済大柏高 フクアリ]

 今大会を代表する超高校級センターバックが、最後の選手権で「一つの目標」を達成した。c流通経済大柏高DF関川郁万(3年)は3回戦の星稜高戦の前半5分、右CKにジャンピングヘッドで合わせて先制点を奪取。自身にとって初の“選手権ヘディング弾”はチームの決勝点となり、準優勝に終わった昨季に続くベスト8入りを導いた。

 関川にとって初めての全国選手権となった前回大会は、準々決勝・長崎総合科学大附高戦で1得点を記録。しかしこれは、こぼれ球に反応しての右足シュートだった。「自分にはヘディングしかない」と言い続けてきた注目株にとって、頭でのゴールはいわば悲願。今大会には「チームとしては日本一だけど、個人としてはヘディングで決めるのが目標」と並ならぬ決意で臨んでいた。

 初戦を逆転勝利で飾って迎えた3回戦、歓喜の瞬間は最初の見せ場で訪れた。MF芹田悠真(3年)の右CKをゴール前で待ち構えると、DF須永竜生(3年)が相手をブロックした間隙を縫い、代名詞の大ジャンプで反応。ドンピシャでのタイミングで放ったボールは真っ直ぐにゴールへ向かい、GK林海渡(3年)の伸ばした手を弾いてネットに刺さった。

 初戦となった2回戦の徳島市立高戦では、8本のCKがありながらもゴールにつながらず。本田裕一郎監督は3回戦の試合後、「1本も取れなかったので、強く言ってきたんですよ」と明かしたが、関川自身もそれを意識していた。指揮官の期待に応えて一発目で決め切り、「自分の点というより、いつもの練習の形が出た」と素直に喜んだ。

 古傷の半月板損傷の影響で苦しい船出を迎えたシーズンだったが、高校年代最大の大舞台で一つの目標を達成した。「客観的にチームを見られるようになったし、表舞台じゃなくて裏方の仕事もわかるようになった。応援している人の気持ちも分かるようになった」。チームの第一線から離れた時期を振り返り、今ではその経験をプラスに捉えることができている。

 次なる目標はもちろん日本一。「先を見ないで一戦一戦戦って行こうと思っているし、今日のゲームを映像で見て、ミーティングをしたら、自分の目で見て思ったことと監督が思ったことに違うがあると思う。そこを共有することが大事」(関川)。まずは目の前の試合に照準を合わせ、勢いに乗る秋田商高を地元フクアリで待ち受ける。

(取材・文 竹内達也)




◆[MOM2791]流通経済大柏DF関川郁万(3年)_ついに出た! 超高校級CBの「目標だった」選手権初ヘッド(ゲキサカ)





◆降格圏脱出を目指すウエスカ、柴崎獲得を画策か…懸念点はアジア杯?(サッカーキング)



柴崎岳 Gaku.Shibasaki


 ヘタフェで出場機会に恵まれていない日本代表MF柴崎岳に、ウエスカが関心を示しているようだ。1月2日付のスペイン紙『マルカ』が報じている。

 柴崎は今シーズンのリーガ・エスパニョーラでわずか3試合の出場にとどまっており、今冬の移籍が取り沙汰されている。そこで、現在リーガ・エスパニョーラで最下位に沈んでおり、後半戦の巻き返しを狙うウエスカが柴崎の獲得に乗り出しているようだ。

 同紙はウエスカにとっての懸念点について触れている。まず、柴崎は今季の公式戦で出場機会を得られていないが、移籍市場での評価は高く、他のクラブとの争奪戦になるという点だ。資金の面で優位に立つ他のクラブが柴崎獲得に乗り出した場合、ウエスカは手を引く可能性が高いと見られている。

 次に、1月5日に開幕を迎えるAFCアジアカップUAE2019の存在を挙げている。現在ウィンターブレーク中のリーガ・エスパニョーラは1月3日から再開するが、アジア杯に出場する柴崎は1月下旬から2月初旬にかけてチームに合流することになる。そのため、シーズン終了までに残されたわずかな時間の中で柴崎はチームに溶け込み、結果を出す必要がある。しかし、同紙はテネリフェやヘタフェに移籍した時のことを引き合いに出し、「当時はチームに馴染むのに時間を要した」と指摘している。

 果たして、柴崎のウエスカ移籍は実現するのだろうか。今後の動向に注目が集まっている。


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◆降格圏脱出を目指すウエスカ、柴崎獲得を画策か…懸念点はアジア杯?(サッカーキング)




◆金崎夢生 ポルティモネンセ復帰の可能性…地元紙報道 ベンフィカ戦観戦、中島とも対面(スポニチ)



金崎夢生 Mu.Kanazaki


 J1鳥栖の元日本代表FW金崎夢生(29)が、ポルトガル1部ポルティモネンセに復帰する可能性があるとレコルド、ボラなど複数の地元紙が報じた。
 金崎は現在ポルトガルを訪れており、2日のポルティモネンセ―ベンフィカ戦を観戦。ポルティモネンセの日本代表FW中島翔哉(24)とも対面した。ボラ紙によると、金崎が鹿島から鳥栖に移籍した昨夏にもポルティモネンセが獲得に動いていたということで、今回の訪問が移籍につながる可能性があると考えられているという。

 金崎は当時ポルトガル2部のポルティモネンセで2013〜14年と2016年にプレー。もし移籍が実現すれば3年ぶりの復帰となる。




◆金崎夢生 ポルティモネンセ復帰の可能性…地元紙報道 ベンフィカ戦観戦、中島とも対面(スポニチ)




◆神戸が西獲りへ!18年ベストイレブン選出、鹿島不動の右SB(スポニチ)


西大伍 Daigo.Nishi


 神戸が、鹿島の元日本代表DF西大伍(31)の獲得に動いていることが分かった。

 神戸は今オフ、元スペイン代表FWビジャを獲得するなど“バルサ化”と積極補強を推進。その中で補強ポイントの一つだった右サイドバックに、18年シーズンは鹿島のACL初制覇に貢献し、ベストイレブンにも選出された西に白羽の矢を立てた。関係者によれば西獲得は複数クラブが動いているというが、神戸加入の可能性が高まっているという。札幌の下部組織出身の西は新潟を経て11年に鹿島入り。内田が欧州に移籍したあと、不動の右サイドバックとして鹿島のDFラインを支え続けた。


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