明治安田生命J1リーグが18日、川崎―FC東京(等々力)のカードで開幕する。スポーツ報知では、日本が出場権に王手をかけている11月のカタールW杯に向け、J1サッカー担当12人が“イチオシ”の国内組W杯メンバー候補を投票する「森保監督必見!国内組推しメン総選挙」を実施。1位にはパリ五輪世代のMF荒木遼太郎(20)=鹿島=が輝いた。全登録選手のデータ、開幕予想布陣、戦力分析など今季のJリーグの見どころをお伝えします。
東京五輪組は、昨冬にMF旗手とFW前田がスコットランド1部セルティックに移籍するなど多くが海を渡ったが、Jで活躍する選手も負けてはいない。筆頭は2位になった鹿島FW上田だ。昨季は得点ランク4位の14得点をマーク。1月の日本代表候補合宿でも練習試合でハットトリックするなど、ゴールへの嗅覚はJでも随一。ベルギーから復帰した鈴木優磨との2トップは、歴代屈指の破壊力を誇る。同じく候補合宿でアピールした名古屋FW相馬とともに代表入りは現実的な目標だ。
東京五輪世代の大卒2年目組も楽しみな存在。7位タイにランクインした札幌FW小柏は、昨季はルーキーながら爆発的なスピードを生かして7得点。対策される2年目でも結果を残せれば、代表入りも見えてくる。川崎MF橘田は小柄ながら抜群の運動量と読みで、ボールを回収するダイナモ。フランス代表MFになぞらえ“和製カンテ”と呼ばれる。安心の川崎印だけに代表に入る可能性は十分ある。
◆国内組W杯メンバーサプライズ候補は鹿島・上田綺世…1月の日本代表候補合宿の練習試合でハットトリック(報知)