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2023年2月18日土曜日

◆稚拙な挑発。鈴木優磨がイエローカードを提示された理由は? 相手サポーターへ薄ら笑い(フットボールチャンネル)



鈴木優磨


鈴木優磨がイエローカードを提示された理由


 明治安田生命J1リーグ第1節、京都サンガF.C.対鹿島アントラーズが行われ、鹿島が0-2で勝利している。先発出場した鹿島FW鈴木優磨は2点目の起点となったが、その後の振舞いが問題となり、谷本涼主審からイエローカードが提示されている。


 まずは34分、バックパスを受けた麻田将吾がボールの処理を誤り、そこに鈴木が寄せてボールを奪う。知念慶は鈴木からパスを受け、難なくゴールネットに流し込み、鹿島はリードを2点に広げた。その際、鈴木は京都サポーターが陣取るゴール裏に向けて薄ら笑いを浮かべてあおるようなジェスチャーをしていた。

 問題のシーンはその約2分後。左サイドで鈴木がボールを失い、京都ボールのスローインに。この判定に異議を唱えるジェスチャーをした鈴木にブーイングが上がると、鈴木は不敵な笑みを浮かべながら京都サポーターが陣取るゴール裏に向けて両手でスコアを意味する「0」と「2」のポーズを掲げた。

 谷本主審はすかさず鈴木にイエローカードを提示した。公式記録によると警告の理由は「反スポーツ的行為」とされている。ゴール裏に向けてのジェスチャーは挑発と捉えかねないもの。伝統ある鹿島のキャプテンマークを巻く者(ゲームキャプテン)としては稚拙で、不適切な行為だったと言わざるを得ない。


【了】







◆鈴木優磨の猛プレス→知念慶の鹿島移籍後初ゴールに称賛「プレスが効いた」「ハマりまくってる」(FOOTBALLZONE)



知念慶


前半34分に前線からのプレスで知念がゴール ファンから「初ゴールおめでとう!」


 鹿島アントラーズが2月18日、J1リーグ開幕戦でアウェーに乗り込み京都サンガF.C.と対戦。FW鈴木優磨の猛プレスからFW知念慶が合わせて鹿島移籍後初ゴールをマークした。

 試合は開始8分に動く。鹿島は左コーナーキックを獲得し、クロスは相手にクリアされたものの、こぼれ球に反応したMFディエゴ・ピトゥカがダイレクトボレーで左足を振り抜き、先制ゴールを奪う。

 さらに同34分、鹿島が前線から追い込み、鈴木が猛プレスで相手エリア内のDF麻田将吾からボールを奪取。そのまま中央にラストパスを送り、最後は知念が冷静にゴールへ流し込んだ。

 今季加入の知念にとってこれが鹿島初ゴールとなり、スポーツチャンネル「DAZN」は「一瞬の隙も見逃さない 京都DFのタッチミスを見逃さず、鈴木優磨がプレスからボールを奪うと中央にいた知念慶にパスを送る。受けた知念は冷静にフィニッシュ、移籍後初ゴールをあげた」と映像付きで発信した。

 SNS上で「鹿島での初ゴールおめでとう!」「本当にいい選手」「優磨選手のプレスが効いた」「前からのプレスがハマりまくってる」と反響の声が上がっている。






◆鈴木優磨の猛プレス→知念慶の鹿島移籍後初ゴールに称賛「プレスが効いた」「ハマりまくってる」(FOOTBALLZONE)


◆プレシーズン不振の鹿島が2点で白星発進 岩政監督「僕のやることはなかった」(スポニチ)



知念慶


明治安田生命J1第1節   鹿島2―0京都 ( 2023年2月18日    サンガS )


 鹿島がプレシーズンの不振を払拭する2ゴールで白星スタートした。

 前半8分、コーナーキックのクリアボールをMFピトゥカがペナルティエリア外から左足を振り抜いて先制。同34分にはFW鈴木優磨が相手DFからボール奪取し、中央に折り返すと、待ち構えていたFW知念慶が冷静に押し込んで移籍初ゴールを挙げた。

 移籍組のMF佐野海舟が中盤で京都の攻撃の芽を潰せば、右サイドで先発したMF藤井智也も積極的なドリブルでチャンスメークするなど、プレシーズンの印象を覆すように選手が奮起。岩政大樹監督は「試合前のサポーターの声が非常に大きくて、厳しいプレシーズンを乗り越えた選手を後押しする気持ちを感じた。結果で返すことができて良かった。全ての選手が素晴らしい働きをしてくれた。ぼくのやることはなかった」と完勝した試合を振り返った。





◆プレシーズン不振の鹿島が2点で白星発進 岩政監督「僕のやることはなかった」(スポニチ)





◆【鹿島】2-0開幕白星発進「素晴らしい動きしてくれて僕のやることなかった」岩政監督選手絶賛(ニッカン)



岩政大樹,植田直通


<明治安田生命J1:京都0-2鹿島>◇第1節◇18日◇京都・サンガスタジアム

昨季リーグ4位の鹿島アントラーズが、開幕星を挙げた。

前半8分、最初の好機を得た。左CKの場面で、一度は相手にはね返されたが、小さくなったクリアボールをMFディエゴ・ピトゥカ(30)が左足でダイレクトに捉えて先制ゴール。

さらに同34分、FW鈴木優磨(26)がペナルティーエリア内で相手のボールを奪ってビッグチャンスを演出。ゴール前でパスを受けたFW知念慶(27)が、そのままゴール右へ押し込んで追加点を挙げ、そのまま2点差で勝利した。

プレシーズンは、J2クラブに苦しめられた。12日にも、J2水戸ホーリーホックと「茨城サッカーフェスティバル2023」(茨城・ケーズデンキスタジアム水戸)で対戦し、0-2で敗戦。開幕を前に不安を残していたが、安定感あるプレーで相手を上回った。

岩政大樹監督は「素晴らしい動きをしてくれて、僕のやることはなかった」と選手を絶賛。時間をかけて作ってきた「鹿島らしい」戦い方に満足感を示しながらも「去年、同じような状況で川崎に返り討ちにあったので。もうひとつ勝ってから安心したい」と冷静な口調で話した。

次戦は、25日にホームの茨城・カシマサッカースタジアムで行われる川崎フロンターレ戦に臨む。





◆【鹿島】2-0開幕白星発進「素晴らしい動きしてくれて僕のやることなかった」岩政監督選手絶賛(ニッカン)


◆7年ぶり王座目指す鹿島が白星発進! 研ぎ澄まされた守備で京都に2-0完勝【明治安田J1開幕節】(超WORLDサッカー!)



ディエゴ・ピトゥカ,鈴木優磨


18日、2023明治安田生命J1リーグ開幕節の京都サンガF.C.vs鹿島アントラーズがサンガスタジアムbyKYOCERAで行われ、アウェイの鹿島が0-2で勝利を収めた。

昨季は鹿島が1勝1分けで勝ち越したこのカード。京都は23歳の新キャプテン川崎や得点源として期待のかかる山﨑らが先発。一方の鹿島は海外から復帰した植田や川崎フロンターレから新加入の知念らがスタメン11人に名を連ねた。

序盤は互いに激しいボールの奪い合い。鹿島はボール奪取から素早く前進し、バイタルエリアへのラストパスが精度を欠くというシーンが何度か続いたが、セットプレーから幸先よく先制点をゲットする。

8分、樋口の左CKを植田がファーサイドで折り返すと、京都はボックス外へクリア。ルーズボールが正面に転がってきたディエゴ・ピトゥカが得意の左足をダイレクトで振り抜き、ネットに突き刺した。

先手をとった鹿島は守備も光る。ボールホルダーを複数人で囲み、京都に反撃の糸口を掴ませない。対する京都は自陣でファウルを犯してセットプレーを与える場面が多く、前線からの積極的なプレッシングも今ひとつハマらない。

膠着した展開が続いていた34分、突如として鹿島に追加点が生まれる。京都はゴールキックからショートパスを繋いでビルドアップを試みるも、センターバックの麻田が鹿島の鈴木にボックス内でボールをかっさらわれる。

GK若原が慌ててシュートコースを限定するも、鈴木はゴール正面へと冷静にラストパスを送り、フリーで受けた知念が無人のゴールに右足で難なく流し込んだ。

思わぬ形で2点目を失った京都は45+2分にようやく初シュート。福田がペナルティアーク付近から右足を振り抜いたが、ボールはクロスバーの遥か頭上へ。結局、前半はシュート1本に終わった。

京都はハーフタイムに3枚替えを敢行。福岡、木村、豊川を下げてアピアタウィア久、パウリーニョ、一美を投入した。後半立ち上がりにサイドからのクロスに光明が差すとさらに53分、山﨑に代えてガンバ大阪から新加入のパトリックを投入した。

一方の鹿島は最終ラインの植田と関川がエアバトルで踏ん張り、前線では鈴木がタッチライン付近まで流れて攻撃の起点を作る。後半立ち上がりは京都にやや押し込まれたが、すぐに立て直すことに成功した。

その後は前半同様に鹿島の研ぎ澄まされた守備が光る。京都は試合終盤の86分に一美がGKと1対1という絶好機が訪れたが、必死に帰陣した鹿島DFに行く手を阻まれ、渾身のシュートにも力を込められず。

京都は結局、最後までネットを揺らせず、無情のホイッスル。昨季に続くホームでの開幕白星発進は叶わなかった。0-2で勝利した鹿島が2016年以来7年ぶりのJ1制覇に向けて好スタートを切った。

京都サンガF.C. 0-2 鹿島アントラーズ
【鹿島】
ディエゴ・ピトゥカ(前8)
知念慶(前34)




◆7年ぶり王座目指す鹿島が白星発進! 研ぎ澄まされた守備で京都に2-0完勝【明治安田J1開幕節】(超WORLDサッカー!)






◆注目の高卒ルーキー5選!ネクスト三笘、鹿島のニュータイプCB、桜の新司令塔など…(高校サッカードットコム)



津久井佳祐


 2月17日に2023年シーズンのJリーグがついに開幕する。今季は高体連から16名のルーキーがJリーグ入りを果たした。ここでは1年目から活躍が期待される注目の高卒ルーキー5選を紹介する。


津久井佳祐(昌平→鹿島アントラーズ)

 昌平でキャプテンを務めた責任感溢れるディフェンスリーダーは、クレバーに相手アタッカーを封じる。ビルドアップもそつなくこなすうえに、空中戦にも強い。鹿島アントラーズの牛島真諭スカウトからは「これまでの鹿島っぽくないかもしれないが、ビルドアップのスタートになれ、これから必要なCB像でもある。クレバーさや状況判断という武器を活かしてゲームを支配してもらいたい」と期待を寄せられる。昌平出身ではFC東京のレフティドリブラー荒井悠汰も注目だ。





↓その他の名願斗哉、大迫塁、行徳瑛、森重陽介各選手の記事はこちらから
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◆【鹿島】植田直通「優しいワニになった」、開幕の京都戦へ決意!(サカノワ)



植田直通


「大樹さんを勝たせたい。そう思わせてくれる監督です」


[J1 1節] 京都 – 鹿島/2023年2月18日14:00/サンガスタジアム by KYOCERA

 J1リーグ鹿島アントラーズのDF植田直通が2月16日にオンラインによる取材に応じて、18日の京都サンガF.C.戦に向けて決意を示した。

 プレシーズンでは練習試合や先日の水戸ホーリーホック戦など4試合で、主力組が勝てず。1ゴールも奪えなかったことで不安を残した。ただ、そこはプレシーズン。ディフェンスリーダーはいよいよ始まる開幕戦へ、気持ちを新たにしていた。

「自分のコンディションはかなりいいところまで持ってこれていて、心身ともに良いです。公式戦になれば、また違ってきます。開幕戦、勝利のための選択をしていきたいです」

 また京都の印象について、次のように語った。

「チーム全員で戦っている印象を受けます。前線に高さのある選手もいてロングボールも使いながら攻略してきて、守備も固い。1点を守り切れるチーム。失点せずゲームを進めていければと思います。失点しなければ負けません。そういうゲームプランで進めたいです」

「(求められる役割は)ディフェンスをまとめること、勝利にどれだけ貢献できるか。無失点にはこだわっていきたいです。もちろん一人で守ることは難しいので、コミュニケーションや対応、細かいところがDFにとって重要になります。いろいろと話し合い、いい関係性はできつつあると思います。(岩政監督について)ともに戦ってくれています。多くのことを今も教わっています。その大樹さんを勝たせたい。そう思わせてくれる監督です」

 また、2013年の新加入記者会見で植田が「水中に獲物を引きずり込んで仕留めるワニのようなディフェンダーになりたい」と語ったことが話題に。それから10年、メディアから「今はどのようなワニになったか。あるいは別の動物のように!?」という質問が出た。

 熟考した植田は「優しいワニになったかもしれません。ガッツリ獲物を狙っていくわけではなく、今まで経験したものを出しながら、上手く相手を仕留めていく。上手さが備わったかもしれません。激しさに加えて、技術が加わったのかなと思います」と答えた。

 また、鹿島が再びタイトルを獲得していくためには、「僕自身も正解は分かりません。これというのはないのかもしれませんが、練習からの厳しさ、どれだけ試合を意識してできるか。それが個人とチームの成長につながると思います。目の前の一戦に勝つこと。それが後々タイトル争いにつながります。まず目の前の一戦に集中すること。そして一つタイトルをとると、また欲しくなります。何がなんでも、チーム一丸でタイトルを獲りたいです」と、一つの勝利から『正のスパイラル』につなげたいと語った。





◆【鹿島】植田直通「優しいワニになった」、開幕の京都戦へ決意!(サカノワ)





◆「三笘薫を追い越す選手が出てきてほしい」城彰二が第2次森保ジャパン入りを期待する“激アツJリーガー7人”(文春オンライン)



鈴木優磨,藤井智也


 2月17日に開幕を迎える2023シーズンの明治安田生命J1リーグ。今年はJリーグ開幕30周年となる記念すべきシーズンでもある。昨年のカタールW杯で日本代表が躍進したことでサッカー人気が再燃するなか、Jリーグはどのような盛り上がりを見せるだろうか。元日本代表FWで、現在はサッカー解説者として活躍する城彰二氏に、優勝候補や注目選手を聞いた。


選手層も力的にも抜けている優勝候補3チーム


――今年は、Jリーグ30周年になります。記念すべきシーズンになりますが、今年の優勝候補はどのチームになりそうですか

城彰二さん(以下、城) 横浜F・マリノス、川崎フロンターレ、鹿島アントラーズの3チームになりそうですね。この3チームは選手層も力的にも抜けています。サンフレッチェ広島は昨年3位と躍進したけど、今年は本当の力が試されると思います。

 名古屋グランパス、ヴィッセル神戸は個の能力が高い選手がいるけど、最近は結果が出ていない。目指す方向性に対してしっかりとフォーカスされていないから、どうしてもチグハグ感が出てしまう。チームを引っ張る中心選手を決めて、そこを軸にやっていくことができれば、チームにまとまりが出てくると思うんです。それが優勝を争うためには不可欠かなと思いますね。


鹿島が優勝争いに入り込んだ理由


――ここ数年、優勝争いに絡めていなかった鹿島を推したのは、どういう理由からですか。

城 昨年途中で、岩政(大樹)監督に代わったけど、そこまでいいサッカーができている感じはしなかった。鹿島の伝統的な強さって、守備からというのがあると思うんですよ。そういう意味でいうと、昌子(源)と植田(直通)の補強は絶妙でした。彼らが入ることで、鹿島のセンターラインがしっかりしてくると思うんです。それに彼らはセットプレーも強い。鹿島はセットプレーが武器のひとつだったので、攻守に貢献できる選手が戻ってきたのはすごく大きいと思います。


代表入りが期待される選手、注目すべき選手


――昨年、ワールドカップで日本代表の活躍が注目され、サッカー人気が再燃した感があります。それを堅持するには個々の選手の活躍が欠かせません。今年のJリーグで代表入りが期待される選手、注目すべき選手はいますか。

城 ロアッソ熊本からガンバ大阪に移籍した杉山(直宏)は左利きのアタッカーでドリブルが得意。持ち味を出していければ、代表入りしてもおかしくはない選手。

 同じくガンバ大阪の半田(陸)もいい選手ですね。もっと早く他チームに移籍するのかなと思っていたけど、今シーズン、モンテディオ山形からガンバに移籍してきた。パリ五輪代表候補選手でもあるけど、右サイドバックでプレーし、フィード、縦へのスピード、展開力と次の日本代表のサイドバック候補にもなれる選手。

 あと、広島から鹿島に移籍した藤井(智也)は縦のドリブルが持ち味で、カットインしてからのシュートも得意。鹿島でハマれば代表のインサイドハーフの候補にも入ってくるんじゃないかなと思います


エースストライカーとして期待する選手


――3月には第2次森保ジャパンの初陣があります。そこで見てみたい選手はいますか。

城 鹿島の鈴木優磨ですね。森保監督が彼のようなタイプのFWをどう思っているのか分からないけど、新しいスタートを切るにあたっては、彼みたいな選手が必要だと思います。今の選手は、うまいし、レベルが上がっているけど、W杯を見てもわかるようにサッカーは“戦い”じゃないですか。彼みたいに闘争心をむき出しにして、「俺が点を取るんだ」とがむしゃらに行く選手って見当たらなくなったと思うんですよ。

 ストライカーに求められるのは、気持ちを前面に押し出して強引にでも点を取りに行く姿勢であり、プレーなので、それを体現してくれるのは彼しかいないと思うんです。若い選手の見本になれる選手だと思うので、3月の代表のメンバーにはぜひ入ってほしいですね




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◆「三笘薫を追い越す選手が出てきてほしい」城彰二が第2次森保ジャパン入りを期待する“激アツJリーガー7人”(文春オンライン)





◆【J開幕特集】植田直通が求めるのは鹿島の勝利のみ!「まずは京都戦にすべてを懸けたい」(サッカーマガジン)



植田直通


Jリーグ30周年となる2023シーズンがいよいよ開幕する。サッカーマガジンWEBでは、開幕特集として「2023年に注目すべき23人」を紹介。21人目は鹿島アントラーズの植田直通。古巣に帰還したDFは開幕戦勝利で周囲の不安を払拭し、タイトル奪還に走り出すと誓う(21人目/23人)


心身ともにかなりいい状態


 いよいよ今季のJ1リーグ戦が開幕する。2月18日に京都とのアウェーゲームに臨む鹿島は、新シーズンで好スタートを切るべく、開幕戦に向けてトレーニングを重ねている。12日に行なわれたJ2水戸とのプレシーズンマッチは0-2で敗れたものの、気持ちを新たに今季初の公式戦に臨む。

「自分のコンディションはかなりいいところまで持ってこられているし、心身ともにかなりいい状態なのではないかと思います」

 16日にオンライン取材に応じた植田直通は、そのように現在のコンディション状態について話した。植田自身にとっては2018シーズン以来となるJリーグの舞台で、求めるのは常に鹿島の勝利だ。

「練習試合などで結果が出ていないことには、もちろん悔しさもあります。自分たちがやっていこうとすることはそんなに簡単ではないことも全員が認識しています。ただ、シーズンが開幕し、公式戦になるとまた違った状況になると僕自身は思っています。まずは開幕戦、この1試合にすべてを懸けたい」
 
 前述の水戸戦を含め、J2勢と行なったプレシーズンの5試合は1勝4敗。周囲の不安を払拭するためにも、勝利でスタートを切りたい。

 深紅の背番号「55」が、タイトル奪還に向けて鹿島を牽引する。




◆【J開幕特集】植田直通が求めるのは鹿島の勝利のみ!「まずは京都戦にすべてを懸けたい」(サッカーマガジン)





◆【鹿島】ナポリのスパレッティとアーセナルのアルテタ。岩政監督が“就任1年目”について語る(サカノワ)



岩政大樹


18日J1リーグ開幕、京都とアウェーで対戦へ。


[J1 1節] 京都 – 鹿島/2023年2月18日14:00/サンガスタジアム by KYOCERA

 J1リーグ鹿島アントラーズの岩政大樹監督が2月17日、オンラインによる記者会見に応じて、翌18日の2023シーズン開幕の京都サンガF.C.戦に向けて決意を示した。

 昨季は暫定で指揮を執った開幕を、今季は正式な監督として迎える。『就任1年目』で挑むシーズンについて問われ、岩政監督は次のように語った。

「例えば(ルチアーノ)スパレッティはナポリの1年目で結果を残していますが(イタリア・セリエA首位)、(マウリツィオ)サッリの時代からの何年もの積み重ねてきたサッカーがありました。一方、アーセナルの(ミケル)アルテタは4年目。チームが壊れたところから作り直しの作業を行い、よく結果を残しています(イングランド・プレミアリーグ首位)。ただ、これまでの3年間かなり苦しんできました。同じ監督の『1年目』でも難しさが違います」

 そして鹿島は――。

「だいたいこの二つに分かれ、鹿島は後者にあたると思います。その難しさは当然あります。他のチームが当たり前に何年も前から取り組んでいることに、取り組んでこなかった現状が要因になっています。それを行いながら結果につなげていく作業は簡単ではないですが、それをやれると思って僕は呼ばれました。選手たちちともに、やり切りたいと思います」

 プレシーズンマッチでは結果が出なかったが、あくまでも準備期間である。ここからが本番。開幕戦は「完全に曺(貴裁)さんのチームになっている」という京都サンガF.C.に立ち向かう。まずここで勝利を収め、すでにかかっている重圧から解き放たれ、突き抜けていきたいところだ。

「プレシーズンで結果が出なかったことで、まだ現状僕ら勝点を一つも失ったわけではないですが、すごくプレッシャーをかけられています。そういうクラブだと思いながら、その役割を僕が担っていて、逃げてはいられないと思っています」

 そして指揮官は開幕のこの“一歩目”へ、次のように思いを語った。

「鹿島は常勝だったチームで、今はチャレンジャーの立場です。どうしても守りに入るような感覚になるところがあります。表現したいのはいきいきとしたサッカー。川崎やマリノスのような楽しそうにハードワークする、タガを外してチャレンジャーとして思い切りプレーを楽しんでもらえるようなサッカーをしてほしい。その枠組を作っていきたいと思っています。その第一歩として、サポーターの皆さんに示せる試合をしたいです」

 2023シーズンのJ1リーグ開幕戦、鹿島は2月18日14時から、アウェーで京都と対戦する。そして25日16時からはホーム初陣、昨年2位の川崎フロンターレと戦う。





◆【鹿島】ナポリのスパレッティとアーセナルのアルテタ。岩政監督が“就任1年目”について語る(サカノワ)




◆J1鹿島、開幕戦白星狙う 18日敵地で京都戦 のまれず、冷静な判断鍵(茨城新聞)



スタメン予想


明治安田J1第1節最終日は18日、各地で8試合が行われ、7季ぶりの優勝を目指す鹿島は、サンガスタジアムbyKYOCERAで京都と開幕戦を戦う。キックオフは午後2時。昨年に続く開幕戦白星で、序盤戦のスタートダッシュにつなげたい。

開幕のここまでは守備に重点を置き、さまざまな選手の配置を試しながら準備を進めてきた。プレシーズンマッチなどでは結果は出ていないが、戦術の浸透を図ってきた成果を発揮したい。

昨季16位の京都は、曺貴裁監督のスタイルがさらに浸透し、前線からプレスを仕掛け、速攻につなげてくる。川崎主将は「自分たちのサッカーをする」と宣言しており、真っ向勝負を挑んでくるだろう。鹿島は相手のプレスを逆に有効活用したい。相手を食いつかせて、背後を狙う。ロングボールと動き出しのタイミングは共有されている。

気を付けたいのは消極さから出るミスだ。前に出てくる相手の勢いを増幅させたくない。敵地・開幕戦の雰囲気もやっかいだ。のまれることなく、冷静な判断を積み重ねることが重要だ。

現状の鹿島には自信と勢いを生む手掛かりが必要であり、是が非でも勝利が欲しい。植田は「うまくいかない時間もあると思うが、最終ラインが崩れないことが大事。大樹さん(岩政監督)を勝たせたい」と力を込める。岩政監督は「プレシーズンとは違う。対京都を念頭に置き、最適なバランスで臨みたい。選手たちが培ってきたものを思い切り出せるようにしてあげたい」と意気込む。













◆J1鹿島、開幕戦白星狙う 18日敵地で京都戦 のまれず、冷静な判断鍵(茨城新聞)