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2023年4月6日木曜日

◆鹿島サポーター処分内容に批判殺到「2試合は甘い」広島戦で黒服集団暴挙も(FOOTBALL TRIBE)



J.League Journeys


 鹿島アントラーズは今月4日、1日の明治安田生命J1リーグ第6節サンフレッチェ広島戦で鹿島サポーターに違反行為があったとして、当該サポーターを処分したと公式発表。ただネット上では、処分内容に対して厳しい声が上がっている。

 県立カシマサッカースタジアムで行われた広島戦では、試合後に鹿島サポーター1名がアウェイエリアの突撃。柵を乗り越えてアウェイエリアへの侵入を試みたものの警備員に制止されるシーンがツイッター上で拡散され、「スタジアム出禁で」、「恥ずかしい行為」といった批判が沸き起こっていた。

 すると鹿島はクラブ公式サイトを通じて「試合終了後、ビジター専用シート(北側)のセキュリティエリアへ侵入し、会場運営の妨げになる行為(鹿島アントラーズにおける観戦ルール違反に該当)をしたサポーター1名を特定し、本人へ事情聴取を行った結果、違反行為を認めたため、処分を下した」と説明。

 当該サポーターに鹿島のホームゲーム2試合の入場禁止を通達したことを明らかにするとともに、「今回の違反行為を受け、クラブとして、セキュリティ体制強化や観戦ルールの周知を徹底してまいります。サポーターの皆様におかれましては、観戦における禁止行為について今一度ご確認いただき、ルールを遵守してご観戦いただきますよう、ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます」と声明を発表。

 小泉文明代表取締役社長は自身のツイッターアカウントにて、「先日の広島戦で起きたサポーターの違反行為について本人にヒアリングのもと処分を行いたしました。クラブとしても安心安全な観戦環境を整備すべく改善してまいります」と投稿していた。

 しかしこの処分内容や小泉社長の投稿には、「2試合は甘すぎる」、「毎回対応が甘すぎます。これでは誰も安心して観戦できません」、「永久追放できない理由でもあるのか?」、「他の真面目なサポーターがかわいそう」といった批判が殺到。

 「処分の基準は?クラブの姿勢がよく見える。Jリーグは然るべき対応を」、「なぜ頻繁にサポーターの違反行為が繰り返されてるのか。今一度クラブとしての対応を見つめ直して頂きたい」、「鹿島こそゴール裏の団体を解体すべき」とクラブやJリーグへの要望が多く寄せられているほか、当該サポーターに対するヒアリングの内容の公開を求める声も上がっている。

 なお外国人のJリーグ観戦に特化したYouTubeチャンネル「J.League Journeys」の投稿動画では、コンコースでアウェイ席を仕切るフェンスを蹴りながら広島サポーターに向かって大声で怒鳴りつける黒服集団の姿が確認されている。






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◆鹿島 8か月ぶりホーム白星!荒木 五輪代表入りアピールする決勝弾「もっと結果を出したい」(スポニチ)



荒木遼太郎


ルヴァン杯1次リーグ第3節   鹿島1ー0福岡 ( 2023年4月5日    カシマ )


 ルヴァン杯1次リーグ第3節が各地で10試合行われ、D組の鹿島は福岡を1―0で下し、昨年8月のリーグ福岡戦以来、カシマスタジアムでは約8カ月ぶりの公式戦白星となった。前半32分、パリ五輪世代のMF荒木遼太郎(21)が約1年1カ月ぶりとなる今季初得点を決め、公式戦の連敗も3でストップ。A組の横浜は札幌を下し3連勝で首位をキープ。B組の湘南は清水に3―0で快勝し、今大会初勝利を挙げるとともに首位に浮上した。

 MF荒木がチームワーストのホーム白星なしを7戦で止めた。前半32分、ペナルティーエリア中央手前でボールを受けると、DFをドリブルでかわしながら右足を振り抜いた。昨年3月のリーグ戦以来、約1年1カ月ぶりの得点に「久々だった。自分の得点で勝てたのはうれしかった」と感情を爆発させた。

 21年シーズンはリーグ戦36試合10得点でベストヤングプレーヤーに選出された逸材。しかし、昨季は5月に腰椎椎間板ヘルニアを発症。リーグ13試合1得点にとどまった。完全復活を誓う今季は岩政監督からも「荒木が完全復活してくれたら違った鹿島を見せられる」と復調を待ち望まれていた。

 今季リーグ戦は先発がないだけに9日のリーグ柏戦に向けて存在感を発揮した。パリ五輪代表入りも狙う荒木は「数字を出すのがアピールになる。もっと結果を出したい」とゴールを貪欲に追い求める。





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◆鹿島がMF荒木の1年1カ月ぶりゴールで勝利 「自分のゴールで勝てたのはうれしい」(スポニチ)



荒木遼太郎


ルヴァン杯1次リーグ   鹿島1―0福岡 ( 2023年4月5日    カシマ )


 鹿島の背番号10が本領を発揮した。前半32分、MF荒木遼太郎(21)がペナルティーエリア中央手前でボールを受けると、相手DFの間を縫うようにしてエリア内に進入。右足を振り抜くとゴール中央に突き刺さり、これが決勝点となった。

 昨年3月以来の公式戦でのゴールに感情が爆発した。「久々だった。それも含めて、鹿島サポーターの前で、自分のゴールで勝てたのはうれしい」と破顔した。

 苦しむ背番号10がついに結果を出した。21年シーズンはリーグ戦36試合10得点を挙げベストヤングプレーヤーに選ばれた逸材。しかし、昨季は5月に腰椎椎間板ヘルニアを発症するなどリーグ13試合1得点にとどまった。完治して完全復活を誓う今季は岩政監督からも「荒木が完全復活してくれたら違った鹿島を見せられる」と復調を待ち望まれていた。

 この日は指揮官から試合前のミーティングで「チームのためにプレーしてほしい」と熱いメッセージを送られたという。普段はあまり聞かない台詞に「試合中に頭の中を結構よぎった」と、交代する後半39分まで精力的にピッチ内を駆け巡った。今季はまだリーグ戦で先発がないだけに「目に見える数字を出すのが監督へのアピールになる。もっともっと結果を出していきたい」と力強く語っていた。





◆鹿島がMF荒木の1年1カ月ぶりゴールで勝利 「自分のゴールで勝てたのはうれしい」(スポニチ)



◆YBCルヴァンカップ 鹿島 福岡に1-0 荒木、巧みに決勝ゴール(茨城新聞)



荒木遼太郎


Jリーグ・YBCルヴァン・カップ1次リーグ第3節(5日・カシマスタジアムほか=10試合)D組の鹿島はカシマスタジアムで福岡に1-0で競り勝ち、カップ戦初勝利を飾った。通算成績は1勝1分け1敗で勝ち点を4に伸ばし、2位に浮上した。同組の新潟は2-0で柏を下した。

鹿島は前半32分、荒木が守備網を突破し、先制点を挙げた。守備陣は無失点で勝利につなげた。

A組は横浜Mが2-1で札幌を下し、3連勝で勝ち点9。鳥栖は磐田に2-1で競り勝って同4。C組は首位の名古屋が横浜FCに3-2で逆転勝ちして3連勝した。

▽カシマ(観衆5,571人)
鹿島 1勝1敗1分け(4) 1-0 福岡1勝1敗1分け(4)
1-0
0-0

▽得点経過 鹿 福
前32分 【鹿】 1-0 荒木