日刊鹿島アントラーズニュース

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2024年7月6日土曜日

◆鹿島ポポヴィッチ監督 マインツ移籍の佐野海舟にエール「監督としては痛い。ただ、快く送り出したい」(スポニチ)






指揮官は「自分の力を証明し、地位をしっかりとつくり、そして海外に出て行くことに非常に価値がある。国内でまず結果を残し、評価されてから海外に行くという、いい例をつくったと思う」と教え子を誇った。

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◆鹿島ポポヴィッチ監督 マインツ移籍の佐野海舟にエール「監督としては痛い。ただ、快く送り出したい」(スポニチ)





 鹿島のポポヴィッチ監督(57)が5日にオンライン取材に応じ、ドイツ1部マインツに完全移籍した日本代表MF佐野海舟(23)にエールを送った。

 「監督としては、やはり痛い部分はある。ただ、一人の人間としては凄くうれしい気持ち、彼を快く送り出したいという気持ちはもちろんある」

 町田時代を含めて計3年半、共闘した。「自分の息子のように感じる部分もある」と目を細める。昨季鹿島に移籍した佐野は瞬く間にJ1トップクラスに登り詰め、昨年11月に日本代表デビュー。ポポヴィッチ監督が就任した今季も中盤を支え、2位を走るチームの原動力だった。移籍金は推定400万ユーロ(約6億9000万円)。指揮官は「自分の力を証明し、地位をしっかりとつくり、そして海外に出て行くことに非常に価値がある。国内でまず結果を残し、評価されてから海外に行くという、いい例をつくったと思う」と教え子を誇った。

 チームは6日のホーム札幌戦で5試合ぶりの勝利を狙う。「海舟が背負っていた守備のタスクに関しては、全員で少しずつ意識を強くやっていくことで補いたい」と指揮官。ボランチには主将のMF柴崎岳(32)が今季初先発する見込みで、「岳はコンディションが上がってきて、調子を取り戻している」と期待を込めた。さらに「今まで試合に絡めていなかった選手もチャンスだと捉えて、自分の力をしっかりと発揮してほしい」と強調し、チーム全体の奮起を促した。




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