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2024年3月19日火曜日

◆鹿島FWチャヴリッチ、スロバキア代表招集の打診を受けるも今回は見送り(超WORLDサッカー!)



アレクサンダル・チャヴリッチ


スロバキアサッカー協会(SFZ)は18日、国際親善試合に向けたスロバキア代表メンバーを発表した。

スロバキアは23日にホームでオーストリア代表、26日にアウェイでノルウェー代表と対戦する。

フランチェスコ・カルツォーナ監督の下で集まる選手たちだが、鹿島アントラーズに所属するFWアレクサンダル・チャヴリッチに関しては代表招集を拒否したという。

スロバキアはユーロ2024の出場権を獲得しており、大事な強化試合。SFZは、クロアチア出身でセルビア国籍のチャヴリッチに関して、スロバキア代表に招集するために策を尽くし、本人も招集に応じる意向を示していたとのことだが、今回は招集外となった。

これまで世代別ではセルビア代表を経験しているチャヴリッチ。A代表ではプレーしておらず、ユーロ出場も期待されている。

スロバキアのスロヴァン・ブラチスラヴァから今シーズン鹿島に加入したチャヴリッチは、開幕4試合に出場し2得点を記録。すでに存在感を発揮している。




◆鹿島FWチャヴリッチ、スロバキア代表招集の打診を受けるも今回は見送り(超WORLDサッカー!)

◆「日本ではストライカーに…」鹿島の新助っ人チャヴリッチが感じた欧州とJリーグの違い「まだ向上の余地はいっぱいある」(サッカーダイジェスト)



アレクサンダル・チャヴリッチ


「こっちのほうがストライカーとしてやるのは難しいかもしれません」


[J1第4節]鹿島 2-1 川崎/3月17日/県立カシマサッカースタジアム

 鹿島アントラーズは3月17日、J1第4節で川崎フロンターレとホームで対戦。先制を許すものの、チャヴリッチと鈴木優磨の得点で逆転し、2-1で勝利を収めた。

 同点ゴールを決め、逆転弾にも絡んだチャヴリッチの活躍が勝因のひとつだろう。ポジションを下げたことで、ストロングポイントがより活かされた印象だ。

 今季から鹿島でプレーするセルビア人FWは、ここまでの3試合は最前線を務めていたが、川崎戦では4-2-3-1の2列目左で先発。ボールを引き出してビルドアップに絡む一方で、相手の最終ラインと駆け引きを続け、常に背後を狙うなど、オフ・ザ・ボールの動きでもチームに貢献した。

 同点弾の場面では、植田直通のロングボールに反応し、斜めに走る動きで相手マーカーを引き離すなど、「自分の特長であるスピードを活かしながら、最終的にはゴールを決めれられた」と手応えを示す。

 スピードと高さとテクニックを備え、献身性も十分のチャヴリッチだが、欧州とJリーグのギャップも感じているという。

 これまでセルビアほか、ベルギー、デンマーク、スロバキアでプレーしたきた29歳は、「日本ではストライカーに求められるディフェンスの役割が、以前の所属チームより多く、そういう意味ではこっち(日本)のほうがストライカーとしてやるのは難しいかもしれません」と語る。

 それでも、1トップで出場した開幕の名古屋戦でもゴールを決め、サイドで起用された川崎戦でも結果を残すなど、「自分にとってはストライカーであろうとサイドであろうと特に問題はない」と頼もしい。

 チーム始動後に合流したが、「まだ自分が来てから1か月しか経っていないので、そういう意味ではまだ向上の余地はいっぱいあると思う」と意気込んだ。

取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)




◆「日本ではストライカーに…」鹿島の新助っ人チャヴリッチが感じた欧州とJリーグの違い「まだ向上の余地はいっぱいある」(サッカーダイジェスト)





◆【湘南】山本脩斗氏引退セレモニー「本当に幸せな16年間でした。ありがとうございました」と涙(ニッカン)



山本脩斗


湘南ベルマーレは17日、ホーム浦和レッズ戦後に、昨季限りで現役を引退した山本脩斗氏(38)の引退セレモニーを行った。

21年に湘南に加入し、3シーズンにわたってプレーした山本氏は、「湘南ベルマーレに3年前に来て、日々の練習で仲間に刺激をもらいながらこの年でも成長できていることを実感し、心から楽しくサッカーをすることができました」と振り返った。その上で「本当に幸せな16年間でした。ありがとうございました」などと涙ながらに感謝した。

早大から08年にジュビロ磐田に入団。鹿島アントラーズで長く活躍し、昨季限りで湘南で16年間の現役生活にピリオドを打った。現在は鹿島のスカウト担当に就いている。セレモニーでは、駆けつけた家族から花束を手渡されるなど、感動的な演出もあり涙。サポーターからはチャントで感謝されていた。J1通算277試合14得点。17年には、32歳で日本代表にも選出された。

 

スピーチ全文は次の通り。

 

このような時期にこのような時間を作っていただいた湘南ベルマーレの関係者のみなさまありがとうございます。

昨シーズンをもちまして引退する決断をしました。小学2年生のときにJリーグが開幕し、サッカー選手になると夢をみて、いつも練習していました。プロになるまでも、多くの指導者、仲間に恵まれ、多くの方にサポートしていただき本当にありがとうございます。

プロになる直前に病気になり、それでも自分を受け入れてくれたジュビロ磐田、ありがとうございます。

タイトルをとり、さまざまな経験をさせてくれた鹿島アントラーズ、ありがとうございます。

そして、湘南ベルマーレに3年前に来て、日々の練習で仲間に刺激をもらいながらこの年でも成長できていることを実感し、心から楽しくサッカーをすることができました。

コロナ禍を経て、また再びファン、サポーターの皆さまの熱いそして、温かい声援をこのレモンガススタジアムで、再び聞けたことを忘れません。本当にありがとうございました。

16年間、いろいろな経験がありました。うれしいことも辛いこともありました。ただその1つ1つがサッカー選手として、人として成長できたんだと感じています。

本当に幸せな16年間でした。ありがとうございました。

サッカーを始める上で、自分をサポートして自分の意見を尊重してくれた両親、本当にありがとうございました。そして、妻、2人の子ども、いつも温かく寄り添ってくれて、共に戦ってくれて、パワーをくれて本当にありがとうございました。サッカー選手としての人生は終わりますが、新たなステージでも自分らしく、そして日々成長していけるように、精進して参りたいと思います。16年間本当にありがとうございました。





◆【湘南】山本脩斗氏引退セレモニー「本当に幸せな16年間でした。ありがとうございました」と涙(ニッカン)





◆「やっと呪縛から解き放たれる」鹿島の名伯楽・鈴木満も安堵。9年ぶりの川崎戦勝利は大きな転機となるか(サッカーダイジェスト)






国内タイトルは16年のJ1優勝が最後


[J1第4節]鹿島 2-1 川崎/3月17日/県立カシマサッカースタジアム

「もうそんなになりますか。これでやっと呪縛から解き放たれるかな」

 安堵の表情を浮かべたのは、鹿島アントラーズの鈴木満フットボールアドバイザーだ。鹿島の20冠に強化責任者として関わった名伯楽にとっても、長きにわたる“川崎戦未勝利”の歴史は「呪縛」とも言うべきものだったようだ。

 3月17日に行なわれたJ1第4節で、鹿島はホームで川崎と対戦。前半に先制を許すも、後半にチャヴリッチと鈴木優磨が得点。2-1の逆転勝ちを収めた。リーグ戦では2015年8月以来、実に8年6か月ぶりの川崎戦での勝利だった。

 2016年こそJ1リーグを制した鹿島だったが、翌年に初めて川崎にシーズンダブルの黒星を付けられて以降、完全に立場が逆転。その後は毎年のように国内タイトルを手にしてきた宿敵に対し、鹿島は18年にACLで初制覇を果たしたものの、国内無冠の時期が続いている。

 今回の川崎戦でも、最終ラインの背後に出された縦パス1本から失点してしまうなど、課題は依然として残っているものの、得たものも大きかったようだ。

「(8年間未勝利は)良い記録ではないので、途切れさせることができて良かった。練習でやってきたことが出せた」(チャヴリッチ)

「川崎もいろんな状況があると思うけど、どんな状況であろうが勝てたのは非常に大きい」(鈴木)

「今日負けているようでは、優勝はないと僕は思っている。自分たちはこれからもチャレンジし続けないといけない。そういう思いを強めてくれた勝利だった」(植田直通)

「呪縛」を断ち切った川崎戦の勝利を転機に、無冠の歴史にも終止符を打てるか。

取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)




◆「やっと呪縛から解き放たれる」鹿島の名伯楽・鈴木満も安堵。9年ぶりの川崎戦勝利は大きな転機となるか(サッカーダイジェスト)





◆鹿島 川崎Fに17戦ぶり勝利 優磨V弾!クラブ史上9人目のJ1通算50得点王手(スポニチ)



鈴木優磨


明治安田J1リーグ第4節最終日   鹿島2-1川崎F ( 2024年3月17日    カシマ )


 鹿島のFW鈴木が、川崎F相手に16試合勝ちなしという“負の連鎖”に終止符を打った。1―1の後半5分、左クロスがクロスバーに当たって変化したボールにストライカーの“嗅覚”が反応した。「運もあったかもしれないが、ゴール前で準備しているのが自分のスタイル」。目の前に転がってきた難しいボールを右足で押し込み、同カード9季ぶりの勝利を決定づけた。

 今季初得点を挙げ、クラブ史上9人目のJ1リーグ通算50得点まであと1に迫った。開幕前に右頬骨を骨折してフェースガードを装着していたが、この試合から素顔で臨んだエースは「マスクしていたときは点が取れなかった。今回から外したので点を取っていきたい」と意気込んでいた。





◆鹿島 川崎Fに17戦ぶり勝利 優磨V弾!クラブ史上9人目のJ1通算50得点王手(スポニチ)