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2015年9月28日月曜日

◆ケルン大迫にチーム最高点と最低点…地元紙の評価は正反対に分かれる(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20150927/354477.html


インゴルシュタット戦に出場したケルンFW大迫勇也 [写真]=Bundesliga/DFL via Getty Images


 FW大迫勇也とMF長澤和輝の所属する7位ケルンは、25日に行われたブンデスリーガ第7節で、勝ち点10で並ぶ8位インゴルシュタットと対戦し、1-1で引き分けた。ケルンの地元紙『Koelner Stadt-Anzeiger』と『EXPRESS』が同試合の採点と寸評を掲載している。

 3試合連続スタメンの大迫は2トップの一角でプレーし、前節に続きフル出場。長澤は4試合ぶりにベンチ入りメンバーに入ったが、出番は回ってこなかった。試合は、ケルンが10分にアントニー・モデストのヘディングで先制したが、21分にCKからマーヴィン・マティプに頭で合わされて追いつかれ、そのままスコアは動かなかった。

 大迫はこの試合でシュート2本を放ったが、開幕戦以来となるゴールは決まらず。まずは2分、フリーからボレーシュートで先制点を狙ったが、タイミングが合わずにDFに阻まれた。1-1の同点で迎えた82分には再び決定機が巡ってきたが、右足で撃ったシュートはGKに当たり、勝ち越し点は導けなかった。

 これを受け、地元紙の評価は正反対のものとなった。(ドイツ紙の採点は最高1点、最低6点)

 まず、高い評価となったのが『Koelner Stadt-Anzeiger』紙で、大迫に他4選手とともにチーム最高となる「2.5」を与え、「ケルンが攻める中で、クレバーにボールをつなぐことが多く、並走する味方に対しても大きな信頼を伴っていた」と、巧妙なパス出しとチームメートとの相互理解の高さを評価した。

 一方『EXPRESS』紙は、「闘志あふれる(マルセル・)リッセに、チャンスを死なす大迫」とのタイトルをつけ、大迫にチーム最低タイの「4」を、リッセに最高点「2」をつけた。

「同点に追いつかれた場面では、いとも簡単にマーヴィン・マティプを走らせてしまった。にもかかわらず、2度のビッグチャンスには、決められず」と、ミスを挽回できなかったことを厳しく追及している。

 ケルンは次節、10月4日にDF内田篤人が所属するシャルケとアウェーで対戦する。

2015年9月27日日曜日

◆[練習試合]U-18日本代表が大学生に5-0快勝、手応えの2連勝でこの1年の集大成へ(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?172815-172815-fl



[9.26 練習試合 U-18日本代表 5-0 静岡産業大 静岡産業大第2G]

 10月2日に開幕するAFC U-19選手権予選(U-20W杯アジア1次予選)に向けて静岡県内で合宿中のU-18日本代表は9月26日、静岡産業大とのトレーニングマッチを実施。5-0で圧勝し、予選に向けて弾みを付けた。

 24日の磐田との練習試合(3-0で勝利)から中1日で行われたこのゲーム、内山篤監督は「今回の予選は酷暑の中(開催地ラオスは日中30℃を軽く超える気候)、中1日で3連戦を戦うことになる。当然、メンバーは入れ替えながら総力戦でやるつもり」と語ったとおり、磐田戦から先発7名を入れ替え。新たにDF浦田樹(千葉)、野田裕喜(大津高)、岩田智輝(大分U-18)、MF鈴木徳真(筑波大)、高木彰人(G大阪ユース)、FW岸本武流(C大阪U-18)、一美和成(大津高)を先発させた。

 一方、磐田戦から引き続いてGK廣末陸(青森山田高)、DF中山雄太(柏)、MF坂井大将(大分)、堂安律(G大阪ユース)の4名が先発リストに名を連ねた。本番もこうした準ターンオーバーのようなやり方で乗り切っていくことになりそうだ。

 試合は立ち上がりから日本ペース。「チームとしての仕上がりはいい。点を取れるにおいがするチームになってきた」と主将の坂井が語るように、複数人のプレーイメージがうまく重なるようなシーンもあって、攻守が機能。堂安の見事な左足ミドルシュートで先制すると、16分にも浦田がFKを直接流し込んで追加点を奪い取った。もともと左足のキック精度に定評のある浦田だが、「実はゴール正面で距離のある位置から決めたのは初めて。イメージ通りに蹴れたし、自信になります」と笑顔で振り返った。合宿中からプレースキッカーたちが居残り練習に励んできた成果が出た格好だ。

 後半は全員を入れ替えた日本だが、ここではFW小川航基(桐光学園高)が魅せる。開始8分で力強く鋭い得意のドリブルから左足シュートを叩き込むと、その2分後に今度は右足シュートを叩き込む。さらに1分後にはMF久保田和音(鹿島)のクロスから頭でもゴール。「左足でも決められるし、ヘディングもある。自分の強みが出せた」と本人も納得の笑顔を浮かべる怒濤のハットトリックを完成した。

 ただ、その後の時間帯は押し込みながらも点を奪えない少々もどかしい展開に。MF佐々木匠(仙台ユース)の決定的なヘディングシュートは枠上に外れ、終了間際に左SB舩木翔(C大阪U-18)の高速クロスに久保田が合わせた絶好機もシュートがGK正面に飛んでゴールならず。結局、試合は5-0のまま終了となった。

 内山監督は「本番が近付いてきて選手たちの集中力も増してきた。普段の練習から相当に意識高くやってくれている」と合宿の手ごたえを話しつつ、「ラオスの暑さを考えると、もっとゲームをコントロールしていくことが大事になる」と課題も語った。「本番」は2日に開幕し、6日の第3戦で最大のライバルと見られるオーストラリアと激突することになる。確実に予選を突破するにはグループ1位になるしかないため、そこがまさに決戦の場。U-18代表が、この1年の集大成となる戦いへいよいよ旅立つ。

[写真]スペースへのパスに追いついたU-18代表・浦田がスライディングクロス

(取材・文 川端暁彦)

◆大迫 2度の好機外し反省「チームに迷惑をかけた」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/09/27/kiji/K20150927011211100.html

ブンデスリーガ  ケルン1―1インゴルシュタット (9月25日)

インゴルシュタット戦の後半、攻め込むケルンの大迫

 ケルンのFW大迫は3試合連続で先発したが、2度の好機をものにできず不発に終わった。

 縦関係の2トップの下がり目の位置でプレー。前半2分にフリーで放った右足ボレーがDFのブロックに阻まれると、後半38分に右足シュートもGKに肩ではじき出された。8月16日のシュツットガルト戦以来の今季2点目はならず「2本とも決めないといけない。チームに迷惑をかけた。ボールを持った時にチャンスはつくれていたけど、(課題は)最後のところ」と厳しい表情を浮かべた。

◆興梠 決勝弾!!古巣ホームで移籍後初ゴール(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/09/27/kiji/K20150927011210950.html

J1第2S第12節  浦和2―1鹿島 (9月26日  カシマ)

<鹿島・浦和>後半、浦和・興梠(中央)がゴールを決める

 浦和の日本代表FW興梠が、古巣を黙らせた。1―1の後半27分、宇賀神の左クロスをGK曽ケ端がファンブル。そのこぼれ球を右足で叩き込んだ。「心の底から強いと思った」ほど鹿島に押し込まれたが少ないチャンスをモノにする決勝弾。13年に浦和に加入後、鹿島の本拠地で初ゴール。「曽ケ端さんと仲良くしていて良かった」とおどけたエースは「やってやろうという気持ちが強かった。どんな形でも点が取りたかったので良かった」。

 昨年10月に右足腓骨(ひこつ)を折った場所で、苦い記憶を払しょくした。これで今季10得点。4年連続で2桁得点に到達した。視察したハリルホジッチ監督にも好印象を残したが、背番号30は「アピールは全然できてない。それより勝ち点3が取れたことの方がうれしく思う」ときっぱり。「年間1位が目標なので、そこを目指す」と、かぶとの緒を締めていた。

◆思わぬ形で決勝弾、浦和FW興梠「立ち止まったら突然…」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?172817-172817-fl

[9.26 第2ステージ第12節 鹿島 1-2 浦和 カシマ]

 ラッキーな形でのゴールだったかもしれない。しかし、浦和レッズFW興梠慎三が奪った1点が、チームを勝利に、そして3連勝へと導いた。

 前半3分に鹿島に先制を許した浦和だが、同6分にMF高木俊幸のゴールですぐさま同点に追い付く。しかし、その後は鹿島に主導権を握られ、興梠も前半のシュート数をゼロに抑えられてしまう。しかし、「攻撃に関しては自分自身、思うようにできませんでしたが、どうにかしてチームのために守備だけでも頑張ろうと、ハードワークしました」と守備で奮闘し、鹿島に2点目を許さなかった。

 すると、1-1のまま迎えた後半27分、興梠に思わぬ形でゴールチャンスが訪れる。素早いリスタートから展開されたボールは左サイドのMF宇賀神友弥へと渡る。宇賀神の上げたクロスはGK曽ヶ端準の手中に収まったと思われたが、まさかの落球。このボールに素早く反応した興梠が右足で蹴り込んで、決勝点となるゴールを記録した。

「僕はクロスに対してニアサイドに走り込んでいましたが、ちょっとボールが越えていくかなと思って、その場に立ち止まりました。そうしたら、突然ボールが前に来た感じです。ラッキーな形でしたが点を取れたことは良かったと思います」

 鵬翔高から05年に鹿島に加入。13年に浦和に移籍するまで、8年間在籍した古巣との対戦には、やはり特別な思いがあるようで、「鹿島は10年近くお世話になったクラブですし、自分をここまで成長させてくれたクラブです。感謝の気持ちと同時に、成長した自分の姿を見せたいと感じながらプレーしていました」と語っている。

 この日の勝利で第2ステージ3位に浮上したことで、「チームが勝ち点3を取れたことをうれしく思います」と笑顔を見せつつも、すぐさま気を引き締め直す。「残り5節。去年は負傷して終盤戦に出場できなかったし、悔しい思いをしました。残り5節はすごく大事なので負けないように、5連勝できるように頑張って行きたい」と残り5節でのラストスパートを誓った。

(取材・文 折戸岳彦)

◆浦和の興梠、初カシマスタジアム弾!「ソガさんと仲良くしていてよかった」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20150927/jle15092705030005-n1.html

得点した興梠は、浦和サポーターの歓声に手を振って応えた

 明治安田J1第2S第12節(26日、カシマスタジアムほか)浦和がアウェーで鹿島に2-1で逆転勝ちし、年間勝ち点を64として1位の座をキープ。鹿島から移籍して3年目の日本代表FW興梠慎三(29)が1-1の後半27分に決勝点を決め、古巣を粉砕した。広島は清水に5-1で大勝し、第2ステージ首位を守った。浦和に敗れた同2位の鹿島は、広島に勝ち点3差をつけられた。湘南-横浜Mは1-1で引き分けた。

 試合前の選手紹介で浴びた大ブーイングを、悲鳴に変えた。鹿島から移籍して3年目。浦和の選手としては3度目のカシマスタジアムで、FW興梠が“初ゴール”。レッズサポーターの前へ走り、喜びを爆発させた。

 「ゴールは相手のミスだね。もっと気持ちいいゴールがよかったけど、それで勝ち点3を取れたのはよかった」

 1-1で迎えた後半27分。DF宇賀神の左からのクロスを、鹿島GK曽ケ端がキャッチミス。こぼれ球を右足で押し込む決勝点だ。興梠は「ソガさんと仲良くしていてよかった」とおどけた。

 昨年10月26日、カシマでのアウェー戦では悪夢に見舞われた。興梠は先発したが、後半41分に負傷交代。右腓骨(ふくらはぎ付近の骨)骨折の重傷だった。それまでチーム最多の12得点を決めていたが、残り4戦は1分間出ただけ。浦和はこの4戦を1勝1分け2敗と失速し、優勝を逃した。「けがして、それから出られなかった」と興梠。悔しさを忘れたことはなかった。因縁の地で、今年は笑うことができた。

 昨年の屈辱を思い出し、チーム全員が体を張った。日本代表GK西川はファインセーブを連発。同DF槙野は相手の肘が当たって鼻血を出しながらフル出場。27本のシュートを打たれても、1失点に抑えた。日本代表のハリルホジッチ監督が視察する前で、それぞれに結果を出した。

 「年間1位に向けて大きな1勝。残り5戦を5連勝で乗り切りたい」

 昨季と同じ失敗はしない。興梠が悔しさを晴らし、浦和を頂点へと前進させた。

 (宇賀神隆)

興梠 慎三(こうろき・しんぞう)
 1986(昭和61)年7月31日生まれ、29歳。宮崎市出身。宮崎・鵬翔高から2005年に鹿島へ。同年4月にリーグ戦初出場、07年6月の大分戦で同初得点。13年に浦和へ移籍。J1で4年連続2桁得点。J1今季22試合10得点、同通算278試合84得点。日本代表通算16試合0得点。1メートル75、72キロ。

◆【浦和】“西川ゾーン”に隙なし 27本も1失点、超劣勢も3連勝(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20150926-OHT1T50233.html

前半、鹿島・ダヴィ〈11〉と競り合う浦和・GK西川(右から2人目)

 ◆J1第2ステージ第12節 鹿島1―2浦和(26日・カシマスタジアム)

 年間勝ち点1位の浦和は日本代表GK西川周作(29)がシュート27本の鹿島を1点に抑え、2―1の逆転勝利に導いた。10月のW杯アジア2次予選のメンバー発表前最後の試合で、視察に訪れた日本代表のハリルホジッチ監督(63)も、持論の「デュエル(フランス語で決闘の意)」を表現した激しい上位対決を称賛。広島は清水に5―1で大勝。第2ステージ首位を守り、2得点のFW浅野拓磨(20)は代表入りをアピールした。

 西川が鬼神のごとく鹿島の前に立ちはだかった。前へ、横へ、上へ。全身を駆使し、時には運も味方に付けた“西川ゾーン”に隙はなかった。「チームが苦しい時に、自分のプレーが助けになればと思ってやっている。GKがどれだけピンチを防げるかにトライしたかった」。シュート27本の猛攻を前半3分の失点のみで耐え、3連勝で年間首位を死守した。

 視察した日本代表のハリルホジッチ監督が求める「デュエル」を体現した。第1ステージ開幕からここまで、ほとんどの試合でボール支配率やシュート数で上回ってきたが、多くの選手が「鹿島は強かった」と認める珍しい劣勢の展開。試合後に公式記録で被シュート数を確認した西川も「27本と聞いて、ちょっとびっくりしました」と目を丸くしたほどだった。

 だが、最後方から全員の体を張った魂の守備を見守り、闘志は奮い立った。激突による鼻血で白いユニホームを赤く染めたDF槙野が、鼻に綿を6つも詰め込みピッチに立ち続ける姿も目にしていた。後半34分にはMFカイオのシュートを至近距離で止め、思い切り蹴り出したボールが鹿島側の観客席に飛び込んでサポーターと一触即発となる場面も。「故意ではなかったけど申し訳ない。興奮しても、代表選手としてやってはいけない」と猛省したが、それだけ気持ちが入っていた。

 所属先が決まらない川島永嗣(32)に代わり、日本代表の新守護神としての地位を確立しつつある。ハリル監督を「かなりデュエルもあったし、戦う試合だった。やる気に満ちあふれていた」と満足させた熱戦の主役は「(終盤に失速した)昨年の反省を生かす時が来た」と悲願の年間優勝を見据えた。戦う背番号1がいる限り、浦和に死角はない。(林 直史)

◆鹿島、V争いから後退…“ポロリ”曽ケ端、興梠を「ぶっとばす」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20150927/jle15092705020004-n1.html

 明治安田J1第2ステージ第12節(26日、鹿島1-2浦和、カシマ)かつての仲間にやられた。鹿島は2012年まで所属していた浦和FW興梠に決勝弾を許して敗戦。勝ち点25で並んでいた広島が清水に勝ったため、第2ステージの優勝争いから一歩後退した。

 1-1の後半27分、GK曽ケ端のミスから興梠に決められた。「クロスが味方に当たってコースが変わった」と曽ケ端。興梠が「ソガさんと仲良くしていてよかった」と発言したことを知ると「ぶっとばします」と苦笑するしかなかった。

 今季最多の2万9030人が来場。昨季限りで現役引退した鹿島の柳沢敦コーチが「コーチになって初めて試合に出たいとうずいた」と評した熱戦だったが、痛恨の黒星となった。 (湯浅大)

◆GK曽ケ端、痛恨のミス…ハイボールの処理誤り決勝点(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20150926/jle15092620190010-n1.html

後半、決勝ゴールを決める浦和・興梠(左から2人目)=カシマ

 明治安田J1第2ステージ第12節(26日、鹿島1-2浦和、カシマ)鹿島は1-1の後半27分、GK曽ケ端が痛恨のミスを犯した。右からクロスが上がり、DFの昌子に「クリア」と指示した。昌子がボールに届かないと判断して捕球を試みたが、失敗。こぼれ球を興梠に押し込まれ、これが決勝点になった。

 ホームで痛い黒星を喫し、ステージ首位広島の背中が遠のいた。36歳のベテラン守護神は「勝ち点3を取れる内容であのプレーですから。迷惑を掛けた」とがっくり。石井監督は「タイトルを取るためには、ミスを少なくしていかなければならない」と修正を求めた。(共同)

◆曽ケ端が痛恨ファンブル…鹿島 逆転負けで年間勝ち点1位消えた(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/09/27/kiji/K20150927011210970.html

J1第2S第12節  鹿島1―2浦和 (9月26日  カシマ)

<鹿島・浦和>前半、浦和・宇賀神(左)と競り合う鹿島・柴崎

 鹿島はホームで逆転負けを喫し、年間勝ち点1位が消滅した。1―1の後半27分に、相手のクロスボールをGK曽ケ端がファンブル。そのボールを興梠に押し込まれた。「(DF昌子)源に“クリア!!”と言ったが、届かないと思って、自分で行ったんですけど…。チームに迷惑をかけてしまった」と肩を落とした。

 試合は圧倒的に支配した。シュート数は27―10と、相手の倍以上。決定機も多くあったが、決めきれなかった。過去10戦勝ちなし(5分け5敗)と相性が最悪だった浦和にまたしても苦い敗戦。第1ステージでも逆転負けをしており、DF昌子は「同じチームに2度逆転負け。優勝するチームでは起こらないこと」とうなだれた。これで年間順位では首位の浦和と17差となり逆転は不可能となった。チャンピオンシップ出場のためには第2ステージで優勝するか、年間勝ち点2、3位に入るしかない。

◆鹿島曽ケ端まさかのファンブル 浦和にまたも勝てず(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1544407.html

鹿島曽ケ端まさかのファンブル 浦和にまたも勝てず

<J1:鹿島1-2浦和>◇第12節◇26日◇カシマ

 鹿島が逆転負けし、浦和戦の連続未勝利試合が11(5分け6敗)に伸びた。

 幸先よく前半3分に先制した。左サイドをMFカイオ(21)が破り、ゴール正面へマイナスのクロス。走り込んだMF遠藤康(27)が左足で合わせ「狙ったところに決めるだけだった」とゴール左上に突き刺した。名手の相手GK西川が1歩も動けない鮮やかな得点だった。

 しかし、その3分後にあっさり同点とされた。さらに鮮やかな連係で左サイドを突破され、DF宇賀神にグラウンダーのクロスを出される。ボールを受けたMF高木に右足で押し込まれた。さらに後半27分、勝ち越し点を許す。相手の左クロスが味方DFに当たって浮き上がると、飛び出したGK曽ケ端準(36)がまさかのファンブル。こぼれ球を元鹿島のFW興梠に右足で蹴り込まれ、逆転負けとなった。

 曽ケ端は「最初は(DF昌子)源に『クリア』と指示したが、届かなかったので自分でいった。その結果ああなった」と説明。試合はシュート27本を浴びせるなど圧倒しており「勝ち点3を取れたはずの、素晴らしい試合内容だった。その中で、あのプレー…。チームに迷惑を掛けました」とベテランは謝っていた。

◆キャッチミスで決勝点献上、鹿島GK曽ヶ端「本当にチームに迷惑をかけた」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?172820-172820-fl

[9.26 第2ステージ第12節 鹿島 1-2 浦和 カシマ]

 ベテランGKの思わぬミスから決勝点を献上してしまった。試合後、鹿島アントラーズGK曽ヶ端準は「本当にチームに迷惑を掛けてしまった」と悔しさを滲ませた。

 前半3分にMF遠藤康のゴールで先制した鹿島は、同6分に浦和に同点に追い付かれたものの、その後攻勢を仕掛ける。激しいプレッシャーで浦和に攻撃の形を作らせず、攻撃では多くの決定機を創出して相手ゴールを脅かし続けた。しかし、浦和GK西川周作の好セーブもあり、勝ち越しゴールを奪えないでいると、逆に後半27分、浦和に勝ち越しを許してしまう。

 浦和が素早いリスタートで試合を再開させると、鹿島守備陣に混乱が生じる。DF昌子源が振り返る。「僕のマークは槙野(智章)選手でしたが、上がって来るのか、キッカーを務めるのか様子を見ているときに、誰を見ようかというときにスタートされてしまった」。

 右へと展開されると、サイドを突破されてMF宇賀神友弥にクロスを許す。ボールは遠藤の足に当たってコースが変わり、ゴール前へと迫って来る。曽ヶ端は「味方に一度当たってコースが変わったので、源に『クリア』と言いました」、昌子は「ソガさんから『クリア』という声があったのでクリアしようと思いました」と話したように昌子がクリアに向かう。

 しかし、ボールは昌子の頭上を越えようとしていた。「届かないと思った」(昌子)、「源は届かないと思ったので自分で出て行った」(曽ヶ端)。ゴール前から飛び出した曽ヶ端がボールの落下地点に入り、キャッチしたかと思われた。だが、次の瞬間、ボールはFW興梠慎三の目の前に落ちて、決勝ゴールを叩き込まれてしまう。

「素晴らしい内容の試合で、勝ち点3を十分に取れる内容の試合の中でああいうプレーになってしまった…。本当にチームに迷惑を掛けてしまった」。36歳のベテランGKは自責の念にかられていた。

(取材・文 折戸岳彦)

◆浦和逆転勝利で対鹿島11戦負けなし/鹿-浦12節(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1543964.html

浦和逆転勝利で対鹿島11戦負けなし/鹿-浦12節

<J1:鹿島1-2浦和>◇第12節◇26日◇カシマ

 浦和が鹿島に逆転勝ちし、鹿島戦の連続負けなし試合を「11」に伸ばした。

 開始直後に展開が目まぐるしく動いた。3分、まず鹿島が先制する。左サイドをMFカイオが突破し、マイナスのクロス。中央に走り込んだMF遠藤が左足で合わせ、ゴール左上に決めた。相手GK西川が動けないほど鮮やかな点だった。

 浦和も負けていない。6分、こちらも流れるような連係で相手守備を切り裂いた。左サイドを破ったDF宇賀神がグラウンダークロスを送り、走り込んだMF高木が押し込む。ともに美しいゴールを奪い合った。

 その後、鹿島は9分にFKからFWダビ、23分にCKからDF昌子がゴールネットを揺らしたが、ともにオフサイド判定。その後も鹿島が攻めて前半終了までに4本のシュートを浴びせたが、ゴールならず。前半は質の高い攻防を繰り広げ、1-1で折り返した。

 後半は、まず浦和が手を打った。開始と同時にMF梅崎とFWズラタン、MF高木とMF青木を交代。6分にDF森脇、9分にMF武藤、15分にズラタンとシュートを重ねる。鹿島も10分台にMF柴崎、遠藤のセットプレーから得点を狙うが、決まらなかった。

 すると27分、浦和が勝ち越す。左クロスが相手DFに当たって浮き上がり、GK曽ケ端がまさかのキャッチミス。こぼれ球をFW興梠が右足で蹴り込んだ。

 鹿島は29分のダビのシュートが左ポストに嫌われたほか、その後はGK西川の好セーブ連発で追いつくことができない。浦和が敵地で勝ち点3を奪い、鹿島はホーム2連敗となった。

◆【ハイライト動画】鹿島1-2浦和 曽ヶ端ポロリで逆転負け(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?172827-172827-fl

【J1第2ステージ第12節】(カシマ)
鹿島 1-2(前半1-1)浦和

<得点者>
[鹿]遠藤康(3分)
[浦]高木俊幸(6分)、興梠慎三(72分)


◆浦和が興梠弾で激闘を制し年間首位キープ…鹿島はホームで痛恨の逆転負け(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20150926/354006.html


アウェーで逆転勝利を収めた浦和レッズ [写真]=野口岳彦


 2015明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第12節が26日に行われ、鹿島アントラーズと浦和レッズが対戦した。

 前節、鹿島はヴァンフォーレ甲府の堅い守備に苦しめられながらも、FW金崎夢生が挙げた1点を守りきり、2試合ぶりの勝利を手にした。セカンドステージの順位で同勝点の首位サンフレッチェ広島から引き離されないためにも、ホームでなんとか白星を掴みたい。一方、浦和は前節、残留を争う清水エスパルスと敵地で対戦し、4-1で快勝を収めた。年間順位でも広島をかわして首位に返り咲き、ファーストステージの強さを取り戻しつつある。浦和は4バックを採用し、アンカーには柏木陽介が入った。

 試合開始早々、先手を取ったのはホームの鹿島。3分、左サイドで金崎からのパスを受けたカイオがドリブルで敵陣深くまで持ち込み、エリア内左からマイナスの折り返しを送る。これをゴール前に走りこんだ遠藤康が左足でゴール左上に蹴りこみ、鹿島が先制に成功する。

 しかし先制を許した浦和もすぐさま反撃に出る。6分、ゴール前でボールを受けた興梠慎三がエリア左横の宇賀神友弥へ展開。エリア内に進入した宇賀神がグラウンダーのクロスを送ると、高木俊幸が押し込んで、同点に追いついた。

 20分、エリア内右に抜けだしたダヴィがGKと一対一になったが、ここはGK西川周作の好守に阻まれた。続く23分、左CKを獲得すると、ゴール前の混戦から最後は昌子源が押し込み勝ち越しゴールかと思われたが、ここはオフサイドの判定で得点は認められなかった。

 その後も鹿島がダヴィを中心に猛攻を仕掛けたが、勝ち越しゴールを奪うことができない。前半アディショナルタイム2分には、エリア内でボールを受けた金崎がGK西川のセーブに防がれてしまった。このまま1-1で前半終了を迎える。

 浦和はハーフタイムに高木と梅崎司を下げ、ズラタンと青木拓矢を投入する。選手交代が功を奏したのか、後半立ち上がりは浦和がペースを握る。

 しかし次の決定機を迎えたのは鹿島。56分、左サイドでFKを獲得すると、柴崎岳のクロスから金崎がヘディングシュート。しかし、ここはクロスバーを叩き、勝ち越しゴールは生まれない。

 60分には浦和に決定機。中盤やや左から宇賀神がスルーパスを出すと、エリア内に走りこんだズラタンがダイレクトシュートを放ったが、わずかに枠の左に外れてしまった。

 均衡が崩れたのは72分。浦和が左サイドから攻め込むと、宇賀神が上げたクロスボールが相手に当たり軌道が変わる。これをGK曽ヶ端準がこぼしてしまい、興梠がボレーで蹴りこみ勝ち越しに成功した。

 リードを許した鹿島は73分、ゴール前でボールを受けた柴崎が右足で強烈なミドルシュートを放つ。GK西川はなんとか弾き、CKを逃れようとボールを残したが、これをダヴィに拾われてピンチとなる。ダヴィがエリア内左の角度がないところからシュートを放ったが、惜しくも右ポストをかすめながらゴール右に外れてしまった。

 まずは追いつきたい鹿島。83分にダヴィを下げて鈴木優磨、86分に遠藤を下げて土居聖真を投入し、なんとかゴールをもぎ取りにいく。後半アディショナルタイム1分、鹿島はドリブルでゴール前まで持ち上がった柴崎がミドルシュート。ここは相手DFに当って左CKとなる。直後のCKからゴール前で混戦が生まれたが、GK西川が必死の守りで得点を許さない。

 試合はこのまま2-1でアウェーの浦和が逃げ切り、リーグ戦3連勝で年間首位をキープした。一方、鹿島は痛恨のセカンドステージ3敗目を喫してしまった。

 次節、鹿島は敵地でヴィッセル神戸と、浦和はホームでサガン鳥栖と対戦する。

【スコア】
鹿島アントラーズ 1-2 浦和レッズ

【得点者】
1-0 3分 遠藤康(鹿島アントラーズ)
1-1 6分 高木俊幸(浦和レッズ)
1-2 72分 興梠慎三(浦和レッズ)

◆2015明治安田生命J1リーグ 2ndステージ 第12節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51620

J1 2nd 第12節 vs浦和レッズ

鹿島、悔しい逆転負け。ホームで浦和に屈する。

鹿島が悔しい逆転負けを喫した。J1 2nd 第12節、カシマスタジアムに浦和レッズを迎え撃つと、3分に遠藤のゴールで先制したが、6分に同点弾を喫すると、72分に逆転弾を許した。鹿島は1-2で敗れ、連勝とはならなかった。





鹿島は19日の甲府戦で、アウェイで1-0と完封勝利を収めた。決定機を生かしきれない、厳しい展開を強いられつつも、金崎が気迫のヘディングシュートを決めて勝ち点3を掴んだ。とはいえ、選手たちに納得の表情はなかった。遠藤は「守備陣に感謝しなければ」と、再三の決定機逸を悔やみ、西は「守備の重心が後ろに下がってしまったことが気に食わない」と、さらなる向上を誓った。

1週間の準備期間、シルバーウィークのクラブハウスには、連日、数多くのサポーターが詰めかけた。チーム一丸で戦う雰囲気が日々強まっていく中、石井監督が「予想以上に良いトレーニングを積めた」と振り返るほど、充実の日々を送ることができた。試合前日には、練習後にミーティングを敢行し、最終確認にも抜かりはなかった。

百戦錬磨の青木は、「チームとして戦う姿勢を示せれば、結果はついてくると信じている」と、落ち着いた様子で語った。そして指揮官は「自分たちが主導権を握る時間帯を長くしたい」と、展望。1stステージ王者撃破へ、集中力を研ぎ澄ませていった。



甲府戦からの先発メンバー変更は1人。戦列を離れていた昌子が、5試合ぶりに先発復帰した。その他、最終ラインには西と青木、山本が並び、ボランチは柴崎と小笠原の2人。2列目をカイオと遠藤、前線には金崎とダヴィが入った。そして最後尾には、曽ヶ端が立ちはだかる。

曇り空のカシマスタジアムには、朝早くから多くのサポーターが駆けつけた。今季2回目の紅き戦いに、ボルテージは否が応でも高まる。試合前から大声でのチャントが響き渡り、フィールドは熱を帯びた。

15時4分、キックオフのホイッスルが鳴った。重要な一戦のスタート、その興奮が覚めやらぬ3分、鹿島がいきなり歓喜の時を迎える。カイオが中盤からボールを持ち出し、左サイドへと展開。金崎からのパスを受け、縦へ突破したカイオがグラウンダーのクロスを送ると、反応したのは遠藤だった。得意の左足で合わせ、強烈なシュートをゴール左隅へと突き刺した。



ファーストシュートがゴールネットを揺らし、カシマスタジアムはヒートアップ。しかし3分後、痛恨の失点を喫してしまう。6分、右サイドをパス交換で崩され、最後は高木に押し込まれてしまった。互いに1本目のシュートをゴールへ結び付ける展開となり、スコアは1-1となった。



慌ただしい立ち上がりを経て、試合は次第に拮抗していく。激しいボディコンタクトの応酬となり、意地と意地がぶつかり合う好ゲームが展開されていく。そんな中、サポーターの声援を背に受けて、主導権を握ったのは鹿島だった。9分、柴崎のFKからゴール前で混戦となり、最後は山本がゴールネットを揺らしたが、その前にファウルの判定で得点は認められず。20分にはダヴィがGKと1対1になるチャンスを迎えたが、シュートは惜しくもセーブされてしまった。

前半の中盤を過ぎても、鹿島が攻勢をかけていく。23分には、小笠原の左CKからゴール前で混戦となり、最後は昌子が押し込んだものの、オフサイドの判定。またも得点は認められなかった。

その後、浦和に攻め込まれる場面はあっても、シュートまで持ち込ませない。前半終了間際には、ダヴィや金崎がペナルティーエリア内から強烈なシュートを放ったものの、惜しくもゴールを割ることはできなかった。前半は1-1で終了した。







後半も互いに拮抗した展開で、上位対決らしい締まった内容となった。最初の決定機は56分、柴崎のFKに反応した金崎が強烈なヘディングシュートを放ったが、惜しくもクロスバーを直撃。勝ち越しとはならなかった。その後も出足の速いプレスでセカンドボールを確保し、攻勢をかけたのは鹿島。62分には、遠藤の左CKから、昌子が打点の高いヘディングシュート。これは枠を越えてしまった。さらに、65分にも決定機。左サイドを巧みな突破で抜け出した山本のクロスに遠藤が左足ダイレクトで合わせたが、わずかに枠の右に外れた。





チャンスを立て続けに作りながら、鹿島は2点目を奪えない。すると分、思いがけない形から失点を喫する。右サイドから上げられたクロスに対し、昌子と曽ヶ端が反応。コースが変わったボールに対し、両者が重なる形となった。そして、曽ヶ端がボールをこぼしてしまい、興梠に蹴り込まれた。ミスが絡んだ失点で、浦和に逆転を許してしまった。





ビハインドを負い、残りは20分弱だった。鹿島は失点の2分後、金崎が強烈なミドルシュートを放ち、GKが弾いたこぼれ球に反応したダヴィが狙いすました丁寧なシュートを放ったが、ボールは無情にもゴールライン上を転がり、枠を逸れていった。



残り10分を切り、石井監督は鈴木優磨や土居をピッチに送り出して、前線の活性化を図る。後半アディショナルタイムは5分、鹿島は攻め続けたが、最後の一線を割ることはできなかった。1-2。痛恨の、そしてあまりにも悔しい敗戦を告げるホイッスルが鳴った。鹿島は27本ものシュートを放ったが、結局、決まったのは最初の1本だけだった。





G大阪と浦和を相手に喫したホームでの連敗。ヤマザキナビスコカップや天皇杯、そしてチャンピオンシップで再び彼らと対峙し、そしてリベンジを果たすことを信じて。その舞台に立つために、今日の敗戦を胸に刻み、顔を上げて再び走り始めなければならない。



次戦は1週間後、10月3日に行われるJ1 2nd 第13節のヴィッセル神戸戦だ。アウェイで迎える一戦から、鹿島は15日間で5連戦に臨む。神戸との対戦は、この試合とヤマザキナビスコカップ準決勝の2試合、9日間で3連戦だ。その初戦をモノにすることが、以降の趨勢に大きく影響することは間違いない。チーム一丸で、準備を進めていく。



【この試合のトピックス】
・遠藤が今季のリーグ戦6ゴール目を決めた。
・昌子がフル出場。2日のヤマザキナビスコカップ準々決勝 第1戦FC東京戦以来の復帰を果たした。
・鈴木優磨が、公式戦4試合連続の途中出場を果たした。



監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
・責任をもって対象選手をマークしよう。
・前半同様、お互いに声を出して戦い続けること。
・後半も相手の速いカウンターに注意しながら、オンザボールでしっかりと自分たちの形をつくること。

浦和レッズ:ペトロヴィッチ
・もう少しボールを動かしていこう。
・ここからが勝負、アグレッシブに戦うこと。
・強い気持ちと冷静な判断をもって戦うこと。

[試合後]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
本当にたくさんの皆さんがスタジアムに来てくれた試合で、勝ち試合を見せることができず、残念な気持ちでいっぱい。浦和を相手に引いて守るのではなく、前からボールを奪う姿勢を90分間で何度も見せることはできた。崩すかたちも何度も見せられたことには満足しているが、2失点とも簡単なミスからの失点となってしまったことは残念だ。タイトルを獲るためにはミスを少なくしなくてはいけない。これから改善していく。最後は1-2から同点に追いつき、ひっくり返したいと思っていたが、交代のタイミングが少し遅かったと今は反省している。

Q. 選手たちが積極的にプレーしている点について、何が変化したポイントか?
A. ポイントはいくつかあるが、練習から試合と同じ状況を想定してやっている。一番は自分たちが練習からしっかり取り組まなくてはいけないという姿勢を見せるようになっている。そこの積み重ね。そこがチームの最低レベルであり、球際のところはしっかりいこうと言っている。


浦和レッズ:ペトロヴィッチ
ゲーム内容はあまりいいできではなかったけれど、最終的には私たちが勝利することができた。前半は特に後ろからのボールの組み立てができず、自分たちの攻撃のかたちはほぼ作れなかった。早い時間で同点に追いつけたことは、非常によかった。後半は後ろを3枚にして、攻撃の組み立てがうまくいったことで、試合を落ち着けることができた。2-1とリードしてからは押し込まれる展開となり、守備的に戦わざるを得なかったが、選手たちをほめられるところは、最後まで体を張って戦ってくれたこと。しかし、内容的には不満が残る。正直に言えば、今日の試合で勝利に値する試合をしたのは鹿島の方。しかし、内容的に上回ったチームが勝利できないのもサッカーだ。


選手コメント

[試合後]

【遠藤 康】
チャンスを数多く作りながら負けてしまい、悔しい。ゴールの場面は、左サイドで良い崩しをして、後は決めるだけだった。勝ち続けないと優勝は見えてこない。どんな内容でも勝ちに行くサッカーをして、次につなげていきたい。

【昌子 源】
決定機を多く作れていたけど、自分たちのミスが響いてしまった。チームが良い流れで来ていた中で、自分が復帰した試合で負けてしまった。浦和に2度続けて逆転負けをして、本当に悔しい。

【曽ヶ端 準】
勝ち点3を取れる内容で試合を進めていた中で、あのようなプレーをしてしまった。チームに迷惑をかけてしまった。

土居選手、鈴木優磨選手のコメントは、アントラーズモバイルをご覧ください。

2015年9月26日土曜日

◆ジーコ氏、出馬断念か…FIFA会長選への推薦確保に苦戦「不公平な制度」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/world_other/20150925/353573.html


元ブラジル代表のジーコ氏 [写真]=Anadolu Agency/Getty Images


 ブラジルのレジェンドで元日本代表監督のジーコ氏は24日、イギリスメディア『スカイスポーツ』の取材に応じ、FIFA(国際サッカー連盟)会長選出馬を断念する可能性があると認めた。

 FIFA会長選挙は来年2月26日に行われる。UEFA(欧州サッカー連盟)のミシェル・プラティニ会長が最有力候補と見られているほか、前回の選挙に出馬したヨルダンのアリ・フセイン王子などが立候補を表明している。

 この会長選に出馬するためには、5つのサッカー協会の推薦が必要となる。だが、ジーコ氏は推薦を得ることに苦戦。「大半の人にとって、現在のシステムは非常に厳しい状況だ。特に、サッカー界の高い地位に立っていない者が立候補することは難しい。公平だとは全く言えない制度だ。変更すべきだろう」と語っている。

 ジーコ氏は今週初めにスイスのチューリッヒで、ゼップ・ブラッター現会長と面談を行ない、会長選出馬を考えている人へ現行の規則を緩和することを求めたが、拒否されている。

「世界的に名前が知られており名声を得てきた私が変革に向け声を挙げ、立候補届け出に関する制度は不公平だと発言していく機会だと思う。会長選に立候補できる人たちはたくさんいる。FIFAはそういった人たちの参加を認めるべきだ」

 ジーコ氏は現在、インド・プレミアリーグのFCゴアで監督を務めているが、会長選出馬により退任することはないという。

◆浦和・興梠、古巣の鹿島に必勝誓う「勝ち点3取りにいく」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20150926/jle15092605010001-n1.html

 浦和の日本代表FW興梠が25日、古巣との対決となる26日の鹿島戦(アウェー)での必勝を誓った。昨年10月26日の対戦では腓骨(ひこつ)を骨折した苦い思い出があるが、「お互いチーム状況はよく、いい戦いになると思う。楽しみ。勝ち点3を取りにいく」。25日は雨天の中で約1時間の調整。紅白戦でシステムなどを最終確認した。(大原)

◆浦和、MF阿部の動きが鹿島封じの鍵/鹿-浦12節(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1543964.html

<J1:鹿島-浦和>◇第12節◇26日◇カシマ

 15時キックオフ。

 【浦和】3バックの中央を務めてきたDF那須が出場停止。代役としてDF永田が入る形、左のDF槙野を中央に回して左にMF宇賀神を下げる形など、いくつかのパターンを試した。いずれの場合も、MF阿部が最終ラインとボランチの位置を臨機応変に行き来する流動的な布陣で、難敵鹿島封じを狙う。

◆【予想スタメン】両ステージ制覇を目指す浦和が鹿島との大一番へ…指揮官の采配も重要なポイントに(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20150925/353622.html


2ndステージで4位に位置する浦和 [写真]=Getty Images


■鹿島アントラーズ 集中力を切らさないことが勝利への条件

 鹿島は、9月2日のFC東京とのナビスコ杯準々決勝第1戦で、右ひざを負傷した昌子源が全体練習に合流。リーグ戦で3試合ぶりに復帰する可能性が出てきた。復帰を目指す過程で“再発”したため、当初の予定よりは長引いたが、1月のアジア杯に日本代表として出場した守備の要が復帰すれば、試合の安定感は格段に増す。右肩を痛めていたダヴィも、前節の甲府戦で復帰。無得点に終わったものの、73分間プレーし、試運転は済んだ。先発するかは流動的だが、昨季のチーム得点王が出場すれば、相手にとって驚異となるに違いない。

 前々節のG大阪戦で敗れ、石井正忠監督就任以来続いていた連勝は「6」でストップ。2ndステージ首位からも陥落したが、甲府戦ではきっちりと勝ち点3を獲得した。連敗していれば、一気に転落していく可能性もあったが、優勝戦線に踏みとどまったことはモチベーションの面でも大きい。

 浦和との相性は良くない。トータルでは11勝9分11敗で五分だが、最近は10戦勝ちなし(5分5敗)と2010年3月6日のホームでの試合以来、勝ち星がない。最近2試合、途中出場で存在感を見せているルーキー鈴木優磨だが、Jリーグ・U-22選抜として23日にJ3町田戦に出場。U-22日本代表の手倉森誠監督指揮の下、45分間であるが公式戦を戦っており、疲労が心配される。いずれにせよ、1stステージを優勝した浦和の強さは本物。ミスを最小限にし、集中力を90分間切らさないことが、勝利への条件となる。(totoONE編集部)

■鹿島予想スタメン
4-4-2
GK
曽ヶ端準
DF
西大伍
ファン・ソッコ
昌子源
山本脩斗
MF
遠藤康
小笠原満男
柴崎岳
カイオ
FW
金崎夢生
土居聖真


■浦和レッズ 槙野復帰も守備面での不安は残る

 今節は浦和にとってターニングポイントになる一戦だ。2ndステージではトップの広島と勝ち点5差。鹿島は広島と勝ち点で肩を並べるチームであり、浦和がもし今節の試合を落とすようだと、その差は8ポイントに広がり、両ステージ制覇は現実的に難しくなる。

 その大事な一戦において、槙野智章が出場停止明けで戻ってくるのは心強い。ただ、入れ替わるようにして那須大亮が累積警告で出られず、その穴の埋め方は鹿島戦の大きなポイントになりそうだ。試合3日前の練習では、槙野を那須の代わりにセンターに置く形を試した。槙野は対人守備にめっぽう強いため、シンプルなデュエルでは問題なく対応できるだろう。ただ、リベロとストッパーでは動き方やリスクの取り方も変わってくるため、周囲と呼吸を合わせる部分では不安が残る。

 一方、試合2日前には清水戦で見せたような4バック気味のシステムでトレーニングを行った。今季の浦和はミラーゲームには強いが、ギャップのできる4バック相手には苦戦するケースが目立つ。鹿島は伝統的に4バックのため、同じく4バックの清水にぶつけた形で挑む可能性がある。ただ、浦和は攻撃では元々4バックに変形するスタイルのため問題ないだろうが、守備の不安は拭えない。清水戦でも危うい場面は何度もあり、4-1というスコアほど内容面で差があったわけではない。鹿島は低迷している清水と異なり、監督が交代してから好調。その難敵を相手に、指揮官がどういった選択をするのか注目だ。(totoONE編集部)

■浦和予想スタメン
4-1-4-1
GK
西川周作
DF
森脇良太
阿部勇樹
槙野智章
宇賀神友弥
MF
柏木陽介
関根貴大
高木俊幸
武藤雄樹
梅崎司
FW
興梠慎三

2015年9月25日金曜日

◇五郎丸FK弾だ!浦和・槙野、キックのポーズに興味「やるしかない」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20150925/jle15092505010001-n1.html

ペナルティゴールの前にポーズをとるラグビー日本代表の五郎丸歩

 浦和の日本代表DF槙野が24日、ラグビーW杯で日本代表が躍進する姿に刺激を受けた。特にキック前のFB五郎丸の「あのポーズ」に興味。「やるしかないよね。FKのとき、あれで決まったら最高だよね」と、勝負ポーズにあやかる決意だ。チームは26日のアウェー・鹿島戦に向けて約1時間、調整した。出場停止明けで休養十分の槙野が、存在感を示す。 (大原)

◇浦和 次節鹿島戦、那須が累積欠場で変則守備を想定(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/09/25/kiji/K20150925011199290.html

笑顔でウオーミングアップする(左から)武藤、槙野、西川

 浦和は守備の要の那須を累積警告で欠く26日の鹿島戦は変則守備で乗り切る。

 相手の攻撃をマンツーマンで迎え撃つために右から森脇、阿部、槙野、宇賀神を最終ラインに置き、2列目に関根、柏木、梅崎を配置する“クリスマスツリー型”の4―3―2―1をこの日の練習で確認した。

 さらに関根、梅崎が1列落ちる6バックも試運転。3―4―2―1以外の布陣を練習するのは異例で、ペトロヴィッチ監督の本気度がうかがえる。槙野は「毎年、この時期の戦い方は難しい。これまで高い勉強代を払ってきたので、しっかりしたゲーム運びをしたい」と意気込んだ。


2015年9月24日木曜日

◇3年ぶり日本開催クラブW杯組み合わせ決定 バルサは準決から登場(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/09/24/kiji/K20150924011192850.html

バルセロナは12月日本開催のクラブW杯でACL王者対中南米カリブ王者アメリカの勝者と当たる(AP)

 FIFAは23日、12月に日本で3年ぶりに開催されるクラブW杯の組み合わせを発表し、欧州王者バルセロナは12月17日の準決勝で北中米カリブ海王者アメリカ(メキシコ)―ACL優勝チームの勝者と対戦することが決まった。

 ACLでは現在G大阪が4強入りしている。南米王者のリバープレート(アルゼンチン)も同16日の準決勝から登場。開催国代表のJリーグ王者は同10日の1回戦で、オセアニア王者オークランド(ニュージーランド)と戦う。決勝は同20日に日産スタジアムで行われる。

◆ジーコ氏、規定変更を要望(デイリー)


http://www.daily.co.jp/newsflash/soccer/2015/09/23/0008421308.shtml

 サッカーの元ブラジル代表で国際サッカー連盟(FIFA)会長選の出馬を目指しているジーコ氏は22日、スイスのチューリヒにあるFIFA本部でブラッター会長に面会し、5協会の推薦がなければ立候補できない規定の変更を要望した。

 規定の変更は理事会の承認事項で、会長に権限はない。

 現時点でジーコ氏はブラジル連盟から支持を得ているのみ。他に4協会から推薦を得る必要がある。(AP=共同)

◆手倉森J攻守に課題 パワープレー効果なく高さ対策通用せず(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/09/24/kiji/K20150924011192130.html

J3第30節  J―22選抜0―1町田 (9月23日  町田)

<町田・U22選抜>後半、決勝ゴールを許しぼう然とする植田(右から3人目)らU22選抜イレブン

 U―22日本代表主力が集まり手倉森誠監督(47)が指揮を執ったJ3のJリーグ・U―22選抜(J―22選抜)が23日、町田に0―1で敗戦。来年1月に行われるリオデジャネイロ五輪アジア最終予選(カタール)まで約3カ月半と迫る中、攻守両面で不安を露呈。選手は「危機感」を口にした。

 アジアを突破できるのか?残ったのは不安だった。五輪本大会でメダル獲得を目標とするチームが、J3クラブに敗戦。DF岩波は「言い訳のできない負け。危機感を持ってやらないといけない」と話し、MF中島は「(これから)一秒も無駄にできない」と神妙な顔つき。DF奈良も「アジアで戦う土台ができていない。(もうすぐ最終予選という)雰囲気になっていない」と厳しい表情で振り返った。

 前半はロングボールを多用した。相手のDFラインが高いという分析から、最終ラインからでも中盤を省略してボールを放り込んだが、精度を欠き、ことごとく引っかかった。「同じタイミングでしか出てこなかった。1タッチ入れてから出すとかしないと」とFW浅野が話すように、工夫も足りなかった。終盤にDF植田を前線に上げパワープレーを採用したが、効果は薄かった。

 守備面では後半27分、相手の左CKから1メートル91のFW戸島に頭で決められた。最終予選の1次リーグで対戦する北朝鮮には、8月の東アジア杯でハリルジャパンが決勝点を決められた長身FWパク・ヒョンイルがいる。そのシミュレーションとなったが抑えられず。岩波は「試合前から監督が言っていたが…。修正しないといけない」とうなだれるしかなかった。

 試合中、相手のラフプレーにヒートアップする場面もあった手倉森監督は「収穫は負けたこと。厳しい態度で次に臨むことが僕にとっても大事」と、選手とともに自らも律した。視察した霜田技術委員長は「日の丸を背負っている。公式戦の準備がどれだけできていたか」と選手の精神的な部分に物足りなさを感じ取った。この敗戦を無駄にしないために。選手には一層の奮起が求められている。

2015年9月23日水曜日

◆V・ファーレン長崎が「ふんどし」を発売!ポスターと注意書きも何だかスゴイ(Qoly)


http://qoly.jp/2015/09/21/v-varen-nagasaki-fundoshi



V・ファーレン長崎が23日(水・祝)に行われるJ2第33節のツエーゲン金沢戦に向けて、なにやらスゴイ公式グッズを発表した。(写真:V・ファーレン長崎)



今回彼らが発売するのは、なんと「ふんどし」! 長崎市内にある、世界で唯一のふんどしセレクトショップ「TeRAYA」とのコラボ商品で、「とにかく勝ちたい『V・ふん』」というらしい。

2015シーズンも残り10試合となり、現在7位と好位置に付けている長崎。そうした状況を踏まえ、クラブの悲願であるJ1昇格へ向けて選手やファン・サポーターの「とにかく勝ちたい」という気持ち、そして「もう一度ふんどしを締め直して戦おう!」という思いを、チームカラーのふんどしに込めたとのことだ。なるほど。



クラブマスコットのヴィヴィくんと、右は「TeRAYA」のロゴである。

この「とにかく勝ちたい『V・ふん』」、50枚の数量限定販売となっており、価格は4,320円(税込)。

フリーサイズの越中ふんどしで購入は一人一枚までとなっているほか、購入者には、もれなくこのスペシャルポスター(A2版)がプレゼントされる。



どこかで聞いたことのあるフレーズだが、はいているならOK!

選手の声として、石神直哉(写真中央)のコメントも紹介されている。
「最初は少し抵抗がありましたが、いざ着用してみるとすごく爽快感があって良かったですね。ボクサーパンツにある『締め付け感』もないですし、はき心地はかなり良いです。男性だけでなく、女性の方も、ぜひ一度試してみてください!」

男性だけでなく女性にもオススメのようだ。ちなみに、クラブのリリースにはこのような注意書きが。
※スタジアムで着用する場合は、スタジアムの観戦ルールを守って着用していただきますようお願い申し上げます。

本当に、気を付けて!

長崎の「とにかく勝ちたい『V・ふん』」は、23日に行われる金沢戦の試合会場に加え、「TeRAYA」の店頭でも販売される。

◆C大阪 大型2トップで今季初5連勝狙う 2位磐田に勝ち点1差(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/09/23/kiji/K20150923011187510.html

J2第33節  C大阪―水戸 (9月23日  ヤンマー)

右太腿裏に違和感があったFW田代が2試合ぶりスタメン起用が濃厚

J2C大阪は、大型2トップで今季初の5連勝を狙う。23日の水戸戦(ヤンマー)に向けて、22日に大阪市此花区で最終調整。

 玉田、楠神、永井と前線に離脱者が相次ぐ中、アウトゥオリ監督は右太腿裏に違和感のあった元日本代表FW田代について「今は回復できている。先発でいきます」と2試合ぶりのスタメン起用を明言した。前節で移籍後初ゴールを決めたFWエジミウソンとのコンビが濃厚で、ルーキーFW前川が7試合ぶりにベンチに入る見込み。残り10試合で2位磐田に勝ち点1差と迫っており、指揮官は「チームに堅い基盤ができつつある。それを証明したい」と抱負を語った。

◆原口VS大迫の日本人対決は原口に軍配(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?172493-172493-fl



[9.22 ブンデスリーガ第6節 ヘルタ・ベルリン2-0ケルン]

 ブンデスリーガは22日、第6節1日目を行い、FW原口元気の所属するヘルタ・ベルリンはホームでFW大迫勇也、MF長澤和輝の所属するケルンと対戦し、2-0で勝った。原口は右サイドハーフで5試合連続の先発出場となり、後半45分までプレー。大迫は2試合連続の先発で、今季初のフル出場を果たした。長澤はベンチ外だった。

 ヘルタは前半23分、原口がドリブルで右サイドを縦に突破。折り返しにFWサロモン・カルーが右足で合わせたが、シュートは大きくクロスバーを越えた。ケルンも同33分にMFレオナルド・ビッテンコートのミドルシュートが左ポストを叩く好機をつくったが、先制したのはヘルタだった。

 前半43分、DFマルビン・プラッテンハルトの左クロスにFWベダド・イビセビッチが頭で合わせ、ゴールネットを揺らす。今夏の移籍市場でシュツットガルトから完全移籍で加入したボスニア・ヘルツェゴビナ代表の移籍後初ゴールでリードを奪った。

 後半も果敢に追加点を狙うヘルタ。後半13分には原口がドリブルで切れ込み、自らフィニッシュまで持ち込んだが、左足のシュートはGKに阻まれた。次々と交代カードを切るケルンはトップ下で先発していた大迫が左サイドに回るなどして攻略の糸口を探るが、1点が遠い。

 逆にヘルタは後半アディショナルタイムにカウンターからイビセビッチがダメ押しの2点目。2-0の完封勝利で2試合ぶりの白星を挙げ、ホーム2連勝を飾った。一方のケルンは今季初の無得点に終わり、2試合ぶりの黒星を喫している。

◆U-22選抜が最終調整 鎌田離脱で豊川が追加招集(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20150922/jle15092221150004-n1.html

町田戦に向け、最終調整するU-22選抜のメンバー=東京都稲城市

 J3のU-22(22歳以下)選抜は22日、東京都稲城市で第30節の町田戦(23日・町田市陸上競技場)に向けて最終調整し、浅野(広島)中島(FC東京)らが攻撃の組み立てやセットプレーの確認で約1時間半、体を動かした。

 U-22選抜は試合ごとにJ1、J2のクラブから若手を集めて編成し、今回はリオデジャネイロ五輪を目指すU-22日本代表の強化の場として活用される。U-22代表の手倉森監督がメンバーを選び、今季初めて指揮を執る。

 鎌田(鳥栖)はけがのため離脱し、豊川(鹿島)が追加招集された。(共同)

◆鹿島小笠原が決意語る「Jヴィレッジ復活までやる」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1542032.html

 鹿島のMF小笠原満男(36)が21日、日本橋高島屋(東京・日本橋)で開催中の大東北展のトークショーで現役引退のタイミングに触れた。ともに東北出身で交流の深い日本代表シェフ西芳照氏(53)と出演。約300人を前に「Jヴィレッジが元に戻ってそこでキャンプをする。それまでは現役で。何としても頑張りたい」と本音を吐露した。

 ジーコジャパンや鹿島のキャンプ地だった同施設は東日本大震災以降、東京電力福島第1原発事故の対応拠点となり、全面再開は19年4月の予定。「東北人魂を持つJ選手の会」の発起人でもあり、復興支援活動を続けるベテランは少なくとも40歳まで走り続ける。

2015年9月22日火曜日

◆鹿島FW鈴木 手倉森J“初召集”に驚き「アグレッシブさ出す」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/09/22/kiji/K20150922011180890.html

J―22選抜合宿初日 (9月21日)

ジョギングの最中笑顔を見せる鹿島・鈴木(中央)

 FW鈴木が手倉森ジャパン初招集となった。鹿島では12日のG大阪戦でデビュー戦ゴールを挙げたばかり。「試合に出始めてすぐ(の招集)だったのでビックリ」と、驚きを隠さなかった。

 今回の選出はクラブだけでなくJ―22選抜でのプレーも加味されてのもの。指揮官は「相手を背負えるし中盤の仕事もできる」と評価。日本代表FW岡崎を手本にする19歳は「アグレッシブさを出したい」と、定着へ向けて意気込んだ。

 <J―22選抜メンバー>

【GK】櫛引政敏(清水)、牲川歩見(磐田)

【DF】川口尚紀(新潟)、岩波拓也(神戸)、奈良竜樹(FC東京)、植田直通(鹿島)、山中亮輔(柏)、宮原和也(広島)

【MF】大島僚太(川崎F)、喜田拓也(横浜)、野津田岳人(広島)、中島翔哉(FC東京)、井手口陽介(G大阪)、鎌田大地(鳥栖)

【FW】鈴木優磨(鹿島)、浅野拓磨(広島)

◆鹿島・小笠原、引退後は料理人!? 専属シェフに弟子入り志願(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20150922/jle15092205010001-n1.html

 元日本代表MF小笠原(鹿島)と、同代表で専属シェフを務める西芳照氏が21日、東京・日本橋高島屋で開催中の大東北展でトークショーを実施。代表時代に小笠原の提案でカエルを食べた話などで会場を盛り上げた。36歳の小笠原は「現役も終わりが見えてきて、こういう人についていきたい」と弟子入りを志願。西氏は「ラーメン店かカレー店でいけるかも」と約300人のファンを楽しませた。 (中央区)

2015年9月21日月曜日

◆[プレミアリーグEAST]湘南内定MF神谷V弾!首位・青森山田が2位・大宮ユースとの大一番制す!!(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?172362-172362-fl

高円宮杯U-18サッカーリーグ2015 プレミアリーグEAST

 高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯U-18サッカーリーグ2015 プレミアリーグEASTは20日、第15節2日目の4試合を行った。

 注目の首位攻防戦、青森山田高(青森)と勝ち点1差の2位・大宮アルディージャユース(埼玉)との一戦は前半45分にMF松崎快のゴールで大宮が先制。だが青森山田は後半34分、MF住永翔のゴールで同点に追いつくと、後半アディショナルタイム突入後の48分に湘南ベルマーレ内定のMF神谷優太が決勝ゴールを決めて2-1で逆転勝ちした。大一番を制した青森山田は初優勝へ向けて貴重な白星。2位へ浮上した鹿島アントラーズユース(茨城)と勝ち点2差で残り3試合を迎える。

 ホーム・カシマスタジアムで清水エスパルスユース(静岡)と対戦した鹿島は前半23分にMF平戸太貴が決めた決勝ゴールによって1-0で勝利。コンサドーレ札幌U-18対FC東京U-18(東京)戦は後半36分にMF安部柊斗のゴールで先制したF東京がMF吉田和拓の2ゴールと得点ランキング首位のMF佐藤亮のゴールによって加点し、4-0で勝った。

 また残留争いの大一番、勝ち点1差の7位・柏レイソルU-18(千葉)対10位・JFAアカデミー福島U18(静岡)戦はMF下澤悠太の決勝ゴールによって柏が1-0で勝った。

 19日には第15節1日目の9位・流通経済大柏高(千葉)対4位・市立船橋高(千葉)戦が行われ、市立船橋が2-1で流経大柏に勝利した。試合は前半アディショナルタイムにMF富樫和樹のスーパーミドルによって流経大柏が先制。だが、市立船橋は後半、セットプレーからの2ゴールで逆転する。21分、交代出場MF工藤友暉の左CKをニアサイドでDF原輝綺が頭で後方に逸らすと、流経大柏DFに当たったボールがそのままゴールへ。さらに26分、今度は工藤の右CKを中央のDF白井達也が頭で合わせて2-1とした。終盤、流経大柏はCB本村武揚とCB黒澤丈を前線へ上げて反撃したが、ベガルタ仙台内定のMF椎橋慧也主将や白井、U-17日本代表DF杉岡大暉中心に守り切った市立船橋がライバル対決を制した。

【プレミアリーグEAST第15節】(9月19日)
[流通経済大柏高グラウンド]
流通経済大柏高 1-2 市立船橋高
[流]富樫和樹(45分+1)
[市]原輝綺(66分)、白井達也(71分)

(9月20日)
[札幌サッカーアミューズメントパーク]
コンサドーレ札幌U-18 0-4 FC東京U-18
[東]安部柊斗(81分)、吉田和拓2(84、90分+6)、佐藤亮(89分)

[NTT東日本志木総合グランド]
大宮アルディージャユース 1-2 青森山田高
[大]松崎快(45分)
[青]住永翔(79分)、神谷優太(90分+3)

[時之栖スポーツセンター時之栖グラウンド]
JFAアカデミー福島U18 0-1 柏レイソルU-18
[柏]下澤悠太(56分)

[県立カシマサッカースタジアム]
鹿島アントラーズユース 1-0 清水エスパルスユース
[鹿]平戸太貴(23分)

※日程は3月発表、変更あり

◆大迫、今季初先発も不発「走らされて正直きつかった」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/09/21/kiji/K20150921011175480.html

ブンデスリーガ第5節  ケルン1―0ボルシアMG (9月19日)
 ケルンの大迫は今季初先発したが、4試合ぶりの得点はできなかった。

 チームは勝ったものの、自身は後半43分に交代。守備に追われて納得いくプレーができず、「守備がはまらず、凄く走らされて正直きつかった。シュートシーンではもっとパワーを持ってできればいいが、そのためには守備の負担を減らさないといけない」とぼやいた。

 MF長沢はベンチ入りメンバーから外れた。

◆初先発の大迫は高いキープ力で勝利に貢献…独紙「切り札になっていた」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20150920/352011.html


ボルシアMG戦で今シーズン初先発を果たしたケルンFW大迫勇也 [写真]=Bongarts/Getty Images


 FW大迫勇也とMF長澤和輝の所属するケルンは、19日に行われたブンデスリーガ第5節で、ボルシアMGとの“ルール・ダービー”を1-0で制し、暫定順位ながら4位に浮上した。

 今シーズン初めて先発メンバーに名を連ねた大迫は、試合終了間際の88分までプレー。ゴール、アシストこそなかったものの、地元紙からはまずまずの評価を受けている。

『Koelner Stadt-Anzeiger』紙は及第点の「3」を与え(最高1点、最低6点)、「シモン・ツォラーに代わってスタメン出場。中盤とアントニー・モデストの間で、右サイドで効果的な動きができず、30分過ぎにペーター・シュテーガー監督から細かい指示を受けた。ここから見違えるように動きが良くなった」と、シュテーガー監督と大迫の相互理解の高さについて言及。さらに、「シュートはイマイチだったが、ボールキープ力の高さは、展開の早い試合の中では切り札になっていた」と、大迫のボールキープ力を評価した。

『EXPRESS』紙の採点も「3」となり、「ボールキープ力が高く、つねにパスを出せる動きをしていた」と、『Koelner Stadt-Anzeger』紙と同じく、ボールをしっかり持つことのできる大迫の動きが効いたとした。

 なお、両紙とも、決勝ゴールで“ダービー・ヒーロー”となったモデストにチーム最高点「2」をつけている。

 また、日本代表FW原口元気の所属するヘルタ・ベルリンは今節、アウェーでヴォルフスブルクと対戦し、0-2で敗れた。前節、今シーズン初ゴールを挙げた原口は右サイドで先発。4試合連続フル出場を果たしたが、ノーゴールに終わった。

 地元紙『Berliner Zeitung』は、「ヘルタにとって初となる慎重なシュートを撃つ。チーム2本目のシュートも原口だったが、こちらは実に強烈で、相手GKディエゴ・ベナーリオがなんとか弾き、ヘルタのコーナーキックにつながった」と、チャンスに絡んだ点を評価。しかし、「その後はボールを失うようになり、それがセバスティアン・ラングカンプの負傷にもつながった。前半で力尽きてしまったようだ」と、エンストに陥った後半の動きに厳しい目を向けている。

 22日に行われる第6節では、ヘルタ・ベルリンがケルンをホームに迎えて対戦する。

◆【ハイライト動画】甲府0-1鹿島 柴崎復帰で仕切り直しの1勝(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?172350-172350-fl

【J1第2ステージ第11節】(中銀スタ)
甲府 0-1(前半0-0)鹿島

<得点者>
[鹿]金崎夢生(61分)


◆鹿島金崎Vヘッド決めた、チーム今季最多タイ7点目(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1541026.html

<J1:甲府0-1鹿島>◇第11節◇19日◇中銀スタ

 2位鹿島が甲府を下し、首位広島と勝ち点25で並んだ。得失点差で順位は変わらなかったが、後半16分に挙げた1点で勝ち切って肉薄。MF遠藤が右サイドから左足で上げたセンタリングに中央のFW金崎夢生(26)が頭を合わせ、ゴール左に流し込んだ。チーム最多タイの今季7点目。

 前節G大阪戦(1-2)で石井監督の就任後初めて負け、連勝が6で止まっただけに「内容が悪くても勝ち点3が欲しかった」と金崎は胸を張った。残り6試合。出場停止明けで勝利に貢献したMF柴崎岳(23)は「今後は引き分けでも厳しい。アウェーでも勝ち星を狙っていく」と優勝への道筋を立てた。

2015年9月20日日曜日

◆【浦和】興梠弾で年間首位浮上!4年連続2ケタ得点に王手(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20150919-OHT1T50273.html

 ◆J1第2ステージ第11節 清水1─4浦和(19日・エコパスタジアム)

 エースが目覚めた浦和が、年間首位を奪い返した。1―1の後半10分、日本代表FW興梠に10試合ぶりのゴールが生まれた。第2S開幕の7月11日の松本戦以来の一撃を右足で押し込み、4年連続2桁得点に王手。「遠かったね。チームに迷惑をかけていた苦しい思いがあった」と胸をなで下ろした。

 チームは、9月のW杯アジア2次予選の代表落選に発奮したMF武藤や柏木にもゴールが生まれ、4得点の大勝。第2S優勝争いでも首位に勝ち点5差に迫った。

 興梠は昨季、終盤の鹿島戦で右腓(ひ)骨を骨折。離脱以降、首位にいたチームは1勝1分け2敗の失速で優勝を逃した。「残り5節が大事。決めるべき選手が決めればチームはノってくる」。悲願の年間Vへ、エースの復活は心強い限りだ。(林 直史)

◆町田、逆転Vへホームで首位山口と大一番! 相馬監督が求めるチャレンジャー精神で白星を目指す(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?172226-172226-fl

 J3リーグはあす20日に第29節が開催されるが、一番の見所は2位FC町田ゼルビアと首位レノファ山口FCの首位攻防戦だ。

 勝ち点差6で迎える決戦は、町田のホーム・町田市立陸上競技場で午後7時キックオフで行われる。この試合は60歳以上の方が無料招待(詳細http://www.zelvia.co.jp/news/news-63892/)されるようだが、何よりも見どころはリーグ最少失点を誇る町田の守備と、リーグ最多得点を誇る山口の攻撃力といえる。

 矛と盾の戦い-。それぞれのキーマンは、町田はCBの深津康太、町田出身のMF土岐田洸平、ボランチの李漢宰。山口はエースで元町田の岸田和人、W司令塔の一人、元町田の庄司悦大、前新潟の小塚和季だろう。

 町田は逆転優勝には勝たなければならず、守備だけでなく、攻撃面ではできれば複数得点を奪うことが求められる。そういう意味では、エースFW鈴木孝司、最近好調のFW重松健太郎らの活躍も大きなカギを握る。

 相馬直樹監督は「我々はチャレンジャーなので、その気持ちをぶつけられるようにしたい。ここまでなぜ、山口さんに2連勝できているのか。それはチャレンジャーとして戦っているから。それを忘れないことが一番大事。それを選手たちと確認して臨みたい」と強調する。攻守両面で積極的なハードワークを求める指揮官の思いを、選手がピッチで実践すれば、勝機は見えてくる。

 サイドハーフとして出場し、ゴールを増やしている重松は「自分がサイドで求められているのは、ゴールにかかわること。裏を狙ったり、仕掛けたりしていきたい。1点だけでなく、2点、3点ととれるようにやりたい」と意気込む。エースFW鈴木孝司にマークが集まる可能性が高く、重松らその他の攻撃陣の爆発を期待したい。

 勝てば3差、つまり1ゲーム差となる決戦。昨シーズン、町田は前半戦を首位で折り返しながら逆転された。その悔しさは何よりのエネルギーとなっている。また、追われるものの辛さは知っている。プレッシャーか、山口は現在連敗中だ。

昨季の悔しい経験を活かして山口を倒し、町田が逆転Vへの確実な足がかりを作るのか。それとも山口がVロードを加速させるのか。面白い試合が予想される。

■試合概要
明治安田生命J3リーグ第29節
FC町田ゼルビア vs.レノファ山口FC
日時:2015年9月20日(日)19:00キックオフ
(開門 一般17:00 クラブ会員先行入場16:45)
会場:町田市立陸上競技場

☆アクセスなど詳細はクラブHP( http://www.zelvia.co.jp/ )や公式FB( https://www.facebook.com/FcMachidaZelvia )、公式LINE( https://admin-official.line.me/344954/accountpage/ )等でご確認ください。

◆大迫初先発のケルンが競り勝つ、ボルシアMGは開幕5連敗(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?172242-172242-fl



[9.19 ブンデスリーガ第5節 ケルン1-0ボルシアMG]

 ブンデスリーガは19日、第5節2日目を行い、FW大迫勇也とMF長澤和輝の所属するケルンはホームでボルシアMGと対戦し、1-0で競り勝った。大迫は2トップの一角で今季初先発を果たし、後半43分までプレー。長澤は2試合連続でベンチ外だった。

 前節は敵地でフランクフルトに2-6の大敗を喫したケルンだが、ホームに戻ってきたこの日は持ち前の堅守が復活。開幕4連敗中のボルシアMGを完封すると、後半19分、MFレオナルド・ビッテンコートの左クロスにFWアントニー・モデストが頭で合わせ、決勝点を奪った。

 今季、ホッフェンハイムから加入した新戦力のモデストは3戦連発で早くも4ゴール目。守備陣も今季初の無失点に抑え、2試合ぶりの白星でホーム2連勝を飾った。一方のボルシアMGはこれで開幕から悪夢の5連敗となった。

◆【鹿島】クラマーさんの教え「我慢強く」胸に連敗阻止(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20150919-OHT1T50265.html



 ◆J1第2ステージ第11節 甲府0─1鹿島(19日・山梨中銀スタジアム)

 鹿島が辛抱強く攻め続け、貴重な勝ち点3を奪取した。前半はポスト、バーをたたくなどチャンスで決められなかったが、後半16分にMF金崎がヘディングで決勝点。「(頭で)合わせるだけ。勝ち点3を取れたことが良かった」。連敗を阻止するとともに、リーグ戦終盤に弾みをつけた。

 17日に死去したクラマー氏が鹿島にメッセージを残していた。88年、鹿嶋市で指導者講習会を開催した際、現在の鹿島幹部に、色紙にドイツ語で「我慢強く、努力し続けなさい」と記し、手渡した。その後、鹿島は「奇跡」のJリーグ加盟を果たし、国内最多の16冠を獲得。決して恵まれているとは言えない環境下でも成功を収められたのは、その教え通り、絶え間ない努力があったからだ。

 第2S優勝、年間3位以内確保へ「残り試合、全部勝たなきゃいけないと思っている」とMF遠藤。残り6試合、鹿島らしく“我慢強く”勝利を重ねていく。

◆J1鹿島粘り勝ち 甲府に1-0(茨城新聞)


http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14426750497266

明治安田J1第2ステージ第11節第1日(19日・山梨中銀スタジアムほか=7試合)鹿島が甲府を1-0で破った。首位広島が鳥栖と0-0で引き分けたため鹿島は勝ち点で広島に並んだが、得失点差で下回り、2位のまま。鹿島の通算成績は8勝1分け2敗、勝ち点25。

鹿島は後半16分、遠藤の右クロスを金崎が頭で合わせて先制。その後は守り切って3試合ぶりに無失点勝利を収めた。浦和は清水を4-1で退け、年間勝ち点61で再びトップに立った。

横浜MはFC東京に1-0で競り勝ち、川崎は名古屋に6-1で大勝。大久保がハットトリックの活躍でJ1通算得点を152とし、今季19点で得点ランキング首位となった。松本-G大阪、柏-山形は20日に行われる。

■鹿島・石井監督
前半から攻撃の形を見せて押し込めた。後半、相手が攻撃的なメンバーを入れてきたが、失点0に抑えたのは非常にいいこと。ただ、チャンスを多くつくりながらなかなかゴールに届かなかった。

■鹿島・山本
先制してから相手のリズムになりかけたが、最後のところで守備が対応できた。チャンスが多かったのでもっと点を取りたかった。

◆V戦線残った!鹿島 技あり金崎弾で勝ち点3確保(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/09/20/kiji/K20150920011167220.html

J1第2S第11節  鹿島1―0甲府 (9月19日  中銀スタ)

<甲府・鹿島>後半16分、ヘディングで決勝ゴールを決めた鹿島・金崎(左)

 鹿島は何とか1点をもぎ取り、優勝戦線に踏みとどまった。

 後半16分、右サイドでボールを持ったMF遠藤のクロスをFW金崎が頭でゴール左に流し込んだ。「合わせるだけでした」とアシストした遠藤を称えたが、技ありの一発だった。首位の広島が引き分けたため、再奪首はならなかったが、若き司令塔の柴崎は「1―0でも勝てればいい。勝ち点3を取れたことは良かったと思います」と胸をなで下ろした。

◆鹿島・金崎がVヘッド弾「ゴールの瞬間は覚えていない」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20150920/jle15092005010005-n1.html

甲府-鹿島 後半、決勝ゴールを決め喜ぶ鹿島・金崎=中銀スタ

 明治安田J1第2ステージ第11節第1日(19日、甲府0-1鹿島、中銀スタ)FW金崎のヘディング弾で勝利。立役者は「ゴールの瞬間は覚えていない」と興奮気味だった。シュート数は相手の5本に対して19本と圧倒し、5月に敗れた相手にリベンジ。前節にG大阪に敗れて連勝は6で止まったが、勝ち点で首位の広島に並んだ。7月下旬に就任し、その後7勝1敗の石井監督は「勝負強いチームに戻ってきた」と手応えを口にした。

◆鹿島金崎が決勝弾「勝ち点3を取れたことはいい」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1540915.html

鹿島金崎が決勝弾「勝ち点3を取れたことはいい」

<J1:甲府0-1鹿島>◇第11節◇19日◇中銀スタ

 鹿島が甲府を下し、第2ステージ8勝目を挙げた。

 後半16分、FW金崎夢生(26)が先制。右サイドのMF遠藤康(27)が左足でクロスを上げ、中央にいたFW金崎が首を振ってゴール左隅へ流し込んだ。

 前節G大阪戦(1-2)で、石井正忠監督(48)の就任後7戦目で初黒星を喫した。連勝が6で止まった後の試合で、仕切り直しのV弾を決めた金崎は「前節ふがいない試合をホームでしてしまったので勝利が欲しかった。内容は良くなかったけど勝ち点3を取れたことはいい」と喜んだ。

◆鹿島、甲府の粘りに苦しむも金崎弾で辛勝…首位奪還に向け勝ち点3獲得(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20150919/351634.html

 2015明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第11節が19日に行われ、ヴァンフォーレ甲府と鹿島アントラーズが対戦した。

 甲府は17位の松本山雅FCまで勝ち点差2の14位に沈んでおり、ホームでの一戦でなんとか勝ち点を獲得したいところ。ここ2試合で複数失点を喫している守備面が課題となる。一方の鹿島は前節、ガンバ大阪に敗れ連勝が6でストップ。セカンドステージ首位の座をサンフレッチェ広島に明け渡した。そのG大阪戦を出場停止で欠場したMF柴崎岳がスタメンに復帰し、首位奪還に向け敵地で勝ち点3を目指す。

 最初のシュートはホームの甲府。4分、左サイドで得たセットプレーのこぼれ球を下田北斗が左足のハーフボレーで狙ったが、シュートはゴール右に外れた。対する鹿島も9分、右サイドのFKから最後は遠藤康が左足でミドルシュートを狙ったがGK河田晃兵が正面で抑えた。

 さらに鹿島は22分、前線でプレッシャーをかけた柴崎がボールを奪うと、パスを受けた金崎夢生がドルブルで持ち運びエリア外右からミドルシュートを放ったがGKの正面に飛んでしまった。続く25分には鹿島に決定機。左サイドをドリブルで突破した山本脩斗がクロスを上げると、GKが弾いたボールをファーサイドにいた遠藤が左足インサイドのボレーで合わせたが、シュートはクロスバーを叩き、得点には至らない。

 39分、鹿島は右サイドでボールを持った柴崎が正確なアーリークロスを供給すると山本が頭で飛び込んだがヘディングシュートはGKのファインセーブに阻まれた。さらに44分には、小笠原満男がピッチ中央から送ったロングパスにカイオが抜けだすとGKと1対1の局面に。しかしカイオが右足でコースを狙ったシュートは惜しくも右ポストに弾かれた。序盤から主導権を握り攻勢に出た鹿島だったがゴールを奪うことができず、試合はスコアレスで前半を折り返す。

 後半に入り60分、鹿島はエリア手前左絶好の位置で得たFKを柴崎が直接狙うがここはGKが横っ飛びでファインセーブ。さらにこぼれ球に詰めた金崎のシュートはゴールのカバーに入っていた山本英臣が体を張って防いだ。しかし決定機を逃した直後の61分、鹿島が先制に成功する。右サイド深い位置から遠藤が左足でクロスを上げ、エリア内中央で金崎が合わせると、やや難しい体勢から放ったヘディングシュートがゴール左に吸い込まれた。

 失点を喫した甲府は67分、津田琢磨と稲垣祥を下げて松本大輝、堀米勇輝を投入。一方の鹿島は73分、ダヴィに代えて土居聖真をピッチに送る。

 85分、甲府は阿部拓馬が相手のボールを奪い1人でドリブル突破を仕掛けるとエリア内で倒されたがホイッスルは鳴らず、PK獲得とはならなかった。87分にはバレーに代えてマラニョンを投入した甲府だが、集中して守る鹿島ディフェンスを崩すことができずシュートまで持ち込めない。結局試合はこのまま終了を迎え、金崎の得点を守り切った鹿島が1-0で甲府を下した。

 次節、甲府はアウェーでサガン鳥栖と、鹿島はホームで浦和レッズと対戦する。

【スコア】
ヴァンフォーレ甲府 0-1 鹿島アントラーズ

【得点者】
0-1 61分 金崎夢生(鹿島アントラーズ)

◆2015明治安田生命J1リーグ 2ndステージ 第11節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51617

J1 2nd 第11節 vsヴァンフォーレ甲府

金崎が気迫の決勝弾!鹿島、アウェイで甲府を撃破!

鹿島が、再び走り始めた。J1 2nd 第11節、アウェイでヴァンフォーレ甲府と対戦すると、61分に金崎が決めたヘディング弾が決勝点となり、1-0で勝利。前節でリーグ戦での連勝が6で止まったが、2試合続けてポイントを落とすことなく、しっかりと再スタートを切った。

鹿島は12日のG大阪戦で、ホームで1-2と痛恨の黒星を喫した。年間勝ち点で僅差に位置していたライバルとの大一番に敗れ、選手たちは悔しさを隠そうとはしなかった。ただ、下を向く時間はない。久しぶりに得た1週間の準備期間、鹿嶋は悪天候に見舞われることもあったが、石井監督は連日、ハードなトレーニングを課した。ミーティングや2部練習を織り交ぜながら、アウェイでの勝利を目指して汗を流し続けた。



指揮官は「G大阪戦の後半のように、相手が自陣に引いて守りに入る中でもそこを崩せるような形をイメージしながら練習してきた」と、語る。安定した守備を誇る甲府のゴールを陥れるため、繰り返しトレーニングを積んで、攻撃の精度向上に努めた。当然ながら「ボールの失い方が悪いと、カウンターを仕掛けられてしまうので」と青木が言うように、リスクマネジメントへの意識も徹底した。

G大阪戦からの先発メンバー変更は3人。攻撃陣にダヴィとカイオが入り、ボランチには出場停止明けの柴崎が復帰した。2トップをダヴィと金崎、2列目をカイオと遠藤が務める形で、ボランチは柴崎と小笠原のコンビ。そして最終ラインは前節と同じ4人、右から西、ファン ソッコ、青木、山本が並ぶ。そして最後尾には、曽ヶ端が立ちはだかる。







夏が戻ってきたかのような暑さ、そして晴天に恵まれた山梨中銀スタジアム。サポーターは早くから長蛇の待機列を作り、熱い思いをたぎらせていた。開場後は暑さも和らぎ、心地良い風が吹き込むようになった。端まで埋まったビジタースタンドは、大きなチームコールと「俺たちの誇りよ」というチャントで選手たちを迎え入れ、再出発への意志を示した。

17時4分、キックオフのホイッスルが鳴った。立ち上がりは互いにボールが収まらず、落ち着かない展開となった。鹿島は次第にボールキープ率を高め、両サイドを広く使った攻撃に活路を見出す。15分、西が蹴り込んだアーリークロスにダヴィが飛び込み、あわやという場面を作るなど、少しずつ攻勢をかけていった。

次のチャンスは22分、柴崎が敵陣で的確な読みとプレスでボールを奪い、カウンターを発動。ボールを引き取った金崎が右足を振り抜いたが、強烈なシュートはGKの正面を突いた。さらに25分には、山本が左サイドを縦へ突破。ファーサイドへの折り返しに遠藤が反応すると、左足で丁寧に合わせて枠を捉えたが、このシュートはクロスバーに阻まれてしまった。

決定機を作りながら、鹿島はなかなか均衡を破れない。39分には、西が右サイドからアーリークロスを上げると、ファーサイドから走り込んでいた山本がダイビングヘッドで合わせたが、これもGKに阻まれてしまった。そして前半終了間際には、1本の浮き球のパスでカイオがGKと1対1になる絶好機を迎えたが、右足シュートは右ポストを直撃し、これも実らなかった。0-0。押し込みながらも最後の一線を割れず、スコアレスで前半が終了した。





日が沈み、四方を囲む山々が漆黒の闇に包まれる中、迎えた後半。鹿島は開始早々からゴールへの意欲を見せる。47分、ダヴィのスルーパスに反応した金崎がゴール前へ突進すると、54分には柴崎の直接FKが枠をわずかに逸れるなど、惜しいチャンスを作り出した。そして60分には、柴崎が自ら得た直接FKを蹴り込むと、強烈なシュートは枠を捉えたが、惜しくもGKに弾き出される。こぼれ球へのプッシュもライン上でクリアされ、ため息が続いた。「チャンスを生かせないものに、勝利の女神は微笑まない――」。前半から繰り返される決定機逸に、嫌な雰囲気がピッチ上に漂い始めた。





しかし次の瞬間、金崎がその雰囲気を一掃させた。右サイドでボールを持った遠藤が左足で上げたクロスに反応すると、ゴール前でヘディングシュート。背番号33の頭から放たれたボールは、ゴール左隅へと吸い込まれた。歓喜のガッツポーズを見せる金崎。1-0。鹿島がついに、均衡を破った。







待望のゴールを得た鹿島は、選手交代で打開を図る甲府に攻め込まれる場面もあったが、68分にダヴィが惜しいチャンスを迎えるなど、カウンターで甲府を脅かしていった。石井監督は73分に土居、80分に鈴木優磨をピッチへ送り出し、攻撃陣のさらなる活性化を図る。ラスト15分は甲府の攻勢にあったが、曽ヶ端を中心とした守備陣が決定機を作らせず、試合は終盤へ突入した。





この日最後のチャンスは90分、金崎の粘り強いドリブルから、優磨がフリーでシュートを放つ場面を迎えたものの、これはGKの好守にあって2点目とはならず。それでも鹿島は甲府の攻撃をシャットアウトし、1-0で完封勝利を収めた。終わってみれば、甲府に打たれたシュートはわずか5本。鹿島はその4倍近い、19本ものシュートを放っていた。



作り出したチャンスの数を考えれば、最少得点差での勝利には物足りなさが残るかもしれない。しかし、柴崎が「スコアよりも勝ち点3」と言うように、アウェイで3ポイントを得たこと、それが何よりの結果だ。





次戦は1週間後、26日に行われるJ1 2nd 第12節の浦和レッズ戦だ。1stステージの王者をカシマスタジアムに迎える。優勝の資格があるかどうか、己の力を試される一戦だ。

何より、鹿のエンブレムの誇りと意地に懸けて、必ずや勝たなければならない決戦だ。

チーム一丸となって、勝利だけを目指して準備を進めていく。



【この試合のトピックス】
・山梨中銀スタジアムでの試合は、2013年9月14日のJ1 第25節以来、約2年ぶり。同スタジアムでの勝利は、2007年8月12日のJ1 第19節以来で、リーグ戦では通算2回目だった(当時の名称は小瀬スポーツ公園陸上競技場)。
・金崎がリーグ戦2試合ぶりのゴールを決め、今季リーグ戦でのゴール数を7に伸ばした。
・ダヴィが、8月16日のJ1 2nd 第7節仙台戦以来の先発出場を果たした。
・鈴木優磨が、公式戦3試合連続の途中出場を果たした。

監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
・後半もやるべきことは何も変わらない。焦らず、自分たちのサッカーを続けること。
・セカンドボールへのアプローチをもっと早く厳しくいこう。
・効果的なサイドチェンジでテンポを作っていこう。

ヴァンフォーレ甲府:佐久間 悟
・アグレッシブなゲームだが90分のゲームをしっかりマネージメントすること。
・相手のダイアゴナルの動きに注意すること。
・後半の入り方を大切に。絶対勝点をとろう!

[試合後]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
前半から攻撃の形を見せて、相手を押し込めていたことが良かった。後半、相手が攻撃的な選手を2人投入してきて、そこで少し押し込まれたが、無失点に抑えることができた。相手よりも1点を多く取って勝てたのは良いこと。チャンスを数多く作りながら、なかなかゴールには届かなかったが、その部分はもっと練習していかなければならない。それでも1点を取った後、2点目、3点目を取る意欲が見えたので、そこは評価したいと思う。

Q.前節で初黒星を喫して、仕切り直しとして重要な一戦だったと思うが、選手たちにはどのようなことを伝えたのか?

A.連敗をしないことをまず考えようと伝えた。G大阪戦に関して言えば、内容的には良かった部分も多かったので、選手も早く切り替えることができたのではないかと思う。「まずは連敗をせずに仕切り直していこう」という話をした。

Q.アントラーズの伝統である勝負強さやしたたかさ、粘りといった、かつてプレーしていた頃のイメージがあるか?

A.自分が監督になってチームが変わったというよりも、元に戻ったという表現の方が合っているのではないかと思う。

A.最低限、戦う姿勢を見せるということ。そして球際の部分ではしっかりと勝とうということを大事にしている。あとは、選手たち自身が「自分たちでやらなければならない」という気持ちを持っている。その部分が大きいと思う。勝負へのこだわりがあると思う。

Q.試合前にクラマー氏への黙祷があったが、個人的なつながりはあるか?

A.個人的なつながりや、お会いした経験はないが、日本のサッカー界において「父」と呼ばれているような方。今こうしてJリーグで仕事をできているのも、クラマーさんが日本にサッカーを広めて、認められた功績だと思う。一度はお会いしたかった。心からの感謝の気持ちと、ご冥福をお祈りいたします。

Q.バレー選手への対策については?

A.ハーフタイムに伝えたことだが、力で押さえつけるような形で守備をするとどうしても負けてしまう部分があるので、高さで勝負しようと。しっかり競り合おうと話した。できるだけプレーを限定しようと伝えた。イエローカードをもらっていた分、2人のセンターバックが冷静に対応してくれた部分もあるかもしれない。

ヴァンフォーレ甲府:佐久間 悟
前節もホームで勝てなかった。今日は何とかホームで勝ちたいという意気込みで臨んだ。アントラーズは想定していた通り、シンプルに前線にボールを入れて、セカンドボールを拾う戦い方をしてきた。金崎選手が、我々の左サイドを攻略したいという狙いで来たと思うが、そこはプラン通りうまく防げたと思う。その後は、アントラーズがボランチを起点に、ペナルティーエリアの角や最終ラインの背後を突破してくる状況をストロングポイントとして持ってくると想定していた。そこはうまく消せたと思う。ただ、マイボールの時はうまく形を作れず、決定的なピンチを招いた。クロスへの対応でも相手をフリーにしている場面があった。前半は幸運もあったが、プラン通りだった。後半は、前半に引き続き1対1のバトルで負けないようにしようと、勝ち点1でも取りたいという形で臨んだが、FKを取られてから、一瞬の隙で失点をした。ビハインドになってからは点を取りに行かなければならないので、堀米選手と松本選手を入れて、相手の左サイドの背後を突こうとした。なかなか良い形を作れず、後半は二極分化した試合というか、2点目を失ったら結果が決まってしまう試合だった。残念ながら、最後まで点を取れずに終わってしまった。


選手コメント

[試合後]

【金崎 夢生】
前節はホームで不甲斐ない試合をした。今回はアウェイで、しっかりと勝ち点3を取ることができて良かった。良い内容ではなかったけど、勝てて良かった。個人としてもチームとしても、コンディションは悪くない。これからも試合は続くので、頑張っていきたい。

【柴崎 岳】
チャンスを多く作れたことをポジティブに捉えたいと思う。連勝が止まった後の試合で、連敗はしたくなかった。スコア云々ではなく、勝ち点3を取ること。1-0でもいいから、勝つことができればと思っていた。

【遠藤 康】
アシストの場面は、ゴール前に強い選手がたくさんいるので、速いボールを入れたら夢生が反応してくれた。前節は前半の入り方が良くなかったので、今節はスタートからしっかりと戦おうと話していた。守備陣がよく我慢してくれた。感謝しないといけない。

曽ヶ端選手、山本選手、鈴木優磨選手のコメントは、アントラーズモバイルをご覧ください。