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2014年3月16日日曜日

◇浦和森脇が交代直後退場に「もやもや」(ニッカン)



<J1:広島0-2浦和>◇第3節◇15日◇Eスタ

 浦和DF森脇良太(27)が交代直後に、退場処分を受けた。

 後半29分に1枚目のイエローを受け、同46分にDF坪井と交代してピッチから退いた。ピッチから出た直後に、MF原口が勝負を決定づけるチーム2点目のゴール。それを見ていた森脇は、試合以上のスピードでタッチラインの外側を走って原口の元へ。ゴール裏スタンドの前で絶叫する原口に飛びついた。歓喜の輪が解け、選手らがピッチに戻った直後、森脇にはこの日2枚目のイエロー。そしてレッドカードを食らった。手を広げて抗議するも、浦和のスタッフになだめられた。「なんで!? 交代してんじゃん!」と大声を張り上げたが、交代しているからこそイエローに値する行為だった。

 交代し下がった選手(ベンチ入りする選手も)は、ピッチ及びテクニカルエリア周辺から離れなければならない。森脇はコーナーフラッグすれすれどころか、フラッグの内側を疾走し飛びついており、主審と副審が協議しあえなく退場となった。原口に飛びついた直後に森脇は「まずい」と思ったのか、ユニホームを脱いでアンダーシャツになったが、そういう問題ではなかった。2年前まで所属していた広島でよもやの失態。広島サポーターは、やんやの喝采を浴びせた。

 試合後は「興奮してピッチを気持ち横切ったのが原因だと思う。情けない。チームは勝ちましたが、個人的にはもやもやが残っている」と反省しきりだった。

◇デルピエロ、Jリーグ入りの可能性!地元紙報じる(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/world/news/20140315-OHT1T00188.htm

 【ペルージャ(イタリア)15日】ガゼッタ・デロ・スポルト紙は15日、元イタリア代表FWデルピエロが、Jリーグ入りする可能性があると報じた。12年9月からプレーするシドニーFCから選手兼任監督就任をオファーされ、断ったという。同紙は移籍先として米MLSのLAギャラクシーと、Jを挙げている。

◆【浦和】興梠&元気弾、出直し完勝!厳戒「We are REDS」(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20140315-OHT1T00218.htm

 ◆J1第3節 広島0―2浦和(15日・エディオンスタジアム広島) 差別的な横断幕が問題視された浦和が15日、出直しの1勝を飾った。J1の第3節が行われ、浦和はアウェーで広島に2―0で快勝。横断幕の掲出がすべて禁止されたスタンドでは、約1800人のサポーターが手拍子や声援でもり立てた。処分の対象となる次節、23日の清水戦(埼玉)は、Jリーグ史上初の無観客試合として行われる。

 1週間前まで、スタンドを埋め尽くしていた横断幕は1枚もない。寂しささえ感じさせた浦和のゴール裏。広島を2―0で下し勝利を報告するイレブンに、どこからか「We are REDS」の大合唱が湧き起こった。一斉にタオルマフラーが掲げられ、観客席が赤く染まった。

 8日の鳥栖戦で差別的横断幕が掲げられ、クラブは次回ホームを無観客試合とするなどの厳罰を受けた。次はない。危機感の下、再発防止策として異例のクラブ職員、警備員を合わせ32人が埼玉から広島入り。スタンドには25人を配置して問題行為に目を光らせた。試合前には今回の経緯と横断幕の掲出が禁止となったことなどを記したチラシを2500枚用意し、スタッフが配った。

 選手も特別な思いで臨んだ。試合前に事件直後にツイッターで問題提起したDF槙野が音頭を取り「こういう時だからこそ、僕たちはピッチで表現していこう」と誓い合うと、前半42分にFW興梠が先制弾。後半ロスタイムには今季からエースナンバーの9番を任されたMF原口が、名前通りピッチ内外を“元気”づける今季初得点を挙げた。

 興梠「入ってくれ!って気持ちだった。いろいろあったけど、サポーターの声援がなければ、思い切って試合ができない」

 原口「違和感はあったけど、変わらずサポートしてくれた。結果を出すことで、ネガティブをポジティブに変えられる」

 約1800人のサポーターはトラブルを起こすことなく、勝利を後押しした。クラブスタッフの1人は「今回はサポーターに助けてもらった。みんなレッズが好き。クラブがなくなるわけにはいかない。そういうのを感じた」と感謝した。

 16日からは無観客試合となる23日の清水戦へ、運営方法などの準備に取りかかる。最高の勝利から浦和が苦難の道を再び歩き始めた。

◆マルキ、森岡ゴールで昇格組・神戸が今季初勝利!J1通算150勝達成!(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?134657-134657-fl

[3.15 J1第3節 神戸2-1F東京 ノエスタ]

 ヴィッセル神戸がホームでFC東京に2-1で勝利し、J1復帰後初勝利を挙げた。

 ともに今季2戦2分の両チームの対戦。前半試合の主導権を握っていたのはF東京だった。MF高橋秀人がDFへのバックパスをもぎ取るようなシーンもあったように攻撃的な守備で中盤を制圧すると、サイド攻撃からシュートへ持ち込む。22分、左SB太田宏介のラストパスからニアサイドに新人FW武藤嘉紀が飛び込むと、40分には前線とのコンビネーションで抜け出した武藤が右足を振りぬく。

 神戸は前半、プロ初先発のMF松村亮やFWマルキーニョスがシュートへ持ち込むシーンがあったものの、シュート数は4-8と劣勢で終わった。それでも後半、相手のミスを逃さずにリードを奪う。7分、CB岩波拓也の絶妙なフィードを起点に左サイドから松村がドリブルで仕掛ける。これは対応したF東京DFがボールを奪ったが、GKへのバックパスを神戸FWペドロ・ジュニオールがインターセプト。このラストパスをFWマルキーニョスが左足で決めて先制した。

 今季から神戸でプレーするマルキーニョスの初ゴールでリードを奪った神戸はさらに17分、左サイドの松村からのパスをペナルティーアーク手前で受けたMF森岡亮太が左前方へ持ち出してから左足一閃。これがゴール右サイドネットへ突き刺さり、2-0となった。

 若き10番・森岡の今季初ゴールで神戸がリードを2点とした。だがF東京も22分、左サイドからMF東慶悟、MF三田啓貴とつないで三田がPAへラストパス。後方から走りこんできたMF米本拓司がわずかに触ってファーサイドへ流れたボールをFWエドゥーが左足でゴールへ押し込んで1点差へ迫る。そして37分にはPA内の混戦からMF河野広貴が右足を振りぬき、43分には左サイドのFW平山相太の折り返しを米本が左足で合わせるが、いずれもDFにブロックされてしまう。

 攻め続けるF東京はアディショナルタイム突入後の47分にもPAでDFをかわした河野がゴール至近距離から決定的な左足シュート。だが神戸GK山本海人が身体に当てると、ゴール方向へ転がったボールを岩波が何とかゴールライン手前で止めてゴールを死守する。

 そして2-1のまま試合終了のホイッスル。神戸が苦しみながらも今季初白星を挙げた。これが神戸にとってはJ1通算150勝目。マルキーニョスは「チームに本当におめでとうと言いたいです。(個人的にも)本当に決められて嬉しいです。これからも多くのゴールを(サポーターの)皆さんに届けたいと思います」と笑顔で今後の活躍を誓っていた。

◆神戸マルキーニョス移籍後初ゴール(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20140315-1270793.html



<J1:神戸2-1東京>◇第3節◇15日◇ノエスタ

 神戸が、新エースFWマルキーニョス(37)の移籍後初ゴールなどで、今季初勝利を挙げた。後半7分に東京のバックパスの乱れから、マルキーニョスが先制弾。同17分にはMF森岡亮太(22)が、ゴールを決めて2-0とした。

 その後、東京に1点を返されたものの、2-1で接戦を制した。

 これがクラブのJ1通算150勝目。

 マルキーニョスは「(ゴールを)決められて良かったです。(これからも)多くのゴールを、みなさんに届けたい。勝利できたことがうれしい」と笑顔で話した。

◆右足負傷の内田がドイツへ出発、「無理しどきだと思う」と悲壮な覚悟(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20140315/jpn14031512300001-n1.html



 ブンデスリーガ・シャルケの日本代表DF内田篤人(25)が15日、チームに合流するため、ドイツに向かった。

 2月9日のハノーバー戦で右足を負傷し、治療とリハビリのために帰国していた内田は筋か腱を痛めている模様で、「治るまではきつく動かせない」と慎重に完全復帰を目指す意向だ。5日に日本代表が戦ったニュージーランド戦は国立で生観戦。「試合に出ていない人はあまり口を開くべきではない」と言葉少なだった。

 試合復帰時期などのメドは立っておらず、「無理しちゃいけないのはわかるが、サッカー人生の中で大事なポイント。足が治るか治らないかは足に聞かないとわからないが、無理しどきだと思う」と悲壮な覚悟を明かした。5月に予定されるW杯日本代表メンバー発表前の試合復帰にむけて、ドイツでもリハビリに全力を尽くす。

◆内田 日本でのリハビリ終え独へ出発「W杯には間に合わせたい」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/03/16/kiji/K20140316007781960.html



 負傷離脱中のシャルケの日本代表DF内田が日本でのリハビリを終え成田からドイツへ出発した。日本での検査で右太腿の肉離れに加え腱の損傷も新たに判明。復帰にはまだ時間がかかる予定だが、「普通に歩けるようになって走り始めた」と順調に回復している様子でW杯に向け「(5月上旬の)メンバー発表までには間に合わせたい」と目標を語った。

 帰国中は日本代表のザッケローニ監督と面談。MF長谷部とともにリハビリを行っていた国立スポーツ科学センターでは、新体操のサイード横田仁奈ら多くのアマチュア選手と出会ったようで「頑張っている姿を見て刺激をもらった」という。「W杯はサッカー人生でも大事なポイント。無理のしどころかなとも思う」。出場なしに終わった前回大会の悔しさを晴らすためにも、ザックジャパン不動の右サイドバックはW杯出場へ最大限の努力を尽くすつもりだ。

◆内田、右太もも回復「順調」ランニングも開始(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/world/news/20140315-OHT1T00184.htm



 国内でリハビリを行っていた日本代表DF内田篤人(25)=シャルケ04=が15日、成田空港からドイツに向けて出国した。肉離れ、腱(けん)損傷と診断された右太ももは「順調」としながらも「無理のしどきなのは分かっている。でも、再発したら(W杯出場は)無理。そこだけは気をつけたい」と慎重にリハビリを続けていく考えだ。

 2月のハノーバー96戦で負傷後、国内で約1か月、リハビリに取り組んだ。当初は歩行に松葉づえが必要だったが、今では「ロボットのよう(ぎこちない)だけど、走り始めている」という。今後はシャルケ04のトレーナーの下、4月中の実戦復帰を目指す。

 国内でのリハビリ施設では、新体操のサイード横田仁奈(20)、バドミントンの與猶(よなお)くるみ(21)ら他競技の選手とも交流した。「いろいろ話して、すごく刺激をもらった。みんなの復帰した姿を見たいし、みんなに復帰した姿を見せたい」。W杯メンバー発表(5月)まで約2か月。失敗の許されないリハビリは今後も続く。

◆内田ぶっつけW杯も…腱も損傷していた(デイリー)


http://www.daily.co.jp/soccer/2014/03/16/0006782706.shtml



 右太もも裏を痛めて戦線を離脱中のサッカー日本代表のDF内田篤人(25)=シャルケ=が15日、W杯ブラジル大会のメンバーが発表される5月上旬までの復帰見通しが立っていないことを明かした。2月9日のドイツ1部リーグ、ハノーバー戦で負傷した内田は、日本国内での検査やリハビリを終えて渡欧。負傷状態については、肉離れに加えて腱(けん)の損傷もあり「無理しどきかと思う」と苦しい胸の内を明かした。

 ザックジャパンで不動の右サイドバックのW杯出場に黄信号がともった。クラブ合流のために成田空港に姿を現した内田は、復帰の見通しについて「結構、かかります。ケガした日に、時間かかるなと思った。膝が爆発したかと思ったんで」。気丈に振る舞う姿が痛々しかった。

 負傷直後の2月14日に緊急帰国。国内での検査後、手術は回避したものの状態は芳しくない。リハビリは開始しているが、「とりあえず、普通に歩けるようになって走り始めたんですけど、自分の足じゃないみたい」と現状を説明した。

 6月のW杯本大会を前に、まずは5月上旬に代表メンバー発表を控える。「メンバー発表までには間に合わせたいと思っていますが、そんなにそこで無理して、もう1回やったら意味はない」。帰国中にはザッケローニ監督ら代表スタッフとも会談。「しっかり治して、と言われた」と慎重に治療を進めていく方針だ。

 だが、その胸中は複雑だ。「無理しちゃいけないのは分かっていますけど、(W杯は)サッカー人生の中で大事なポイント。治るか、治らないかは、足に聞かないとわからないですけど、無理しどきだと思う」。5日の国際親善試合ニュージーランド戦で、日本は右サイドを崩されて失点。内田不在の影響は決して小さくない。

 リハビリ施設では、同じく負傷離脱中のMF長谷部や、他競技のアスリートとも交流。「話をしたり頑張っている姿に刺激をもらったし、僕も復帰した姿を見せたいと思った」。悲壮な覚悟を見せた内田の早期復帰を、誰もが願っている。

◆終了間際のドロー弾!大迫 2戦連発&アシストも記録(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/03/16/kiji/K20140316007784290.html

ドイツ2部 1860ミュンヘン2―2アウエ (3月15日)


 ドイツ2部1860ミュンヘンの日本代表FW大迫が15日の敵地のアウエ戦で2戦連続弾を決めた。1―2の後半ロスタイム、右クロスに反応。ニアサイドに走り込み頭でネットを揺らした。7日のアーレン戦でも得点しており、5日にモデルの三輪麻未と結婚後は2戦連続ゴール。「家族を持ったことをサッカーにもプラスにしたい」との言葉通りの活躍で、アウエ戦でアウェー初得点のオマケもついた。

 移籍後は6戦4発と量産。前半2分には右CKをニアサイドで頭でそらしてアシストを記録しており、全得点に絡んだ。昨年12月まで所属した鹿島の全体練習は通常2時間程度だったが、1860ミュンヘンは1時間程度。大迫は「コンディションを良くするために居残り練習が必要」と連日の居残り練習を行っていることが、好結果につながっている。

◆大迫が土壇場同点弾の今季4点目…入籍後2戦連発、先制アシストも記録(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20140315/175266.html

 ブンデスリーガ2部の第25節が15日に行われ、エルツゲビルゲ・アウエと1860ミュンヘンが対戦。大迫は先発出場となった。

 試合は開始早々に動く。2分に1860ミュンヘンは右CKを獲得すると、送られたボールをニアで大迫がヘディングでコースを変え、ファーサイドに流れたところをグジェゴシ・ヴォイトコヴィアクが押し込んで、先制する。9分には大迫の前線の守備でボールをカットした流れから、モリッツ・シュトッペルカンプにチャンスが訪れるも。シュートはGKに阻まれた。

 ホームのアウエは38分、オフサイドラインをぎりぎり抜け出したアルヴィダス・ノヴィコヴァスがGKとの1対1からシュートを放ったが、クロスバーに当たってしまった。前半は1860ミュンヘンの1点リードで折り返す。

 後半の立ち上がり49分、アウエはスルーパスに抜け出したヤクブ・シルヴェストレが落ち着いて決めて、同点とする。後半立ち上がり、押し込まれていた1860ミュンヘンは徐々にペースを取り戻すと、70分にペナルティエリア内右でパスを受けた大迫が右足を振り抜くが、GKにキャッチされた。

 迎えた86分、アウエはノヴィコヴァスがペナルティエリア前で粘りつつ、ドリブルで左サイドに寄っていくと、空いた右サイドのスペースに上がってきたリコ・ベナテッリに展開。ベナテッリは右足でゴール左へ決め、逆転に成功する。

 試合終了かに思われた92分、1860ミュンヘンは右サイドからクロスを送ると、大迫がヘディングで合わせてネットを揺らし、土壇場で同点に。大迫は今シーズン4点目となり、5日の入籍発表後、2試合続けての得点となった。試合はそのままホイッスルが吹かれ、2-2の引き分けに終わっている。

◆大迫、初アシストに劇的同点弾!!入籍後2戦連発で今季4ゴール目(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?134662-134662-fl

[3.15 ブンデスリーガ2部第25節 E・アウエ 2-2 1860ミュンヘン]

 ブンデスリーガ2部は15日、第25節を行い、FW大迫勇也の所属する1860ミュンヘンは敵地でE・アウエと対戦し、2-2で引き分けた。前半2分に大迫のアシストで先制すると、一度は逆転されたが、後半アディショナルタイムに大迫の2戦連発となる移籍後4得点目で引き分けに持ち込んだ。

 試合はいきなり動いた。1860ミュンヘンは前半2分、DFマルクス・シュタインヘファーの右CKを大迫が頭でそらし、ゴール前に詰めたDFグジェゴジュ・ボイトコビアクが右足で押し込んだ。大迫の移籍後初アシストで先制点。開始早々にリードを奪った。

 その後も大迫が前線で体を張ってチャンスを演出するが、チームとして2点目を奪えず、逆に決定的なピンチを相手のシュートミスに救われるなど、試合は一進一退の攻防となった。前半は1点リードで折り返したが、後半4分に自陣での不用意なパスミスから同点ゴールを許し、1-1に追いつかれた。

 その後も大迫を中心に果敢にゴールを目指すが、2点目が遠い。後半18分にはボイトコビアクの左クロスに大迫が飛び込むが、わずかに届かず。同25分のシュートもGKの正面を突いた。すると後半41分に痛恨の2失点目。1-2と逆転され、敗色濃厚となる中、後半アディショナルタイムに右クロスを大迫がヘディングで叩き込み、土壇場で2-2の同点に追いついた。

 日本代表のニュージーランド戦が行われた今月5日にモデルの三輪麻未と入籍した大迫。7日のアーレン戦(4-0)に続いて入籍後2戦連発となるゴールを奪い、加入後6戦4発と着実に結果を残している。

◆鹿島6年ぶり開幕3連勝で単独首位(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20140315-1270756.html



<J1:鳥栖0-3鹿島>◇第3節◇15日◇ベアスタ

 鹿島が3-0で鳥栖を破り、リーグ2連覇を達成した08年以来6年ぶりの開幕3連勝。単独首位に立った。

 前半40分、DF青木剛(31)がセットプレーから頭で先制。後半にFW土居聖真(21)、MF豊川雄太(19)のゴールで突き放した。鹿島は前節仙台戦でリーグ最速の400勝を達成。リーグ対戦成績で過去4戦2分け2敗の鳥栖戦だったが、勢いが違った。

 それでも大黒柱のMF小笠原満男(34)に慢心はない。「(鳥栖に)危ない場面をつくらせた。もっと高い意識で戦わないと。このままでいいわけがない。いつか痛い目にあう」と気を引き締めた。

◆19歳豊川がプロ初弾!鹿島、開幕3連勝で単独首位(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20140316/jle14031604070004-n1.html



 J1第3節(15日、鳥栖0-3鹿島、ベアスタ)鹿島が鳥栖に3-0で快勝して3連勝とし、得失点差で単独首位に立った。力みなく右足を振り抜くと、ボールはネットに突き刺さった。2-0の後半27分、高卒2年目の19歳・MF豊川雄太がプロ初ゴール。「正直あまり覚えていないけど、超うれしいです」。好きなブラジル代表FWネイマールをまねたダンスも決めてみせた。

 今季開幕戦で先発に起用され、プロ初出場を果たすと3試合目で初得点だ。比較的近い佐賀での試合とあって、出身の熊本から家族や大津高の元チームメートら約40人が駆けつけており、「決められてよかった」。昨年、祖母を亡くしたが「距離も近いし、力を貸してくれたのかな」と、初ゴールをささげた。

 これで鹿島は2008年以来となる開幕3連勝で、10年の第16節以来の単独首位。「結果を出し続けていきたい」という若武者が、チームの新たな希望となる。(伊藤昇)

◆鹿島・豊川、初得点で「セレーゾへの恩返し」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20140315/jle14031520030019-n1.html



 J1第3節(15日、鳥栖0-3鹿島、ベアスタ)熊本・大津高から入団2年目の19歳、豊川が初ゴールを決めた。「セレーゾへの恩返し」と喜びを語る。ゴールを決めるとベンチ前へ駆け寄り、開幕戦からスタメンに抜てきしてくれた監督と抱き合った。

 昨季は出場がなかったが、積極的な仕掛けが魅力で「走ることは(Jでも)通用する」と手応え上々の様子だ。今後へ「うちにはいい選手がいっぱいいるので、結果を出していきたい」と力強く話した。(共同)

◆曽ケ端“ダヴィのおかげ”豊田PK止めた!首位攻防戦で完勝(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/03/16/kiji/K20140316007781640.html

J1第3節 鹿島3―0鳥栖 (3月15日 ベアスタ)



 首位攻防戦で鹿島が完勝した。鳥栖相手に敵地で3―0。開幕から3戦連続無失点は3冠を達成した00年の第1ステージ以来で、文句なしのスタートダッシュ成功だ。

 分岐点は2―0の後半23分だった。青木がエリア内で相手を倒しPKを与えた。キッカーは日本代表の豊田。押し込まれる展開の中、1点差に迫られればプレッシャーとなったが、元日本代表GK曽ケ端が右に跳んで見事セーブした。

 守護神を“アシスト”したのはダヴィだった。曽ケ端は「最初は逆に跳ぼうと思った」というが「(豊田の背後にいた)ダヴィが右、右と指さしていた」ととっさに方向を変更。その読みが当たり、試合の流れを引き戻した。ダヴィは「豊田のPKを去年、何回か見て右に蹴っていたのを覚えていた」とニヤリ。2得点にも絡み攻守にMVP級の活躍を見せた。

 快勝にも主将のMF小笠原は「危ないシーンもあった。このままで良いと思ったら、いつか痛い目を見る」と話し、曽ケ端も「改善点はある」とかぶとの緒を締めた。高卒2年目FW豊川はプロ初得点。思い切りのいい若手と手綱を締めるベテランとが融合する鹿島の連勝街道は、まだまだ止まりそうにない。

◆【鹿島】曽ケ端、豊田PK止めた!3連続完封勝利で4年ぶり単独首位(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20140315-OHT1T00193.htm



 ◆J1第3節 鳥栖0―3鹿島(15日・ベストアメニティスタジアム) 鹿島はGK曽ケ端準(34)が鳥栖の日本代表FW豊田陽平(28)のPKを止めるなど3―0で勝ち、4年ぶりに単独首位に立った。横浜MはMF富沢清太郎(31)が先制ゴールを決め、徳島を3―0で撃破。両チームともシーズン開幕から3連続完封勝利で、横浜MがJリーグ史上4チーム目、鹿島が5チーム目の快挙となった。

 ベテランと若手の融合した鹿島が、絶好調男・豊田を完封して開幕ダッシュを決めた。延長やPK勝ちを除く90分間の開幕3連続完封勝利は清水(06年)、名古屋、G大阪(ともに07年)、横浜M(14年)に続く5チーム目。単独首位は10年第16節以来だ。それでも主将のMF小笠原は「危ない場面を作っちゃいけない。もっと高い意識を持ちたい」と気を引き締めた。

 勝負の分かれ目は2―0の後半24分。開幕2戦3発の豊田が蹴ったPKを、GK曽ケ端が左に跳んで止めた。「向こうはイケイケの状態だったから良かった」。1点差に詰め寄られれば同点、逆転にもなりかねない危険な流れを寸断した。

 常に練習開始の1時間前に到着して入念な準備を行っている守護神は、07年第29節から213試合にわたってフルタイム出場を継続中。練習中に若手へ厳しい指示を飛ばすのは「戦えないといけない。戦わないと勝てない」という信念から。この日のように至るところで接触プレーが頻発した激しい展開も、31歳のDF青木を中心に全員が体を張って食い止めた。

 後半14分に21歳のFW土居が追加点、同27分には19歳のMF豊川がプロ初ゴールを決めるなど、若手も存在感を見せた。初先発だった1日の開幕戦前に、緊張から7回もトイレに行った豊川は、得点後にベンチ前でダンスを踊って喜んだ。「自分にはかなり大きな1点だけど、これからもっと取っていかないといけないです」。全世代に共通するのは勝利への欲求。J史上唯一の3冠を獲得した00年にも指揮を執っていたセレーゾ監督の下、常勝軍団の魂は受け継がれていく。

◆J1第3節のノミネートゴールが決定…鹿島FW豊川の初得点など(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20140316/175355.html

 Jリーグは15日、J1第3節のノミネートゴールが決定したと発表した。

 J1第3節のノミネートゴールは以下の通り。

家長昭博(大宮アルディージャ)3月15日 川崎フロンターレ戦(29分)

豊川雄太(鹿島アントラーズ)3月15日 サガン鳥栖戦(72分)

原口元気(浦和レッズ)3月15日 サンフレッチェ広島戦(91分)

 各節のノミネートゴールは、インターネットでのファン・サポーターによる一般投票で決定。各節ごとに3ゴール選出される。また、スポーツ・サッカーメディア関係者からの推薦によるノミネートゴールも選ばれ、全ノミネートゴールからJリーグ選考委員が月間ベストゴールを決める。なお、月間ベストゴールを対象に、表彰選考委員会により最優秀ゴール賞が決定され、2014 Jリーグアウォーズで発表・表彰される。

◆首位対決は鹿島に軍配、3得点で完封勝利…鳥栖は豊田がPK失敗(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20140315/175164.html

 J1第3節が15日に行われ、サガン鳥栖と鹿島アントラーズが対戦した。

 開幕2連勝で勝ち点6、得点6、失点0と全く同じ成績で、首位に立っている両チームの一戦。ホームの鳥栖は、豊田陽平や安田理大らが先発出場。一方の鹿島は、ダヴィや遠藤康、小笠原満男らが先発メンバーに名を連ねた。

 鳥栖は開始早々にチャンスを迎え、左サイドからのクロスに豊田が反応。強烈な左足シュートを放ったが、GK曽ヶ端準が横っ飛びで弾き出した。鳥栖は以降も出足の早いプレスでセカンドボールを拾い、鹿島を押し込んでいく。鹿島は体を張った守備で応戦。ファウルでプレーが止まる場面が多い、激しい試合展開となった。

 先制点を奪ったのは鹿島だった。41分、左サイドのタッチライン際でFKを得ると、小笠原からのボールに青木剛が頭で合わせた。セットプレーから鹿島が先制し、1-0で前半を終えた。

 後半、鹿島は59分に追加点を奪う。昌子源からのロングフィードにダヴィが反応すると、左サイドで粘りを見せ、ペナルティーエリア内へ進入。中央へ折り返すと、土居聖真が押し込んだ。

 2点ビハインドの鳥栖は、69分に水沼宏太が倒され、PKを獲得。反撃の絶好機を得たが、豊田のシュートはGK曽ヶ端に弾き出され、得点を奪えなかった。

 ピンチを脱した鹿島は、73分に3点目を記録。左サイドからのクロスのこぼれ球を、豊川雄太が豪快な右足ボレーで合わせ、リーグ戦初得点でリードを3点に広げた。

 試合は3-0で終了。鹿島が敵地で快勝し、3試合連続の完封勝利で、単独首位に立った。

◆鹿島が3戦連続完封勝利!!鳥栖との連勝対決制す(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?134625-134625-fl

[3.15 J1第3節 鳥栖0-3鹿島 ベアスタ]

 鹿島アントラーズがサガン鳥栖を3-0で下した。2連勝同士と好スタートを切ったチーム同士の対戦となったが、アウェーの鹿島に軍配。鹿島は3試合連続完封勝利となった。鹿島は鳥栖相手にリーグ戦初勝利となった。

 鹿島の完勝だった。先制点は前半41分、左サイドでFKを獲得すると、MF小笠原満男がゴール前に入れる。ボールは中央混戦の中にいたDF青木剛の頭にピンポイントで合い、鹿島が試合を動かす。鳥栖は今季初失点となった。

 後半に入ってもまずは14分、左サイドのスペースへのボールに走り込んだFWダヴィが強引な個人突破で、付いていたDF菊地直哉を振り切る。簡単にクロスボールを入れると、FW土居聖真が難なく押し込み、追加点を奪う。

 さらに後半28分には左サイドから突破を図ったダヴィのクロスはDFにカットされるが、こぼれ球をMF豊川雄太が狙う。右足から放たれた抑えの利いたボレーシュートは、鳥栖ゴールに突き刺さる。期待の19歳MFがJ初ゴールを決めて、勝利を決定的なものにした。

 鳥栖もチャンスはあった。後半23分には投入されたばかりのMF水沼宏太の突破が、エリア内での青木のファウルを誘う。PKはFW豊田陽平が蹴ったが、GK曽ヶ端準に見事にコースを読まれ、反撃のチャンスを逸した。2戦3発と好調のエースもこの日は不発に終わった。

 鹿島は後半34分からは新加入のMFルイス・アルベルト、同37分から千葉国際高から加入したルーキーFWカイオをデビューさせるなど、余裕の試合運びを見せる。若手に切り替えを図る鹿島が、理想的な開幕ダッシュを決めている。

◆【J1:第3節 鳥栖 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00169491.html

3月15日(土) 2014 J1リーグ戦 第3節
鳥栖 0 - 3 鹿島 (15:04/ベアスタ/13,013人)
得点者:40' 青木剛(鹿島)、59' 土居聖真(鹿島)、72' 豊川雄太(鹿島)
☆クラブ対抗totoリーグ第1ターン開催中!
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●安田理大選手(鳥栖)
「全体的に言えば、みんな集中して戦えたと思うが、一番警戒していたセットプレーで先制点を取られてしまったことが、今日一番大きかったことだと思います。先制点を取られていなかったら、いい形で試合に入れていたのでどこかで先制点を取ることもできただろうし、取れていれば浦和戦みたいに戦える自信はあったのですが、あのセットプレーで取られたことで一気に難しくなってしまった。先制点を取られてしまったことで気落ちをしたわけではないが、鹿島は1点を取ると盤石なチームで崩すことは難しいと分かっていたことで、ディフェンスとして反省して次に切り替えて前向きに行きます」

●谷口博之選手(鳥栖)
「先に失点してしまい慌ててしまい、後半の15分くらいに失点し、点を決められる時間帯も悪かった。鹿島はしたたかだったと思います。前半は鳥栖のゲームだったと思うし、あの時間帯で1点でもハ入っていれば全然違う展開になったと思う。内容が悪くはなかったので引きずらないようにしたい」

●菊地直哉選手(鳥栖)
「前半は距離感も悪くはなかったが、失点を重ねていくと広がってくるしボランチのところも自由にやられてしまうし、スペースできれば相手のトップ下の選手も受けられるようになる。今日は相手の試合だったと思う。相手の長所であるセットプレーの1失点目の時間帯も良くなかったし、そのあとも焦らずやれればチャンスはあるはずだけど、焦るのが早かった」


●小笠原満男選手(鹿島)
「(結果が出ていることについて)そんなに簡単に行くわけではないし、このままでいいと思わずにやり続けないといけない。点は誰が取ってもいい」

●豊川雄太選手(鹿島)
「試合に出続けることも、点を取ることも自分にとっては大きいこと。これからもっと取っていかないといけないので、もっと練習してシュート数を増やしたい。次節以降も鹿島らしいサッカーをして、もっと走ってチームに貢献できるようにしていきます」

●曽ヶ端準選手(鹿島)
「最初は逆に飛ぼうかなと思ったけど、ダヴィが『反対だ』と指をさして教えてくれた。(鳥栖が)イケイケの状態の中でのPKだったので、ダヴィに感謝しないと。そのあとの岳(柴崎岳)のカバーも良かったし、そのあと3点目も入ったし、流れ的にも良かった」

以上

◆【J1:第3節 鳥栖 vs 鹿島】尹晶煥監督(鳥栖)記者会見コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00169489.html

3月15日(土) 2014 J1リーグ戦 第3節
鳥栖 0 - 3 鹿島 (15:04/ベアスタ/13,013人)
得点者:40' 青木剛(鹿島)、59' 土居聖真(鹿島)、72' 豊川雄太(鹿島)
☆クラブ対抗totoリーグ第1ターン開催中!
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●尹晶煥監督(鳥栖):

「寒い中をたくさんの方においていただいたかなで、結果として失望感漂う結果になって申し訳ないと思います。選手たちを見ていて、少し身体が重く見えた中で、最後まで戦い抜いてくれたところは前向きにとらえたいと思います。
立ち上がり良い入り方をしたのだが、気を付けていたセットプレーで失点をしたことによって相手に流れが傾いていった。後半に巻き返すための動きは必要だったが、選手たちに身体の重さがあって挽回までには至らなかった。得点チャンスもあり、こちらに流れを持ってくれる雰囲気もあったが、そのチャンスを逸してしまったことでこういう結果になってしまった。ここから一週間の時間があるので、次のアウェイゲームでよい結果が持って来れるようにいい準備をしていきたい」

Q:身体が重かった要因は?
「準備をする期間の中で2日間雨が降ったので、いつもと違う疲労感が蓄積したのかと思う」

Q:前半は試合をコントロールできていたし、2~3人で局面を打開する場面もあったが、結果につながらなかった要因は?
「今日の鹿島は、90分間を通して強いプレスがあったが、そこをうまく掻い潜って打開しないといけなかったが、なかなか最後というところまで行けなかったことが、意図する展開に持ち込めなっか要因かと」

以上

◆【J1:第3節 鳥栖 vs 鹿島】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00169490.html

3月15日(土) 2014 J1リーグ戦 第3節
鳥栖 0 - 3 鹿島 (15:04/ベアスタ/13,013人)
得点者:40' 青木剛(鹿島)、59' 土居聖真(鹿島)、72' 豊川雄太(鹿島)
☆クラブ対抗totoリーグ第1ターン開催中!
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●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):

Q:開幕戦同様に、セットプレーから良い時間帯で点が取れたが?
「セットプレーはキッカーの球質による。誰が蹴ろうとすごくいいボールを蹴れれば、得点が入る確率は高まってくる。当然ながら、練習の積み重ねである」

Q:伊東選手や豊川選手といった若い選手を使うリスクもあると思うが、彼らの評価は?
「まず、鹿島から打診を受けたところで、『チームを若返らせて欲しい』との要望があり、今そのプロセスをやり始めた段階である。ただ若い選手を使えばいいというわけでなく、プロの世界なので勝たなくてならない。そこにベテラン選手の経験や技術といったところの正確性を試合の中で色々と生かすことになる。若手のいいところは運動量があるところで、その運動量をまずは守備の部分で使うということで、そこには犠牲心を学ばねばならないところがあり、そこから試合に出続けることによって色々なものを得られるし、それらを選手たちが飲み込んで戦っている。正直、結果を問われなければ全員若手で戦ってもいいわけで、いい意味で若手の方が変な癖がなく言うことも聞く(笑)。やって欲しいことも忠実にやってくれる」

Q:前半は苦しい時間帯もあったが、勝利できた要因は?
「まず、試合の入り方に問題があった。うちは、ニュートラルな状態からどこかのタイミングでギアを入れて行こうかなという入り方をしてしまった。そこが課題であり、直さないといけないところ。鳥栖はいつも通り、立ち上がりから100%のアグレッシブで来ていたし、立ち上がりから20分はロングボールや裏にボールを蹴りあげてセカンドボールを拾いDFを下げさせることは分かっていて、そこを耐えないといけないと言っていたわけで、その意識を相手に与えてしまった。開始20秒でシュートも打たれてしまっているし、試合の入り方が悪かった。
ある一定時間が経った中で同等に戦えるようになり、相手の選手よりも中盤でボールを保持することで、そこを活用することができるようになった。
あとは、立ち上がりの10分から15分というところで球際の厳しさがあり、両者が主導権をどちらが握るかという戦い方をしていた。その中でいい影響を与えたのがレフェリングであり、レフェリーがいいコントロールでサッカーに専念できようにしてサッカーを表現できた」

以上

◆2014Jリーグ ディビジョン1 第3節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51068

J1 第3節 サガン鳥栖戦 マッチレビュー

鬼門・ベアスタで3ゴール!鹿島、3試合連続の完封勝利で単独首位に!

先週末、ホーム・カシマスタジアムでの初陣で仙台を2-0で破った鹿島が、早くも実現した首位対決に臨んだ。開幕2連勝同士の対戦でサガン鳥栖と激突し、青木と土居、そして豊川がゴールを決めて、3-0で快勝。3連勝で単独首位に立った。

鹿島は、開幕2試合と同じ11人がスターティングメンバーに名を連ね、アウェイでの一戦に臨んだ。鹿島は試合開始直後、鳥栖の豊田にシュートを許したが、曽ヶ端が横っ飛びで弾き出し、ピンチを脱した。鹿島は、出足の早いプレスを仕掛ける鳥栖に押し込まれたものの、集中力を高く保ち、身体を張った守備で応戦した。互いに球際での激しい競り合いを見せ、ファウルでプレーが止まる時間が多い展開となった一戦は、スコアレスのまま推移した。

そして41分、均衡を破ったのは鹿島だった。左サイド、タッチライン際でのFKを小笠原が蹴り込むと、中央の青木が頭で合わせてゴールネットを揺らす。鹿島がセットプレーから先制に成功し、1点リードでハーフタイムを迎えた。

後半に入っても、緊迫した展開は続いた。47分に小笠原が右足ボレーシュートを狙うが、枠の上へ。54分には、鳥栖のCKからゴール前で混戦となり、ゴールライン上での競り合いからボールを押し込まれたが、オフサイドの判定で、事なきを得た。

鹿島の追加点は59分に生まれた。昌子が最終ラインからロングフィードを供給し、最終ラインの背後でダヴィがボールを収める。ダヴィは左サイドを突破し、ペナルティーエリア内に進入して中央へグラウンダーのクロスを送る。詰めていたのは土居だった。フリーの状態で押し込み、今季初得点を記録。リードを2点に広げた。

スコアを2-0とした鹿島は、69分にPKのピンチを迎えたものの、豊田のシュートを曽ヶ端が完璧な読みでセーブ。得点を許さなかった。そして73分、鹿島は3点目を奪う。ダヴィが左サイドを突破すると、中央へクロスを送る。相手DFに当たったこぼれ球に、豊川が反応。右足を思い切りよく振り抜くと、強烈なボレーシュートがゴールに突き刺さった。

3点リードを奪った鹿島は、リーグ戦初出場となるルイス アルベルトやカイオ、そして中田を投入。選手交代でテコ入れを図り、鳥栖に最後まで得点を許さなかった。試合は3-0で終了。鹿島がリーグ戦で初めて鳥栖を破り、3連勝で単独首位に立った。

次戦は、19日のヤマザキナビスコカップ、FC東京戦だ。大会は変わるが、リーグ戦での勢いそのままにアウェイで勝利を収めたい。




【この試合のトピックス】
・リーグ開幕3連勝は、2008年以来6年ぶり。
・先制点の青木は、昨年の第32節に続いて鳥栖戦で得点を挙げた。
・3試合連続で先発出場の豊川が、公式戦初ゴールを決めた。
・ルイス アルベルトが79分に、カイオが82分に途中出場。リーグ戦初出場を果たした。
・新加入の杉本が公式戦初のベンチ入りを果たした。
・リーグ戦での3試合連続完封は、2009年以来。前回は、10月17日の第29節ジュビロ磐田戦から11月21日の第32節京都サンガF.C.戦まで、4試合連続で無失点に抑えている。


監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・何よりも自分たちの形をより長い時間持続すること。
・球際は、もっとアグレッシブに。セカンドボールは、すべてマイボールにしろ。
・戦う気持ちを忘れるな!後半の立ち上がりはしっかり入ること。

サガン鳥栖:尹 晶煥
・相手の前線からプレッシャーにより、攻撃を急ぎすぎているので、気を付けること。
・ボールを奪った後の動き出し、サポートをもっと早くすること。
・ボランチは下がりすぎすぎずにサイドからの攻撃に厚みを出すこと。
・チャンスは必ず来るので、確実に決めよう。

[試合後]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・(1点目を取るまで、鳥栖にセカンドボールを拾われていたが)立ち上がり、チームとしての(試合への)入り方が悪かった。開始20秒くらいでシュートを打たれたし、そこで、キャプテンの小笠原が『しっかり競らなくてはいけない、戦わなくてはいけない』ということを言ったり、僕自身がタッチライン際で選手たちに指示を出して、集中力を高めさせたという部分があった。鳥栖がロングボールを蹴ってセカンドボールを拾って、という形でやってくることには対策を練っていた。あとは、集中力や注意力というものをしっかりと入れていかなければいけない。それができたところから、両チームの良いサッカーが出たと思う。鳥栖とアントラーズは、常に相手ゴールを目指すので、観る側にとっては、非常に面白い試合になるのではないか。結果としては良かった。

・(小笠原、曽ヶ端といった経験豊富な選手の存在の大きさについて)ベテランが声を出して若い選手が走る。というのは冗談だが、そういう形になっていけば、良い方向に向かっていくと思う。当然ながら、彼らの経験や責任というものも非常に高いと思う。彼らのチーム内のウェイトは非常に高い。

・タフな戦いの立ち上がりだった。それを見事にコントロールしたのがレフェリーだった。今日は非常に、ゲームコントロールをしっかり、うまくやってくれた。少し危なくなるような部分も、気持ちの部分も抑えて、サッカーに専念してほしいというメッセージを出してくれて、両チームのすばらしいサッカーが示された試合だったと思う。

・(若い選手を起用している中での手応えは)技術的な部分では、まだ未熟なところはあると思う。ただ、指導していく甲斐がある。スポンジのように吸収してもらえるし、やりがいがある若手だと思う。練習で積み重ねた部分がいろいろなところで凝縮されている。まだ、もう少し良くすることはできると思う。就任当初、要望されたのは、チームを若返らせてくれということ。その意味で、徐々にやっていかなければならないプロセスだ。

・(開幕3連勝)僕自身だけでなく、フロントと力を合わせてやっている作業。主役は選手たちだから、選手たちがやっている3連勝だと思う。

サガン鳥栖:尹 晶煥
立ち上がりから非常に良い雰囲気と流れで試合に入ったが、その中で、気をつけていたセットプレーで失点したことによって、整っていたものが少し崩れ始めた。アントラーズのプレッシングは90分間を通して、強いものがあった。選手たちがそれに圧倒された。早坂や谷口が前節に見せてくれていた活発さが欠けていたので、選手交代でそこを変えたいという意図があったが、その中で豊田にもPKのチャンスがあって、そこで決めていればまた、雰囲気を持ってくることができたとも思う。それはそれで、サッカーの中で起こりうること。結果を受け止めて、また次に向けた準備をしっかりやっていきたい。我々のサッカーは決してぶれることはない。まだ時間があるから、またしっかりと整えて準備をして、次に向けてやっていきたい


選手コメント

[試合後]

【曽ケ端 準】
(PKは)最初、逆に飛ぼうかと思ったが、ダヴィが反対を指差していた。その後の岳のカバーも良かったし、3点目も決まって流れも良かった。球際も強くいっていたし、途中から入ったルイスも良くやっていた。後半は日差しと風の影響もあり、難しかった。

【青木 剛】
Jリーグで勝つ事が出来なかった鳥栖にアウェイで勝てたのが、良かった。鳥栖は前線にロングボールを入れて、セカンドボールを拾う事を徹底してやってくる。それに対し、しっかり練習から取り組んでいた。ハードワークして走ってくるので、それに負けずにやる意識はあった。(先制ゴールは)満男さんから良いボールがきた。練習から監督が情熱を持ってやっているので活かされたと思う。

【土居 聖真】
(ゴールは)美味しいとこ取りだった。でも、そこにいたから決められたと思う。誰が決めても、ゴールはゴール。全員の1点だと思っている。チームを助けられる仕事が出来て良かった。これを1年間、通してやっていかないといけないと思う。鳥栖は、それほど球際に強く感じた印象はない。こちらもフリーの場面もあったし、相手の間と間で簡単にはたけていた。守備の人は本当に大変だったと思うけど、ゴールという形で返せて良かった。

豊川選手、小笠原選手、カイオ選手のコメントはアントラーズモバイルをご覧ください。