日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年7月17日金曜日

◆【大分】岡本英也、J2岡山に期限付き移籍(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20150716-OHT1T50119.html

 サッカーJ2大分は16日、FW岡本英也(28)がJ2岡山に期限付き移籍することを発表した。

 期間は7月15日から来年1月31日。G大阪、福岡、鹿島、新潟などに在籍経験のある岡山は今季、リーグ戦9試合に出場した。岡本はクラブを通じ「前節勝利しチームが勢いに乗るこれからというタイミングで本当に申し訳ないです。チームに貢献することができず本当に悔しい気持ちでいっぱいです」とコメントを発表した。

◆[クラブユース選手権U-18]ユース取材ライター陣が推薦する「クラセン注目の11傑」vol.2(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?167321-167321-fl

特集企画「ユース取材ライター陣が推薦する『クラセン注目の11傑』」

 総体、選手権でも人気企画となっているユース取材陣が推薦する大会注目プレーヤー特集。7月22日に開幕する第39回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会の注目選手を「クラセン注目の11傑」と題し、ユース年代を主に取材するライター各氏に紹介してもらいます。第2回は、Jリーグ、年代別日本代表からユース、少年サッカー、自衛隊サッカーまで広く、深く取材活動を続ける平野貴也氏による11名です。

「今回も各チームから1名を条件に選出させてもらいました。ここで紹介させてもらった11人は下級生の頃から注目していた選手が多いのですが、クラブユースは毎年、様々な面で選手の発見がある大会です。対戦相手との戦いだけでなく、前橋の酷暑や連戦による疲労との戦いがあり、選手は『苦しいときに何ができるのか』を問われます。その中でもファイトできる選手、プレーの質を落とさずに安定感を保てる選手、仲間の力を引き上げられる選手がいなければ勝ち残ることは、できません。クラブユースは技術レベルの高い選手が豊富ですが、そうした点でタフさも兼ね備えた選手と出会えることを楽しみにしています。ここに挙げた11名以外にも注目選手がいますし、また下級生を筆頭に新たな発見にも期待しています」(平野貴也氏)

以下、平野貴也氏による注目11人
GK加藤有輝(大宮ユース)
「2種登録されたトップチームで練習に参加して以来、得意のシュートストップに磨きをかけているU-18日本代表候補。試合の流れを変えるビッグセーバーだ」

DF渡辺拓也(F東京U-18)
「U-18日本代表の柳貴博とともにゴール前の門番となるストッパー。空中戦に強いだけでなく、陸上短距離選手の兄から走り方を教わるなどして磨いたスピードも武器」

DF吹ヶ徳喜(名古屋U18)
「スピードと強さを兼ね備え、U-12時代から左DFのスペシャリストとして成長中。攻撃力が武器だが、逆サイドからのクロスへの対応など守備面も向上している」

DF加藤威吹樹(広島ユース)
「3バックの一角を務める主将。双子の弟でFWの陸次樹とともに攻守の核としてチームをけん引する。打点の高いヘディングは、守備時だけでなくセットプレーでも武器となる」

MF岩田智輝(大分U-18)
「豊富な運動量で相手ボールを追い、奪い、前に出ていく。献身性の高い、守備のマルチロール。2種登録されているトップチームではSBだが、ボランチ、CBもこなす」

MF村越健太(仙台ユース)
「推進力のあるドリブラー。丁寧なパス回しにU-18日本代表MF佐々木匠らのドリブルを織り交ぜて攻撃する仙台ユースの中で、ひたすらゴリゴリと前へ突き進む異端児」

MF平戸太貴(鹿島ユース)
「中盤から長いパスを散らしながら、ゴール前に入るなど攻撃面で幅広いプレーができる。『苦しいときに得点できる選手にならないとプロで通用しない』と意識も高い」

MF市丸瑞希(G大阪ユース)
「ジュニアユース時代に全国3冠を成したG大阪の中心選手。冷静な判断と質の高い球出しで中盤を支える。プレーの安定感にも優れているMF」

MF安西海斗(柏U-18)
「レイソルが誇るポゼッションスタイルの体現者。中盤の底、あるいは最終ラインでボールをピックアップし、攻撃の第1歩となるパスを的確に配球し続ける」

FW菅大輝(札幌U-18)
「U-12時代から左の一撃でゴールを量産してきたストライカー。チームが好調のときはもちろんだが、苦しい試合でも試合の流れとは関係なく一発の怖さを持っているところが魅力」

FW和田昌士(横浜FMユース)
「相手守備網に亀裂を生むアタッカー。昨年9月のマンチェスター・シティー短期留学や、今季のトップチーム2種登録を経て進化中。好不調の波がなくなれば、さらに怖い存在になる」

執筆者紹介:平野貴也
1979年生まれ。東京都出身。専修大卒業後、スポーツナビで編集記者。当初は1カ月のアルバイト契約だったが、最終的には社員となり計6年半居座った。2008年に独立し、フリーライターとして育成年代のサッカーを中心に取材。ゲキサカでは、2012年から全国自衛隊サッカーのレポートも始めた。「熱い試合」以外は興味なし。

◆[クラブユース選手権U-18]ユース取材ライター陣が推薦する「クラセン注目の11傑」vol.1(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?167204-167204-fl

特集企画「ユース取材ライター陣が推薦する『クラセン注目の11傑』」

 総体、選手権でも人気企画となっているユース取材陣が推薦する大会注目プレーヤー特集。7月22日に開幕する第39回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会の注目選手を「クラセン注目の11傑」と題し、ユース年代を主に取材するライター各氏に紹介してもらいます。第1回は関西を中心に活動する森田将義氏による11名です。

 全国高校総体と並ぶ2種年代の夏の祭典が「日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会」だ。全国の予選を勝ち抜いた32チームが、群馬と神奈川の2ラウンドで優勝を争う。11日間という短期間で行われる戦いの行方と共に注目して欲しいのが選手たちの成長。よく、高体連の監督たちが「苦しい夏を経験して、グッと伸びた」という表現をするが、クラブユースの選手たちにとってもこの現象は多く見られるモノだ。また、トップ昇格の最終ジャッジの判断材料にされることも多く、人生を左右する大会とも言える。今回は出場選手の中から、更なる進化を遂げそうな選手をチョイスすると共に、昨年と同じく選びきれなかった選手を次選という形で選出させてもらった。挙げることが出来なかった選手にも飛躍を遂げる可能性がある選手はいる。若き精鋭たちが夏の祭典で飛躍する様子に注目して欲しい(文・森田将義)。

以下、サッカーライター・森田将義氏による注目11人+22
GK阿部航斗(新潟U-18)
「アグレッシブなセービングと『高校に入って、言わなければならないタイミングで指示を出せるようになった』と自信を見せる的確なコーチングが売りの守護神。足下の精度も確かで、ロングキック一本で試合の状況を変えることができる」
森田氏推薦注目GK:加藤有輝(大宮ユース)、堀口皓平(徳島ユース)

DF柳貴博(F東京U-18)
「今年に入り、初めてU-18日本代表に選出されるなど赤丸急上昇中のDF。181cmの高身長に走力を備えた身体能力の高い選手で、チームでは3バックの一角、代表では右SBとしてプレー。前への推進力を活かした積極的な攻め上がりでサイドからチャンスを作る」
森田氏推薦注目SB:熊川翔(柏U-18)、梅村豪(清水ユース)

DF庄司朋乃也(C大阪U-18)
「トップ昇格が有力視されるCB。入学当初から際立っていた空中戦の強さ、ロングフィードの正確性が増し、この年代屈指の能力を持つ。キャプテンを務める今季は『チームを引っ張っていければ』と課題だったコーチングにも成長が見られ、より完成度の高い選手に成長」
森田氏推薦注目CB:岡野洵(千葉U-18)、冨安健洋(福岡U-18)

DF麻田将吾(京都U-18)
「185cmという高身に高精度の左足キックを備えた希有なCB。今季は『これまでは先輩に引っ張ってもらうばかりだったけど、2年生になって引っ張っていかなきゃという気持ちが強い』と積極的に声出しを行うなど精神面でも逞しさを見せている」
森田氏推薦注目CB:町田浩樹(鹿島ユース)、西前一輝(町田U-18)

DF吹ヶ徳喜(名古屋U18)
「鋭い攻め上がりからの左足クロスが売りSB。攻撃一辺倒だった下級生の頃に比べ、守備での成長も見られるが、『周りから2年生の頃の方が良かったと言われる。今年はまだ自分の力が出せていない』と苦戦中。ポテンシャルの高い選手だけに、クラ選で悩みを晴らす活躍に期待したい」
森田氏推薦注目SB:舩木翔(C大阪U-18)、岩田智輝(大分U-18)

MF池田久哉(長崎U-18)
「初出場を掴んだ長崎の頼れる主将。長崎のレジェンドである佐藤由紀彦に憧れるプレーメーカーで、状況判断と中盤の底から繰り出す展開力に優れる。『小学校の時に上手くなかった僕を拾ってくれたチーム。プロになって、恩返しをしたい』と今年にかける思いは強い」
森田氏推薦注目MF:井上潮音(東京Vユース)、前嶋洋太(横浜FCユース)

MF平戸太貴(鹿島ユース)
「プレミアリーグEAST首位の鹿島に欠かせない絶対的な要。本職はボランチで中盤の底から見せる展開力が売りだが、トップ下もこなし、「得点など結果を出して、チームに貢献したい」とシュートへの積極性もアピール。2種登録されるなどトップチームからの評価も高い」
森田氏推薦注目MF:末木裕也(甲府U-18)、市丸瑞希(G大阪ユース)

MF田中碧(川崎U-18)
「中盤の底で見せる的確なポジショニングからピンチの芽を摘むボランチ。今野章監督は『ボールを奪うサッカーセンスを持っている』と評する。運動量の多さも持ち味で、奪ってからは前方に飛び出し、チャンスに絡むことも可能。派手さはないが、チームにいると頼れる選手だ」
森田氏推薦注目MF:黒川淳史(大宮ユース)、安部柊斗(F東京U-18)

MF高嶺朋樹(札幌U-18)
「北の大地が誇るプレーメーカー。左足の技術が高く、置き所の良いボールキープで相手のプレスをいなし、パスでチャンスを量産する。背番号10を背負った今季は、怪我のため2月に選ばれたU-18 Jリーグ選抜を辞退するなど出遅れたが、復帰後は攻撃の起点として存在感を発揮」
森田氏推薦注目MF:津島孝至(磐田U-18)、吉田凛太郎(岡山U-18)

MF佐々木匠(仙台ユース)
「トップチームのベンチ入りも経験している仙台期待のMF。『オマエからドリブルを獲ったら、何も残らないよって話す』と越後和男監督が評するように突破力が光る選手だが、U-18日本代表ではボランチを務めた際は、的確な散らしを見せるように、組み立て能力も高い」
森田氏推薦注目MF:和田昌士(横浜FMユース)、中坂勇哉(神戸U-18)

FW加藤陸次樹(広島ユース)
「抜けて良し、競って良し、おさめて良しのマルチなストライカー。特に、『(佐藤)寿人さんや浅野(拓磨)くんの動きを参考にしている』と偉大な先輩たちから学んだ抜け出しの質は高校年代では群を抜く。双子の兄である威吹樹とのホットラインにも注目だ」
森田氏推薦注目FW:高橋潤哉(山形ユース)、西晃佑(富山U-18)

[写真]森田氏が注目選手に押すC大阪U-18CB庄司

執筆者紹介:森田将義(もりた・まさよし)
1985年、京都府生まれ。路頭に迷っていたころに放送作家事務所の社長に拾われ、10代の頃から在阪テレビ局で構成作家、リサーチとして活動を始める。その後、2年間のサラリーマン生活を経て、2012年から本格的にサッカーライターへと転向。主にジュニアから大学までの育成年代を取材する。ゲキサカの他、エル・ゴラッソ、サッカーダイジェストなどに寄稿している。

◇清水GK杉山が殊勲のPKストップ…チームは10戦ぶり無失点で年間最下位を脱出(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20150716/331080.html


PKセーブでチームの勝ち点1獲得に貢献した杉山 [写真]=春木睦子

文=青山知雄

 チームを救う殊勲のPKストップだった。

 開幕戦でヴィッセル神戸に0-5と大敗した清水エスパルスは、15日に行われた明治安田生命J1リーグ2ndステージ第2節で鹿島アントラーズと対戦。大きな危機感を抱いて敵地に乗り込んだ清水は割り切ったサッカーで守備に徹し、スコアレスドローで勝ち点1を手にした。

 試合の行方を分けたのは71分だった。カルフィン・ヨン・ア・ピンが土居聖真を倒してPKを与えてしまうが、小笠原満男のキックをGK杉山力裕が横っ飛びでセーブ。大榎克己監督が「神がかり的なビッグセーブをしてくれた」と振り返った守護神の活躍で難を逃れることに成功する。

 チーム全員が体を張ったディフェンスを見せる中でのファインセーブ。「食事時間に相手チームの全得点と全失点をまとめた映像を流していて、小笠原選手がサンフレッチェ広島戦でPKを決めたシーンも見ていました。その時も今日と同じ方向に蹴っていたので、相手のクセはそんなに深く考えないようにしていましたけど、そっちに蹴るかなと思って、それを誘い込めるようにとにかく最後までガマンしていました」と冷静な口調で振り返っていた。そしてPKストップ後に本田拓也が見せたクリアについても「自分が止めたあとにタクさんがしっかりカバーしてくれた。細かいところだけど、ああいうところも大きかった」とチームメートの助けに触れることも忘れなかった。

 大敗した神戸戦のスタメンから4人を入れ替えて臨んだ鹿島戦。その一人が杉山だった。個人的には0-4で敗れた1st第13節湘南ベルマーレ戦以来の出場機会となったが、大榎監督が「出番がない時からずっと努力を続けてきて、それが今日の活躍につながった」と評価したとおり、地道な取り組みが結果に結びついた形だ。

 2004年に静岡学園高から川崎フロンターレへ加入し、今シーズンから清水に完全移籍していた杉山にとっては、幼少期から慣れ親しんだ地での新たな勝負。「早い時間にボールを触れたことで、意外にすんなり入ることができた。一瞬一瞬を楽しみながらやれました。中高とPKで勝つことがあったので、苦手意識はなかった」と久々の出場機会にも冷静なプレーを披露できた裏側を明らかにした。

 チームはこれで1stステージから続くリーグ戦の連敗をひとまず4で止め、年間順位で最下位を脱出。大榎監督は「厳しい試合だったが、選手たちが体を張ってゼロで抑えてくれた。この勝ち点1はすごく大きい。気持ちを切らさずに次の試合に向かいたい」とさらなる巻き返しに力を込めて会見を締めくくった。

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