日刊鹿島アントラーズニュース

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2023年12月3日日曜日

◆【東京V】これぞストライカー!染野唯月「俺が決めてJ1に導く。この試合が分岐点になると覚悟を持って戦った」。鹿島から二度目の期限付き移籍、殊勲のJ1昇格PK弾!(サカノワ)



染野唯月


GK大久保択生のオーラを感じて、「これまでで一番緊張した」。


[J1参入PO 決勝]東京V 1–1 清水/2023年12月2日14:00/国立競技場
※規定によりレギュラーシーズン上位の東京VがJ1昇格

 J1参入プレーオフ決勝、東京ヴェルディ(シーズン3位)が染野唯月の90+6分のPK弾で、清水エスパルス(4位)と1-1で引き分け、規定により2024シーズンJ1昇格を決めた。16年ぶりの復帰となる。

 FW染野唯月は鹿島アントラーズから今年7月、昨年に続き二度目の期限付き移籍でレギュラーポジションを掴み、この昇格に貢献した。

 後半アディショナルタイム、背後のスペースを突いてドリブルで持ち上がり、一瞬先へ出たところ、スライディングタックルに来た高橋祐治の足が少しかかり、まさに土壇場でPKを獲得。このキックを染野自らが向かって右上へ蹴り、GK大久保択生の右手をかすめたものの、気持ちで決めてみせた。

「自分が得たPKだったので、蹴りました。蹴る方向は決めていました。最初はゴールキーパーを見ないでおこうとしましたが、オーラを感じました。そこで、ちょっと緊張しました。ただ、狙ったところへ蹴ることができました」

 染野は試合後、そのように振り返った。

「あの場面で蹴らなかったらフォワードとして気持ちよくなかったですし、何より点を取りたいという気持ちが強かったです。あのコースは得意な位置。いいところへ決められました」

 この試合で、俺がゴールを決める――。その強い気持ちがあったという。

「焦りはありませんでした。緊張はしましたが、思っていたところへ蹴ることができたのは良かったです。(PK獲得のシーンは)一番いい形でトラップできて、自分が一歩先へ出られたと思います。足を出したたところへ相手が来ました。(ペナルティエリアの)中か外かがちょっと分からなかったです。緊張しましたが、自分がチームを助けたい気持ちがあり、(PKを)蹴らしてもらいました。正直、今までで一番緊張しました」

 尚志高校から鹿島に加入しプロ4年目、昨年に続き同時期である7月から二度目のレンタルでのプレーとなった。一体、自分はなんのためにヴェルディに来たのか。その覚悟をファンとサポーターに示したJ1昇格を決めるPK弾だった。

「1試合を通して試合に出続けることが鹿島ではなかなかできずにいました。こっちに来て試合に出させてもらえるようになっていき、城福さんには感謝しています。(変化は?)いろいろ変わったし、良くなったとは思いますが、そこは分析し、もっともっと良くしていきたいです。裏への抜け出しなど、いろんなことができるようにはなってきました。何より、この試合が分岐点になると覚悟していました。チームを勝たせられるフォワードになっていきたいです」

 来季のクラブについては、この時点では未定である。ポテンシャルの高さを評価されてきたパリ・オリンピック日本代表候補でもある22歳のアタッカーが、勝負強さとタフさを身に着けて一回り以上大きく進化を遂げた。そして国立競技場の舞台、大注目のPKを冷静に沈め、東京ヴェルディを16年ぶりとなるJ1へ引き上げた。




◆【東京V】これぞストライカー!染野唯月「俺が決めてJ1に導く。この試合が分岐点になると覚悟を持って戦った」。鹿島から二度目の期限付き移籍、殊勲のJ1昇格PK弾!(サカノワ)

◆【鹿島】岩政監督、自分もクラブも「優しすぎた」。最終節の横浜FC戦、引退発表クォン・スンテのメンバー入りは!?(サカノワ)



岩政大樹


「それぞれの個性をしっかり出せるように準備したい」


[J1 34節]鹿島 – 横浜FC/2023年12月3日14:00/県立カシマサッカースタジアム

 J1リーグ鹿島アントラーズの岩政大樹監督が12月2日、オンラインの記者会見に臨み、翌日の今季ラストゲームとなる横浜FC戦に向けて意気込みを示した。

 リーグ戦は6試合勝利なし。ホームで迎えるリーグ最終節は、すでにJ2降格が決定的となっている横浜FCとの対戦に。指揮官は次のように対策について語る。

「(横浜FCは)システムもやり方も少し変えてきて、最終節はどうやってくるのか想定できないので、あまりイメージを膨らませすぎず臨まなければいけない試合だと思っています。勢いよく飛び出してくる選手を警戒し、それを出させないようにしながら。何より自分たちがそれぞれの個性をしっかり出せるように準備したいです」

 また、今季1年間について問われた岩政監督は、次のように振り返った。

「実質(監督として)1年目のようなシーズンで、スタートで失敗し、苦しむことはある程度想定していました。しかしそれ以上で、そこからどうなるかと思いましたが、最終的には横浜F・マリノス戦まで優勝争いに関わるところまで持っていけました。立ち上がりを考えれば、選手がサポーターの皆さんとともによく盛り返してくれたと思います。

 今年は外国籍選手が入れ替わり、日本人選手がたくさん入ってきたスタートで、どのように束ねるかというところで、競争と成長を掲げてきました。誰が中心になるか、シーズンを進めながら競争を促してきました。そのあたりが見えてきたところはあるのかなと思います」

 大所帯となるなか厳しい日程のなかで結果を残す難しさはあった。岩政監督は「自分自身のマネジメントのところでも、クラブに対してもそうですし、選手に対してもそうですが、『優しすぎた』かなという気がしています」と言葉を選びながら、その言葉に想いを込めた。

 一方、鹿島サポーターには感謝を伝え、その思いを伝えるためにも「勝利」を届けたいと誓った。

「今年のカシマスタジアムの雰囲気はとても素晴らしく、前半戦苦しんただなかでも声を枯らさず、トーンを落とさず、ずっと選手たちを叱咤激励してくれたお陰で、4月の神戸戦(●1-5)以降のホームでの結果につながっていると感じています。そのお礼を最終戦で、何より勝つことが鹿島サポーターへの恩返しになると思います。最後勝って、選手たちがやってきた成果を見せて終わりたいです」

 また、今季限りでの現役引退が発表されたGKクォン・スンテのベンチ入りはあるか? その質問に岩政監督は「鹿島は伝統的に引退や退団をするからと試合に出すことはしてこなかったクラブだと、僕がよく知っています」と語ったうえで、次のように続けた。

「そのなかで今決定権があり、チームの今の状況と選手たちの表情を見ながら、この試合に勝つために、どのようなメンバーを選ぶか逆算しています。(スンテについて)状態的にはベストでなく、今年ケガも多かったです。ただキャプテンの一人としてよく戦ってくれました。そこは評価しています。ウチには他にも優秀なゴールキーパーがいますので、その競争の中で最後決めたいと思います」

 2023シーズンを締めくくる横浜FC戦はカシマスジタアムで12月3日午後2時から行われる。どのようなメンバー構成になるかも注目される!




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