日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年11月3日水曜日

◆「全国のアントラーズファンにも」 メルカリで買える茨城の農畜産物(朝日新聞デジタル)






 茨城県産の農畜産物が、フリーマーケットアプリのメルカリで買える――。JAグループ茨城とメルカリの子会社・ソウゾウは10月26日、こうした内容を柱とする包括連携協定を締結したと発表した。インターネット上で販路を広げ、県産品のブランド力を高める狙いだ。

 ソウゾウは、スマートフォンで簡単にネットショップを開設できる「メルカリShops」を運営している。JAはこのサービスを使い、県内の直売所で販売している農畜産物を出品する。この日は、焼き肉用の常陸牛や鍋用の野菜詰め合わせ、県オリジナル米の「ふくまる」などが出品された。

 JAは、メルカリ傘下でサッカーJ1の鹿島アントラーズとの連携も強化する。カシマスタジアム(鹿嶋市)でのホームゲームで即売会を開いたり、ユースチームの食事に県産品を使ったりする方針だ。

 メルカリの小泉文明会長は「全国に散らばるアントラーズファンに、茨城産の農畜産物を届けられるよう支援したい」。JA茨城県中央会の八木岡努会長は「販路を拡大し、県産品のファンを増やしたい」と期待を寄せている。(伊藤良渓)




◆「全国のアントラーズファンにも」 メルカリで買える茨城の農畜産物(朝日新聞デジタル)





◆無冠が決定した川崎戦で「実力は見えた」。無念さを滲ませる鹿島・土居聖真が明かすチームの雰囲気(サッカーダイジェスト)






次節・広島戦に向けては「受けに回らず、先手を取れるように」


 天皇杯の準々決勝で川崎フロンターレに1-3で敗れ、鹿島アントラーズの今季の無冠が決定した。

 川崎戦から数日が経ってからのオンライン取材に応じた土居聖真は、無念さを滲ませながらも、次のように言葉を紡ぐ。

「もちろん悔しいですけど、その悔しさを次にどうするかが、個人的には大事だと思います。悔しいと言っているままでは、個人としてもチームとしても、成長はない」

 タイトルへの可能性が断たれた川崎戦。「現実をしっかりと受け止めて、実力は見えたと思うので、そこを埋めていくなり、変えていくところで、各々が感じるものがあった試合だったのかな」と振り返る。

 この経験を糧にして、来季のACL出場権獲得を目指し、残り5試合となったリーグ戦に気持ちを切り替えるしかない。

「目標はACL出場しかもうなくなってしまったので。そこに向けて、選手はすごくポジティブに、前向きに、失ったものをなんとか取り返そう、と。取り返せるものではないかもしれないですけど、前に進もうというチームの雰囲気はすごく感じられます」

 11月3日に行なわれる次節はサンフレッチェ広島と対戦する。アウェーゲームとなるが、「受けに回らずに、自分たちが先手を取れるようなサッカーができれば」と意気込む。

 ACL圏内の3位・ヴィッセル神戸とは勝点5差。6位につける鹿島としては、とにかく勝ち続けるしかない。少しでも今季を実りあるものとし、来季につなげるためにも、ラストスパートで意地を見せてほしい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部




◆無冠が決定した川崎戦で「実力は見えた」。無念さを滲ませる鹿島・土居聖真が明かすチームの雰囲気(サッカーダイジェスト)





◆指揮官・相馬直樹のブレない原動力。不断の「勝ちにどう近づけるか」が鹿島再興への第一歩に(サッカーダイジェスト)






まずは次節・広島戦。「もう一度、みんなの力をひとつにして」


 やるべきことは、何ひとつ変わらない。置かれている状況がどうであれ、鹿島アントラーズを率いる相馬直樹監督には、一切のブレがない。

 リーグ戦ではすでに優勝の目がなくなっている。ルヴァンカップでは準々決勝で名古屋グランパスに敗れた。そして、天皇杯では準々決勝で川崎フロンターレに敗戦。これで今季の鹿島の無冠が決まった。

 残るは、来季のACL出場権を獲得できるかどうか。33節終了時点で、鹿島は勝点56の6位。ACL圏内の3位・ヴィッセル神戸とは勝点5差。残り5試合も負けられない戦いが続く。11月3日に行なわれる次節のサンフレッチェ広島戦に向け、指揮官は「もう一度、みんなの力をひとつにして」と意気込む。

 チームをまとめ、戦いに向かわせる作業を進める相馬監督自身、いろんなものを背負いながら戦っているはずだ。国内随一の“20冠”を誇るクラブのボスとして、そのプレッシャーは並大抵のものではないだろう。

 とりわけ今季はクラブ創設30周年のメモリアルイヤーだ。タイトルで華を添えたかったが――残念ながら、それは実現しなかった。

 残り少なくなったシーズンを力強く戦い抜くために、現在の相馬監督の原動力となっているものは何か。

「勝ちにどう近づけるか」

 今年4月にザーゴ前監督の解任を受け、コーチから昇格して新監督に就任してから、ずっと貫いてきたことだ。

「シチュエーションはそれぞれ、いろいろあります。勝っているとき、負けているとき、今回のようにタイトルを失ってしまったときもそうです」

 いずれの立場にあっても、目の前の勝負に集中する。勝利に向かって、「それに近づける準備をする」。

 守り通してきたことを、最後までやり続けるだけだ。「監督を引き受けたときから、そこは責任感を持って、結果につなげられるように」という強い想いで、これまでの試合に臨んできた。

 敵地で迎える広島戦でも「特別、何かを変えることはない」という。気が急いて先を見ない。「まず、次のゲーム」だ。

「目の前のことに全勢力を注ぎ込んで勝点3を取る。それが一番、残りの4試合にまたつながっていく」

 相馬アントラーズの途上に、今季はタイトルがなかった。だが、道はまだ続いていく。不断の「勝ちにどう近づけるか」で、本物の強さを手にしたい。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)




◆指揮官・相馬直樹のブレない原動力。不断の「勝ちにどう近づけるか」が鹿島再興への第一歩に(サッカーダイジェスト)





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