日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2021年9月27日月曜日

◆鹿島相馬監督「あきらめない部分を含めて感謝したい」C大阪に逆転勝ち(ニッカン)






<明治安田生命J1:C大阪1-2鹿島>◇第30節◇26日◇ヨドコウ

鹿島アントラーズは東京オリンピック(五輪)代表FW上田綺世の2発でセレッソ大阪に逆転勝ちした。上田は今季11点目となり、2年連続の2ケタ得点を達成した。

22日の前節川崎フロンターレ戦は試合終了間際に逆転を許しダメージの大きい敗戦を喫していた。中3日の短い時間の中で、精神面も立て直し、逆転勝利をつかんだ。相馬直樹監督の一問一答は以下の通り

-試合の総括

相馬監督 今の状況の中で、我々のサポーターと一緒に戦うことができませんでした。モニターの前でたくさんの方が、この前のゲームの悔しさをぶつける思いで応援してくれたんじゃないかと思います。その思いを選手たちもすごく感じていましたし、もちろん、我々スタッフもそういう思いを持って臨みました。そこに応えることができて、非常に難しいゲームだったが、選手たちの頑張り、苦しい展開になってからも、あきらめない部分を含めて感謝したい。流れとしては、全体的に前節のゲームと近いような、我々の時間が長い展開だったと思います。なかなかゴールをこじ開けることができず、後半も流れは悪くはないんですけど点が取れないという中で、少し早めに動いた中で、先に相手にゴールが生まれてしまいました。さらに難しい状況に陥ったんですが、選手たちが「この状況を何とかしたい」という思い。それは、川崎さんとの敗戦の後、翌日のトレーニングから選手たちが見せてくれたものでもある。「いいゲームをしても勝てない」ではなく、それを勝ちに変えるべく、日々を変えようと努力してくれた。それが1つ、今日、結果となりましたので。これを続けていけるようにしたい

-上田選手が2年連続で2ケタ得点。評価は

相馬監督 やはりFWの仕事、それ以外のタスクもたくさんあるが、ゴールすることでチームを勝たせることにこだわってやってくれている選手だと思います。やはり、ゴールは残念ですが毎回生まれるわけではないので。それを続けていくことが大事だと思いますし、今日、チームを助けてくれた。

-川崎F戦後、具体的に選手がどう変わったかと感じているか

相馬監督 僕からもそういう話をしました。悔しい思いをしないためには、日々を変えるしかないところ。1つ1つのアップから、手を抜かず、アップに入る前の準備がどうかを含めて話をした。そういった中で、強度の高いトレーニング、質の高いトレーニングをしてくれたと思っています。惜しいだけじゃなくて、いいプレーをしただけでなく、結果を変えていく。そのために日々努力し続ける。必要なことに目をしっかり向けて、前回の悔しさをきっかけにして選手が取り組んでくれたと思っています。

-今日の勝利の意味は

相馬監督 もちろん、非常に大きいですし、これで満足してはいけないと思いますし。やはり、本来、自分たちの時間が長かった。それこそ前半から我々がスコアの面でもリードしていけるように、さらに求めていきたいと思います。




◆鹿島相馬監督「あきらめない部分を含めて感謝したい」C大阪に逆転勝ち(ニッカン)





◆鹿島上田綺世2発「出場機会は自分が作り出さなくてはいけない」(ニッカン)






<明治安田生命J1:C大阪1-2鹿島>◇第30節◇26日◇ヨドコウ

鹿島アントラーズが、途中出場の東京五輪代表FW上田綺世(23)の2発でC大阪に逆転勝ちした。

昨季10得点の上田は今季11得点目。自己最多を更新し、2年連続の2桁得点。後半21分にMF和泉のクロスに頭で合わせ、後半37分には、ペナルティーエリア内で同じ東京五輪代表のC大阪DF瀬古に倒されPKを獲得。冷静に決め逆転した。

今季11得点という結果に、「(現在6位で)チームが理想的な順位にいないですし、僕が望んでいた状況でもない」と喜びはなかった。出場22試合で11得点だが、先発が13試合しかないことを挙げ「チームが勝つために必要な点を取ることを考えると、出場機会は自分が作り出さなくてはいけない」。28日には日本代表が発表される。目標とするかどうかも、「あくまでも鹿島の所属。鹿島の結果を最優先に考えている」と口にした。




◆鹿島上田綺世2発「出場機会は自分が作り出さなくてはいけない」(ニッカン)





◆「ホッとしています」圧巻2ゴールで逆転勝利に導く上田綺世に喝采!「フィニッシュの技術力は流石」(サッカーダイジェスト)






「チームを勝たせる男かっこいい」


 途中出場から大仕事をやってのけた。

 敵地に乗り込んだセレッソ大阪戦で、鹿島アントラーズは2-1の逆転勝利を収める。価値ある2ゴールを決めたのは上田綺世。この試合はベンチスタートで、56分に途中出場。その2分後に先制を許したが、66分には和泉竜司のクロスをニアでヘッドで合わせて同点ゴールを挙げると、82分には自ら奪ったPKを確実に沈めてみせた。

 試合後のフラッシュインタビューで「ホッとしています」と安堵する上田は、まず1点目に関しては次のように振り返る。

「三竿選手からファーに柔らかいボールが行った時に、ファーに膨らむか、ニアに早く入っていくかというところで、中に他の選手もいたので、後ろは任せて、自分は前で勝負しようと思って、ニアに飛び込みました」

 2点目のPKは、少なからず運もあったようだ。エリア内で相手DFに倒された格好だったが……。

「あのシーンは、僕の靴紐に相手選手が引っかかってしまったっていう、(相手にとって)不運が重なって、のゴールだったので。それに関しては僕らにツキがあったなと思います」

 この日の2ゴールで、今季通算11得点目をマーク。クラブの公式ツイッターで得点シーンが公開されると、「もっともっとゴールいけるぞ!」「チームを勝たせる男かっこいい」「フィニッシュの技術力は流石」「中に入るタイミング完璧すぎます」といったコメントが寄せられた。

 前節はホームで川崎フロンターレを相手に悔しい逆転負け。「その次の試合は大事」と考えて臨んだC大阪戦で、自身の活躍で見事に勝利。「残りのリーグ戦も、天皇杯も、この勢いで戦っていきたい」と背番号18は気合いを入れた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部




◆「ホッとしています」圧巻2ゴールで逆転勝利に導く上田綺世に喝采!「フィニッシュの技術力は流石」(サッカーダイジェスト)





◆《明治安田J1》第30節 鹿島、C大阪に逆転勝ち(茨城新聞)






明治安田J1第30節最終日の鹿島は26日、大阪市のヨドコウ桜スタジアムでC大阪と戦い、2-1で今季3度目の逆転勝ちを収め、2試合ぶりの白星を挙げた。鹿島の今季通算成績は16勝5分け10敗、勝ち点を53に伸ばし、暫定6位に浮上した。

鹿島は後半13分、縦に早い攻撃を受け、先制点を許した。だが同21分、和泉の右クロスに上田が頭で合わせて同点とすると、同37分には再び上田が自ら獲得したPKを決め逆転し、そのまま逃げ切った。

鹿島の次節は来月2日、カシマスタジアムで横浜FCと戦う。

■鹿島・相馬監督 努力し続ける

川崎戦の翌日の練習から、選手たちがこの状況を何とかしたいという思いを感じていた。それがきょう、一つの結果になった。結果の(星の)色を変えるために、日々努力し続ける。

▽ヨドコウ(観衆4,912人)
C大阪 10勝12敗9分け(39) 1-2 鹿島 16勝10敗5分け(53)
0-0
1-2




◆《明治安田J1》第30節 鹿島、C大阪に逆転勝ち(茨城新聞)





◆鹿島が3位争いに生き残る大きな逆転劇! 敵地C大阪戦で上田2発【明治安田J1第30節】(超WORLDサッカー!)






明治安田生命J1リーグ第30節の1試合が26日にヨドコウ桜スタジアムで行われ、アウェイの鹿島アントラーズがセレッソ大阪を2-1で下した。

連勝を目指す11位のC大阪は3選手が入れ替わり、両サイドバックに松田陸と丸橋が復帰したほか、大久保と加藤の2トップでスタート。一方、終盤の2失点で逆転負けした川崎フロンターレ戦からのバウンスバックを狙う7位の鹿島は4選手のメンバー変更が施され、上田や荒木らがベンチに回り、松村やアルトゥール・カイキがスタートから出場した。

敵陣での時間こそ鹿島の方が長い印象で進む試合だが、C大阪もオフサイドの判定で認められなかったが、7分に大久保が鋭い裏取りからの右足フィニッシュでゴールネットを揺らすなどして反攻。だが、鹿島がトランジションの部分でも上回り、ペースを握る流れが色濃くなる。

C大阪がなかなか敵陣に押し返す形を多く作れずにいるなか、圧力をかけていく鹿島は左サイドの安西を生かした攻めが顕著に。33分にはピトゥカの浮き球パスをボックス左の安西が左足ダイレクトの折り返しでチャンスメークするが、味方とわずかに合わず、得点に繋がらない。

守勢の前半を凌ぎ切り、何とか後半から盛り返したいC大阪だが、引き続き鹿島優勢の流れ。三竿の強烈なミドルや松村の強引な仕掛けも織り交ぜ、こじ開けにかかる鹿島は55分に和泉、荒木、上田を一挙に送り込み、あとひと押しのところまで迫る攻撃のさらなる活性化を図る。

だが、我慢の時間が続くC大阪が小菊体制発足後のホーム戦初白星に向けて均衡を破る。カウンターに転じた58分、乾がドリブルで対面の相手を揺さぶりながら時間を作ると、ボックス左のスペースにパス。ボールを奪ってからボックス左に猛進した原川が左足でネットを揺らす。

劣勢の流れを覆す先制劇で勝機を見いだしたC大阪は畳みかけようと、タガート、西川、中島を投入。だが、ブレることなく、攻める鹿島が66分にボックス右で後方からの浮き球パスをトラップした和泉が右足で折り返すと、上田がヘディングシュートを決め、すぐさま追いつく。

3位争いにしがみついていくためにも勝利がほしい鹿島は攻め立てるなか、76分にこの試合でJ1リーグ300試合出場の遠藤を送り出すが、80分にC大阪もカウンターから西川、中島が立て続けにフィニッシュに持ち込むビッグチャンス。だが、いずれも相手GKに阻まれ、好機を逸する。

すると、守護神の踏ん張りを活力にしたい鹿島は81分、敵陣右サイドの遠藤からボックス右のスペースに動き出してボールを受けようとした上田が瀬古のファウルを受けてPKのチャンスをゲット。キッカーに名乗りを上げた上田が冷静にゴール右下に沈め、鹿島が逆転に成功した。

追いかけるC大阪は85分に松田力を入れ、44分に左CKから瀬古が頭で合わせたボールをゴール前の西川が押し込むが、オフサイドの判定で認められず。途中出場の上田が2ゴールの活躍を披露した鹿島は2試合ぶりの白星。勝ち点を「53」に伸ばして、3位争いに踏みとどまった。

セレッソ大阪 1-2 鹿島アントラーズ
【C大阪】
原川力(後13)
【鹿島】
上田綺世(後21、後37)




◆鹿島が3位争いに生き残る大きな逆転劇! 敵地C大阪戦で上田2発【明治安田J1第30節】(超WORLDサッカー!)





Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事