日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年12月29日火曜日

◆【動画】J1最終節の鹿島アントラーズvsセレッソ大阪、三竿健斗は退場が妥当だった?2枚目の警告を巡り議論(GOAL)






【Jリーグ(J1)ニュース】気になったジャッジを徹底解説する「Jリーグジャッジ リプレイ#31」がDAZN(ダゾーン)で配信。今回は、明治安田生命J1リーグ第34節で鹿島アントラーズとセレッソ大阪が1-1で引き分けた一戦から、前半ATに三竿健斗の警告が疑われたシーンを取り上げる。


番組には、Jリーグの原博実副理事長、Jリーグウォッチャーの平畠啓史さんに加え、FIFA・AFC・JFA審判インストラクターの深野悦子さんが登場。桑原学さんMCのもと、SNSで反応が多かったシーンをピックアップして議論を行った。


■満場一致で警告が妥当




J1最終節で賛否が巻き起こったのは、鹿島vsC大阪の前半ATの判定。C大阪が攻撃に転じようかという場面で高木俊幸がキープしようとしたところ、後ろから三竿健斗のファウルを受けて倒れ込んで笛が鳴る。

リプレイでは三竿が高木の右足ふくらはぎ付近を踏んでしまったように見られたが、カードは出なかった。なお、三竿はすでにこの試合で1枚の警告を受けており、もしもう1枚であれば退場となっていただけに注目が集まった。

このシーンを確認した平畠さんは「ちょっと危ないかなという印象」だと口にし、「足に行った時にボールは離れていたと思うのでファウルだと思いますし、イエローカードが出てもおかしくないシーン」だと主張する。

原副理事長も「普通にこのシーンだけ見たらカードは出るだろうね」と明言。「最後は(力を)抜いているというか、そこまで汚くはやっていないとは思う」と、あくまで負傷につながるようなプレーではなかったとしつつも、警告が妥当との見解を示した。

さらに、深野さんも「私は警告かなと思いました」と同意。続けて、2枚目の警告という点における審判の心情を語った。

「やっぱり11人対11人で試合をさせたいという思いもあるでしょうし、特にこの場合は前半ですし、最終節だったり、というのがあるかもしれない」

続けて「あと想像されるのは、とにかく警告に近いけれども警告しない。けれど、非常に強い注意を与えて『もうやっちゃダメだよ』ということで収めたという、その度合いも考えたのかもしれない。憶測でしかありませんが」と、推測している。


■VARがあっても介入はできない


今回のケースのように、ファウルのラフさという部分の判定では審判の判断に依存する要素があり、深野さんが「最終的に決断しないといけないのはレフェリーなので、本当に1つのさじ加減で全然違うことになってしまう」と語ったように、その後の試合に大きな影響を与える可能性もある。

また、原副理事長が「三竿ってすごく経験もあるし良い選手だけど、1枚もらっていたとして、あれはちょっと気を付けてほしいなというのが、多分みんな、鹿島の関係者とかは思ったと思います」とコメント。一方でMCの桑原さんは「セレッソ側からすると『なんで出ないの?』という気持ちになる」とも口にする。

さらに、警告の基準を高くしてしまった場合、その後の運営が困難になることも。そのことについても、深野さんは警告が妥当とのスタンスを維持しつつも主審の信念を尊重すべき部分があるとした。

「あのシーンだけを見るとやっぱり、後方からすね当てもないところに足の裏で、踏みつけてはいないですけれども非常に危険なプレーだと思います。あの行為自体は悪いなと思う反面、(試合を)コントロールする気持ちも分かる。それが今後の基準になると思うと、出すか出さないかというのは、そこも背負って主審は信念を持って決めたのではないかと思いました」

なお、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が導入されている場合、「退場かどうか」という判断は介入を受けるが、2枚目の警告はそれに当たらないと競技規則に明記。主審が見逃したなど明白なミスであれば警告でも介入することができるが、「主審はその事象を見ているので、介入ができないシーン」だと深野さんは説明した。

今回の「ジャッジリプレイ」では、このほかにも第33節セレッソ大阪vsサガン鳥栖の後半ATのナイスジャッジ、またAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝の蔚山現代vsヴィッセル神戸より、神戸の2点目が取り上げられたシーンも議論されている。




◆【動画】J1最終節の鹿島アントラーズvsセレッソ大阪、三竿健斗は退場が妥当だった?2枚目の警告を巡り議論(GOAL)


◆神戸DF西大伍、浦和への完全移籍が決定! 「更なる成長を求めて移籍します」(サッカーキング)






 ヴィッセル神戸のDF西大伍が、浦和レッズへ完全移籍することが決まった。28日、両クラブの公式サイトで伝えられている。

 現在33歳の西は、2006年に自身の地元であるコンサドーレ札幌(当時)でプロデビューを果たすと、それ以降J1通算332試合を含む公式戦490試合に出場。2011年から8シーズンに渡ってプレーした鹿島アントラーズでは、J1リーグやACLなど9つのタイトル獲得に貢献し、2017年からは2年連続でベストイレブンにも選出された。そして昨シーズンまで2年間プレーした神戸では、クラブ史上初のタイトルとなった天皇杯のトロフィーも掲げている。

 西は、神戸の公式サイトで「更なる成長を求めて移籍します。応援してくれた皆さまのおかげで、楽しかったです。好きな街がまた一つ増えました。2年間ありがとうございました」とコメントを発表。そして、浦和の公式サイトでは「今まで相手チームにいながらも感動を覚え、熱くさせてもらいました。そんな声援を受けられるよう、まだまだ成長を続けます。共に闘えることを楽しみにしています」とコメントしている。




◆神戸DF西大伍、浦和への完全移籍が決定! 「更なる成長を求めて移籍します」(サッカーキング)





◆コロナ禍でW杯失ったU-19日本代表候補、唐山&荒木のゴールで3連勝! 課題残る内容も影山監督「よく踏ん張った」(ゲキサカ)






 U-19日本代表候補は27日、千葉市の高円宮記念JFA夢フィールドで関東大学選抜との練習試合を行った。前半に決まったFW唐山翔自(G大阪)、MF荒木遼太郎(鹿島)のゴールをなんとか守り切り、2-1で勝利。最大の目標だったU-20ワールドカップの中止が決まり、モチベーション低下も懸念されていた中、合宿期間のトレーニングマッチ3試合を全勝で終えた。

 この日は21日から行われていたトレーニングキャンプの最終日。23日の慶應義塾大戦(○2-0)、25日の関東大学選抜戦(○3-2)に続く3試合目のトレーニングマッチでは、再び関東大学選抜に挑んだ。試合は45分ハーフで実施。U-19日本代表候補はGK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)が90分間プレーした一方、フィールドプレーヤーは前後半で総入れ替えした。

 前半は4-4-2の布陣。最終ラインは右からDF柴田壮介(湘南)、DF鈴木海音(磐田U-18)、DF馬場晴也(東京V)、DF田中聡(湘南U-18)が並び、ダブルボランチはMF藤田譲瑠チマ(東京V)とMF成岡輝瑠(清水ユース)。サイドハーフは左にMF小田裕太郎(神戸)、右に荒木が入り、2トップはFW西川潤(C大阪)と唐山が務めた。

 立ち上がりは出足の鋭いプレッシングをかけてくる関東大学選抜に対し、なかなかボールを前進させられない時間が続いたU-19日本代表候補。選手たちが互いに声を掛け合いながらビルドアップの出口を模索するも、カウンターからピンチを招く場面が続き、前半24分には小久保のビッグセーブがなければ失点という形にまで至った。

 それでも前半飲水タイム明け、ボランチの藤田を中心に人につく意識を高めてプレッシングを整理すると、内容が大幅に好転。前半30分に荒木の右コーナーキックのこぼれ球を唐山が押し込み、先制に成功した。さらに39分、柴田の縦パスから唐山のポストプレーで局面を打開し、西川が左サイドに展開。小田のクロスに荒木が合わせ、2点リードでハーフタイムを迎えた。

 後半も4-4-2の布陣でスタート。最終ラインは右からDF成瀬竣平(名古屋)、DF半田陸(山形)(磐田U-18)、DF西尾隆矢(C大阪)、DF山崎大地(順天堂大)が並び、ダブルボランチはMF山本理仁(東京V)とMF松岡大起(鳥栖)。サイドハーフは左にMF鈴木唯人(清水)、右にMF武田英寿(浦和)が入り、2トップはFW大森真吾(順天堂大)とFW斉藤光毅(横浜FC)が務めた。

 関東大学選抜もメンバーを大きく入れ替え、仕切り直しとなった残り45分間。前半飲水タイム明けの勢いを持続したいU-19日本代表候補だったが、一転して守勢を強いられた。守備では前線と中盤のフィルターが機能せず、シュートに持ち込まれる形が増え、攻撃ではビルドアップが最終ラインで停滞。後半25分には右サイドからのクロスをクリアし切れず、FW{{古川紘平(慶應義塾大4年)にゴールを許した。

 1点差とされた直後、U-19日本代表候補は4-1-4-1にシステムを変更。山本をアンカーに配置し、2列目右から鈴木、松岡、武田、斉藤を並べる布陣でなんとか修正を試みた。だが、ボールを握る時間帯は増えたものの、攻撃の連動性は欠いたまま。終了間際にクロス攻撃からネットを揺らされた場面ではオフサイドに救われ、2-1で試合を締めたが、大いに課題の残る後半となった。

 試合後、オンラインで取材対応を行った影山雅永監督は苦戦した要因の一つに、25日に国際サッカー連盟(FIFA)から発表されたU-20ワールドカップ中止決定を挙げた。

「試合前にこうなるだろうなとコーチングスタッフと話していたんです。一昨日(25日)の試合では朝にFIFAからああいう発表があって、『えっ……』とは思うけど、それに対して『なにくそ』というパワーも出る。ただ一日経って冷静になって、俺たちにはワールドカップがないということと、それでもキャンプをやっているという立ち位置が出てくる。悪い方の予想だから外れればよかったんですけど、やはり選手たちは正直だった。今日はそんな試合になりました」。

 だからこそ、影山監督は「選手のパーソナリティもあるし、ゲームの流れもあるでしょうし、これで俺たちのキャンプが終わっちゃうんだなといういろんな気持ちも混じり合っていたと思う」と選手の心境を慮った上で、前向きに語った。

「でもよく踏ん張ったと思います。守備も連動できない。攻撃もまったく顔を出さないから連動しない。しかし、こういうことってあるんですよね、若い選手たちには。ですから、なんとか歯を食いしばって、スライディングしてでも止めて。そうしてなんとか踏ん張って勝てた。もうそれだけで十分だと思います。今日の試合に関しては」。

 指揮官はそうした考えのもと、試合後の選手たちにはさらなる成長を促すべく、励ましの言葉をかけたという。

「心が切れそうになってしまう中、踏ん張ってなんとか勝利することができた。プロになっていくとこういうのが増えるんだよ、と。代表の予選もグループステージもこういう試合はある。格好悪い試合でも(トレーニングキャンプの)3試合に勝ったのは大したものだよと。来年、必ずあるであろうU-19選手権の前にみんなで集まって元気に活動しようということを伝えました」。

 選手からも前向きな声が聞かれた。

 来季からベルギー2部のロンメルに移籍し、初の海外挑戦を控えるFW斉藤光毅(横浜FC)は「課題はたくさんあるので、一人一人がそういう課題を持って取り組んでいきたい」と述べた上で「U-20W杯が中止になって驚いたし、思う部分もあったけど、そこがゴールではない」と力強い言葉。「モチベーションを落としたらダメ。自分たちが目指すところを意識しながら全力でプレーできれば」と前を見据えていた。

 J1リーグの終盤戦で出場機会をようやく掴んだFW武田英寿(浦和)も「同世代の選手がどんどん世界で活躍しているので、すごく刺激になっているし、一緒にやっている選手が海外に行くことで応援しているし、自分自身も頑張っていかないといけない」と新たな挑戦を控える仲間に刺激を受けつつ、「クラブで結果を残すことを求めてきたし、結果を残してこそ日本代表に招集される。日々の練習から一日一日を無駄にすることなくやっていく」と来季への意気込みを述べた。

 影山監督はそうした選手たちの声にも耳を傾けつつ、今後の期待を語っていた。

「何人かの選手がインタビューでも言っていましたが、ワールドカップがなくなっただけで、彼らのサッカー人生が終わったわけではない。むしろいまの情勢で国際大会を開いて、ある意味で感染の危険がある大会に行くことを考えたら、(中止は)彼らの人生にとって賢明な判断かもしれない。彼らのサッカー選手の人生はこれからがもっともっと大事。U-20W杯がなくなっても代表活動はどんどん続けていく。そしてその先の未来のために、クラブでも代表でも、もっともっと成長していくんだと彼らが考えていって、ますますたくましい選手になってくれたらありがたいなと思っています」。

 2022年のカタールW杯、24年のパリ五輪といったさらに大きな夢舞台で飛躍を遂げるためにも、“01ジャパン”はこの難局を乗り越えていく。

(取材・文 竹内達也)


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◆コロナ禍でW杯失ったU-19日本代表候補、唐山&荒木のゴールで3連勝! 課題残る内容も影山監督「よく踏ん張った」(ゲキサカ)





◆鹿島つくばJY初出場初優勝ならず…バットマン大山が攻守に存在感「アントラーズのCB像に一番近い」(ゲキサカ)






[12.28 高円宮杯U-15決勝 鳥栖2-1(延長)鹿島 味フィ西]

 たらればを言えばきりがないが、鹿島アントラーズつくばジュニアユースの放ったシュート4本がクロスバーを叩いた。1-2で接戦を落とした結果に根本裕一監督が「あれだけ入らないとなかなか勝てない」と悔やめば、主将MF小倉幸成も「笑って終わりたかったです」と声を詰まらせた。

 3年生で戦うと決めていた。1点ビハインドの後半開始から3人を一気に交代。戦術的な交代ではなく、「3年生全員で日本一をつかみ取ってほしい」という根本監督の願いからだった。今年の3年生は例年にも増してチームワークの良さがあったという。「今年はサッカー界だけじゃないけど、コロナということで、試合はリーグ戦の9試合のみだった。なのでなんとか3年生をやり切らせたかった」。

 ピッチ内ではDF大山幸路の存在感が光っていた。ただ怪我が多い選手で、根本監督によると、「去年の3月から今年の6月くらいまで、怪我でずっとやれていなかった」選手。大会直前には練習で鼻骨を骨折し、今大会はフェイスガードをつけてのプレーとなった。それでも素質は評価されているところで、指揮官も「後ろ、中盤、FWといろんなポジションをやらせた中で、最終的にはアントラーズのCBという選手像に一番近い」と期待を語る。

 この日は大山のシュートもクロスバーを叩いたが、攻撃面でより可能性を感じさせた。「ビルドアップも上手く出来た。少し緊張して固かったのもあったけど、そこは良かった」と収穫を口にした大山。ユースに昇格する予定で、「1対1の対人の守備が課題。アジリティが得意ではないので、改善していきたい」。DFセルヒオ・ラモス(レアル・マドリー)を目標に更なるレベルアップに努めていく。

(取材・文 児玉幸洋)


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