日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年9月12日火曜日

◆新天地デビュー弾のFW宇佐美に地元紙称賛!内田も初陣で日本人大挙の混乱も「それ以上の報い」(ゲキサカ)




 8月30日にブンデスリーガ1部のアウグスブルクから同2部のデュッセルドルフに期限付き移籍し、10日の新天地デビュー戦で貴重な同点ゴールを叩き込んだFW宇佐美貴史に対し、現地メディアが称賛を送っている。

 宇佐美はDF内田篤人が所属するウニオン・ベルリン戦の後半29分から、右サイドハーフで途中出場。1-2で迎えた同39分、相手のクリアミスで飛んできた浮き球を右足アウトサイドでシュートし、豪快にゴールネットへ突き刺した。

 ドイツ紙『エクスプレス』は「なんてスタートだ!フォルトゥナ(チームの愛称と『幸運』の二つの意味)の宇佐美が日本のファンを幸せにした」との見出しで報道。日本人コミュニティのあるデュッセルドルフで試合が行われたため、宇佐美と内田の2部デビュー戦に「多くの日本人が大挙した」と述べ、「彼らは長い時間を待たねばならなかったが、それ以上の報いがあった」と評価した。

 また、『RPオンライン』はハノーファーに移籍したFWイフラス・ベブーの穴を誰が埋めるかに着目。スイスのリエージュからレンタルで加入したFWベニト・ラマンとともに「単なる代役以上の働きをした」と称えた。

 チームは3-2で勝利し、2部の首位をキープ。宇佐美は「重要なゴールを決められてとてもうれしい」と安堵しながらも、「何よりも勝ったことが大事。首位になったことは重要だが、シーズンの最後にどの位置に立てているかが決定的な要素」と満足していないようだ。


新天地デビュー弾のFW宇佐美に地元紙称賛!内田も初陣で日本人大挙の混乱も「それ以上の報い」

◆退団の内田「寂しいけど、悲しくはないかな」(スポニチ)




 ドイツ2部ウニオン・ベルリンに移籍した元日本代表DF内田篤人(29)が、同1部シャルケが開催した退団セレモニーに出席し、サポーターに別れを告げた。セレモニー後の主な質疑応答は以下の通り。

 ――退団セレモニーの感想は。

 「寂しいけど、悲しくはないかな。悲しいって思うなら(シャルケに)残るし。自分はプレーしたいと思ったから」

 ――セレモニーをやる話はいつ聞いたか。

 「結構前にシャルケ(の幹部)と話をしたときに“(何もしないと)ファンに怒られるから、ぜひやらせてくれ”って言われていた。日程は今日がデュッセルドルフで試合だったので、タイミング的にはここが良かった」

 ――最後にファンへあいさつできた。

 「あいさつなしで(ウニオン・ベルリンの)入団会見もしちゃったし、入団会見の最後に(シャルケへのお別れを)言おうと思ってたんですけど。やっとこれでお別れって感じかな。今日も見たけどやっぱりいいスタジアムだし、ここで7年間できたのは自分の中で大きいなと思います」

 ――ドイツ語であいさつした。

 「あれはね、もうちょっと上手くしゃべれるんだけど(笑い)」

 ――文章は自分で考えたのか。

 「はい。ちょっと手助けをしてもらって」

 ――クラブの公式TVでは“本当は選手として戻ってきたかった”と言っていたが。

 「それを目標にリハビリしてましたし、(復帰まで)こんなに長く掛かりましたけど、グラウンドには今日戻れたので(ウニオン・ベルリンで初出場)。まあ、スタートです」

 ――セレモニーで送り出してもらえる選手は多くない。

 「僕がいた中では、ラウール(元スペイン代表FW)とフンテラール(オランダ代表FW)だけ。ありがたいですよ。こんな機会を与えてもらって」

 ――温かく送り出してもらえた。

 「移籍当初は、慣れるのに時間が掛かりましたけど、良い相方と良いチームメイトに恵まれて、本当に財産かなって気がします」

 ――これまでの映像がスクリーンに映し出されていたが、一番印象的な試合は。

 「一番好きな試合は欧州CLのバレンシア戦(2011年3月9日。決勝トーナメント1回戦第2戦で3―1で勝利し、2戦合計4―2で準々決勝進出)。最後にファルファン(ペルー代表FW)がカウンターで(点を)入れるんだけど、後ろから見ていたらスタジアムが揺れていたからね。ずっと鳥肌が立ったし、これがサッカー選手として一番幸せな時間なんだなって。あのシーンは、今でもすごく覚えている」

 ――このスタジアムの雰囲気が好きだと言っていたが、今日来て改めて感じたか。

 「サッカー選手として何が一番誇りとか嬉しいことっていうのは、こういうスタジアムで(プレー)できること。大きな声援をもらって送り出してもらえるというのは、誰でもできることではないから本当にありがたい。(昔から在籍していた)選手が移籍して(ファンから)どうなの?という声もあると思うけど、サッカーは(人の動きの)流れが早いし、監督もGMも代われば、そうなるのはしょうがないから。僕もここを出るのは寂しいけど(チームが)変わるタイミングで出られて良かったと思う。スタートが切れたからね」

 ――選手が変わるのはサッカーの世界では仕方がないか。

 「もちろん。俺とヘベデス(ドイツ代表DF。今夏にユベントスへ移籍)が最後まで残ってたけど、2010年に(鹿島から)移籍した時の仲間はもう全員いないし。そういう入れ替わりが激しい中で、7年間在籍できたっていうのは大きいと思うし、こういう流れというのは受け止めるべきだと思う。別に引退するわけじゃないし」

 ――7年間シャルケでプレーできたことについてどう思うか。

 「これからどんなことがあっても財産。どこに移籍しようが、サッカーを辞めるときでも、この7年間というのは特別な7年間だったと。こんないいスタジアムで試合なんて(なかなか)できないからね」

 ――欧州チャンピオンズリーグ(CL)に日本人最多の29試合に出場した。

 「これから(日本人選手が)たくさん出てきてくれないと困るけどね。真司(ドルトムントMF香川)も今季CLがあるし。もちろん自分もそこに返り咲くことは目指しているので」

 ――ドイツ杯でここに戻ってくる可能性もある。

 「そうだね。それを願うべき」


退団の内田「寂しいけど、悲しくはないかな」

◆鹿島GK権 韓国人風習“恐怖の誕生日”曽ケ端からの洗礼回避(スポニチ)




 鹿島のGK権純泰(クォン・スンテ)が33歳の誕生日を迎えた。韓国では誕生日を迎えた人を軽く小突く風習があるという。普段は同じGKで5歳年上の曽ケ端をいじっているが、この日ばかりは「“ぶん殴るよ”と言われたので逃げました」と明かした。

 ピッチでは左手親指付け根の関節脱臼からの復帰後も曽ケ端に先発を譲っている状況。「いいパフォーマンスを見せられるように常に準備している」と力を込め、来年のW杯ロシア大会に「必ず出たい」と抱負を誓った。

鹿島GK権 韓国人風習“恐怖の誕生日”曽ケ端からの洗礼回避

◆鹿島アントラーズFW金崎夢生、8月のJ1月間MVP受賞…チームを首位に導く原動力に(GOAL)




Jリーグは11日、8月度の「明治安田生命JリーグMastercard priceless japan 月間MVP」を発表。J1の受賞者は鹿島アントラーズのFW金崎夢生が選ばれた。

Jリーグは11日、8月度の「明治安田生命JリーグMastercard priceless japan 月間MVP」を発表した。J1の受賞者は鹿島アントラーズのFW金崎夢生が受賞した。

各月の明治安田生命J1・J2リーグにおいて最も活躍した選手を表彰する「明治安田生命JリーグMastercard priceless japan 月間MVP」。受賞選手には賞金として、J1は30万円、J2は20万円が授与される。

8月のリーグ戦5試合で8ゴールを挙げた鹿島。その中で金崎は3ゴール3アシストと6得点に絡む活躍を見せた。

金崎の選出についてJリーグ選考委員会は「ゴールに近いエリアで相手ディフェンダーを翻弄し、自身のシュート、そしてゴールにつながる味方の良さを引き出す幅広いプレーでチームの好機を演出。8月の鹿島アントラーズの得点8点中6点(3アシスト、3ゴール)に絡む活躍を見せ、8月の初戦(第19節終了)時点で2位だったチームを首位に押し上げた。首位争いをしていたセレッソ大阪との8月最後の一戦では体を張ったプレーでレアンドロ選手の得点をアシスト。チームを首位に導いた原動力となったことに高い評価が集まった」とゴールとアシストで首位浮上の原動力となった点を評価した。

MVP受賞にあたり金崎は以下のようにコメントしている。

「8月の月間MVPに選んでいただき、とても光栄に感じています。共に戦うチームメイトとスタッフ、スタジアムで声援を送ってくれるサポーターあっての受賞なので、皆さんに感謝したいです」とファン・サポーターへ感謝の言葉を示した。

「自分の仕事は、前線で最後まで走って1つでも多くの得点に絡み、チームの勝利に貢献することだと自覚しています。これからも目の前の1試合1試合に集中し、優勝に向かって勝ち点を積み上げられるよう、自分らしくゴールを狙っていこうと思います」と今後の抱負を語っている。


鹿島アントラーズFW金崎夢生、8月のJ1月間MVP受賞…チームを首位に導く原動力に

◆元セレソンJリーガーが辿り着いた安住の地 「長い間、日本にいたい」と語る理由とは?(FOOTBALL ZONE)




今季、鹿島に期限付き移籍で加入した24歳MFレアンドロが切望

鹿島アントラーズに所属する元ブラジル代表MFレアンドロは、日本を安住の地と感じているようだ。ブラジル時代を振り返りつつ、「長い間、日本にいたい」と切望している。ブラジルメディア「UOLスポルテ」が報じた。

 今季、ブラジルのコリチーバから鹿島に期限付き移籍した24歳のMFレアンドロは、徐々に出場機会を増やすなどチームにフィットしつつあり、ここまでリーグ戦14試合に出場し、チーム内3位の6ゴールをマークしている。2013年のボリビア戦でブラジル代表として出場したアタッカーは、「長い間、日本にいたい」と明かしているという。

 保有権はブラジルのパルメイラスにあるなか、記事では「彼はパルメイラスと2018年まで契約している。しかし、平穏のために彼は日本滞在を望む」とのタイトルで特集。さらに、「レアンドロは日本でキャリアを追求しようと考えている」と伝えた。

 記事のなかでレアンドロは、ブラジル時代について「ブラジルの全てのクラブでは、多かれ少なかれプレッシャーに晒されている。もちろん、それぞれのクラブに特別な状況があるけれども、プレッシャーという意味では全く同じだ」と回想。グレミオ、パルメイラス、サントス、コリチーバと渡り歩いてきたが、心休まる時はなかったという。

心の安らぎを与える平穏な日本

 レアンドロは「ブラジルで長い時間を過ごし、全てのクラブでプレーしてきたが、いつも標的にされてきた」と振り返りつつ、「僕は平穏を求めている」と胸中を告白する。そして新天地に選んだ日本での穏やかな生活に満足しているようだ。
 
 ブラジルでは自クラブのサポーターからも厳しい視線に晒されていたなか、「ここ(日本)では全く違うんだ。スタジアムを去る時、ファンが写真を求めてくれる」と、温かい対応に驚きを隠せないようだ。記事では「日本人の中で過ごし、平穏を感じる環境が、レアンドロに心の安らぎを与えている」とまとめている。
 
 日本でのキャリアを積み始めたばかりのレアンドロだが、安住の地・日本で長年プレーすることになるのだろうか。
 
【了】
 
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
 
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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