日刊鹿島アントラーズニュース

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2022年11月20日日曜日

◆【森保殿の26人】上田綺世、24年前の8月28日に茨城・水戸市で川が氾濫した日に生まれ命名(報知)






 24年前。FW上田が生まれた8月28日は茨城・水戸市で川が氾濫し、大洪水だった。父・晃さんから命名された名前は綺世。「『嵐』とかも考えたけど、綺麗(きれい)な世界を願って付けたみたいです」。社会人リーグでFWだった父がハットトリックする姿を幼少期に見て、サッカーにのめり込んだ。

 常に「点を取ること」を考えた。小学校時代から練習ではゴールへシュートを打ちまくり、いいコースに何本飛んだか数える毎日。鹿島下部組織の中学時代、鹿島学園高へ入学後も1~2年時は目立たない存在だったが、身長は10センチ以上伸び、フィジカルも強化。50メートル5秒9の快足、跳躍力、シュート力を武器に高3で一気に才能が開花した。

 高3夏の県リーグのある試合。0―4で折り返した後半に上田が4ゴールを挙げ、大量5得点で逆転勝利した。鈴木雅人監督は上田の守備に多少目をつむりながら起用し、リーグ18戦33得点と大暴れ。「ず~っと上田劇場でした」と笑う。

 2つの大きな決断がある。法大3年の7月、卒業後の21年から内定していた鹿島に前倒しで加入。鈴木監督の「油が乗ってる旬な時にチャレンジするべき」と助言も背中を押した。もう1つは、カタールW杯を4か月後に控えた今年7月にベルギー移籍。「成長のため」と初海外で出場機会をつかめるかの不安は一切なく、17戦で7得点と結果を残してメンバー入りした。

 17日のカナダ戦では途中出場から抜群のポストプレーも光った。「点を取り続けるスタイルを貫き、結果で見せたい」と、狙うは代表初ゴール。初のW杯で「AYASE」の名を世界に知らしめる。(星野 浩司)




 ◆上田 綺世(うえだ・あやせ)1998年8月28日、茨城・水戸市生まれ。24歳。鹿島ジュニアユースノルテ、鹿島学園高を経て2017年に法大進学。3年時の19年、南米選手権でA代表デビュー。同年夏、21年からの加入が内定していた鹿島へ前倒しで加入。22年7月、ベルギー1部サークル・ブリュージュへ完全移籍。J1通算86試合38得点。代表通算10試合無得点。右利き。182センチ、76キロ。


◆【森保殿の26人】上田綺世、24年前の8月28日に茨城・水戸市で川が氾濫した日に生まれ命名(報知)

◆【鹿島】J屈指のスピード広島MF藤井智也を獲得へ 攻守両面で大きな補強になるか(ニッカン)






鹿島アントラーズがサンフレッチェ広島MF藤井智也(23)の獲得に乗り出していることが19日、分かった。

既に水面下で交渉を始めており、条件面などが折り合えば獲得の流れとなる。藤井はJ屈指のスピードが武器で、縦への突破からのクロスが特長。広島では右ウイングバックが主戦場だが、4バックでも、左右のサイドハーフやサイドバックでのプレーが可能だ。

立命館大から21年に広島に加入。プロ1年目から主力に定着し、今季も開幕から先発出場を続けてきた。だが、8月6日の鹿島戦を最後に出場機会が少なくなり、J2甲府との天皇杯決勝、C大阪とのルヴァン杯決勝ではベンチ外だった。それでも、潜在能力が高く、鹿島が獲得となれば、攻守両面で大きな補強となりそうだ。





◆【鹿島】J屈指のスピード広島MF藤井智也を獲得へ 攻守両面で大きな補強になるか(ニッカン)





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