日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年11月3日水曜日

◆無冠が決定した川崎戦で「実力は見えた」。無念さを滲ませる鹿島・土居聖真が明かすチームの雰囲気(サッカーダイジェスト)






次節・広島戦に向けては「受けに回らず、先手を取れるように」


 天皇杯の準々決勝で川崎フロンターレに1-3で敗れ、鹿島アントラーズの今季の無冠が決定した。

 川崎戦から数日が経ってからのオンライン取材に応じた土居聖真は、無念さを滲ませながらも、次のように言葉を紡ぐ。

「もちろん悔しいですけど、その悔しさを次にどうするかが、個人的には大事だと思います。悔しいと言っているままでは、個人としてもチームとしても、成長はない」

 タイトルへの可能性が断たれた川崎戦。「現実をしっかりと受け止めて、実力は見えたと思うので、そこを埋めていくなり、変えていくところで、各々が感じるものがあった試合だったのかな」と振り返る。

 この経験を糧にして、来季のACL出場権獲得を目指し、残り5試合となったリーグ戦に気持ちを切り替えるしかない。

「目標はACL出場しかもうなくなってしまったので。そこに向けて、選手はすごくポジティブに、前向きに、失ったものをなんとか取り返そう、と。取り返せるものではないかもしれないですけど、前に進もうというチームの雰囲気はすごく感じられます」

 11月3日に行なわれる次節はサンフレッチェ広島と対戦する。アウェーゲームとなるが、「受けに回らずに、自分たちが先手を取れるようなサッカーができれば」と意気込む。

 ACL圏内の3位・ヴィッセル神戸とは勝点5差。6位につける鹿島としては、とにかく勝ち続けるしかない。少しでも今季を実りあるものとし、来季につなげるためにも、ラストスパートで意地を見せてほしい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部




◆無冠が決定した川崎戦で「実力は見えた」。無念さを滲ませる鹿島・土居聖真が明かすチームの雰囲気(サッカーダイジェスト)





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