日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年10月19日土曜日

◆【浦和】興梠、ブーイング覚悟で古巣・鹿島を斬る(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20131018-OHT1T00173.htm



 J1の優勝の行方を左右する上位対決2試合が、19日の第29節で行われる。勝ち点53で並ぶ首位・広島と2位・横浜M(日産ス)、2点差で追う3位・浦和は4位・鹿島(カシマ)とそれぞれ激突する。数字上は首位浮上の可能性がある4チームには、勝ち点3を導く1トップが君臨。浦和のFW興梠慎三(27)は、昨季まで8年間所属した古巣の本拠地で恩返し弾に意欲を見せた。

 昨年までの本拠地に乗り込む興梠は、はやる気持ちを抑えた。「負けたら順位が入れ替わる。良い感じになればいいけど、空回りしないようにしないとね」。18日の紅白戦で2ゴールを決めて準備万端。勝ち点1差をつけている4位・鹿島との決戦を前に、冷静さを保つことを自らに言い聞かせた。

 90分間、足を止めない。今季ホーム戦で13戦無敗(11勝2分け)を誇る相手の強さは、攻守の切り替えの速さからくると分析。「カウンターが強い。だから攻撃したあとの守備が大事になる。走りきることが大事、倒れるくらい走りまくりたい」と献身性を前面に出す決意を明かした。

 鹿島サポーターから罵声を浴びせられることは覚悟の上。「動じないように冷静に試合をする」と語る背番号30をDF槙野が後押しする。アウェーで対戦した今季開幕の広島戦では、古巣のサポーターからブーイングされた。「あの時は(興梠)慎三が『みんなで助けてあげよう』と言ってくれた。逆に今度は僕らが“ヨイショ”をすればいい」と矢面に立つ覚悟だ。

 3―1と快勝した5月11日のホーム戦では、得点こそ決めたものの、オフサイド疑惑もあった微妙なゴールだった。「個人的には自分が点を取って勝つのが理想。スッキリとしたゴールを決めたい」。因縁の対戦で文句なしの一撃を叩き込み、V戦線に生き残る。

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