日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年10月24日木曜日

◆【U17】杉本、2戦連発で1位通過だ!24日1次L最終戦(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/japan/news/20131023-OHT1T00179.htm

 ◆U―17W杯 ▽1次リーグD組 日本―チュニジア(24日、UAE・シャルジャ) U―17(17歳以下)W杯で決勝トーナメント進出を決めた日本は、24日午後5時(日本時間同午後10時)からアラブ首長国連邦のシャルジャで1次リーグD組最終戦のチュニジア戦に臨む。勝つか引き分けで1位通過が決まる。23日は最終調整。4強以上を狙う吉武ジャパンは身長162センチのFW杉本太郎(17)=岐阜・帝京大可児高=を中心に全勝突破を目指す。

 3戦全勝のカギを握るのは“小さな巨人”だ。杉本は、18日のロシア戦では、途中出場で不発だったものの、21日のベネズエラ戦では、前半7分に右足で先制弾。チームの2連勝に貢献した。

 昨年はU―16アジア選手権(イラン)で3得点を挙げ、大会MVPにも輝いた。2月にはフランスリーグのモナコに練習参加し、経験を積んだ。8月には、来季入団が内定している鹿島にも練習参加。先輩たちから「太郎」と呼ばれ、若手選手には、焼き肉に連れて行ってもらうなど、早くも溶け込んでいた。小柄ながら抜群の技術を誇り、鹿島幹部は「ドリブルも得意。ウチにはいないタイプ。香川みたい」と期待する。プロの世界を体験し、「入る前に来られて良かった。プレッシャーや距離感も高校生だったら余裕を持ってできる」と同年代との対戦に自信を深め、UAEに乗り込んだ。

 今大会の目標は前回大会(11年)の8強を上回る4強以上だ。勝ち点で並ぶチュニジアだが、1位突破を決めれば、決勝トーナメント1回戦で他グループの3位と当たる。逆に2位通過だと、強豪アルゼンチンなどが含まれるEグループの1位との対戦となる。既に1次リーグ突破は決めているが、吉武博文監督(53)は「1回戦に自信を持っていけるような試合にしたい」と消化試合にするつもりはない。杉本も「次も勝ちたい」と意気込んだ。「将来は海外でやりたい」と話す背番号8が、日本をけん引する。

 ◆杉本 太郎(すぎもと・たろう)1996年2月12日、岐阜・多治見市生まれ。17歳。前所属は岐阜VAMOS。11年に帝京大可児高入学。12年のアジアサッカー連盟(AFC)男子最優秀ユース選手の候補にも選出。11年U―15日本代表、12年U―16日本代表、13年U―17日本代表。来季鹿島入団内定。162センチ、59キロ。家族は両親と姉。

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