日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年10月23日水曜日

◆U-17日本代表 FIFA U-17ワールドカップ UAE2013 連勝で決勝トーナメント進出決定!(日本サッカー協会)


http://www.jfa.or.jp/national_team/topics/2013/638.html



FIFA U-17ワールドカップ UAE 2013
2013年10月21日(月)現地時間 20:00 キックオフ 45分ハーフ
Sharjah Stadium(UAE/Sharjah)

U-17日本代表 3-1(前半 2-1、後半 1-0) U-17ベネズエラ代表

得点者
7分 杉本太郎(日本)
17分 Jose CARABALLO(ベネズエラ)
44分 渡辺凌磨(日本)
78分 渡辺凌磨(日本)

スターティングメンバー
GK:阿部航斗
DF:石田峻真、宮原和也、茂木力也、水谷拓磨
MF:鈴木徳真、仲村京雅、斎藤翔太
FW:中野雅臣、杉本太郎、渡辺凌磨

サブメンバー
GK:白岡ティモシィ、林瑞輝
DF:坂井大将
MF:三好康児、三竿健斗、瓜生昂勢
FW:小川紘生、永島悠史、会津雄生、杉森考起

交代
70分 石田峻真 → 坂井大将
75分 斎藤翔太 → 永島悠史
85分 仲村京雅 → 会津雄生
マッチレポート

3-5-2の布陣で高いディフェンスラインを敷くベネズエラに対し、日本は相手の背後に長いボールを蹴りこみじわじわと相手のラインを下げていく。7分、斎藤翔太選手からのパスを受けた仲村京雅選手がドリブルで仕掛け右サイドを駆け上がった石田峻真選手にスルーパス。石田選手がダイレクトでグラウンダーのボールをゴール前に流し込み、渡辺凌磨選手が折り返した所をゴール中央でフリーになった杉本太郎選手が押し込み先制に成功する





しかし南米予選を2位で抜けてきたベネズエラ代表。鋭いカウンターを仕掛け反撃を試みる。17分右サイドをドリブルで崩されるとそのままクロスを上げられ、一度はゴール前を横切ったもののダイレクトで折り返され、中央で待ち受けていたJose CARABALLO選手に押し込まれ同点にされる。
その後、日本代表は鈴木徳真選手と斎藤選手のポジションを入れ替え、落ち着きを取り戻す。相手陣内でプレーする時間が多くなっていくと、33分杉本選手、38分仲村選手、39分中野雅臣選手と立て続けにシュートを放ち、徐々に日本ペースへ。
このまま同点で前半終了と思われた44分、仲村選手から鈴木選手にスルーパス。その鈴木選手がGKとDFを引きつけで中央へパス。そこに走りこんだ渡辺選手が無人のゴールにシュートを突き刺し2-1で前半を折り返す。

後半も開始早々日本代表は激しく攻め立て、46分は仲村選手のミドルシュート、47分は中野選手のドリブル突破からのシュート、48分には鈴木選手もシュートを放つがGKに阻まれ追加点を奪えない。
66分日本代表はこの日最大のピンチを迎える。ゴール中央でパスを受けたベネズエラFWの振り向きざまの強烈なシュートがゴール左隅を捉えるが、初先発のGK阿部選手が指先で角度を変え何とかコーナーキックに逃れる。
70分、石田選手から坂井大将選手にメンバーを変えサイドの活性化を図る。さらに75分には運動量のある永島悠史選手を投入。果敢に追加点を狙いにいく。
78分、左サイドを突破しペナルティエリアに侵入した渡辺選手に相手DFがたまらずファウル。このプレーで得たPKのチャンスを渡辺選手自らが落ち着いて決め、点差を2点に広げる。





この後も攻め続け、結果的にボール支配率69%、シュート23本とベネズエラを圧倒し、そのまま試合終了。
先に行われた試合でチュニジアがロシアに勝利したため、日本とチュニジアの決勝トーナメント進出が確定した。




監督・選手コメント

吉武博文監督
<試合後の記者会見より>
前回のメキシコでの大会でのベスト8を超えたいと思い、UAEへやってきたので、決勝トーナメントへ行けたことで可能性が高まりましたので、とても嬉しく思います。
今日の試合はお互い2試合目、ベネズエラが1試合目で当たっていたら、結果はどうなっていたか分かりません。そうした組合せも日本に有利に働いたかもしれません。
メンバーは今朝決めました。疲れ、コンディションなどを考慮し、ベネズエラを相手に一番ベストな選手を選考しました。
初戦のロシア戦の課題だったチャンスを作ることはたくさんできましたが、フィニッシュの精度をもっと高めないと決勝トーナメントで残っていけない、そういう意味では課題が残りました。ロシアは守備主体のチームで、ベネズエラは攻撃主体のチーム、今日の試合ではその攻撃をしのいで、無失点で終えたかったのですが、こちらも次に向けて課題が残ったと言えます。
今日はチームのファウルが6つでした。私たちは1試合で8つ以下のファウルで試合を進めることを目指しています。これは戦うことをしないということではありません。自分たちのサッカーができ、しっかりとボールを保持することができればファウルをする必要は低くなります。またレフェリーもミスもありますから、異議などせずに、それも含めてサッカーだということを認識してもらいたいと思っています。今日は私から見てもう2つは減らせたと思っていますし、これからの試合でゼロを目指したいと思います。

渡辺凌磨選手(前橋育英高校)
チームの勝利に貢献できるゴールが決めれてとても嬉しいです。南米予選2位のベネズエラに勝てたことは僕達にとってとても大きな自信になります。決勝トーナメント進出は嬉しいですが、目標はあくまでファイナリストになることです。次の試合も勝って、良い気持ちで1回戦に臨みたいと思います。

阿部航斗選手(アルビレックス新潟ユース)
失点の場面は悔やまれますが、その後はディフェンス陣と協力しあって勝てて良かったです。しかし僕たちは何も手にしていないので、気を緩めること無くやっていきたいと思います。日本で応援してくれている方々の情報も入ってきているので、次の試合も吉報を届けられるようにみんなで頑張っていきたいです。

FIFA U-17ワールドカップ UAE2013
グループステージ第3戦 vs U-17 チュニジア代表
10月24日(木)17:00キックオフ(日本時間 24日(木)22:00キックオフ)
大会詳細は、こちら

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