日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年5月15日木曜日

◆内田 W杯へ思い込め…自身セレクト写真集6・6発売(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/05/15/kiji/K20140515008164780.html



 右太腿肉離れ、腱断裂を克服し、W杯ブラジル大会のメンバーに選ばれた日本代表DF内田篤人(26=シャルケ)が公式写真集を発売することが14日、分かった。シャルケ、日本代表での活躍を網羅した写真は全て内田によるセレクト。フルカラー352ページの超豪華版で3600円。初版は写真集としては異例の2万5000部にも及ぶ。6月6日に発売予定だ。

 タイトルに4年分の思いを込めた。「2 ATSUTO UCHIDA FROM 29 06 2010」。10年6月29日はW杯南アフリカ大会決勝トーナメント1回戦で日本代表がパラグアイに敗れた日。W杯直前にレギュラーを外された内田はその一戦もベンチで見守るしかなかった。その無念の1日が内田の原点。写真集はもがき、進化してきた闘いの記録だ。

 今季も道のりは平たんでなかった。2月9日に右太腿肉離れと腱断裂の負傷を負った。ドイツでは医師3人の診断を受け、全員から手術を勧められた。悩んだ内田は帰国して鹿島時代のドクターに相談。手術回避で完治させる道を選んだ。判断に間違いはなく、既に練習で2対2の激しい対人プレーも取り入れている。

 W杯メンバーが発表された12日に帰国した内田はこの日もリハビリを続け、週末からは日本代表の自主トレに参加する予定。4年間の軌跡をたどっている写真には各国代表が集まるドイツでレギュラーを張り続け、11年欧州CLで4強進出に貢献した姿も映し出されている。「そこそこ結果も残せたし、自分の力になったと思う。4年間は無駄でない。頑張った自信がある。成果をピッチで出したい」。内田は“あの日”から始まった日々に思いをはせ、王国ブラジルのピッチに立つ。

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