日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年4月30日木曜日

◆鹿島今季3勝目、仙台追い上げ届かず/仙-鹿8節(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1468573.html

鹿島今季3勝目、仙台追い上げ届かず/仙-鹿8節

<J1:仙台1-2鹿島>◇第8節◇29日◇ユアスタ

 東日本大震災の被災地として試合前、25日に発生したネパール地震の犠牲者へ黙とうをささげた一戦。10位タイの鹿島が2ゴールで8位仙台に快勝した。

 序盤はホーム仙台が主導権を取った。前半9分にMF梁の左CKからDF渡部のヘッド、11分に右クロスから前鹿島MF野沢の右足シュートが相手ゴールを脅かす。17分には、ゴール前やや左で得たMF梁の右足FKが左ポストをたたく。39分には右クロスにMF奥埜がうまく頭で合わせたが、ライン上ギリギリでGK曽ケ端に阻まれた。

 押されていた鹿島だったが、ワンチャンスをものにする。43分、MF柴崎の右CK。中央に入ったDF昌子が頭で合わせてゴール左隅に流し込んだ。22歳の日本代表コンビのゴールで鹿島が先制に成功した。

 1-0で迎えた後半も鹿が得点を奪った。23分、敵陣でボールをカットしたMFカイオがDFをかわしてゴール前に持ち込み、左足でゴール右に技ありの一撃。昨季のベストヤングプレーヤー賞に今季2ゴール目が生まれた。得点後は観客に駆け寄り、手を耳に当てさらなる応援を求めた。

 仙台は左ふくらはぎ痛から約1カ月ぶりに復帰した右サイドバック菅井、さらにFW金園を投入して攻勢を強める。33分には、その菅井の攻撃参加からチャンスをつくり、FWウィルソンからボールを受けた梁が右足でシュートを放ったが、わずかに左にそれた。後半ロスタイムには、金園がゴール前の混戦から執念で押し込み1点差に。しかし時既に遅く、アウェー鹿島が今季3勝目を上げた。

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