日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年9月26日土曜日

◆【予想スタメン】両ステージ制覇を目指す浦和が鹿島との大一番へ…指揮官の采配も重要なポイントに(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20150925/353622.html


2ndステージで4位に位置する浦和 [写真]=Getty Images


■鹿島アントラーズ 集中力を切らさないことが勝利への条件

 鹿島は、9月2日のFC東京とのナビスコ杯準々決勝第1戦で、右ひざを負傷した昌子源が全体練習に合流。リーグ戦で3試合ぶりに復帰する可能性が出てきた。復帰を目指す過程で“再発”したため、当初の予定よりは長引いたが、1月のアジア杯に日本代表として出場した守備の要が復帰すれば、試合の安定感は格段に増す。右肩を痛めていたダヴィも、前節の甲府戦で復帰。無得点に終わったものの、73分間プレーし、試運転は済んだ。先発するかは流動的だが、昨季のチーム得点王が出場すれば、相手にとって驚異となるに違いない。

 前々節のG大阪戦で敗れ、石井正忠監督就任以来続いていた連勝は「6」でストップ。2ndステージ首位からも陥落したが、甲府戦ではきっちりと勝ち点3を獲得した。連敗していれば、一気に転落していく可能性もあったが、優勝戦線に踏みとどまったことはモチベーションの面でも大きい。

 浦和との相性は良くない。トータルでは11勝9分11敗で五分だが、最近は10戦勝ちなし(5分5敗)と2010年3月6日のホームでの試合以来、勝ち星がない。最近2試合、途中出場で存在感を見せているルーキー鈴木優磨だが、Jリーグ・U-22選抜として23日にJ3町田戦に出場。U-22日本代表の手倉森誠監督指揮の下、45分間であるが公式戦を戦っており、疲労が心配される。いずれにせよ、1stステージを優勝した浦和の強さは本物。ミスを最小限にし、集中力を90分間切らさないことが、勝利への条件となる。(totoONE編集部)

■鹿島予想スタメン
4-4-2
GK
曽ヶ端準
DF
西大伍
ファン・ソッコ
昌子源
山本脩斗
MF
遠藤康
小笠原満男
柴崎岳
カイオ
FW
金崎夢生
土居聖真


■浦和レッズ 槙野復帰も守備面での不安は残る

 今節は浦和にとってターニングポイントになる一戦だ。2ndステージではトップの広島と勝ち点5差。鹿島は広島と勝ち点で肩を並べるチームであり、浦和がもし今節の試合を落とすようだと、その差は8ポイントに広がり、両ステージ制覇は現実的に難しくなる。

 その大事な一戦において、槙野智章が出場停止明けで戻ってくるのは心強い。ただ、入れ替わるようにして那須大亮が累積警告で出られず、その穴の埋め方は鹿島戦の大きなポイントになりそうだ。試合3日前の練習では、槙野を那須の代わりにセンターに置く形を試した。槙野は対人守備にめっぽう強いため、シンプルなデュエルでは問題なく対応できるだろう。ただ、リベロとストッパーでは動き方やリスクの取り方も変わってくるため、周囲と呼吸を合わせる部分では不安が残る。

 一方、試合2日前には清水戦で見せたような4バック気味のシステムでトレーニングを行った。今季の浦和はミラーゲームには強いが、ギャップのできる4バック相手には苦戦するケースが目立つ。鹿島は伝統的に4バックのため、同じく4バックの清水にぶつけた形で挑む可能性がある。ただ、浦和は攻撃では元々4バックに変形するスタイルのため問題ないだろうが、守備の不安は拭えない。清水戦でも危うい場面は何度もあり、4-1というスコアほど内容面で差があったわけではない。鹿島は低迷している清水と異なり、監督が交代してから好調。その難敵を相手に、指揮官がどういった選択をするのか注目だ。(totoONE編集部)

■浦和予想スタメン
4-1-4-1
GK
西川周作
DF
森脇良太
阿部勇樹
槙野智章
宇賀神友弥
MF
柏木陽介
関根貴大
高木俊幸
武藤雄樹
梅崎司
FW
興梠慎三

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