日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年4月11日月曜日

◆2016明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第6節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51778

明治安田J1 1st 第6節



土居、柴崎、カイオのゴールでチャンピオン広島を4-1と撃破!通算来場者700万人達成の節目をゴールショーで飾る!

リーグ戦ホームゲーム通算入場者数700万人まであと11,528人に迫り、「Mission Seven Million(ミッション セブン ミリオン)」と題し来場700万人達成を目指した節目の試合で、鹿島は昨季チャンピオンの広島に4-1と快勝。これで勝ち点を13まで伸ばし、首位川崎Fに1差と迫る2位に順位を上げた。

前節のアウェイ川崎F戦からカイオに代え中村、そして赤崎に代え土居を先発メンバーとした鹿島は序盤、ブロックをしっかりと作り、ゲームコントロールを重視して戦った。

ACLでのタイ遠征の疲れもあるのか、右サイドのミキッチだけを多用し、その他の仕掛けが少なくボールポゼッションに終始する広島に対し、鹿島はボールを奪うや否や、「ゴールという結果が欲しい」という土居を中心にスピードを生かしたカウンターで攻め込んだ。そして8分、その土居が早速結果を出す。ゴール前へクロスを上げたところ、相手選手に当たり返ってきたボールをそのままシュート。土居の執念が生んだ今季初ゴールで、鹿島はリードを奪った。







だがその30分後、広島で最も警戒しなければいけないウタカに決められ、同点とされる。前半はこのまま1-1で折り返した。










後半、中村に代わりカイオがピッチに立つと鹿島はまた攻勢をかける。そして57分、カイオのクロスから柴崎が渾身のヘディングでこれまた今季初ゴールを決め、2-1とした。
























その後は足の止まった広島に対し、猛攻を仕掛ける。そして61分、角度のないところから”7番”を背負うカイオが決め、3-1。さらに後半アディショナルタイムに再びカイオが決め、4-1と広島に快勝した。

入場者数も19,764人を数え、通算700万人来場も達成できた。まさにアントラーズファミリーが一丸となってつかんだ勝ち点3。この勢いを持って、これからの戦いに臨んでいきたい。そう、皆さんとともに。



【この試合のトピックス】
・リーグ戦ホームゲーム通算入場者数700万人を突破。
・土居が今季リーグ戦初先発で公式戦初ゴール。
・柴崎が今季公式戦初ゴール。
・カイオが公式戦3試合連続ゴール。また今季初のマルチゴール。

監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
・対応が遅れているので、しっかり近くでマークすること。
・シンプルに、テンポよく、サイドチェンジしていこう。
・攻撃しているときは、リスクマネジメントを忘れてはいけない。

サンフレッチェ広島:森保 一
・もう一度、集中すること。
・自信を持ってボールを動かしていこう。
・相手よりも切り替えを速くすること。

[試合後]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
今日は選手が90分間集中を切らすことなく、攻守にアグレッシブに戦ってくれた。広島はコンディション面でよくなかったと思うが、それでもタフな試合になると予想していて、前半は1-1というかたちだった。後半、攻撃に移らなくてはいけない状態で、攻撃的な選手を入れた。そして、しっかり結果を出すことができた。後半は無失点に抑えられたこともよかったと思う。

Q 後半カイオ選手を入れたことで流れが変わったと思うが、交代の意図は?

A 相手の2シャドウのところを抑えることと、ボランチの青山選手からの配球というところで、うちのボランチ、サイドハーフの選手がどういったポジションをとるかがポイントだった。そこで、守備のポジションどりが非常にいい遠藤選手と中村選手を起用した。ある程度は対応できたと思う。後半は1-1だったので、さらに攻撃的な選手を入れるということで、カイオ選手を起用した。相手を押し込むことで、守備のところがある程度落ち着いてできた。

Q 2点目を決めた柴崎選手の評価とこれまで起用し続けていた理由は?

A 今日もそうだが、守備のところでも、攻撃のところでも非常によかったと思う。彼は守備のポジショニングがよく、周りの選手と連携して守備ができる。攻撃の選手としても前線まで上がっていける運動量とアグレッシブさ、判断のよさがある。ボールを奪いに行くタイミングもすごくよくなってきていると思う。そこでボールを奪えるとカウンターにもなりやすい。守備の貢献度も高く、判断もすごくよくなっていると思う。

Q 土居選手が初ゴールを決めたが、本調子とみていいか?

A 聖真に関しては練習のなかでもコンディションがすごくよくなってきているというのを感じていた。ナビスコでも使ったが、まずは90分使ってみてどうかというところだった。今日はゴールという結果も出してくれたし、まだ100%ではないが、非常に評価している。

Q ホーム来場者数が700万人を超えたが、応援に来てくれた人にメッセージを。

A 本当にたくさんのサッカーファンの方がこのサッカースタジアムに来てくれているっていうことは非常にうれしいこと。このスタジアムの魅力はサッカー以外にもあるんじゃないかと思う。食べものや施設など、より快適に観戦できるようになっていると思う。多くはアントラーズサポーターの数なので、これだけ多くの方に応援していただいていることは、私を含めてチーム全員が認識しなくてはいけないと思う。本当に今まで来場してくれた人たちにお礼を申し上げます。


サンフレッチェ広島:森保 一
負けたことが残念だ。カシマスタジアムでの試合は厳しい試合になるので、覚悟を持って臨んだが、敗戦で応援してくれたサポーターに残念な思いをさせてしまい、申し訳なく思う。試合の入りは非常によくて、そのままゲームの流れを引き寄せて主導権を握っていければよかったのだが、前半早々に自分たちのミスから失点してしまった。ACLとJリーグ、中4日あったとはいえ、暑いブリーラムから帰ってきて、疲れもあった。試合全体を通してフィジカルのギアを上げられなかった。クオリティの部分でも少し落ちてしまったと思う。最後は1点を取りにいってカウンターを受けるというのは、ある意味覚悟しながらやっていた。最後まで点を取るという熱い気持ちをもってやってくれたこと、その気持ちを大切にしてやっていきたい。負けた悔しさは次の試合でしか晴らせない。


選手コメント

[試合後]

【植田 直通】
1失点したなか、攻撃陣が点を取ってくれて助かった。独特なフォーメーションの相手ということで、マークのスライドが間に合わない場面もあったが、ハーフタイムに話し合ってうまく修正できた。(失点シーンは)カバーにいけるポジションをとれなかった。僕にも責任がある。次はカバーできるポジションをとって守らないといけない。今日は1点取られたが、1stステージを獲るためにもこれ以上やられないようにしないといけない。1失点で終えたことをいい形で捉えたい。

【遠藤 康】
(前半は)守備がうまくはまっていなくて、バランスがおかしかった。ハーフタイムに修正して、守備が安定してよくなった。これまでの試合でもシュートまでいけていないわけではなかったので、今日はドバーッと取れてよかった。勝ち点を積み上げることが大事。1-0でも10−0でも勝てばいい。勝ち点3を取れてよかった。

【山本 脩斗】
相手が変則的でワイドに張ってくるので、CBとボランチがプレスにいったとき、真ん中をケアすることを意識していた。間合いやスペースができて、サイドの選手をスピードに乗らせると対応が難しくなる。縦にいかせてなかではね返そうとハーフタイムに話し合った。前半からミキッチが縦に入るイメージだったが、なかにも来ようとしていたので対応が難しかった。CBやボランチがなかで対応してくれて助かった。勝ててよかった。勝ち点3を取れたので、次につながる。上位にい続けることが大事。しっかり準備して勝ち続けたい。

【カイオ】
縦に勝負すれば、相手選手にとって警戒される存在になる。1対1で仕掛ければ、優位に展開できると思っていた。チーム全員が意欲的に取り組んで、次の試合の準備をしていきたい。アウェイだが、勝ち点3を取りにいきたい。

【土居 聖真】
(ゴール後は)涙は出なかったけど、心は泣いていました。それぐらいの気持ちだった。ケガをしてから地道にやってきて、復帰して勝利という形で結果が出た。わき上がるものがあった。もう1点取れる場面もあったので、次は2点、3点と取れる選手になっていきたい。追加点があったからこそ、こういう試合展開になったと思う。今日は岳とカイオをほめて欲しい。サポーターの皆さんはホームアウェイに関係なく、いい雰囲気を作ってくれている。今日のような試合を続けていければ見に来てくれると思うので、続けていきたい。

【柴崎 岳】
カイオが仕掛けたのでボールが来ることは意識していた。相手の前に入ることを考えた。全てがマッチした得点。ヘディングはACLで決めている。これを機に色々な得点パターンを増やしていきたい。

【昌子 源】
失点した時の対応はいけなかった。軽いプレー。終了間際だったし、あの失点でチームに迷惑をかけた。1点の重みが分かった。次の試合で同じ事はやらない事が大事だと思う。

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