日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年11月11日金曜日

◆ハリル監督大胆テスト 大迫、斎藤、永木、丸山の4人が初先発へ(デイリー)


http://www.daily.co.jp/soccer/2016/11/11/0009655658.shtml

 入念に調整する大迫

 「サッカー・国際親善試合、日本-オマーン」(11日、カシマサッカースタジアム)
 国際親善試合・オマーン戦に臨むサッカー日本代表は10日、試合会場で冒頭15分間を除いた非公開練習で調整した。公式会見でバヒド・ハリルホジッチ監督(64)は、新戦力を積極的に起用すると明言。W杯アジア最終予選・サウジアラビア戦へ「誰が使えるのか」を見極める意向を示した。FW大迫勇也(26)=ケルン、斎藤学(26)=横浜M、MF永木亮太(28)=鹿島、DF丸山祐市(27)=FC東京=の4人が、現体制では初めて先発に起用される見込みだ。

 負けられないサウジアラビア戦を前に、ハリルホジッチ監督が大胆テストに出る。会見で、オマーン戦の位置づけについて「もちろん、明日も勝つための準備をするが、目的は次の火曜日。私の頭の中で考えているのは、サウジアラビア戦で誰が使えるかということ」と断言した。

 狙いは2つ。仮想サウジと見立てる相手に対し、新戦力の力量の把握と、欧州で出場機会の少ない主力のコンディションを整えることだ。代表関係者によれば、非公開の最終調整で、ハリル体制で先発がない大迫、斎藤、丸山に加え、出場すればA代表デビューの永木が主力組でプレー。所属クラブでの出場時間が少ないFW本田とMF清武も主力組に入ったという。

 「全員が、サウジアラビア戦にいい状態で臨んでほしい。その目的は間違えてはいけない」と語るように、ドラスチックなまでにオマーン戦は割り切る。欧州でコンスタントに出場しているMF長谷部や、最終予選で得点源となっているFW原口、右足首に不安を抱えるMF香川はベンチスタートが決定的。すべてはサウジアラビア戦の勝利のために、オマーン戦はハリルホジッチ監督にとっての“実験場”となる。

 「優先順位はサウジアラビア戦で、より良いパフォーマンスを出すこと。まず1試合目の準備をし、(オマーン戦後に)最も大事な試合の話をしたい」。収穫と手応えをつかめるか。

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