日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年3月20日月曜日

◆「スーパーなプレー」でチームを救った大迫、強烈ミドル弾は「本当にいいゴール」(サッカーキング)


大迫勇也

 ブンデスリーガ第25節が18日に行われ、日本代表FW大迫勇也所属のケルンは同MF原口元気所属のヘルタ・ベルリンと対戦し、4-2で勝利を収めた。試合後、1ゴール1アシストで勝利に貢献した大迫が取材に応じている。

 5試合白星なしと苦戦が続いていたケルンだが、大迫の右足が嫌な流れを振り払った。開始6分、敵陣中央やや左よりの位置で浮き球の縦パスを受けた大迫は、ワンタッチで前を向くと、右足を一閃。「思いっきり振り抜こうと。コンパクトに振ることだけを意識しました」という無回転気味の強烈なシュートがGKの手を弾いてゴール右上に決まり、ケルンの先制ゴールとなった。

 得点後にはフランス人FWアントニー・モデストと「空手」のゴールパフォーマンスを披露。「いつも試合前にやろうぜと言われるんで。あまり好きじゃないんですけど(笑)。言われたらやるしかないんで」と明かした大迫は、35分にそのモデストのゴールをアシストし、チームに2点目をもたらした。その後はモデストがさらに2点を加えてハットトリックを達成し、4-2で6試合ぶりの勝利を掴んだ。

「勝つことだけ」を意識して試合に臨んだ中で、「チームが上手くいかないときは、誰かがスーパーなプレーをしたり、誰かがチームを助けるプレーをしないとなかなか変わらない」と主張する大迫は、この日自身が決めたゴールがそれに当てはまると自画自賛した。

「いいゴールだったと思います。トラップもうまくできたので。本当に、みんななかなか余裕がない中での試合だったので。まあ、あの1点でチームが落ち着いてできたなと思うし、本当にいいゴールだったなと思います」。

 圧巻のゴールを決めた大迫は、良い形で 2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選に臨む日本代表に合流することとなる。ただ、「代表はまた別なので。役割も違いますし」と気を引き締めると、「結果だけを求めて戦いたいなと思います」と意気込みを語った。

 日本代表は23日にアウェイでUAE(アラブ首長国連邦)代表、28日にホームでタイ代表と対戦する。

https://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20170319/564552.html?cx_cat=page1

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