日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年7月31日月曜日

◆機運盛り上げ 五輪旗ツアー 鹿嶋で披露、34市町村巡回へ(東京新聞)


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 2020年の東京五輪・パラリンピックへの機運を盛り上げるため、五輪旗とパラリンピック旗を各地で披露する県内の「フラッグツアー」が29日、サッカー競技の会場となる鹿嶋市で始まった。旗は9月末までの約2カ月間、34市町村の公共施設などに巡回展示される。 (酒井健)

 鹿嶋市の県立カシマサッカースタジアムは七月、サッカー競技の会場に追加で選ばれた。スタジアム隣の市スポーツセンターで開かれたこの日の歓迎イベントには、地元の鹿行五市などから千五百人の親子らが参加。ツアーアンバサダーを務めるリオ五輪体操男子団体総合金メダリストの山室光史さん(古河市出身)から、橋本昌知事に五輪旗が手渡された。

 山室さんは「茨城県の魅力が世界に伝わるよう頑張りたい」。橋本知事は「みんなで世界の選手やお客を歓迎し、ワールドカップ(W杯)の時のように『カシマは良かった』と言われるようにしよう」と呼び掛けた。
 トークショーでは、鹿島アントラーズのCRO(クラブ・リレーションズ・オフィサー)の中田浩二さんが、東日本大震災で「スタジアムが被災して使えない状態でJリーグが始まり、スタジアムに帰ってきたときにサポーターが温かく迎えてくれた」と当時の様子を振り返った。

 柔道男子百キロ超級のアテネ五輪金メダリスト・鈴木桂治さん(常総市出身)は「小さな子たちが求めてくるサインは、選手にとってうれしく、成長の機会になる。遠慮なく選手にアタックしてほしい」と会場の子どもたちに語りかけた。

 ツアーは東京都などが主催。昨年十月に都内から始まり、東日本大震災で被災した東北三県や、熊本地震の被害を受けた熊本県を巡ってきた。


機運盛り上げ 五輪旗ツアー 鹿嶋で披露、34市町村巡回へ

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