日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年11月9日木曜日

◆W杯も見据える昌子、ブラジルに「日本はやりづらい相手と思わせたい」(ゲキサカ)




 かつて地元クラブのリールを率い、現在も自宅を構えるフランス・リールでの合宿に日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督はいつになく上機嫌だ。練習後、報道陣の待つミックスゾーンを通り抜けるときには「東京と違って太陽が出ている」とジョークを飛ばすほどで、DF昌子源も「やけに(テンションが)高い気がせんでもない」と冗談交じりに笑った。

「地元でやるとなれば、だれでもそうだと思う。地元でこそ勝ちたいと思うだろうし」と、その胸中を察し、「監督の“故郷”で勝ちというのを目指したい」と、指揮官に勝利をプレゼントするべく、あくまで金星を目指して戦うつもりだ。

 厳しい試合になるのは覚悟の上だ。それでも「やるからには勝ちに行くし、その中で収穫が多く出てほしい」と話す昌子は来年のロシアW杯も見据えている。W杯本大会では開催国のロシアと同組にならない限り、ブラジルやベルギーを含めたFIFAランキング上位7チームのどこかが必ず同組になる。「W杯でやる可能性もある。やりづらい相手と思わせることも大事だし、『日本はやりづらい』と少しでも思わせたい」と誓った。

(取材・文 西山紘平)

W杯も見据える昌子、ブラジルに「日本はやりづらい相手と思わせたい」

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