日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年3月27日水曜日

◆安西が長友の後継者候補に 豊富運動量で乾と見せ場(ニッカン)






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DF安西幸輝(23=鹿島)が左サイドバックで代表初先発を飾った。持ち味の運動量で左サイドを駆け上がり、積極的な仕掛け何度もチャンスメーク。同サイドのMF乾との連携でも見せ場を作った。約10年にわたりDF長友がレギュラーに君臨してきた日本代表の左サイドバックに、新たな選択肢が浮上した。

日の丸を背負っても、豊富な運動量は健在だった。安西は前半9分、東京Vユースの先輩MF小林からのスルーパスを受けて左サイドを全力疾走。惜しくも間に合わずゴールラインを割ったが、懸命な姿にスタンドから拍手が起こった。

幼い頃から持ち味は変わらない。東京Vジュニア、同ジュニアユースで安西を指導した現DURO調布代表の大嶋康二氏は「バランス良く両足で蹴れて、縦に行く力があった」と当時を述懐する。もともと持っていた素材にプラスされたのは経験値。東京Vジュニアの同期にはともに日本代表に初招集されたDF畠中、1つ上にはMF中島と優秀な選手がそろい、小学生年代の全国大会は軒並み優勝して国内では無敵と呼ばれていた。そんな彼らの意識を変えたのは、小6の夏のブラジル遠征。サンパウロやサントスといった名門クラブの下部組織にボコボコにされて、「圧倒的な差をつけられて、彼らなりに意識が変わった」と大嶋氏。優秀なチームメートと貴重な経験を重ね、順調にレベルアップしてきた。

両サイドハーフとサイドバックを器用にこなすが、それゆえにチームではポジションが固定されない難しさもあった。今季は鹿島のサイドバックにけが人が出たこともあり、左サイドバックで安定した出場機会を獲得。開幕前には「代表に行くとなったらサイドバックで勝負しなきゃダメ」とも話していたが、外因の恩恵も受けて日本代表にまで上り詰めた。

日本代表の左サイドバックは、10年間にわたり長友佑都(32=ガラタサライ)がレギュラーを務めてきた。長友も運動量豊富なタイプだが、世代交代をはかる森保ジャパンにおいては後継者の発掘も急務とされていた。安西の台頭はこれ以上ない明るい材料。森保ジャパンに必要なピースがそろってきた。【杉山理紗】









◆安西が長友の後継者候補に 豊富運動量で乾と見せ場(ニッカン)




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