日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年7月18日木曜日

◆【J1:第17節 鹿島 vs 磐田】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00158608.html

7月17日(水) 2013 J1リーグ戦 第17節
鹿島 1 - 1 磐田 (19:04/カシマ/6,681人)
得点者:65' ダヴィ(鹿島)、78' 金園英学(磐田)
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●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):

Q:追いつかれて引き分けでしたが、前半の出来と後半の出来、チームの状況をどう見られていましたか?あと後半、磐田がだいぶ攻めてきたと思うのですが、その対処を選手にどのように伝えていたのか、お願いします。

「チーム全体としては、特にこの2試合は負けに値するような試合ではありません。機能的にもすばらしかったですし、ラインを高く保って、縦の深さ、横の幅を使い意識がチームとしてできていますし、またユニットとしての守備、攻撃もよくできています。もっとよくしていくということを考えると、やはり決定力を上げなければなりません。それはどうしても日程的な関係で、練習の積み重ねがしっかりできていないところが影響しているかもしれません。ただ本来、我々の攻撃陣は決定力があるわけなので、その精度と意識を高めていかなければならない。それをまた練習で高めていきたいと思います。前半の立ち上がりに関しては、少し消極的で、あるいは数名の選手が本来できるプレーをやっていないところがありました。あとは、20分、25分過ぎからやっと試合のペースやリズム、相手の戦う意識のレベルに合わせられるようになったのは非常によかったと思います。前後半の中で、うまくいかなかった選手が数名いました。一人は西選手であって、前半は本来彼が出来るプレーが表現されていなかった。後半は、自分が出来ることをしっかり表現できていたということが何を意味するかというと、消極的な姿勢があったということ。それは意識のところなので、それは本人とも話し合って、前後半ともできるようにしたいと思います。それは彼だけでなく、チーム全体ができなければならないことです。前半が悪くて後半が良い、あるいは前半が良くて後半が悪いというのはあってはいけない。試合というのは、90分間、アディショナルタイムをプラスすると95分くらいになるわけですが、一瞬たりとも、緩いペース、スローなペースでやることは現代のサッカーでは通じません。判断力、動作、動きのスピードも含めて、ハイテンポでやらなければならないのが現代のサッカーです。それを選手たちがもっと意識して、練習から取り組まなければなりません。でなければ、あまりにも苦しい展開に持っていかれてしまいます。その中で、ボールを保持するリズムで遅攻するのか速攻するのかをマネージメントできるわけです。動作、判断は速くできるものなので、そこをしっかりと練習しなければいけない部分があると思います。

うちが勝っていたので、ジュビロさんが選手を交代で攻撃的な選手を入れていくことは予想できたことで、失点場面は非常にすばらしいクロスで、入って間もないFWのフレッシュさというものも生かされたところでした。そういった部分は、ジュビロさんも素晴らしい選手がいますし相手を讃えることもしなければなりません。ただ、失点はしましたけれど、チームとしても総合的な機能の部分、あるいは僕が求めている守備の部分、一人ひとりの責任感ということに関しては、向上している感触が指導者としてあります。残念なのは、冒頭にも言いましたけれど、レイソル戦とジュビロ戦の敗戦と引き分け、勝点5を失ったということは、あとあとその代償を払う危険性があります。同時に、その勝点5は取り返すことができないものです。非常に残念な部分はあります。ただ、チームとしての内容は決定力をあげる、そして今以上の守備の意識と責任、一人ひとりの責任というところを向上していけば、うまくいくのではないかと思っています。あとは選手たちが、この2試合で結果が出なかったからといって、下を向く必要性は全くないですし、努力をし続けるものは必ず報われるということは人生の教訓として必ずあるわけですので、一人ひとりがしっかりとやるべきことに取り組みたいと思います。今のゴールが決まらない流れ、時間、そのタイミングで失点してしまうということは、変わる、あるいは、変える状況にもっていけるということは、選手が信じて取り組めば可能なことです。それを選手たちに期待していきたいと思います。

日程が中二日、中三日ということでリカバーする時間しかありません。練習する時間はなく、前の試合の修正部分をしっかり修正して、次の試合に対する対策をしっかりするということがなかなかできない部分もあったので、それが非常に残念な部分ではありますけど、またしっかり取り組んでいきたいと思います。ただ、チームが変わってきている、意識の改善が見られるのは非常に良いことですので、継続して取り組んでいきたいと思います。もうひとつ、平均年齢が非常に高いチームのなかで、ハイテンポでやることが、特に年齢の高い選手ができているので、それを中堅の選手、若い選手もできるように、やらなければいけません。そこをもう少し改善していければと思います。つねに練習が試合に反映される、と選手には言い続けているので、練習するのみです」

以上

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