日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年10月3日木曜日

◆内田 俊輔超え!CL日本人最多18戦出場を完封連勝で飾る(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/10/03/kiji/K20131003006734430.html



 欧州CL1次リーグは1日に8試合が行われ、シャルケの日本代表DF内田篤人(25)は敵地でのバーゼル戦でフル出場。欧州CLの本大会出場が18試合となり、元セルティックのMF中村俊輔(35=横浜)と並んでいた日本人最多出場記録を塗り替えた。チームは1―0で競り勝ち、2連勝でE組首位を守った。アーセナルの宮市亮(20)はホームのナポリ戦でベンチ外だった。

 欧州の舞台で歴史を塗り替えた。内田は右サイドバックでフル出場。欧州CLの出場試合数で“俊輔超え”を果たした。「すぐに抜かれるよ。(香川)真司あたりに」と、素っ気なく話しながらも「貴重な、重い一試合、一試合だと思う」と、これまでの足跡をかみしめた。

 1次リーグ突破にも前進した。スイス王者との敵地での一戦では、前半は決定機をつくれずに苦しんだ。37分には普段はおとなしい内田が、両手を叩いて味方を鼓舞した。それに応えるように、後半9分にCKからドラクスラーが先制点。その1点を守り切った。内田はスイス代表のMFシュトッカーを封じ「後ろで我慢していれば、前が点を取ってくれるから」と勝利に貢献した充実感に浸った。

 思わぬ“障害”も乗り越えた。前半5分すぎに大会とシャルケのスポンサーであるロシアの天然ガス生産企業ガスプロム社に対し、国際環境NGO「グリーンピース」が抗議行動。メーンスタンド屋根から抗議の横断幕を垂らしたため、試合は5分近く中断した。抗議に関しては「ノーコメント」としたが、中断中はベンチにボールを要求し、チームメートとパス交換するなど、体を冷やさないように再開への備えを怠らず、勝利へとつなげた。

 3日には日本代表の10月の東欧遠征メンバーが発表される。内田は「“水曜どうでしょう”って(テレビ)番組知ってる?俺はね、それを楽しみに歩んでいく。CLとともに。毎週水曜日を楽しみに」と週の半ばに行われる欧州CLにひっかけて代表の話をはぐらかしたが、選出されるのは確実とみられる。11日のセルビア戦では、欧州CL日本人最多出場記録保持者の肩書を引っ提げて臨む。

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