日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年4月19日土曜日

◆【J1:第8節 鹿島 vs 神戸】プレビュー:2位鹿島は3位神戸との上位対決。スタジアムDJダニー石尾氏に捧げる勝利を目指す!(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00171169.html

4月19日(土)J1 第8節 鹿島 vs 神戸(15:00KICK OFF/カシマ)
☆クラブ対抗totoリーグ第1ターン開催中!
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15日、Jリーグ開幕以来、ずっとカシマスタジアムの選手紹介や得点経過を伝えるスタジアムDJを務めてきたダニー石尾氏が急逝した。
「お父さんみたいに声をかけてくれた。すごい明るい声で話してくれるんですよ。元気のないときも元気になりますよね」。
共にアントラーズの歴史を歩んできたベテランの本山雅志は、残念そうに視線を落とした。昨年末に病気が発覚し、今季のシーズン開幕から休養していたダニー石尾氏。最後のアナウンスは、昨季最終節広島戦。相手に優勝をさらわれる悔しい試合をだっただけに、今季の快進撃を喜び、関係者からは「絶対に優勝するから(終盤の)良い時期に戻っておいで」と声をかけられていた。

「常に自分たちの側にいる感じだった。ホームですしね。ホームのときは、どこかでいつも見てると思う」。本山は、強く勝利を誓っていた。

今節は、2位の鹿島と3位神戸の上位対決である。勝利を手にしたい鹿島だが、相手も好調を維持している。簡単な試合運びとはいかないだろう。ただ、神戸に不安材料が浮上した。攻撃を生み出していたシンプリシオが16日(水)のヤマザキナビスコカップF東京戦で負傷してしまい出場は微妙なところ。攻撃の中心は、シンプリシオと ペドロ ジュニオール、マルキーニョスが担ってきただけに、その一角が欠けることは神戸にとって痛手だ。とはいえ、シーズンすべてをベストメンバーで戦えるはずもなく、そうしたときに力を発揮できるかどうかが、長丁場であるリーグ戦の結果を左右することになるだろう。

鹿島は、その経験を先週味わった。G大阪戦で左足を痛めたダヴィが欠場。その穴を誰がどう埋めるのか注目されたが、ルーキーの赤崎秀平が見事に埋め、新潟には敗れたもののダヴィがいなくとも高いレベルを維持できることを証明した。今節はそのダヴィが復帰。前線にパワーが戻るだけでなく、もしダヴィが不調でも赤崎で十分に戦える自信と安心感を得られている。主力の欠場を逆に活用しチーム力は上昇した。

神戸には、これまで20勝5分5敗と圧倒的な対戦成績を残してきた。2年ぶりの対戦となる相手に同じアドバンテージを発揮したい。

また、試合当日は「アントラーズ男祭り」と題して様々なイベントが企画されている。グルメスタジアムとして有名なカシマスタジアムの各店舗が腕によりをかけた「男祭り限定メニュー!特別スタジアムグルメ」や、メインスタンドコンコースに特設リングを設置して行われる「ごじゃっぺプロレス in カシマスタジアム」。他にも、タオマフンドシなどの企画品など、盛りだくさんの内容が用意されている。メインスタンドコンコースにはダニー石尾氏を悼む献花台も設置される予定だ。

以上

2014.04.18 Reported by 田中滋

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