日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年4月14日木曜日

◆野津田が復活弾も…不完全燃焼のU-23代表候補、J2清水とドロー(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?187204-187204-fl



[4.13 練習試合 清水 1-1 U-23日本代表候補 アイスタ]

 静岡合宿を行っているU-23日本代表候補は最終日となった13日、IAIスタジアム日本平で清水エスパルスと練習試合(45分×2本)を行った。前半11分に清水に先制点を奪われたU-23代表候補は、後半25分にMF野津田岳人(新潟)のゴールで同点に追い付いたが、勝ち越しゴールは奪えずに1-1の引き分けに終わった。

 4-2-3-1のシステムで臨んだU-23代表候補は先発にGK櫛引政敏(鹿島)、最終ラインは右からDF伊東幸敏(鹿島)、DF植田直通(鹿島)、DF三浦弦太(清水)、DF三丸拡(鳥栖)、ボランチにMF矢島慎也(岡山)とMF三竿健斗(鹿島)を並べ、2列目は右からMF前田直輝(横浜FM)、FW金森健志(福岡)、MF小塚和季(新潟)、1トップにFWオナイウ阿道(千葉)を配置した。

 序盤からボールを保持する清水が、前半11分に先制に成功する。FW大前元紀が蹴り出したCKをニアサイドでDF犬飼智也がすらすと、中央のFW村田和哉が押し込んでスコアを1-0とした。リードを許したU-23代表候補は反撃に出たいが、パスミスが散見するなど組み立てに苦戦して前線までボールを供給できず、なかなかシュートまで持ち込めない時間帯が続いた。

 しかし、徐々にリズムを生み出すと、同20分にはこぼれ球に反応した伊東の右クロスを中央に走り込んだオナイウがヘッドで合わせたが、ボールはゴール左に外れてしまう。さらに同22分には小塚のパスからPA内に進入した金森が、相手DFとの駆け引きを制してシュートまで持ち込んだが枠を捉え切れず、同25分には三浦がミドルレンジから狙うもDFに当たったボールはゴール左に外れた。すると同31分にU-23代表候補はGKを牲川歩見(鳥栖)に変更し、対する清水は一気に7選手を変更した。

 1-0と清水にリードを許したまま後半を迎えると、U-23代表候補はフィールドプレーヤー全選手を入れ替え、GKに牲川、最終ラインは右からDF亀川諒史(福岡)、DF岩波拓也(神戸)、DF奈良竜樹(川崎F)、DF小川諒也(FC東京)、ボランチにMF原川力(川崎F)とMF橋本拳人(FC東京)を並べ、2列目は右から野津田、MF鎌田大地(鳥栖)、MF中島翔哉(FC東京)、1トップにFW富樫敬真(横浜FM)に配置した。

 同点に追い付きたいU-23代表候補は、後半4分に野津田がミドルレンジから左足シュートで狙ったがゴールマウスを捉え切れず。さらに同15分には相手からボールを奪った中島がミドルシュートを放つもGKの正面を突いた。すると同16分にはGKを杉本大地(徳島)に代え、清水はまたもや7人の選手を入れ替えた。同18分には右サイドを駆け上がった橋本のクロスの流れから、中島がシュートに持ち込むもネットを揺らすには至らない。同23分には腰を打撲した原川に代えて再び三竿がピッチに送り込まれた。

 すると後半25分にU-23代表候補が同点に追い付く。富樫がファウルを受けてFKを得ると、鎌田が素早いリスタートからスルーパスを前線に通すと、走り込んだ野津田が左足でネットを揺らして試合を振り出しに戻した。さらに同29分には富樫の右クロスを中島が折り返すと、胸トラップでボールを落ち着けた橋本がバイシクルで狙うもボールはゴール右へと外れる。

 その後、U-23代表候補は勝ち越しゴールを狙ったが、同37分に中島のパスから抜け出した富樫のシュートがGKに阻まれるなど、2点目を奪えず。試合は1-1の引き分けに終わった。

(取材・文 折戸岳彦)

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