日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2017年7月29日土曜日

◆第15回 香里ヌヴェール学院 阪本晃司監督「選手たちからすごく情熱やパワーをもらっています」(高校サッカードットコム)




 今春に女子校から共学校となった香里ヌヴェール学院に男子サッカー部が創設された。同校の監督はMIOびわこ草津/MIOびわこ滋賀でプレーした阪本晃司氏が務め、テクニカルアドバイザーにはガンバ大阪、鹿島アントラーズ、セレッソ大阪でプレーした新井場徹氏が就任している。

 部員24人で臨んだ初の公式戦となった全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選の2回戦では八尾翠翔に0-1で敗れ惜しくも初陣を白星で飾ることはできなかった香里ヌヴェール学院。
 そんな、創部1年目の香里ヌヴェール学院を率いる阪本晃司監督にお話を伺ってきた。

――.阪本晃司監督の自己紹介と経歴をお願いします。
 高校は島根の立正大淞南のサッカー部に所属していました。卒業後は関西大学に進学し、JFLのMIOびわこ滋賀でプレーをしていました。引退後は枚方のジュニアチームでコーチをした後、翌年監督になり、そして今年度から、香里ヌヴェール学院で監督としてチームを指揮することになりました。



――練習はどのようにされていますか?
 練習は学校の運動場でしています。練習時間は大体1時半程度ですかね。狭いスペースですが人工芝のグランドもあるので運動場と使い分けて練習しています。

――スタッフの方は何名くらいいらっしゃるんですか?
 チームがスタートしたばかりなので、新入部員24人を基本的には私がみています。毎週定期的にGKコーチに来てもらって指導をしてもらっています。私はGKをやったことがないので、そこは専門のコーチにお任せしています。

――チーム作りの方針を教えてください。
 学校としては勉強とスポーツを両立させることを目指しています。あとは人間性の部分をしっかりと教育していきたいと思っています。高校卒業後に大学に進学してサッカーを続ける生徒、プロになる生徒、就職する生徒、様々な生徒たちがこれから出てくると思うのですが、何をしていくにしても人間性の部分は一番大切ですので、その面は責任を持ってきちんと指導していきたいと思っています。

――高校生の指導は初めてとのことですが、どのような点を注意されて指導されていますか?
 アドバイザーの新井場さんとも話をしているのですが、勝つことにこだわりながらも、生徒たちのこれから先のことも考えて、どんなサッカーにでも対応できる選手に育てていきたいですね。その思いが根底にあるので、型にはめるようなことはせずに、子供のイマジネーションを大切にして指導をしています。

――1年生のみのチーム体制となりますが、今年の目標を教えてください。
 チームとしては、まずは香里ヌヴェール学院というチームを知ってもらいたいですね。試合会場での振る舞い、戦い方をいろいろな方にご覧になってもらって「しっかりしたチームだな」といった感じで興味をもってもらいたいですね。あとは、相手チームには3年生が多くいると思いますが、1番上を目指して戦っていきたいと思います。

――.監督のやりがいを教えてください。
 選手の顔を見ているだけでワクワクするんですよ。まだまだ見られない部分もあるのですが、アンテナをはっていたら選手のちょっとした変化に気づくことが出来るんです。「あっ、この辺が前より良くなったな」とか。そんな時にやりがいを感じますね。今は選手たちからすごく情熱やパワーをもらっています。監督って楽しいですよ。

――阪本監督、貴重なお話を有難うございました。

第15回 香里ヌヴェール学院 阪本晃司監督「選手たちからすごく情熱やパワーをもらっています」

Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事