日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年9月10日日曜日

◆鹿島の代表DFコンビが強行完封!昌子「疲れは全然ない。大丈夫」(サンスポ)


大宮に勝利し、声援に応える金崎(右から2人目)ら鹿島イレブン=カシマ

 明治安田J1第25節第1日(9日、カシマスタジアムほか)代表ウイークの中断が明けて再開。8試合を行い、首位の鹿島が大宮を1-0で退け、3連勝で勝ち点55とした。W杯アジア最終予選のサウジアラビア戦から戻った昌子源(24)、植田直通(22)の代表DFコンビが堅守で貢献。C大阪は、こちらも代表組のFW杉本健勇(24)が2得点の活躍でFC東京に4-1で大勝し4位に浮上。川崎は横浜Mに3-0で快勝し、2位に上がった。

 鹿島が誇る“双璧”が堅守を披露。日本代表DFコンビ、昌子と植田の両センターバックが大宮の前に立ちはだかった。

 「完封は全員で戦って守った結果。(個人的には)思っていたよりは動けたけど、しっかりと練習をしてコンディションを上げていきたい」。無失点に抑えた植田は、冷静に振り返った。

 W杯ロシア大会アジア最終予選を終え、2人は6日深夜に帰国。過密日程と移動の疲れが懸念されたが、「疲れは全然ない。大丈夫」(昌子)。中2日のこの日、ともに先発出場した。前半12分、植田がマークしていたFW江坂に決定的なヘディングシュートを打たれる危ない場面があった。2人は常に声を掛け合い、守備のずれを修正していった。

 日本代表の手倉森コーチが視察した一戦。試合前にはブラジル人MFレオシルバが「残り10試合、全てが決勝戦のつもりで戦おう」とチームを鼓舞。昌子らがこれに呼応し、中盤とうまく連動した堅実な守りで大宮を零封した。

 昌子、植田を欠いたルヴァン杯準々決勝では仙台に2試合5失点で大会敗退。植田は「僕と(昌子)源君で引き締めていかないといけない」と話していた通り、2人が守備の手綱をしっかりと握ってチームは3連勝。リーグ連覇へ力強く進む。 (一色伸裕)

鹿島の代表DFコンビが強行完封!昌子「疲れは全然ない。大丈夫」

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